*《&ruby(ゆき){幽鬼};うさぎ》 [#top]
*《&ruby(ゆき){幽鬼};うさぎ/Ghost Ogre & Snow Rabbit》 [#top]
 チューナー・効果モンスター
 星3/光属性/サイキック族/攻   0/守1800
 「幽鬼うさぎ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
 このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
 (1):フィールドのモンスターの効果が発動した時、
 またはフィールドの既に表側表示で存在している魔法・罠カードの効果が発動した時、
 自分の手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。
 手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。
 フィールドのそのカードを破壊する。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
//ソース:遊戯王OCG公式Twitter(https://twitter.com/YuGiOh_OCG_INFO/status/561091666438651905/)

 [[クロスオーバー・ソウルズ]]で登場する[[光属性]]・[[サイキック族]]の[[下級モンスター]]の[[チューナー]]。~
 [[クロスオーバー・ソウルズ]]で登場した[[光属性]]・[[サイキック族]]の[[下級モンスター]]の[[チューナー]]。~
 [[フィールド]]の[[モンスター]]か[[表側表示]]の[[魔法・罠カード]]の[[効果の発動]]時、自身を[[墓地へ送る]]ことで、それを[[破壊]]する[[誘発即時効果]]を持つ。~

 [[フィールド]]・[[手札]]のどちらからでも[[相手]]の[[モンスター効果]]及び[[表側表示]]の[[魔法・罠カード]]に対して干渉することのできる奇襲性の高い[[効果]]を持つ。~
 似た[[効果]]である[[《エフェクト・ヴェーラー》]]とは違い、[[破壊]]こそできるものの[[効果]]自体は[[無効]]にしていないため、[[モンスター効果]]への[[メタ]]性能は若干劣る。~
 また、[[永続効果]]等に対応できない点や[[環境]]で増えている[[破壊]][[耐性]]持ちを対処できない点もある。~
 代わりに[[上級モンスター]]や[[特殊召喚モンスター]]など[[フィールド]]に出すのにそれなりの消費が必要な[[モンスター]]に対しては、時間稼ぎにしかならない[[《エフェクト・ヴェーラー》]]よりも[[除去]]を兼ねるこちらの方が有効な場合も多い。~
 また、[[《No.101 S・H・Ark Knight》]]・[[《ナチュル・パルキオン》]]の様な[[効果解決時]]に[[フィールド]]に[[表側表示]]で存在しないと[[効果]]処理がされない[[モンスター]]に対してもこちらの方が有効である。~
 似た[[効果]]である[[《エフェクト・ヴェーラー》]]とは逆に、[[破壊]]こそできるものの[[効果]]自体は[[無効]]にしていないため、[[モンスター効果]]への[[メタ]]性能は若干劣る。~
 また、[[永続効果]]等に対応できない点や[[環境]]で増えている[[破壊]][[耐性]]を持つ[[カード]]を対処できない点もある。~
 代わりに[[上級モンスター]]や[[特殊召喚モンスター]]など[[フィールド]]に出すまでに[[カード]]を消費する[[モンスター]]に対しては、1[[ターン]][[効果]]を[[無効]]にするのみの[[《エフェクト・ヴェーラー》]]よりも直接[[除去]]ができるこちらの方が有効な場合が多い。~
 また、[[《No.101 S・H・Ark Knight》]]・[[《ナチュル・パルキオン》]]の様な[[効果処理時]]に[[フィールド]]に[[表側表示]]で存在しないと[[効果]]処理がされない[[モンスター]]に対してもこちらの方が有効である。~
 [[《エフェクト・ヴェーラー》]]と異なり[[自分]]の[[ターン]]でも[[効果]]を使えるため、[[《緊急テレポート》]]などで[[特殊召喚]]し、[[相手]]の[[効果]]を牽制できる。~
 生き残った場合は[[メインフェイズ]]2で[[シンクロ素材]]や[[エクシーズ素材]]にすることで[[除外]]を回避できる。~
 生き残った場合は[[メインフェイズ2>メインフェイズ#M2]]で[[シンクロ素材]]や[[エクシーズ素材]]にすることで[[除外]]を回避できる。~

