*《&ruby(シエン){紫炎};の&ruby(あらむしゃ){荒武者};/Shien’s Daredevil》 [#q6502e77]
 効果モンスター
 星4/地属性/戦士族/攻1600/守1000
 このカードが召喚に成功した時、
 このカードに武士道カウンターを1つ置く(最大1つまで)。
 このカードに武士道カウンターが乗っている場合、
 このカードの攻撃力は300ポイントアップする。
 また、1ターンに1度、このカードに乗っている武士道カウンターを取り除き、
 フィールド上に表側表示で存在する武士道カウンターを
 置く事ができるカード1枚を選択して
 武士道カウンターを1つ置く事ができる。 

 [[EXTRA PACK Volume 4]]で登場する[[地属性]]・[[戦士族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[召喚に成功した]]時に自身に[[武士道カウンター]]を乗せる[[効果]]と、[[武士道カウンター]]によって[[自己強化]]する[[効果]]、自身に乗っている[[武士道カウンター]]を他の[[カード]]に移す[[効果]]を持つ。

 [[《魔導戦士 ブレイカー》]]同様、自身の[[効果]]により実質[[攻撃力]]1900の[[アタッカー]]として扱うことができる。~

 「[[紫炎]]」の[[カテゴリ>カードの名前]]に属するので、[[《六武の門》]]の[[蘇生]]に対応している。~
 しかしその場合この[[カード]]に[[武士道カウンター]]は乗らず、[[バニラ]][[モンスター]]となるので注意。~
 基本的には、より[[コスト]]の少ない[[サーチ]]・[[サルベージ]][[効果]]で、より[[ステータス]]の優秀な[[《真六武衆−キザン》]]や[[《六武衆の師範》]]を[[呼び込み>加える]][[特殊召喚]]するのが普通である。~
 その二者なら[[《六武の門》]]に更なる[[武士道カウンター]]も乗る。~

 [[召喚成功>召喚に成功した]]時に[[武士道カウンター]]が乗るが、有効な[[効果]]とは言い難い。~
 [[武士道カウンター]]を増やしたいのならば、そもそも[[六武衆]]を[[召喚]]すれば良い話である。~
 加えて、[[《六武の門》]]・[[《六武衆の結束》]]・[[《六武院》]]・[[《紫炎の道場》]]は全て[[特殊召喚]]にも対応している。~
 特に[[《六武の門》]]で乗る[[武士道カウンター]]は2つであり、この[[カード]]の[[カウンター]]生成能力は単体でも[[六武衆]]の[[召喚]]に劣る。~
 [[《六武の門》]]に限らず、これらの[[魔法カード]]が複数存在している場合も乗せられる[[カウンター]]の数は劣る。~
 また[[《六武衆の結束》]]・[[《六武院》]]・[[《紫炎の道場》]]の場合、[[六武衆]]の[[召喚]]と違い、移す[[効果]]まで使用しなければ[[武士道カウンター]]を増やしたことにならない点も注意。~
 [[《魔導戦士 ブレイカー》]]と同様に、[[《奈落の落とし穴》]]で処理されれば移す間もなく退散である。~
 さらに[[名前>カードの名前]]に[[六武衆]]が含まれていないことにより、[[召喚]]後に[[《真六武衆−キザン》]]や[[《六武衆の師範》]]を展開して[[武士道カウンター]]の数を稼ぐことも出来ない。~
 以上のことから、この[[カード]]に[[召喚]]権を割くことによって[[カウンター]]の増加をむしろ妨害する結果となってしまうことがほとんどである。~

 つまりこの[[効果]]は、現状[[《六武式風雷斬》]]を単体で使える程度の役割しか持っていない事になる。~
 とはいえ、最初からこれらの[[永続魔法]]が全て[[手札]]に来なかった場合のことを考えてこの[[カード]]を採用し、[[カウンター]]が稼げないのでは本末転倒である。

 また、[[武士道カウンター]]を他の[[カード]]に移す[[効果]]はあるが、実用性はほぼない。~
 現在存在する[[武士道カウンター]]を必要とする[[カード]]の全てが、「自身から取り除くが[[六武衆]]を[[召喚]]すれば自身に[[武士道カウンター]]が1つ以上乗るもの」、「[[自分]][[フィールド]]上の[[武士道カウンター]]を取り除くもの」のどちらかである。~
 そして、[[魔力カウンター]]のように[[モンスター]]に[[武士道カウンター]]を乗せる[[カード]]も存在しない以上、この[[カード]]自身の[[モンスター効果]]でしかこの[[カード]]に[[武士道カウンター]]は乗り得ない。~
 よって、この[[モンスター効果]]は現時点では使い道がない。~

 [[武士道カウンター]]以外の観点から見れば、単純に[[アタッカー]]クラスの[[攻撃力]]は持つが、自身は[[六武衆]]としてのサポートは受けられず、他の[[カード]]を「[[六武衆]]が存在する場合」としてサポートすることもできない。~
 現時点では[[効果]]を使う目的がない以上、[[《真六武衆−カゲキ》]]などを差し置いてまで[[召喚]]したいかは考え物。~
 この[[カード]]自体、他の[[カード]]との[[コンボ]]前提なので、仮に採用するにしてもよくよく考える必要があるだろう。

-[[カードの名前]]に「[[六武衆]]」を持たないことで、果たすべき目的を自身で妨害する[[カード]]デザインになってしまったとは皮肉な結果である。~

-海外では、この[[カード]]と同時に[[《六武式風雷斬》]]が登場しており、[[永続魔法]]を引けない場合でも[[発動]][[トリガー]]とできる利点は一応ある。~
ただし、[[《六武式風雷斬》]]は「[[自分]][[フィールド]]上の[[武士道カウンター]]を取り除く」ことが[[発動条件]]なので、やはり自身から[[カウンター]]を移す[[効果]]が生きることはない。

-「[[紫炎]]」は元々、海外で先行的に登場した[[《六武の門》]]において「Shien」として作られた[[カテゴリ>カードの名前]]なので、現在この[[カード]]は「[[紫炎]]」として扱える。~

-英語名の「Daredevil」とは、無鉄砲・がむしゃらな人のことを指す。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#gd617642]
-[[紫炎]]
-[[武士道カウンター]]

-[[《魔導戦士 ブレイカー》]]

//―《》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#vc8813e3]
-[[EXTRA PACK Volume 4]] EXP4-JP033

**FAQ [#aea413a9]
//Q:効果分類は何ですか?~
//A:(発売をお待ちください)

Q:最後の効果は、[[対象]]を取りますか?~
A:はい、[[武士道カウンター]]を置く事ができる[[カード]]1枚を[[対象]]に取ります。(11/09/18)

Q:最後の効果の、取り除く行為はコストですか?~
A:いいえ、[[効果]]処理になります。(11/09/18)

Q:[[武士道カウンター]]を移動する[[効果]]の解決時に[[対象]]となった[[カード]]が表側表示で存在しなくなった場合この[[カード]]に乗っている[[武士道カウンター]]はどうなりますか?~
A:その場合も取り除く処理は行います。(11/09/21)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。