通常罠 手札を１枚捨て、相手フィールド上のカード１枚を選択して発動できる。 選択した相手のカードを持ち主のデッキの一番上に戻す。
FLAMING ETERNITYで登場した通常罠。
手札１枚をコストに発動し、相手フィールド上のカード１枚をデッキトップにバウンスする効果を持つ。
《サンダー・ブレイク》や《因果切断》と同じく、手札コストを要するフリーチェーンの万能除去罠カードである。
バウンス効果は破壊耐性モンスターに強く、召喚に手間のかかるモンスターやシンクロモンスター・エクシーズモンスター等に対しては強力な除去となる。
また、カードの種類を問わないために汎用性が高く、相手のデッキトップにカードを戻す事により一時的にドローロックにできる。
ただし、対象が相手フィールドに限定されているため、自分のカードとのバウンスコンボはできない。
なお、魔法・罠カード除去に対して発動すればディスアドバンテージを軽減することができ、エンドサイクと同じ使い方をすれば、対象の魔法・罠カードをチェーン発動されることはない。
手札コストとしては《キラー・スネーク》や《ヴォルカニック・バレット》等を用いればディスアドバンテージを軽減できる。
他には、墓地から自己再生できる《黄泉ガエル》や捨てられた時に特殊召喚する《魔轟神獣ケルベラル》等相性の良いカードは多数ある。
【除去ガジェット】や【サモンプリースト】といった、手札コストを苦にしないコントロールデッキで使用するのもいい。
また、自分の墓地を肥やしつつ相手の墓地を肥やさないために、【インフェルニティ】等の墓地を肥やすことが重要なデッキでも扱いやすい。
バウンス共通の問題として、帝などの召喚・特殊召喚時に発動する効果を持つカードに対しては効果を再利用されてしまう。
下級モンスターに使ってもあまり痛手にならず、容易に再召喚されてしまうだろう。
魔法・罠カードはこのカードの発動にチェーンすることができ、バウンスしても再び発動・セットされてしまう。
バウンスとドローロック効果により相性が良いカードも多く、このカードを軸にデッキを組むことも可能である。
【爆風ライザー】と【爆風ロケット】のコントロールデッキでは、他のカードと組み合わせることでキーカードになる。
―イラスト関連
Ｑ：相手のフィールド上の融合モンスターやシンクロモンスターを選択できますか？
Ａ：はい、できます。
その場合、そのモンスターはエクストラデッキに戻ります。(09/04/23)
Ｑ：《サイクロン》の発動にチェーンして、その《サイクロン》を対象に《鳳翼の爆風》を発動した場合、《サイクロン》はデッキトップへ戻りますか？
Ａ：そもそも発動後墓地へ送られることが確定している《サイクロン》に対して、《鳳翼の爆風》を発動すること自体ができません。(12/05/03)