*《絶対魔法禁止区域/Non-Spellcasting Area》 [#p6fe1e22]
*《&ruby(ぜったいまほうきんしくいき){絶対魔法禁止区域};/Non-Spellcasting Area》 [#top]
 永続魔法
 フィールド上に表側表示で存在する全ての
 効果モンスター以外のモンスターは魔法の効果を受けない。

 [[ガーディアンの力]]で登場した[[永続魔法]]。~
 「[[効果]]を持たない[[モンスター]]」に[[《ホルスの黒炎竜 LV6》]]のような[[魔法>魔法カード]][[耐性]]を持たせる。~
 [[通常モンスター]]のみならず、[[融合モンスター]]や[[儀式モンスター]]でも、[[効果]]を持っていないのであれば、[[魔法>魔法カード]][[耐性]]を得ることができる。~
 [[《早すぎた埋葬》]][[《自律行動ユニット》]]で[[蘇生]]された場合は、それが[[破壊]]されても[[フィールド]]に留まる。~
 [[《光の護封剣》]][[《平和の使者》]]等[[攻撃]]を封じる[[ロック]]系[[魔法>魔法カード]]も無視して[[攻撃]]が可能。~
 「[[効果モンスター以外のモンスター]]」に[[魔法カード]]の[[効果を受けない]][[耐性]]を付与する[[効果]]を持つ。~

 ただ、逆に言えば[[効果]]を持たない[[モンスター]]を[[魔法カード]]で補助できなくなってしまうということでもある。~
 このカードを使う場合、[[攻撃力]]強化系[[装備魔法]]・[[フィールド魔法]]や[[《融合》]]を使うのは控えた方が無難である。~
 なお、[[《突然変異》]][[《孵化》]]によって[[生け贄に捧げる]]ことは[[効果]]ではなく[[コスト]]であるため、問題なく利用できる。~
 [[通常モンスター]]だけでなく、[[融合>融合モンスター]]・[[シンクロ>シンクロモンスター]]・[[エクシーズ>エクシーズモンスター]]・[[リンクモンスター]]でも、[[効果モンスター]]でないなら[[魔法>魔法カード]][[耐性]]を得られる。~
 だが、[[《地砕き》]]や[[《光の護封剣》]]が多用されていた時代ならともかく、[[除去]]の主力が[[モンスター効果]]と[[罠カード]]になった現在では、[[魔法カード]]だけへの[[耐性]]は頼りない感がある。~
 2枚以上重複すると使い道がない点なども相まって、[[【通常モンスター】]]系列でも採用率は高くない。~
 [[《暴君の威圧》]]と組み合わせれば、[[魔法・罠カード]]全般への[[耐性]]は得られるが、[[モンスター効果]]に対しては無力。~
 そのため、盤石にしたいなら[[《暴君の暴言》]]か[[《スキルドレイン》]]も合せて使いたい。~

 [[攻撃力]]の高い[[《青眼の白龍》]][[《青眼の究極竜》]]等に[[魔法>魔法カード]][[耐性]]を付与できれば、かなり強力だろう。~
 [[【青眼の白龍】]]では[[相手]]の[[魔法>魔法カード]][[効果]]から守るだけでなく、[[《滅びの爆裂疾風弾》]]の[[デメリット]]もなくすこともできる。
 単体で使うのであれば、[[自分]]の[[魔法>魔法カード]][[効果]]に対しても[[耐性]]が得られる点を活かした戦術をとりたい。~
 自発的に[[耐性]]を活かす方法には、[[《ブラック・ホール》]]で[[相手]][[モンスター]]だけ全滅させる、[[《戦線復活の代償》]]の[[自壊]][[デメリット]]を打ち消す、といった方法が挙げられる。~
 ただし[[《思い出のブランコ》]][[《黙する死者》]]などの「[[デメリット]]を受けた状態で[[特殊召喚]]する」[[カード]]の[[デメリット]]はこの[[カード]]でも無視できない(すでに受けた[[効果]]を後から打ち消す事はできない)。~
 また、[[《滅びの爆裂疾風弾》]]使用時に[[《青眼の白龍》]]が[[攻撃]]できなくなる[[デメリット]]などは、[[効果外テキスト]]([[誓約効果]])であるため無視できない。~
 同様に、[[《馬の骨の対価》]]・[[《孵化》]]などで[[コスト]]にする事は可能である。

