*《&ruby(はりむし){針虫};の&ruby(そうくつ){巣窟};/Needlebug Nest》 [#u42d313a]
 通常罠
 自分のデッキの上からカードを5枚墓地へ送る。

 [[THE DUELIST GENESIS]]で登場した[[通常罠]]。~
 [[デッキ]]の上から5枚の[[カード]]を[[落とす]][[墓地肥やし>墓地を肥やす]]の[[効果]]を持つ。~

 [[《おろかな埋葬》]]のようにピンポイントで落として狙った戦術を始動できるわけではないが、[[アドバンテージ]]面だけ見ればそれらと同等以上の可能性を秘める。~
 [[コスト]]や[[発動条件]]が無いため、序盤から安心して[[墓地を肥やす]]事ができる。~
 しかし、[[罠カード]]であるが故に1[[ターン]]待たねば[[発動]]できないというタイムラグが痛い。~
 [[墓地肥やし>墓地を肥やす]][[カード]]としてはある種の[[発動条件]]と言えるほどであり、[[エンドサイク]]等も掻い潜らなければならない。~
 また、手軽に[[墓地を肥やす]][[カード]]としては、[[ライトロード]]や[[《カードガンナー》]]も存在しており、これらは[[墓地肥やし>墓地を肥やす]][[効果]]に加えて優秀な[[モンスター効果]]も有している。~
 これらは使いきりの[[罠カード]]と違い、即座に[[ディスアドバンテージ]]とはならない。~

 この[[カード]]自体は決して弱くないが、上記の点から全体的に中途半端さが否めない。~
 短期決着を目標とする[[ビートダウン]]では、即効性がある上に[[墓地]]へ送りたい[[カード]]をピンポイントで送れる[[《おろかな埋葬》]]・[[《終末の騎士》]]等が優先される。~
 一応[[《人造人間−サイコ・リターナー》]]の場合、上手くいけば[[デッキ]]から[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]と同時に[[墓地]]へ送り[[効果]]が使えるという[[メリット]]があるが、運が絡むので少々苦しい。~
 [[ランダム]]の[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]にしても前述の[[ライトロード]]等、多くのライバルが存在する。~
 ただしそれらにしても[[エンドフェイズ]]までの維持等、クリアしなければならない条件はあり、また[[《一族の結束》]]等をはじめとする[[カード]]の登場もある。~
 質より量を重視する[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]を目的とする場合にはこちらが有用であることも多くなっており、そうした[[デッキ]]での採用は十分検討できる性能である。~

-[[コスト]]ではないため、[[《マクロコスモス》]][[適用]]下であっても問題無く[[発動]]可能。~
無論、[[墓地へ送る]]代わりに[[除外]]する事になるが。~

-[[自分]]の[[デッキ]]の枚数が5枚未満の時は[[発動]]できない。

-[[カード名]]・[[イラスト]]・[[効果]]から[[《ニードルワーム》]]を意識していると思われる。~
[[イラスト]]には16体もの[[《ニードルワーム》]]と思しき針虫が描かれているが、頭部の形が若干異なる。~
また、1匹だけ[[《ラーバモス》]]と同じ配色の個体が含まれている。~

-読みは「はりむしのそうくつ」であって、「はりむしのすくつ」ではない。~
よく間違われる読み方であるため、[[《マインドクラッシュ》]]などで[[カード名]]を[[宣言]]する場合には気をつけておきたい。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXの「十代vsクロノス」(2戦目)で十代が、[[発動]]時に[[デッキ]]の上から[[カード]]を5枚[[墓地へ送る]][[魔法カード]]《テイク・オーバー・5》を使用している。~
こちらは[[墓地]]にある限り[[自分]]の[[カード]][[効果]]で[[カード]]を[[デッキ]]から[[墓地]]に送るのを[[無効]]にする[[デメリット]]と[[発動]]した次の[[スタンバイフェイズ]]に[[手札]]、[[デッキ]]、[[墓地]]にある[[同名カード]]を全て[[除外]]する事で[[カード]]を一枚[[ドロー]]する[[効果]]を持つ。~
また、「十代vsミスターT(ヨハン)」戦にてミスターT(ヨハン)が使用した[[罠カード]]《鉱山爆破》に[[効果]]が類似している。~
こちらには「次の[[ドローフェイズ]]に[[ドロー]]できない」という[[デメリット]]が存在したため[[下位互換]]である。~

--漫画GXの「十代vs三沢」(2戦目)でも、十代が[[魔法カード]]《フュージョン・バース》を使用している。~
こちらには追加[[効果]]として、[[デッキ]]から[[墓地へ送った]]5枚の中に[[融合素材]]が含まれていれば[[融合モンスター]]を[[特殊召喚]]できるという[[効果]]が付いており、この[[カード]]の[[上位互換]]と言える。

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#z6ece79b]
-[[《苦渋の選択》]]

-[[《デステニー・デストロイ》]]
-[[《デビル・コメディアン》]]
-[[《ラヴァル・ガンナー》]]
-[[《リチュア・ノエリア》]]

-[[《武神帝−カグツチ》]]

//―[[イラスト]]関連
//-[[《ニードルワーム》]]
//-[[《ラーバモス》]]

**収録パック等 [#o55978dd]
-[[THE DUELIST GENESIS]] TDGS-JP079 &size(10){[[N-Rare]]};
-[[DUELIST EDITION Volume 3]] DE03-JP033
-[[デュエリストセット Ver.ライトロード・ジャッジメント]] DS14-JPL31 &size(10){[[Ultra]]};

//**FAQ
//Q:~
//A:

//質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//質問だけの投稿はお止めください。
//未発売カードに限り、(A:発売をお待ちください)とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。