通常罠 (1):手札を1枚捨て、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。 その相手のカードを持ち主のデッキの一番上に戻す。
FLAMING ETERNITYで登場した通常罠。
手札1枚をコストに発動し、相手フィールド上のカード1枚をデッキトップにバウンスする効果を持つ。
手札コストを要するフリーチェーンの万能除去であり、《サンダー・ブレイク》とよく比較される。
有効な使い方や相性の良いカード・デッキについては《サンダー・ブレイク》のページを参照。
こちらは《サンダー・ブレイク》と比べると破壊を介さないため破壊耐性を持つモンスターに強く、またデッキトップに戻すため一時的なドローロックができる。
単純な除去性能では《サンダー・ブレイク》を上回ると言って良いだろう。
しかし、デッキトップに戻すため、本当に邪魔なカードを相手にした時に再利用されてしまうのが痛い。
《スキルドレイン》や《マクロコスモス》等を除去しても次の相手ターンに再びドローされてしまい一時しのぎにしかならない。
《E・HERO エアーマン》等の召喚時にアドバンテージを稼ぐモンスターに打つのもやめておいた方がいい。
《裁きの龍》等の条件を満たせばノーコストで出てくるモンスターも苦手。
汎用性では《サンダー・ブレイク》に劣るので、こちらを優先するなら環境を読んだ上で使用したい。
墓地へ送られた時に発動する効果を持つ彼岸に対してはこちらの方が良く、ペンデュラムモンスターに対してもエクストラデッキ送りを許さず概ね有効。
どちらにするか迷うようなら汎用性の高い《サンダー・ブレイク》を優先した方が無難ではある。
サイドデッキに余裕があるなら両者を採用し相手に応じて切り替えるのもひとつの手。
ほか、バウンス・ドローロックと相性が良いカードを多く採用する【爆風ライザー】や【爆風ロケット】ではキーカードになれる。
―イラスト関連
Q:相手のフィールド上の融合モンスターやシンクロモンスターを選択できますか?
A:はい、できます。
その場合、そのモンスターはエクストラデッキに戻ります。(09/04/23)
Q:《サイクロン》の発動にチェーンして、その《サイクロン》を対象に《鳳翼の爆風》を発動した場合、《サイクロン》はデッキトップへ戻りますか?
A:そもそも発動後墓地へ送られることが確定している《サイクロン》に対して、《鳳翼の爆風》を発動すること自体ができません。(12/05/03)