*《&ruby(じばくしん){地縛神}; &ruby(クシル){Cusillu};/Earthbound Immortal Cusillu》 [#top]
 効果モンスター
 星10/闇属性/獣族/攻2800/守2400
 「地縛神」と名のついたモンスターはフィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
 フィールド魔法カードが表側表示で存在しない場合このカードを破壊する。
 相手はこのカードを攻撃対象に選択できない。
 このカードは相手プレイヤーに直接攻撃できる。
 また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが戦闘によって破壊される場合、
 代わりにこのカード以外の自分フィールド上のモンスター1体を
 リリースして相手のライフポイントを半分にできる。

 [[ANCIENT PROPHECY]]で登場した[[闇属性]]・[[獣族]]の[[最上級モンスター]]。~
 [[地縛神]]共通の[[効果]]と、[[戦闘破壊]]される代わりに他の[[モンスター]]を[[リリースする]]ことで[[相手]][[ライフ]]を半減する[[永続効果]]を持つ。~

 [[地縛神]]では唯一の[[獣族]]であり、相性の良い[[種族]][[サポート>サポートカード]]は中々に多い。~
 特に[[《エアーズロック・サンライズ》]]で[[蘇生]]できるのは、[[《終末の騎士》]]等で容易に[[墓地]]へ落とせるこの[[カード]]にとって大きな利点である。~
 [[獣族]]は[[戦闘]][[補助カード>サポートカード]]が多く、[[《野性解放》]]や[[《キャトルミューティレーション》]]はこの[[カード]]による[[戦闘ダメージ]]をほぼ倍に引き上げることができる。~
 他の[[獣族]]がいれば[[《バーサーキング》]]や[[《ビーストライザー》]]などでの[[火力]]アップもできるため、場合によっては[[1ターンキル]]も狙えるだろう。~
 [[デッキ]]の[[モンスター]]を[[レベル]]2以下の[[獣族]]に集中させれば、[[《魔獣の懐柔》]]で[[アドバンス召喚]]の為の[[リリース]]を稼げ、[[《No.64 古狸三太夫》]]が存在すれば高[[攻撃力]]の[[影武者狸トークン]]も並べることもできる。~

 採用する[[フィールド魔法]]には[[獣族]]の[[攻撃力]]を上げる[[《クローザー・フォレスト》]]が考えられる。~
 [[獣族]]の多い[[【宝玉獣】]]とも組みやすく、[[《虹の古代都市−レインボー・ルイン》]]があるならば考慮できる。~
 [[守備力]]も[[攻撃力]]と大して変わらないため、[[《おジャマ・カントリー》]]を併用する[[【おジャマ】]]も考えられる。~
//、[[《百獣王 ベヒーモス》]]などの[[上級モンスター]]も採用する場合は[[《死皇帝の陵墓》]]も使えるだろう。~
//ベヒーモスはリリースの数がサルベージにかかわるため、死皇帝の陵墓は相性悪い
 また、[[フィールド魔法]]の消失による[[自壊]]を逆手に取って、[[《森の番人グリーン・バブーン》]]に繋げる事も可能である。~

 一方で、固有[[効果]]の方は[[地縛神]]の中でも非常に使いにくい。~
 そもそも[[地縛神]]は[[攻撃対象]]に選択されないため、この[[効果]]を使う場合は必然的に[[自爆特攻]]が必要になる。~
 だが、自身が持つ[[直接攻撃]]能力によって[[相手]][[ライフ]]を大きく削る事が可能であるため、この[[効果]]を使う機会はごく限られる。~
 加えて[[リリース]]する[[モンスター]]を別に用意しなければいけないため、[[ボード・アドバンテージ]]も失ってしまう。~
 使用するとしたら[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]や[[《スクラップ・ドラゴン》]]、[[《椿姫ティタニアル》]]などの同じ[[攻撃力]]で強力な[[効果]]を持つ[[モンスター]]が[[相手]]の場に存在する時に、一方的に[[戦闘破壊]]出来る場合くらいだろう。~
 あとは[[相手]]に[[《強者の苦痛》]]や[[《オネスト》]]を[[使用]]された場合に[[戦闘破壊]]を回避する時くらいか。~

 能動的に使用したいのならば、[[《多次元壊獣ラディアン》]]が相性が良い。~
 固有[[効果]]を能動的に使用したいのならば、[[《多次元壊獣ラディアン》]]が相性が良い。~
 [[相手]][[モンスター]]を[[リリース]]して[[送りつけ]]られる上に[[攻撃力]]が同じため、一方的に[[戦闘破壊]]して[[相手]][[モンスター]]を減らしつつ[[効果]]を[[発動]]できる。~
 [[《多次元壊獣ラディアン》]]を[[サーチ]]できる[[《KYOUTOUウォーターフロント》]]は[[フィールド魔法]]であり[[破壊]][[耐性]]を持つため、[[地縛神]]との相性は悪くない。~

