*《&ruby(まきゅう){魔宮};の&ruby(わいろ){賄賂};/Dark Bribe》 [#a478e7ea]
 カウンター罠
 相手の魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する。
 相手はデッキからカードを1枚ドローする。
//http://tw.page.bid.yahoo.com/tw/auction/d40460437

 [[遊戯王デュエルモンスターズGX TAG FORCE2 付属カード>ゲーム付属カード#ja2b037f]]で登場した[[カウンター罠]]。~
 [[魔法・罠カード]]の[[発動]]と[[効果]]を[[無効]]にする。~
 [[破壊]]した後、[[相手]]に[[デッキ]]から[[カード]]を1枚[[ドロー]]させる追加[[効果]]を持つ。~

 [[ドロー]]させる[[デメリット]]はあるものの、[[魔法・罠カード]]両方を[[カウンター]]できる点は非常に強い。~
 適用範囲が広く、[[手札]]・[[ライフ]]がない時も[[発動]]でき、さらに[[《豊穣のアルテミス》]]が存在すれば、[[相手]]に[[ドロー]]させる[[デメリット]]を軽減できる。~
 また、他の[[汎用性]]の高い[[カウンター罠]]は[[発動]][[コスト]]が[[デメリット]]としてデザインされているのに対し、この[[カード]]の[[デメリット]]は[[カードの効果]]であるため、[[無効]]にされた場合の損失が少ない。~
 [[カウンター罠]]の中でも、[[《神の宣告》]]と並び強力な[[カード]]である。

 ただし、普通に使うと[[相手]]が[[カード]]一枚分の得をする点は注意しておかなければならない。~
 そうも言っていられない状況も多いが、その[[デメリット]]から、[[無効]]にするのは強力な[[制限カード]]か[[発動]]に[[コスト]]が必要なものを狙いたい。~
 [[ドロー]]させても、既に同じ[[制限カード]]を引く可能性はないので、[[デメリット]]もある程度軽減できる。~
 特に[[《ブラック・ホール》]]や[[《ハリケーン》]]に弱い[[デッキ]]などでは非常に頼もしい存在になるだろう。~

 多くの[[カード]]を封殺できる堅牢な[[ロック]][[デッキ]]を使う際は、[[ドロー]]させてもあまり影響はない。~
 [[【コスモロック】]][[【トランス】]]に於いては、[[《神の宣告》]]と並ぶ主力[[カード]]となるだろう。~

 また、[[《冥王竜ヴァンダルギオン》]]とは言うまでもなく抜群の相性。~
 [[汎用性]]の高さから[[【パーミッション】]]では主力[[カード]]となりうる。~
 [[《火之迦具土》]]等[[手札破壊]][[モンスター]]の[[攻撃]]のサポートとして用いれば、[[ドロー]]させる[[デメリット]]も解消することができる。~
 更に[[《便乗》]]が既に[[発動]]している場合、[[相手]]の1[[ドロー]]に対してこちらは2[[ドロー]]できる。~

 [[【スキルドレイン】]]で使用すれば、[[《スキルドレイン》]]を突破できるのは[[《結界術師 メイコウ》]]と[[《グレイブ・スクワーマー》]]、[[《トラップ・イーター》]]程度しか存在しなくなる。~

//「カードをドローさせるのは効果なので無効にされたときの損害が小さい」というテキストがありましたが、このページの最初に全く同じ内容のことが重複していたのでこちらを削除しました。

-比較的手軽に扱える[[カウンター罠]]なので、各種[[バーン]][[デッキ]]に対して有効な[[カード]]。~
[[【チェーンバーン】]]に対しては、[[スペルスピード]]の関係上[[チェーン]]を断ち切れるので[[コンボ]]の妨害に有効である。~
[[【自爆スイッチ】]]へサイドチェンジしても、決め手となる[[《自爆スイッチ》]]を簡単に妨害できる。~
総じて[[バーン]][[デッキ]][[相手]]ならば[[サイド>サイドデッキ]]から投入すべき[[カード]]だろう。~
ただし、[[《神の宣告》]]と同等かそれ以上に[[【フルバーン】]]には分が悪い。~
あちらは序盤こそ完全に無意味だがトドメは防ぐ事ができる。~
それに対しこちらは序盤だろうが終盤だろうが新たな[[バーン]][[カード]]を[[ドロー]]されてしまい、ただ[[デッキ]]を圧縮させるだけになりやすい。~
一応[[《魔法の筒》]]などの攻防一体となっている[[バーン]]カードや、[[《火炎地獄》]]以上の大[[ダメージ]]を与えられる[[カード]]も存在するので、そういった[[カード]]を無効にできれば無意味というわけでもない。~
とはいえ、そう都合よく狙えるものではなく、なにより次の[[バーン]][[カード]]を[[ドロー]]させる点は変わらないので、相性が悪いことには変わりない。~
//とはいえ[[《魔法の筒》]]等を[[無効]]化したり、[[相手]]の[[ドロー]]した[[カード]]が[[罠カード]]ならば1[[ターン]]の猶予が得られるなど、全くの無駄ではない。~
//防御を度外視しても[[ダメージ]]を与える事に特化した[[【フルバーン】]]との戦いでは1回の[[攻撃]]を通せるか、または1回の[[バーン]]を防御できるかが勝負を分ける事がよくあるので、その1回を掴み取れる[[カード]]としては優秀である。~
//その「1回」を掴み取ったのにデメリットの1ドローで「次の1回」が前倒しになって襲ってきて意味がないということだから、この説明は少しおかしい。ドローしたのが罠カードでもフリーチェーンには無意味だし、それも《仕込みマシンガン》や《自業自得》・《ファイアーダーツ》とか結構ある。

