*《&ruby(アンティーク・ギアガジェット){古代の歯車機械};/Ancient Gear Gadget》 [#top]
 効果モンスター
 星4/地属性/機械族/攻 500/守2000
 (1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、
 カードの種類(モンスター・魔法・罠)を宣言して発動できる。
 このターン、自分のモンスターが攻撃する場合、
 相手はダメージステップ終了時まで宣言した種類のカードを発動できない。
 (2):1ターンに1度、「ガジェット」モンスターのカード名を1つ宣言して発動できる。
 エンドフェイズまで、このカードは宣言したカードと同名カードとして扱う。
//英語名:https://www.facebook.com/YuGiOhTCGEU/photos/a.979704092171729.1073741866.616190488523093/979704245505047/?type=3&theater

 [[ストラクチャーデッキR−機械竜叛乱−]]で登場した[[地属性]]・[[機械族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[自分]]の[[モンスター]]が[[攻撃]]する際に特定の種類の[[発動]]を制限する[[誘発効果]]、[[ガジェット]]の[[カード名]]をコピーする[[起動効果]]を持つ。~
 [[自分]]の[[モンスター]]が[[攻撃]]する際に特定の種類の[[発動]]を制限する[[誘発効果]]、[[ガジェット]]の[[カード名]]を[[コピー]]する[[起動効果]]を持つ。~

 (1)は、[[召喚・特殊召喚に成功した]][[ターン]]の[[自分]]の[[モンスター]]の[[攻撃]]に際し、特定の種類の[[カードの発動]]を封じる[[効果]]。~
 主力となる[[アンティーク・ギア]]のほとんどが[[魔法・罠カード]]に対して同様の[[発動]]制限をかけるので、この[[効果]]で狙うのは主に[[モンスター]]になるだろう。~
 なお、[[アンティーク・ギア]]以外の[[モンスター]]が[[攻撃]]する際にも[[適用]]される。~
 [[発動]]回数には制限がないため、[[《機械複製術》]]や[[《地獄の暴走召喚》]]で並べればすべての[[モンスター]]に[[発動]]制限を付与できる。~
 [[発動]]回数には制限がないため、[[《機械複製術》]]や[[《地獄の暴走召喚》]]で並べれば全ての[[カードの発動]]を制限できる。~

 (2)は[[ガジェット]]の[[カード名]]を得る[[効果]]。~
 [[《古代の機械合成獣》]]・[[《古代の機械巨竜》]]を[[アドバンス召喚]]する際に、どの[[ガジェット]]の[[効果]]を得させるのかを任意で決める事ができる。~
 とはいえ、前者は[[【古代の機械】]]でもあまり採用されず、後者は[[《歯車街》]]で[[特殊召喚]]する機会が多く、この[[効果]]を活かせる場面はあまりない。~
 [[《機動砦 ストロング・ホールド》]]の[[強化]]にも利用できるが、[[メリット]]は[[《機械複製術》]]に対応する点程度であり、あまり活かせない。~
 その[[《機械複製術》]]で同じ名前の[[ガジェット]]を[[デッキ]]から呼び出す事ができるので、[[【ガジェット】]]ではその目的で採用する事になるだろう。~
 [[《レッド・ガジェット》]]・[[《グリーン・ガジェット》]]・[[《イエロー・ガジェット》]]を[[特殊召喚]]すれば[[サーチ]][[効果]]を[[発動]]させつつ[[エクシーズ召喚]]に繋げられる。~
 [[上級モンスター]]の[[《ガジェット・ソルジャー》]]を2体呼び出す事なども可能。~

 [[アンティーク・ギア]]と[[ガジェット]]両方の名を持つため、この[[カード]]を[[リリース]]して[[アドバンス召喚]]した[[《古代の機械熱核竜》]]と[[《古代の機械合成竜》]]は(1)と(2)の[[効果]]を両方得られる。~
 [[《歯車街》]]の影響下では上記の2体は1体の[[リリース]]で[[アドバンス召喚]]できるため、この[[カード]]はそれらの[[リリース]]として最適と言える。~

-(2)の[[効果]]で[[カード名]]を変更している間は、[[アンティーク・ギア]]ではなくなってしまう。~
[[【古代の機械】]]で(2)の[[効果]]を使う機会自体が少ないため運用上の影響はほとんど無いが、[[《古代の機械合成獣》]]や[[《古代の機械巨竜》]]の[[効果]]のために使用する際には注意したい。~
-[[《古代の機械箱》]]で[[サーチ]]可能な数少ない[[アンティーク・ギア]]の1体。~
[[アンティーク・ギア]][[融合モンスター]]の[[融合召喚]]にも役立つ。~

