*《&ruby(しっこく){漆黒};の&ruby(ひょうせんし){豹戦士};パンサーウォリアー/Panther Warrior》 [#qa972fa8]
 効果モンスター
 星4/地属性/獣戦士族/攻2000/守1600
 このカードは、自分フィールド上に存在するモンスター1体を
 リリースしなければ攻撃宣言する事ができない。
 [[「遊戯王デュエルモンスターズIII 三聖戦神降臨」攻略本上巻 付属カード>書籍付属カード#a1c64c84]]で登場した[[地属性]]・[[獣戦士族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[デメリット]][[アタッカー]]の1体であり、[[攻撃]]するために[[リリース]]を必要とする[[効果]]を持つ。~

 [[攻撃]]時に[[モンスター]]を1体[[リリースする]]必要があるため、非常に扱い難い。~
 同じ[[レベル]]・[[種族]]・[[属性]]・[[攻撃力]]の[[《ジェネティック・ワーウルフ》]]が存在するため、存在意義を見いだすのは難しい。~
 そもそも[[リリース]]する[[モンスター]]がいるならば、[[シンクロ召喚]]や[[アドバンス召喚]]などを行った方がいいだろう。

 「[[墓地]]に落ちることで[[効果]]を発揮する[[モンスター]]」と比較的相性が良いものの、やはり難でしかない。~
 その用途でも、[[《キャノン・ソルジャー》]]の方が[[攻撃宣言]]を必要としない分使いやすいと思われる。~

-リリースは「[[永続効果]]の[[コスト]]」として扱うため[[チェーンブロック]]は作らない。~
--[[コスト]]なので[[《生贄封じの仮面》]]や[[《霧の王》]]が存在する場合は[[攻撃宣言]]をする事が出来ない。~
ただし[[攻撃宣言]]時に[[《生贄封じの仮面》]]が[[発動]]された場合、既に[[コスト]]は払われているため、その時点の[[攻撃]]は止められない。

-原作・アニメにおいて―~
城之内の使う主力[[カード]]の1体。~
「バトルシティ編」においては、ほぼ全ての[[デュエル]]に登場した。~
初登場は「城之内vsレアハンター」戦で、そのパワーに反して地味な扱いだった。~
[[攻撃]]名は「黒・豹・疾・風・斬」。~

--原作では[[デメリット]]無しで、[[攻撃力]]2000という優良[[アタッカー]]だった。~
さすがにこのままでは問題があると判断されて、OCG化の際に[[デメリット]][[モンスター]]となったのだろう。~
アニメではOCGに準拠しており、[[コスト]]確保の[[《スケープ・ゴート》]]と一緒で使われることが多かった。~
なお、[[デメリット]]のために[[攻撃]]のチャンスを失った事は、アニメオリジナル「乃亜編」での「遊戯&城之内vsビッグ5」戦と「ドーマ編」の「城之内vsダイナソー竜崎」戦の2回しかない。~

--アニメGXにおいて「吹雪vs明日香」戦で吹雪が使用。~
OCG化に伴い付加された[[効果]]を「孤高の戦士」と表現しており、この[[カード]]の設定を作り上げていた。~
この時は専用[[装備魔法]]《運命の導き》や[[罠カード]]《奇跡の瞬間》が[[サポートカード]]として登場している。~
また、地下通路で十代を取り囲むゾンビ生徒の一人が使用している。~
異世界でヘルカイザー亮とエドが連れて来た援軍に加わっていた。~
「十代vsミスターT」(1戦目)でミスターTが使用した[[罠カード]]《ゼロ・ゲイザー》の[[イラスト]]に描かれている。

--遊戯王Rにも登場。~
「城之内vsピート・コパーマイン」戦ではその高[[攻撃力]]を生かして先陣を切るが、[[魔法カード]]《獣化の宝珠》により《パラ・ミュータント》を《リカント・ロープ》に変化させられてしまい返り討ちにされた。~

-コナミのゲーム作品において―~
DM3は[[生け贄召喚]]のルールが初搭載されたゲームであったが、[[モンスター効果]]はシステム上[[起動効果]]しか存在しなかった。~
そのため、[[《地雷蜘蛛》]]や[[《ダーク・エルフ》]]等の[[デメリット]][[アタッカー]]が[[通常モンスター]]として収録され[[アタッカー]]として活躍したが、なぜかこのカードだけは6つ星モンスターにされ、活躍の場を奪われた。~
DM7ではレベル4・[[攻撃力]]2000の[[効果]]なし[[モンスター]]で、最後まで活躍できる[[モンスター]]になっている。~
ちなみに[[テキスト]]は、「風よりも速い攻撃をする。そのスピードは100キロをこえる。」。~
--[[DUEL TERMINAL]]ではこのカードと[[《時の魔術師》]]をスキャンすると城之内をイメージした隠し[[デッキ]]「ギャンブル・ランブル」が出現する。~
城之内が使用した[[ギャンブル]][[カード]]が中心となっているが、[[《天使のサイコロ》]]等のOCG化で大幅に弱体化した[[カード]]が多く、扱いづらい。~


**関連カード [#h70617d8]
-[[《味方殺しの女騎士》]]
-[[《ダーク・エルフ》]]
-[[《霞の谷のファルコン》]]

-[[《トリプル・ヴァイパー》]]
-[[《インセクト女王》]]

**収録パック等 [#w8de258d]
-[[STRUCTURE DECK−城之内編−]] JY-05
-[[LIMITED EDITION 3>LIMITED EDITION#ke3b0eac]] L3-04 &size(10){[[Ultra]]};
-[[「遊戯王デュエルモンスターズIII 三聖戦神降臨」攻略本上巻 付属カード>書籍付属カード#a1c64c84]] G3-B1 &size(10){[[Ultra]]};
-[[DUEL TERMINAL −魔轟神復活!!−]] DT04-JP005

**FAQ [#ma71ac81]
Q:[[リリース]]は[[コスト]]ですか?~
A:[[攻撃宣言]]を行うための[[コスト]]です。(09/05/17)

Q:[[《スキルドレイン》]]が存在する場合は[[攻撃宣言]]時に[[モンスター]]を[[リリース]]しますか?~
A:いいえ、[[モンスター]]を[[リリース]]せず[[攻撃宣言]]できます。(09/07/16)