*《&ruby(あつ){熱};き&ruby(デュエリスト){決闘者};たち/Legacy of the Duelist》 [#top]
 永続魔法
 (1):自分のモンスターの攻撃宣言時に、相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
 その攻撃を無効にし、対象のカードを破壊する。
 (2):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
 お互いに1ターンに1枚しか魔法・罠カードを手札からセットできず、
 エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターはそのターンには攻撃できない。
 (3):自分ドローフェイズのドロー前に発動できる。
 このターン通常のドローを行う代わりに、自分の墓地のモンスター1体を選んで手札に加える。
//英語名:https://yugiohblog.konami.com/articles/?p=8164

 [[20th ANNIVERSARY PACK 1st WAVE]]で登場した[[永続魔法]]。~
 [[自分]][[モンスター]]の[[攻撃]]を[[無効]]にして[[魔法・罠除去]]を行う[[効果]]、[[魔法・罠カード]]を1[[ターン]]に1枚しか[[セット]]できず、[[エクストラデッキ]]から[[特殊召喚]]された[[モンスター]]はその[[ターン]][[攻撃]]できなくなる[[効果]]、[[通常のドロー]]の代わりに[[モンスター]]を[[サルベージ]]する[[効果]]を持つ。~

 (1)の[[効果]]は[[攻撃]]を[[無効]]にする代わりに[[魔法・罠カード]]を[[破壊]]する[[効果]]。~
 [[攻撃力]]の低い[[モンスター]]でも[[攻撃]]を[[無効]]にすれば1枚の[[アドバンテージ]]となる。~
 また、1[[ターン]]内での回数制限もないため、弱小[[トークン]]を複数体出す[[カード]]との[[コンボ]]を狙える。~
 [[攻撃]]を[[無効]]にするので、[[《ダブル・アップ・チャンス》]]を用いることができる。~
 [[攻撃]]を行う際に[[相手]]が[[魔法・罠カード]]を[[発動]]できなくなる[[カード]]を用いれば擬似[[《古代の機械工兵》]]となり、安全に[[除去]]を行える。~

 (2)の[[効果]]は[[セット]]枚数の制限と、[[エクストラデッキ]]から[[特殊召喚]]された[[モンスター]]の[[攻撃]]制限。~
 (1)の[[効果]]と合わせ、[[セット]]枚数が減ってくるため[[攻撃]]を安全に通しやすくなり、[[罠カード]]の脅威を減らせる。~
 [[モンスター]]の[[攻撃]]制限は1[[ターン]]限りだが、遅延としては十分。~
 [[自分]]にも制限は課されるが、この[[カード]]の[[発動]]前に[[セット]]、[[攻撃]]すれば制約はない。~
 また[[発動]]後も[[【妖仙獣】]]等[[特殊召喚]]封殺系の[[【メタビート】]]であれば気兼ねなく使用出来る。~

 (3)の[[効果]]は[[墓地]]の[[モンスター]]を[[ドロー]]の代わりに[[サルベージ]]する[[効果]]。~
 [[召喚に成功した]]時の[[効果]]を持つものを再利用したり、[[《死者転生》]]のようにも扱える。~

 [[《魔封じの芳香》]]とは相性がよく[[相手]]が[[魔法カード]]を[[セット]]しても、次の[[ターン]](1)の[[効果]]で[[破壊]]できるので、[[速攻魔法]]以外の[[魔法カード]]を封じることができる。~
 [[【終焉のカウントダウン】]]の様な[[ロック]][[デッキ]]なら、毎[[ターン]][[《カードカー・D》]]を[[サルベージ]]して[[ドローエンジン]]にできる他、無駄に[[フィールド]]に残っている[[《バトルフェーダー》]]等を使って[[魔法・罠カード]]の[[除去]]ができる。~
 (2)の[[攻撃]]抑制[[効果]]も相手にのみ影響するため、相性はいい。~

-[[デッキ]]が残っているうちに(3)の[[効果]]で[[《速攻のかかし》]]などを[[サルベージ]]し続ければ、[[ドロー]]による[[デッキ切れ]]をすることなく延々と[[ターン]]を進めることができる。~
だが、それを狙う場合この[[カード]]を[[通常のドロー]]なしで[[相手]]から守り続ける必要があり、現実的ではない。~


-原作・アニメにおいて―~
アニメDMではこの[[カード名]]と同じタイトルを持つBGMが使用されている。~
作品の重要な場面や盛り上がる場面で幾度も使用されているため人気も高く、作中でもいくつかアレンジ版が存在するほか、[[DUEL TERMINAL]]ではDMのキャラクターとの対戦時のBGMとして使用されている。~
アニメGXの最終回や劇場版「遊☆戯☆王〜超融合!時空を越えた絆〜」及び「遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS」でも新たなアレンジを施され使用されている。~
[[イラスト]]の[[モンスター]]も主要キャラである遊戯と海馬のエース[[モンスター]]がそれぞれ対峙している。~

--原作の「決闘王の王国」編における「闇遊戯vs海馬」戦の初期型デュエルディスクを用いた[[デュエル]]では、[[手札]]の[[カード]]にも[[攻撃]]できるルールであり、[[魔法・罠カード]]を[[攻撃]]した場合は[[ダメージ計算]]を行わずその[[カード]]を[[破壊]]できた。~
(1)の[[効果]]はそれを再現したものと思われる。~
//アニメには手札の魔法・罠カードに攻撃した描写はなく、魔法除去を用いている

--原作の「バトルシティ編」におけるルールでは[[手札]]からの[[魔法・罠カード]]の[[発動]]または[[セット]]は1[[ターン]]に1枚ずつに制限されており、[[融合モンスター]]は[[融合召喚]]した[[ターン]]に[[攻撃]]できなかった。~
この[[カード]]の(2)の[[効果]]はそれを再現したものと思われる。~

--(3)の[[効果]]のみ由来がはっきりとしない。~
アニメ版の闘いの儀の際にアテムが行なった「[[通常のドロー]]の時に自分の意思で必要な[[カード]]を引き当てる」様子を再現したのだろうか。~
[[モンスター]]の[[サルベージ]]なのは、[[デッキ]]から必要な[[カード]]を[[サーチ]]できるのはさすがに凶悪だと判断されたためか。~
//なお、アテムは上記の能力で[[モンスター]]しか引き当てていない。~
//千本ナイフ等を引き当てているし事実誤認では?

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]

-[[通常のドローの代わりに別の処理を行うカード>通常のドロー#kawari]]

―[[イラスト]]関連
-[[《ブラック・マジシャン》]]
-[[《青眼の白龍》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[20th ANNIVERSARY PACK 1st WAVE]] 20AP-JP001 &size(10){[[Secret]]-[[Parallel]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

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&tag(《熱き決闘者たち》,魔法,永続魔法);