-《絶対魔法禁止区域》[[発動]]後に[[《滅びの爆裂疾風弾》]]を[[発動]]すれば[[相手]][[モンスター]]を全て[[破壊]]し、[[攻撃]]できない[[デメリット]]も[[無効]]となる。~
ただし、[[《滅びの爆裂疾風弾》]][[発動]]後に《絶対魔法禁止区域》を[[発動]]しても[[攻撃]]できない[[デメリット]]は[[無効]]にならない。
-[[トークン]]は全て[[通常モンスター]]扱いなので、この[[カード]]の恩恵を受けられる。~
また、[[《アポピスの化神》]][[《コピー・ナイト》]]などの[[通常モンスター]]として扱われる[[罠モンスター]]にも有効であり、これらは[[《サイクロン》]]などの[[魔法・罠除去]]も受けなくなる。~

-[[《真紅眼の黒竜》]]を対象にして[[発動]]しているため、[[《黒炎弾》]]との[[コンボ]]はできない。~
《絶対魔法禁止区域》[[発動]]後に[[《黒炎弾》]]を[[発動]]すると、[[攻撃]]できない[[デメリット]]は[[無効]]になるが、[[ダメージ]]も[[無効]]になる。~
先に[[《黒炎弾》]]を[[発動]]していると、その後に《絶対魔法禁止区域》を[[発動]]しても[[攻撃]]できない[[デメリット]]は[[無効]]にならない。~
同様に、[[《黙する死者》]]の[[攻撃]]できない[[デメリット]]も[[無効]]にする事はできない。~
[[誓約効果]]的なものには注意が必要となる。
-「[[効果]]を持たない」ことと「[[効果モンスター]]でない」ことはイコールではない。~
例えば[[《剣闘獣エセダリ》]]や[[《E・HERO マッドボールマン》]]は[[効果外テキスト]]しか持たず[[モンスター効果]]を持たないが[[効果モンスター]]である。~

-[[《ブラック・ホール》]]に飲み込まれる[[《ゴブリン突撃部隊》]]。~
相変わらずやられ役である。~
《絶対魔法禁止区域》で身を守っているのは[[《ヂェミナイ・エルフ》]]である。
-「[[効果モンスター以外のモンスター]]」全般をサポートする[[カード]]の開祖であり、かつては[[効果]]のない[[融合モンスター]]等を擁護する際にしばしば引き合いに出された。~
([[《補充要員》]]の方が登場自体は古いが、あちらは[[攻撃力]]1500以下限定である。)~
例えば「[[《大地の騎士ガイアナイト》]]は《絶対魔法禁止区域》の[[サポート>サポートカード]]を受けられるので([[エラッタ]]前の)[[《ゴヨウ・ガーディアン》]]の完全[[下位互換]]ではない」など。~
とはいえ、現在は「[[効果モンスター以外のモンスター]]」の[[サポートカード]]や[[効果モンスター]]のみに対する[[メタカード]]も増加してより差別化されており、この[[カード]]を優先する事は少ないだろう。~

**関連カード [#zdca9245]
-[[イラスト]]では、[[《ゴブリン突撃部隊》]]が[[《ブラック・ホール》]]に飲み込まれている。~
彼らのやられ役としての歩みはここから始まった。~
《絶対魔法禁止区域》で身を守っているのは[[《ヂェミナイ・エルフ》]]である。~

--背景が酷似している[[イラスト]]というのはいくつか存在するが、この[[カード]]のように他の[[カード]]の[[イラスト]]の構図がほぼそのまま流用されているものは珍しい。

**関連カード [#card]
-[[《砂塵の結界》]]

-[[効果モンスター以外のモンスターに関するカード>効果モンスター以外のモンスター#card]]

―名前関連
-[[《絶対不可侵領域》]]

-[[《超自然警戒区域》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《ゴブリン突撃部隊》]]
-[[《ヂェミナイ・エルフ》]]

-[[《ブラック・ホール》]]

**収録パック等 [#c5ee773b]
-[[EXPERT EDITION Volume.1]] EE1-JP205
//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[ガーディアンの力]] 304-043
-[[STRUCTURE DECK−マリク編−]] SDM-051
-[[EXPERT EDITION Volume.1]] EE1-JP205

