()煉獄(れんごく)/Into the Void》

通常魔法
自分の手札が3枚以上の場合に発動できる。
デッキからカードを1枚ドローし、
このターンのエンドフェイズ時に自分の手札を全て捨てる。

 THE SHINING DARKNESSで登場した通常魔法
 手札が多いときに損失の無いデッキ圧縮を許すが、代償としてエンドフェイズ手札を全て失うデメリットを持っている。

 カード名イラストを見るにインフェルニティサポートカードとしてデザインされているようだが、手札を能動的に減らしたいインフェルニティでは、初手で引けなければ腐る可能性が高いため相性はあまり良くない。
 投入するとなれば暗黒界魔轟神1ターンキルだろう。
 手札捨てるタイミングがエンドフェイズと遅い事が利点であり欠点だが、捨てられた時の効果をタイミングを逃さず発動可能な点は魅力。
 【連弾バーン】などの魔法カードを大量に使用する1ターンキルデッキで使用すれば、デメリットを無視できる。
 魔法・罠カードであれば、使えなかったカードも伏せてしまえばいいのである。
 特に【マジカルエクスプロージョン1キル】の場合、《マジカル・エクスプロージョン》発動条件も満たせるため相性がよい。
 戦闘ダメージでの1ターンキルを狙うデッキでも《無謀な欲張り》よりも即効性があり、《成金ゴブリン》と違って相手ライフ・アドバンテージを与えないため好相性である。
 ただし《成金ゴブリン》《巨大化》《進化する人類》を能動的に使用できるので一概には言えない。

 なお、このカードの発動に対して《精霊の鏡》発動できる。
 この場合、手札捨てるのはこのカード発動したプレイヤーから見て相手になる。(10/03/11)
 相手カードを1枚ドローできるものの、このターンエンドフェイズに全て捨てなければならないため実質的に完全ハンデスが可能となる。
 非常に強力なコンボであるが、このカードの発動相手の何らかのカードチェーンされると逆にこちらが手札を全て捨てることになってしまうので注意。
 ただし、カードを伏せることで被害を軽減できるので致命傷は回避可能である。
 また、インフェルニティ魔轟神などの相手には自殺行為にもなる。
 そして、《精霊の鏡》セットして1ターン待たなければならない点には注意。
 《光帝クライス》《便乗》を用いるタイプのデッキならデメリットの帳消しが可能であり非常に相性が良い。

 手札から発動する場合はこのカード自身も含めて3枚の手札でいいが、セットした状態から発動する場合他に3枚の手札が必要となる。
 この性質上ブラフとして扱うのはなるべく避けた方がいいが、代わりにキーカード除去にあっては意味がないので状況をよく見て判断したいところ。

関連カード

イラスト関連

収録パック等

FAQ

Q:手札捨てる効果チェーンブロックは作られますか?
A:いいえ、作られません。(10/02/21)

Q:このカード手札から発動する場合、このカード自身も含めて3枚の手札が必要ですか?
  それとも他に3枚の手札が必要ですか?
A:このカードを含めて3枚必要です。
  当然このカードの他に3枚以上ある場合でも問題なく発動可能です。(10/02/26)

Q:このカードに対し《精霊の鏡》発動した場合、手札捨てるのはどちらになりますか?
A:このカード発動したプレイヤーから見て相手プレイヤーになります。(10/03/11)

Q:《D−HERO ダイヤモンドガイ》効果によって発動した場合、エンドフェイズ手札を捨てなければなりませんか?
A:はい、捨てなければなりません。(10/02/20)

Q:手札捨てる効果手札が0枚になるまで何回でも適用されますか?
A:一度だけ適用されます。 (11/07/14)

Q:このカードを2枚発動しました。
  エンドフェイズ時、1枚目の効果によって手札捨てた後、なんからの効果手札が1枚以上になりました。
  この時、2枚目の効果によって再び手札捨てますか?
A:《無の煉獄》を複数枚発動した場合、エンドフェイズ時にはそれぞれの効果処理を行います。
  したがって、1枚目の《無の煉獄》の効果処理が終了し、2枚目の《無の煉獄》の効果処理を行う時点で手札が1枚以上ある場合、その手札を全て捨てます。(11/07/14)