効果モンスター 星4/地属性/獣族/攻2000/守1000 このカードが表側守備表示でフィールド上に存在する場合、このカードを破壊する。 このカードのコントローラーは、このカードが攻撃可能な状態であれば 必ず攻撃しなければならない。
混沌を制す者で登場した、地属性・獣族の下級モンスター。
レベル4としては高めの2000という攻撃力と、表側守備表示の時に自壊し、攻撃可能であれば強制的に攻撃を行うデメリットを持ち、この2つはいずれも永続効果である。
攻撃力と属性を同じくする通常モンスターである《ジェネティック・ワーウルフ》が出現した事により、活躍の場は激減した。
だが、《百獣大行進》《キャトルミューティレーション》等の対象となり、《野性解放》すれば《青眼の白龍》級の攻撃力となる。
【獣族】【ビースト】【バブーン】では主力アタッカーとして活躍できる。
2つのデメリットは軽く、《ゴブリン突撃部隊》《ダーク・ヒーロー ゾンバイア》等とは異なり、アタッカーとしての性能を下げていないのが大きい。
《次元幽閉》等の攻撃宣言反応型罠カードや表示形式変更カードに弱いが、破壊を恐れず攻撃しなければならないため、想定内の問題と言える。
相手フィールドに、このカードの攻撃力を超える守備力を持つモンスターが存在する場合、強制的に反射ダメージを受けなければならなくなる。
その場合、直前のメインフェイズで表示形式変更を行う事で、自壊と引き換えにダメージを防ぐという手がある。
また、その自壊効果を逆手にとって、《森の番人グリーン・バブーン》を特殊召喚できる。
《森の番人グリーン・バブーン》の裁定変更により、ダメージステップに特殊召喚できなくなってしまったので、この自壊効果はメリットとも取れるようになった。
―《怒れる類人猿》の姿が見られるカード
Q:このカードの攻撃に対し「チェーン1:《魔法の筒》」「チェーン2:《重力解除》(表示形式変更効果)」とチェーンが積まれました。
この場合、どのように処理を行いますか?
A:自壊デメリットはチェーンに乗らない永続効果です。
その事と逆順処理に則り、「2:守備表示となり」直後に自壊、その後「1:《魔法の筒》の処理(不在により不発)」と処理します。
Q:《最終突撃命令》発動中に表側守備表示になる効果を使われた場合、どうなりますか?
(普通のモンスターならば一瞬表側守備表示になった後すぐに表側攻撃表示になるわけですが、自壊は発生しますか?)
A:表側守備表示になった後、《最終突撃命令》の効果が適用されます。 その後に《怒れる類人猿》の効果で自壊します。(08/06/23)
Q:《最終突撃命令》発動中に裏側守備表示のこのモンスターが攻撃された場合、どうなりますか?
(普通のモンスターならば一瞬表側守備表示になった後すぐに表側攻撃表示になるわけですが、自壊は発生しますか?)
A:自壊し、その後のダメージ計算等は行われません。(10/08/31)