-[[カード名]]を変更する[[効果]]としては珍しく、変更する[[カード名]]を持つ[[カード]]や、その[[カード名]]が記された[[カード]]等が必要ない。~
無論、[[《禁止令》]]などと同様実在しない[[カード]]を[[宣言]]することはできない。~
//そのため、変更先の[[カード名]]が実在するものであることを両[[プレイヤー]]が把握していなければならない。~
//とは言え、現状[[カード名]]を変更する意義はその[[カード]]の実物が[[デッキ]]にあるか、[[テキスト]]に[[カード名]]が記されている場合にしか存在しないので、[[相手]]に把握させることはできる。~
//無用なトラブルを避けるためにも実物を持参するなど、実際にその[[カード]]が存在することを[[相手]]が確認できるようにしておくことが望ましいだろう。~
//幻神獣族がOCGになかった頃のDNA改造手術とかの前例だと、存在しないものはそもそも宣言できないんじゃ
//カード名変えようとしたら相手にそんなカード無いだろって言われる、っていうのを防げって意味では
-(2)の[[効果]]について―~
[[カード名]]を変更する[[効果]]としては珍しく、変更する[[カード名]]を持つ[[カード]]や、その[[カード名が記されたカード]]等が必要ない。~
無論、[[《禁止令》]]などと同様実在しない[[カード名]]を[[宣言]]することはできない。~

-現在のところ、[[《レッド・ガジェット》]]・[[《グリーン・ガジェット》]]・[[《イエロー・ガジェット》]]以外の特定の[[ガジェット]]を指定した[[カード]]は存在しない。~
(2)の[[効果]]でその3体以外の[[ガジェット]][[モンスター]]の[[カード名]]を得ることはできるが、上述の[[《機械複製術》]]で展開できる利点のみである。~
--現在のところ、[[《レッド・ガジェット》]]・[[《グリーン・ガジェット》]]・[[《イエロー・ガジェット》]]以外の特定の[[ガジェット]]を指定した[[カード]]は存在しない。~
上述の[[《機械複製術》]]で展開を狙うなら、その3体以外の[[ガジェット]][[モンスター]]の[[カード名]]を得る意味も出てくる。~

-[[《古代の機械箱》]]で[[サーチ]]可能な数少ない[[アンティーク・ギア]]の1体。~
[[アンティーク・ギア]][[融合モンスター]]の[[融合召喚]]にも役立つ。~
--[[カード名]]を変更している間は、[[アンティーク・ギア]]ではなくなってしまう。~
[[【古代の機械】]]で(2)の[[効果]]を使う機会自体が少ないため運用上の影響はほとんど無いが、[[《古代の機械合成獣》]]や[[《古代の機械巨竜》]]の[[効果]]のために使用する際には注意したい。~

--完全な[[ネタ]]だが、元々は[[アンティーク・ギア]]でありながら、[[最新のデジタルガジェット>《サイバース・ガジェット》]]を名乗ることもできる。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメARC-Vの「明日香vsユーリ」戦でユーリが初使用。~
[[《古代の機械射出機》]]の[[効果]]で[[特殊召喚]]され、自身を[[《レッド・ガジェット》]]扱いにした直後に[[《古代の機械熱核竜》]]の[[アドバンス召喚]]のために[[リリース]]された。~
「素良vsユーリ」戦では、[[《古代の機械巨人》]]・[[《古代の機械飛竜》]]と共に[[《古代の機械究極巨人》]]の[[融合素材]]となった。~

--この[[カード]]は元々[[ガジェット]]の名を持つため、[[デュエル]]の構成上[[《レッド・ガジェット》]]扱いにする[[効果]]を使用した意味は特になかった。~
この[[デュエル]]では、ユーリは相手を意図的におちょくるような演技をしていたため、この[[効果]]の[[発動]]もその一環なのだろう。~
視聴者にこの[[カードの効果]]を説明するという意図もあったかもしれない。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[アンティーク・ギア]]
-[[ガジェット]]

-[[コピー]]

//―《古代の歯車機械》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[ストラクチャーデッキR−機械竜叛乱−]] SR03-JP000 &size(10){[[Ultra]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:
**FAQ [#faq]
***(1)の効果について [#faq1]
Q:[[《古代の歯車機械》]]で[[魔法カード]]が[[宣言]]されています。~
  [[攻撃]]をされた後[[ダメージステップ]]終了より前に[[《オッドアイズ・アークペンデュラム・ドラゴン》]]の[[ペンデュラム効果]]は[[発動]]できますか?~
A:はい、[[魔法カード]]が[[宣言]]されていても[[魔法カード]]の[[効果の発動]]はできるので、既に[[ペンデュラムゾーン]]に[[表側表示]]で存在している[[カード]]の[[ペンデュラム効果]]は[[発動]]できます。(18/02/12)

Q:[[《古代の歯車機械》]]で[[罠カード]]が[[宣言]]されています。~
  それよりも前に[[表側表示]]になっている[[《モンスターBOX》]]は[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:はい、[[罠カード]]が[[宣言]]されていても[[罠カード]]の[[効果の発動]]はできるので、既に[[表側表示]]で存在している[[《モンスターBOX》]]の[[効果]]は[[発動]]できます。(18/02/12)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

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