カウンター罠 相手の魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する。 相手はデッキからカードを1枚ドローする。
遊戯王デュエルモンスターズGX TAG FORCE2 付属カードで登場したカウンター罠。
魔法・罠カードのを無効にして破壊した後、相手にドローさせる効果を持つ。
発動を無効にするカウンター罠の中でも、魔法・罠カードの両方を無効化できる優秀な効果を持つ。
他の類似カードは手札コストやライフコスト等の代償を伴うカードが多いが、このカードはそれらがないため状況に左右されず発動できる。
その代わり、相手にドローさせるデメリットを持つ。
他の類似カードはデメリットが発動コストであるのに対して、このカードはカードの効果であるため、無効にされた場合の損失が少ない。
しかし、使用すれば相手に1枚分のカード・アドバンテージを与える点には注意が必要である。
手札1枚から逆転されることも多く、デメリットが致命傷になる場合があるので、多用は禁物である。
このカードと相性の良いデッキ・カードは多く存在する。
例えば、ドローで処理が終わるので、《便乗》の発動条件を簡単に満たすことができる。
《火之迦具土》等手札破壊モンスターの攻撃のサポートとして用いれば、ドローさせるデメリットも解消することができる。
扱いやすい無効化カウンター罠である事から、《冥王竜ヴァンダルギオン》を擁する【パーミッション】では主力となる1枚である。
多くのカードを封殺できる堅牢なロックデッキならデメリットはあまり影響がないため、【コスモロック】や【トランス】でも《神の宣告》と並ぶ主力カードとなる。
Q:破壊とドローは同時扱いですか?
A:はい、同時扱いです。(07/02/09)
Q:相手のデッキが0枚のときに発動できますか?
A:いいえ、発動できません。(07/09/27)
Q:ドローのタイミングはいつですか?
A:このカードのチェーンブロックを組んだ後のこのカードの効果解決時です。
例えば「1:《地砕き》」「2:《破壊輪》」「3:《魔宮の賄賂》」とチェーンが積まれたとします。
この場合「3:《破壊輪》を無効にし破壊、1枚ドロー」「2:処理なし」「1:モンスター破壊」と処理を行います。(07/09/27)
Q:「チェーン1:《地砕き》」「チェーン2:《魔宮の賄賂》」とチェーンを積みました。
この場合、《地砕き》の発動・効果が無効ということは「ドローで一連のチェーン処理が終わる」形になりセットされた《便乗》を表側表示に発動することはできますか?
A:はい。「チェーン1の《地砕き》」が無効になり、最後の効果処理がドローであるため、セットされた《便乗》を表側表示に発動することができます。(07/12/17)