《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス/Superdreadnought Rail Cannon Gustav Max》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク10/地属性/機械族/攻3000/守3000
レベル10モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
相手ライフに2000ポイントダメージを与える。
V JUMP EDITION 6で登場した地属性・機械族のエクシーズモンスター。
1ターンに1度、2000ダメージを与えるバーン効果を持つ。
使用回数以外に制約がない2000ダメージのバーン効果と、純粋に高いステータスを併せ持つパワフルなエクシーズモンスター。
その分、エクシーズ召喚にはレベル10のモンスター2体が必要という超重量級モンスターである。
レベル10ともなればほとんどの場合はそのデッキのエースモンスターであるが、現環境ではモンスターカードは「出しやすさ」が重視される。
そのため、レベル10でも強力なサポートカードや自己特殊召喚能力を持つモンスターが多く、そうしたモンスターを使うデッキならこのカードを出すことも選択肢に入ってくる。
具体的には【ユベル】の《ユベル》、【リチュア】の《イビリチュア・ジールギガス》などが挙げられる。
これらのデッキでも2体並べるのは困難なため、片方は汎用性の高い《トラゴエディア》を素材にして相手のライフが2000以下になったところにとどめを刺す使い方が良いだろう。
単体でも十分強力な効果であるため、このカードを出すことに特化したデッキを構築しても良い。
容易にレベル10のモンスターを特殊召喚できる《トラゴエディア》・《究極封印神エクゾディオス》・《メタル・リフレクト・スライム》などが使えるか。
これらのモンスターを上記のデッキに組み込むことで、このカードの出現率を上げてもいいだろう。
- 「超弩級」とは1906年に進水した英国海軍の戦艦「ドレッドノート」に由来する言葉。
この艦は革命的な設計と優れた性能で各国の注目を浴び、日本では通称として「弩級」の当て字が付けられることになった。
「弩級戦艦」は戦艦の新たな基準となり、それ故に、後に弩級以上の新型艦が登場した時、それらは「スーパー・ドレッドノート・クラス」、つまりは超弩級と呼ばれるようになったのである。
転じて、現在では分野を問わず「とてつもなくすごいもの」という意味で使用される。
- 「グスタフ・マックス」の由来は旧ドイツ陸軍の80cm列車砲、その一号機である「グスタフ(シュベーレ・グスタフ)」だろう。
世界最大の列車砲であり、そのサイズは実に全長42.9m、全高11.6m、総重量に至っては約1350トン(1500トンの説アリ。ちなみに砲弾だけで約7トン)を誇っていた。
この砲は「グスタフ」と「ドーラ」の2機だけが建造され、どちらも第二次世界大戦のヨーロッパ東部戦線に投入された。
「グスタフ」はセヴァストポリ要塞攻撃で戦果を挙げたが、「ドーラ」は活躍の機会に恵まれず、終戦間際にグスタフと共に自爆処分されている。
- 海外版は大砲の砲身自体が明るい緑色になり、砲門には朱色のレーザー銃らしきものが付けられている。
→海外版イラスト変更カード
- 「遊馬&アンナvs羽原飛夫&海美」戦ではエクシーズ召喚時の台詞も追加された。
エクシーズ召喚の際の台詞は「鉄路の彼方より、地響きともに、ただいま到着!現れろ、《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》!」
関連カード †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †