聖光の宣告者(セイント・デクレアラー)

エクシーズ・効果モンスター
ランク2/光属性/天使族/攻 600/守1000
レベル2モンスター×2
このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
自分の墓地のモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターを手札に加え、
その後、手札を1枚持ち主のデッキに戻す。
「聖光の宣告者」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

 JUDGMENT OF THE LIGHTで登場した光属性天使族エクシーズモンスター
 墓地モンスター1体をサルベージし、手札1枚をデッキ戻す手札交換効果を持つ。

 前半のサルベージ効果は、対象モンスターに制限がなく、《死者転生》に近い。
 しかし後半の効果手札を1枚失うことになるので、単純なサルベージ効果とは言い切れない。

 後半の手札デッキ戻す効果は、サルベージしたモンスター対象に出来、状況に応じたカードを選択しデッキ戻すことができる。
 回収したモンスターデッキ戻すのであれば《無欲な壺》効果に近くなる。

 墓地モンスター手札に回収するだけであれば、《死者転生》等の代替手段は多い。
 《死者転生》と比較すると、《死者転生》手札1枚を墓地に捨てるが、こちらは手札1枚をデッキに戻す効果という差がある。
 墓地効果を発揮するモンスターが多ければ、《死者転生》手札コストが有効になる場合もある。
 《ナーガ》等のデッキに戻すことで効果を発動するカードデッキから特殊召喚される/バスターモンスターを用いるデッキならば、デッキ戻す効果コンボとして使用できる。

 レベルエクシーズモンスターであり、レベルモンスターを中心とするデッキで使用することになる。
 《創造の代行者 ヴィーナス》《ボルト・ヘッジホッグ》《トライワイトゾーン》等を使用するデッキや、《鬼ガエル》《粋カエル》コンボを使える【ガエル】ならエクシーズ召喚は容易。
 《創造の代行者 ヴィーナス》の場合、手札にある《神聖なる球体》デッキに戻してから特殊召喚することでボード・アドバンテージに変えることも可能。
 また、【魔導書】なら過剰に素引きした魔導書《昇霊術師 ジョウゲン》を戻しつつ、《ネクロの魔導書》を介さずに《魔導法士 ジュノン》を実質蘇生することができる。

関連カード

収録パック等

FAQ

Q:自分墓地モンスターが存在する時に発動コストとして取り除いたエクシーズ素材モンスター手札に戻せますか?
A:はい、戻せます。(13/04/20)

Q:選択した墓地カードチェーンして発動された《D.D.クロウ》効果などによって効果解決時墓地に存在しなくなった場合、手札を戻す処理を行いますか?
A:いいえ、行いません。(13/04/20)

Q:このカード効果融合シンクロエクシーズモンスターエクストラデッキに戻した場合でも、その後手札カードデッキに戻す処理は行ないますか?
A:はい、行います。(13/04/24)

Q:《エクスチェンジ》等で自分手札に「元々の持ち主相手カード」があるとします。
  《聖光の宣告者》の効果相手カードデッキに戻す場合、それを相手に確認させる必要がありますか?
A:はい、本来ならばこのモンスター効果で戻すカード相手に見せる必要はありませんが、相手デッキに戻す場合はカードの効果としてではなく問題発生を防ぐための行為としてそれが間違いなく相手カードであるかをお互いに確認してください。(13/04/29)