-[[《エンジェルO7》]]と併用すると、「[[カードの発動]]」「[[チェーン]]に乗る[[モンスター効果]]」と、ほとんどの[[カード]]が潰せるようになる。~

-[[《便乗》]]を比較的[[発動]]させやすい[[カード]]。~
[[相手]]の[[カード]]に[[チェーン]]2で即座に[[チェーン]]すればまず[[発動条件]]を満たせる。~
同じ[[カウンター罠]]でなければこの[[カード]]に[[チェーン]]できないのだ。~
ただ、[[誘発効果]]等の処理が[[チェーン]]後に来ないように注意。~

-[[汎用性]]が高く、[[ゲーム付属カード]]であるため入手困難なカードであったが、[[ストラクチャーデッキ]]への再録で入手しやすくなった。~

-袖の下を渡している男の裃を良く見ると、胸元の紋所が「悪」になっている。~

-「賄賂(bribe)」とは、不正な意図で他人に金品を贈与することや、その金品そのものを指す。「袖の下」とも言う。~
この[[カード]]の効果と[[イラスト]]を見るからには「1[[ドロー]]をさせてあげる(金の小判をあげる)代わりに、その[[カードの効果]]の[[発動]](何かの行い)を無かったことにしてくれ」ということであり、実にわかりやすい。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXにおける「十代vsマルタン([[ユベル>《ユベル》]])」戦でマルタン([[ユベル>《ユベル》]])が使用。~
十代の[[《ヒーローズルール2》]]に対して[[発動]]し、[[効果]]を[[無効]]にした。~
アニメでは[[罠カード]]のみを[[無効]]にできる[[効果]]だったため、OCGになった際に大きく強化されている。~

--アニメの[[イラスト]]では、描かれている人物の顔が小さい。

//-コナミのゲーム作品において―~
//「TAG FORCE2」および「WCS2008」ではなぜか[[ノーマル>Normal]]で手に入れやすい。~
//ちなみに後者のソフトでは投入してる[[相手]]も少なくなく、マルタンにいたっては切り札設定までしている。~

**関連[[カード]] [#l5be58e7]
-[[《エクストリオの牙》]]


**収録パック等 [#ma6341a9]
-[[ストラクチャーデッキ−ウォリアーズ・ストライク−]] SD17-JP034
-[[ストラクチャーデッキ−デビルズ・ゲート−]] SD21-JP038
-[[遊戯王デュエルモンスターズGX TAG FORCE2 付属カード>ゲーム付属カード#ja2b037f]] GX04-JP002 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#a8095748]
Q:[[ドロー]]のタイミングはいつですか?~
A:この[[カード]]の[[チェーンブロック]]を組んだ後のこの[[カード]]の[[効果解決時]]です。~
  例えば「1:[[《地砕き》]]」「2:[[《破壊輪》]]」「3:《魔宮の賄賂》」と[[チェーン]]が積まれたとします。~
  この場合「3:[[《破壊輪》]]を[[無効]]にし[[破壊]]、1枚[[ドロー]]」「2:処理なし」「1:[[モンスター]][[破壊]]」と処理を行います。(07/09/27)

Q:「[[チェーン]]1:[[《地砕き》]]」「[[チェーン]]2:《魔宮の賄賂》」と[[チェーン]]を積みました。~
  この場合、[[《地砕き》]]の[[発動]]・[[効果]]が[[無効]]ということは「[[ドロー]]で一連の[[チェーン]]処理が終わる」形になり[[セット]]された[[《便乗》]]を[[表側表示]]に[[発動]]することはできますか?~
A:はい。「[[チェーン]]1の[[《地砕き》]]」が[[無効]]になり、最後の効果処理が[[ドロー]]であるため、[[セット]]された[[《便乗》]]を[[表側表示]]に[[発動]]することができます。(07/12/17)~

Q:[[破壊]]と[[ドロー]]は同時扱いですか?~
A:同時扱いになります。(07/02/09)~

Q:[[相手]]の[[デッキ]]が0枚のときに[[発動]]できますか?~
A:[[発動]]できません。(07/09/27)