**FAQ [#m591e272]
Q:[[自分]][[フィールド]]上に[[《早すぎた埋葬》]]を装備した[[《青眼の白龍》]]と《絶対魔法禁止区域》が存在します。~
  この状態で[[《大嵐》]]が[[発動]]し、[[《早すぎた埋葬》]]《絶対魔法禁止区域》が[[破壊]]されるとどうなりますか?~
**FAQ [#faq]
Q:[[自分]][[フィールド]]に[[《早すぎた埋葬》]]を[[装備]]した[[《青眼の白龍》]]と《絶対魔法禁止区域》が存在します。~
  この状態で[[《大嵐》]]が[[発動]]し、[[《早すぎた埋葬》]]と《絶対魔法禁止区域》が同時に[[破壊]]されるとどうなりますか?~
A:[[《青眼の白龍》]]は[[フィールド]]に留まります。

Q:《絶対魔法禁止区域》[[発動]]中に[[通常モンスター]]を[[《光神化》]]などで[[特殊召喚]]した場合、[[自壊]]を免れることはできますか?~
A:いいえ、できません。~
  [[自壊]]は[[誓約効果]]と考えられ、これらでは[[無効]]化されません。(07/04/05)
Q:《絶対魔法禁止区域》[[適用]]中に[[通常モンスター]]を[[《光神化》]]で[[特殊召喚]]した場合、[[自壊]]を免れることはできますか?~
A:いいえ、できません。(14/04/16)
//A:できます。(10/08/15)

Q:《絶対魔法禁止区域》[[適用]]中に[[効果]]を持たない[[融合モンスター]]を[[《簡易融合》]]で[[特殊召喚]]した場合、「[[攻撃]]不可」「[[破壊]]」はどうなりますか?~
A:両方とも[[適用]]されます。(11/05/09)

Q:《絶対魔法禁止区域》[[適用]]中に[[《リバース・オブ・ネオス》]]を[[発動]]した場合、[[特殊召喚]]された[[《E・HERO ネオス》]]は[[攻撃力]]がアップし、[[エンドフェイズ]]に[[自壊]]しますか?~
A:その場合でも、[[《リバース・オブ・ネオス》]]の[[効果]]で[[特殊召喚]]された[[《E・HERO ネオス》]]の[[攻撃力]]は1000アップし、[[エンドフェイズ]]に[[破壊]]されます。(14/03/24)
//A:[[攻撃力]]アップも[[自壊]]も[[適用]]されません。(10/08/25)

Q:《絶対魔法禁止区域》が[[適用]]中の時、[[《X−ヘッド・キャノン》]]に[[《Y−ドラゴン・ヘッド》]]を[[装備]]しました。~
  [[《X−ヘッド・キャノン》]]が[[戦闘]]で[[破壊]]される時、[[《Y−ドラゴン・ヘッド》]]が代わりに[[破壊]]されますか?~
A:この場合でも[[《Y−ドラゴン・ヘッド》]]が代わりに[[破壊]]されます。(09/06/26)

Q:《絶対魔法禁止区域》が[[適用]]中の時、[[《X−ヘッド・キャノン》]]に[[《ミスト・ボディ》]]を[[装備]]しました。~
  [[《X−ヘッド・キャノン》]]は[[戦闘]]では[[破壊]]されなくなりますか?~
A:この場合、[[《ミスト・ボディ》]]を[[装備]]した[[通常モンスター]]は[[戦闘]]によって[[破壊]]されます。(09/06/26)

Q:[[再度召喚]]されていない状態([[通常モンスター]]扱い)の[[デュアルモンスター>デュアル]]には[[適用]]されますか?~
A:[[適用]]されます。(10/07/15)

Q:[[《ハードアームドラゴン》]]を[[リリース]]して[[アドバンス召喚]]した[[《青眼の白龍》]]は、この[[カード]]の持つ[[効果]]が[[適用]]されますか?~
A:はい、[[適用]]されます。~
  この場合[[《青眼の白龍》]]は[[カードの効果]]では[[破壊]]されず[[魔法カード]]の[[効果]]を受けなくなります。(14/05/24)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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