遊戯王カードWiki - 《真竜皇リトスアジムＤ》のバックアップ(No.10)

《真竜皇(しんりゅうおう)リトスアジムＤ(ディザスター)》 †

効果モンスター
星９/地属性/幻竜族/攻2500/守2300
「真竜皇リトスアジムＤ」の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：自分メインフェイズに発動できる。
このカード以外の手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、
地属性モンスターを含むモンスター２体を破壊し、このカードを手札から特殊召喚し、
地属性モンスター２体を破壊した場合、
相手のエクストラデッキを確認してその中からモンスターを３種類まで選んで除外できる。
(2)：このカードが効果で破壊された場合に発動できる。
自分の墓地から地属性以外の幻竜族モンスター１体を選んで特殊召喚する。

　レイジング・テンペストで登場した地属性・幻竜族の最上級モンスター。
　自身を特殊召喚する起動効果とそれに付随する除外効果、効果で破壊された場合に地属性以外の幻竜族を蘇生する誘発効果を持つ。

　他の真竜皇と比べると効果によってボード・アドバンテージを取れないが、相手のエクストラデッキから任意のモンスターを削る効果を持つ。
　効果の性質上デュエル序盤での発動が好ましく、《スケープ・ゴート》・《超カバーカーニバル》・《クラスター・ペンデュラム》等を用いて迅速に特殊召喚の準備を整えたい。
　地属性で統一された十二獣とは比較的相性が良く、《十二獣モルモラット》で破壊対象を増やしたり、破壊を《十二獣ラビーナ》・《十二獣ラム》のトリガーにできる。
　その他の地属性モンスターには破壊効果とのシナジーを持つモンスターが少ないが、単純にモンスター数を確保しやすい【ギアギア】や【ブンボーグ】に入れるのも良いだろう。

　ピーピングも兼ねた除外効果により、相手の動きを制限できるが、前述のようにボード・アドバンテージを動かすことはできない。
　エクストラデッキに依存したデッキ以外に対しての発動は慎重に行うべきだろう。

　(2)の効果は地属性以外の幻竜族を蘇生させる効果。
　《真竜皇バハルストスＦ》の効果でこのカードをリクルートすれば互いを特殊召喚し合うループを組める。

除外できる枚数はあくまでも１種類につき１枚であり、同名カードが複数存在する場合にその同名カードが全て除外されるわけではない。

このモンスターは《十二獣の方合》のイラストで地属性の十二獣と敵対しているようである。

カード名の由来は「リトス」＋「イスムルアジム」だろうか。
「リトス」とはギリシャ語で「石」という意味。
「イスムルアジム」とはイスラム教における唯一神アッラーフ（アッラー、アラーとも）の名前の一つ。
アッラーフには百引く一の名前があり、それらを列挙する者は天国に迎えられるとされ、イスラム教徒においてこの99の美名を暗誦することは神の名を忘れないという信仰の現れとして修行の一部となっている。
しかし、それらとは別にアッラーフは最も偉大な100番目の名前があり、その名前こそが「イスムルアジム」とされている。
ディザスターに関しては《ＣＮｏ.８８ギミック・パペット－ディザスター・レオ》を参照。
- また、他の真竜皇の存在を鑑みると、モチーフは「ヨハネの黙示録」に登場する３体の獣のうちの１つである「子羊のような二本の角を持ち、地中から上って来る獣」だろうか。

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