*《&ruby(ぐれんまじゅう){紅蓮魔獣}; ダ・イーザ/Gren Maju Da Eiza》 [#icbf36d8]
 効果モンスター
 星3/炎属性/悪魔族/攻   ?/守   ?
 このカードの攻撃力と守備力は、
 ゲームから除外されている自分のカードの数×400ポイントになる。

 [[混沌を制す者]]で登場した[[炎属性]]・[[悪魔族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[除外]]されている[[カード]]の枚数に比例して[[攻撃力]]・[[守備力]]が変動する[[永続効果]]を持つ。~

 [[除外]]されている[[カード]]が5枚で[[攻撃力]]2000の[[アタッカー]]、6枚で[[上級モンスター]]標準ラインの2400に成長。~
 徹底すれば[[攻撃力]]10000を超えるまでに成長させる事も可能である。~
 ただし、[[デッキ]]内にいる場合は「?」となり、[[《UFOタートル》]]による[[リクルート]]は不可能なので注意したい。~
 そのままでは攻守共に0ポイントなので[[除外]]軸[[デッキ]]でこそ活躍する[[モンスター]]である。~

 直接的に利用できる展開手段こそ恵まれていないが、[[《魔界発現世行きデスガイド》]]に対応するため一度[[エクシーズ召喚]]などを経由して[[蘇生]]・[[帰還]]させる事ができる。~
 [[《マクロコスモス》]]などの全体[[除外]]影響下では、[[《虚空海竜リヴァイエール》]]を[[エクシーズ召喚]]することでそのまま利用できる。~
 また、[[《炎星侯−ホウシン》]]にも対応し、こちらは[[シンクロ召喚]]の手間がかかる分、[[無効]]の[[デメリット]]がない。~
 [[《炎星侯−ホウシン》]]そのものは非[[チューナー]]の[[属性]]を問わないため、主軸となるものにあわせ調整はできる。~
 [[炎属性]]という事で、能動的な[[除外]]が行える[[ラヴァル]]や[[《焔征竜−ブラスター》]]を組み合わせ[[除外]]枚数を稼ぐのも手。
// [[炎属性]]という事で、能動的な[[除外]]が行える[[ラヴァル]]や[[《焔征竜−ブラスター》]]を組み合わせ[[除外]]枚数を稼ぐのも手。

 複数を採用するか、上記のギミックを用いないのであれば、[[除外]]枚数をそれなりに確保する必要がある。~
 [[除去]][[効果]]への[[耐性]]などは持ち合わせておらず、あくまで[[戦闘]]一辺倒であるため4、5枚程度では優先しがたい。~
 [[モンスター]]に限れば、一度[[墓地へ送る]]か、[[《次元の裂け目》]]などを早い段階で[[発動]]したうえで数を揃える必要があり、やや効率が悪い。~
 [[魔法・罠カード]]も計上するため、[[《マクロコスモス》]]・[[《閃光の追放者》]]などの無差別全体[[除外]]や、[[《ネクロフェイス》]]・[[《魂の解放》]]といった一度に多くの[[除外]]が行えるものを利用したい。~
 特に1枚を[[除外]]することで最終的に6枚の[[除外]]となり、爆発的に[[攻撃力]]のあがる[[《ネクロフェイス》]]との相性は良い。~
 再利用を狙いつつ、[[デッキ]]から[[除外]]されたこの[[カード]]を[[帰還]]させられれば理想的である。~
 [[守備力]]も上がるため[[【ネクロフェイス】]]では[[デッキ破壊]]による勝利が困難な場合でも、[[地雷]]的に利用する事もできる。~
 また安定性は高くないが、全体[[除外]]の影響下で[[《魔導雑貨商人》]]や[[《モンスターゲート》]]などを利用し大量の[[除外]]を行う事ができる。~