 他には、[[《ブラック・ガーデン》]]を採用し、[[リリース]]確保と[[自爆特攻]]を容易にすることでも[[発動]]機会自体は増える。~
 その他[[《トーチ・ゴーレム》]]を使うことで、[[自爆特攻]]が可能な[[攻撃力]]を持つ[[モンスター]]と、[[リリース]]する[[モンスター]]を同時に用意する事もできる。~
 もっとも前者は折角の[[地縛神]]の高[[攻撃力]]による[[直接攻撃]]の[[ダメージ]]が半分になってしまい、後者も[[通常召喚]]が行いにくくなるので、通常の使い方に比べると扱いづらいことは否めない。~
 また[[《トーチ・ゴーレム》]]を使うことで、[[自爆特攻]]が可能な[[攻撃力]]を持つ[[モンスター]]と、[[リリース]]する[[モンスター]]を同時に用意する事もできる。~
 もっとも前者は折角の[[地縛神]]の高[[攻撃力]]による[[直接攻撃]]の[[ダメージ]]が半分になってしまい、後者も[[通常召喚]]が行いにくくなるので、扱いづらいことは否めない。~

 総じて、この[[カード]]単体では使いにくいが、[[サポートカード]]を併用する事で大きな爆発力を期待できる[[カード]]と言えるだろう。~

-[[リリース]]のタイミングは、[[ダメージステップ]]終了時。~

-Vジャンプでは、「狡猾なる眷族」と評されている。

-おそらくナスカにある「猿」の地上絵を模した[[モンスター]]だと思われる。~
アニメにおけるこの[[カード]]の使い手であるディマクの腕にある痣もそれである。~
「Cusillu(原語表記:K'usillu)」とは、ケチュア語で「猿」を意味している。

-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sの「龍亞vsディマク」戦においてディマクが[[カード]]の精霊達の魂を[[生け贄]]に[[召喚]]した5体目の[[地縛神]]。~
[[罠カード]]《ダーク・マター》により[[モンスター]]扱いとして[[セット]]された[[カード]]を[[リリース]]して[[アドバンス召喚]]された。~
[[《クローザー・フォレスト》]]により[[強化]]され、[[直接攻撃]]により龍亞の[[ライフポイント]]を大幅に減らした。~
最終的に、龍可が加入した後に[[蘇生]]された[[《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》]]の[[効果]]により[[《クローザー・フォレスト》]]を[[破壊]]され[[地縛神]]の[[モンスター効果]]を[[無効]]化される。~
(アニメの[[地縛神]]は[[フィールド魔法]]を[[破壊]]されても[[エンドフェイズ]]まで[[自壊]]しない。)~
その後、[[装備魔法]]《Pain to Power》により[[強化]]された[[《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》]]に[[戦闘破壊]]された。~

--[[アドバンス召喚]]時の口上は「精霊の魂を生贄に!降臨せよ!《地縛神 Cusillu》!」~

--アニメに登場した[[地縛神]]では、唯一[[フィールド魔法]]を[[破壊]]されたことで[[効果]]が[[無効]]化された[[モンスター]]である。~
(他の[[デュエル]]では、[[フィールド魔法]]を[[破壊]]できないライディングデュエルが多かったことや、使用者が[[フィールド魔法]]の[[破壊]]を防いだため[[効果]]が[[無効]]化されていない。)~

--「遊星vsZ-ONE」戦にてZ-ONEが使用した[[《時械神ミチオン》>《Z−ONE/モンスターA》]]は、[[戦闘]]を行うだけで[[相手]]の[[ライフポイント]]が半分になる。

-コナミのゲーム作品において―~
[[TAG FORCE 6>ゲーム付属カード#TF6]]では「全ての者よ、この大いなる存在に跪け!我が神!《地縛神 Cusillu》」という[[召喚]]口上が存在する。

**関連カード [#card]
-[[地縛神]]

-[[《D−HERO ドグマガイ》]]

-[[《ウィード》]]

//―猿の[[モンスター]]
//-[[《アクロバットモンキー》]]
//-[[《エンシェント・クリムゾン・エイプ》]]
//-[[《猿魔王ゼーマン》]]
//-[[《虚栄の大猿》]]
//-[[《スレイブ・エイプ》]]
//-[[《ファイターズ・エイプ》]]
//-[[《マジシャンズ・エイプ》]]

//―《地縛神 Cusillu》の姿の見られるカード
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[ANCIENT PROPHECY]] ANPR-JP016 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]]};
-[[DUELIST EDITION Volume 4]] DE04-JP008 &size(10){[[Rare]]};

**FAQ [#faq]
Q:[[効果]]分類は何ですか?~
A:場に1体しか存在できない[[効果]]は分類がありません。~
  他は全て[[永続効果]]です。(09/07/09)

Q:[[リリース]]は[[コスト]]ですか?~
A:[[効果]]処理で行います。(09/05/19)~
  なお、[[リリース]]の後に[[ライフポイント]]変化が起きる扱いですので、[[タイミングを逃す]]要因になります。(09/07/09)

Q:[[リリース]]をした場合、[[相手]][[ライフポイント]]を必ず半分にしなければなりませんか?~
A:はい、そうです。(09/07/09)

Q:[[ライフポイント]]を半分にする[[効果]]は[[チェーンブロック]]が作られますか?~
A:いいえ、作られません。(09/05/06)

Q:[[裏側守備表示]]のこの[[カード]]が[[攻撃]]を受けて[[表側表示]]になり[[戦闘]]で[[破壊]]される場合に自身の[[効果]]は[[適用]]できますか?~
A:はい、[[適用]]できます。(13/12/12)
//A:いいえ、できません。(12/08/12)

Q:[[《キャトルミューティレーション》]]の[[効果]]で《地縛神 Cusillu》を[[手札]]に戻し、同じ[[カード]]を[[特殊召喚]]することはできますか?~
A:できます。(12/11/21)
//[[《キャトルミューティレーション》]]の裁定より

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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