 [[カオス]]など[[墓地]]の特定[[カード]]を[[除外]]して[[特殊召喚]]されるような[[モンスター]]は多いが、それらの[[コスト]]を一旦確保し、その後この[[カード]]を展開する必要があり、相性はあまり良いとは言えない。~
 [[属性]]や[[種族]]面でこの[[カード]]も転用できるものならばともかく、基本的には採用は難しい。~
 [[《異次元の生還者》]]や[[《異次元の偵察機》]]は[[除外]]されてもすぐに[[帰還]]するため、[[除外]][[カード]]の枚数が増えにくい[[【次元帝】]]もあまり相性が良くない。~
 [[炎属性]]・[[悪魔族]]ではあるが爆発的に成長しても[[元々の攻撃力]]は0であり、[[《火霊術−「紅」》]]の[[コスト]]、[[《E−HERO ダーク・ガイア》]]の[[融合素材]]としては役に立たないので注意しよう。

-[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]を乱用する[[相手]]にはなかなか強い。~
万一[[フィールド]]で[[破壊]]されそうになっても、[[《月の書》]]等でカバーできる。

-似た[[効果]]を持つ[[《原始太陽ヘリオス》]]とは[[相手]]の[[カード]]をカウントするか否か、そして[[モンスター]][[カード]]以外の[[カード]]もカウントするか否かの差がある。~
[[《次元の裂け目》]]を起用する場合、[[《原始太陽ヘリオス》]]にはまず[[攻撃力]]で勝てるだろうが、[[《ヘリオス・デュオ・メギストス》]]からは勝てなくなるかもしれない。

-[[《E−HERO ヘル・ゲイナー》]]と相性がいい。~
[[コスト]]で[[除外]]する事によって、この[[カード]]の[[攻撃力]]を上昇させつつ[[2回攻撃]]を行うことができるようになるのである。

-背景は[[《沈黙の邪悪霊》]]と同一である。

//-[[英語名]]は日本語そのままである。

-モチーフはロボットアニメ「UFOロボ グレンダイザー」だと思われる。~
「紅蓮」の名通りのカラーリングで、一見して[[悪魔族]]らしい風貌をしているが、頭部にある二対の角と縦に並ぶ複数の突起、手首から腕の向きへ伸びるパーツなどは明らかにグレンダイザーを意識したデザインである。~
下半身は脚部のない独特な形状をしているが、翼の生え方などを見るにグレンダイザーを収納するスペイザーを基にしたものであると考えられる。

**関連カード [#h70617d8]
-[[《ディノインフィニティ》]]
-[[《終焉の精霊》]]

-[[《黄金のホムンクルス》]]
-[[《原始太陽ヘリオス》]]
-[[《ヘリオス・デュオ・メギストス》]] 
-[[《ヘリオス・トリス・メギストス》]]

-[[《ロストガーディアン》]]

-[[《合成魔獣 ガーゼット》]]
-[[《偉大魔獣 ガーゼット》]]

-[[《D.D.ダイナマイト》]]
-[[《墓荒らしの報い》]]

-[[《紅蓮の女守護兵》]]
-[[《紅蓮魔闘士》]]

**収録パック等 [#h11fb89a]
-[[混沌を制す者]] 306-024
-[[EXPERT EDITION Volume.2]] EE2-JP024

**FAQ [#jace5685]
Q:この[[カード]]に[[《収縮》]]を使った場合[[攻撃力]]はどうなりますか?~
A:その[[ターン]]の[[エンドフェイズ]]で[[《収縮》]]の[[効果]]がなくなるまでは0です。(09/06/10)

Q:元々の[[持ち主]]が[[自分]]である[[モンスター]]を[[相手]]が[[コントロール]]している時に、[[相手]]がその[[モンスター]]を[[《亜空間物質転送装置》]]の[[効果]]で[[除外]]した場合、その[[カード]]は[[除外]]されている[[自分]]の[[カード]]としてカウントされ[[自分]][[フィールド]]上に存在するこの[[カード]]の[[攻撃力]]がアップしますか?~
A:はい、[[攻撃力]]がアップします。(14/02/13)