 一方で[[表側表示]]の[[魔法・罠カード]]に対しては、そのほとんどが[[永続魔法]]・[[フィールド魔法]]・[[永続罠]]・[[ペンデュラムゾーン]]の[[カード]]であるため、[[破壊]]することで[[効果]]自体も防げるケースが多い。~
 一方で[[表側表示]]の[[魔法・罠カード]]に対しては、そのほとんどが[[永続魔法]]・[[フィールド魔法]]・[[永続罠]]・[[ペンデュラムゾーン]]の[[カード]]であるため、[[破壊]]することで[[効果]]自体も防げる場合が多い。~
 [[ペンデュラムゾーン]]への[[発動]]に[[チェーン]]して[[《緊急テレポート》]]でこの[[カード]]を[[特殊召喚]]すれば、[[発動]]する[[ペンデュラム効果]]を封じることもできる。~
 しかし、[[《リビングデッドの呼び声》]]等の[[発動]]時に[[表側表示]]になる[[カード]]には無力である。~
 また、[[《永遠の魂》]]のような何度も[[効果]]を[[発動]]する[[カード]]に対しても[[発動]]時の1度は[[効果]]を通してしまうので、それらの[[メタ]]としては不十分である。~

 上記のような[[カード]]を[[相手]]が使用するかは[[デッキ]]に依るものの、[[モンスター効果]]を使用しない[[デッキ]]は殆ど存在しないため[[腐る]]ことはまずないだろう。~
 [[効果]]が必要ないと感じたら[[シンクロ素材]]や[[エクシーズ素材]]として処理してしまえる点も優秀。~
 [[《緊急テレポート》]]や[[《クレーンクレーン》]]に対応している[[レベル]]3[[光属性]][[チューナー]]と言う点だけで様々な使い方が考えられる。~
 総合的に見て、優秀な[[効果]]と特性を持ち合わせた[[汎用性]]の高い[[カード]]であると言える。~
 [[種族]]や[[属性]]等に恵まれ、[[《緊急テレポート》]]や[[《クレーンクレーン》]]、各種[[リクルーター]]に対応し、[[除外]]されても[[《救援光》]]や[[《サイコパス》]]で再利用できるなど、[[特殊召喚]]や[[サルベージ]]手段が豊富にある。~
 特に[[種族]]サポートが活かせる[[【サイキック族】]]や[[【ガスタ】]]、[[レベル]]3を中心とする[[【魔人】]]などでは相性がよい。~
 また、[[モンスター効果]]を[[使用]]しない[[デッキ]]は限られ、それなりに高い[[守備力]]故にある程度の[[壁]]役までこなせるなど、[[腐る]]ことは稀であり[[汎用性]]が非常に高い[[カード]]と言える。~

-[[効果の発動]]に[[コスト]]を要求する[[永続罠]]を用いる際に[[相手]]の[[カウンター罠]]を警戒する場合、[[カウンター罠]]は[[効果の発動]]に対応できないため、あらかじめ[[永続罠]]の[[カードの発動]]と[[効果の発動]]を分けることでリスクを抑えられた。~
だが、この[[カード]]の登場により、分けて[[発動]]する場合にもリスクが生じるようになった。~

-[[自分]]の[[カード]]に対しても[[発動]]と[[破壊]]は可能である。~
--この[[カード]]は逆に、例えば[[《機殻の再星》]]の「[[カードの発動]]」時の[[チェーンブロック]]で[[無効]]化を使われた場合、「既に[[表側表示]]で存在している」という条件が満たせないため対応ができない。~

-[[モンスター効果]]に対して使う場合は[[効果処理時]]に[[フィールド]]に存在しない場合にその[[効果]]が[[適用]]がされるか否かが時に重要になってくる。~
第9期以降に登場した[[カード]]や再録された[[カード]]は[[テキスト]]で判別できるが、古い[[カード]]では[[テキスト]]で見分けられないため使用の際には注意しておきたい。~

-[[自分]]の[[カード]]に対しても[[発動]]と[[破壊]]はできる。~
これを利用して、[[破壊された]]場合に[[発動]]する[[効果]]を持つものと[[コンボ]]を組むことができる。~
また、[[《スキルドレイン》]]の影響下で[[モンスター効果の発動]]に[[チェーン]]してその[[モンスター]]を[[破壊]]することで[[無効]]化を避けることも可能。~
また、[[《スキルドレイン》]]の影響下で[[モンスター効果の発動]]に[[チェーン]]してその[[モンスター]]を[[破壊]]することで[[無効]]化を避けることもできる。~
もっとも、これは[[相手]]にも言えることであり、上記で挙げた事を利用し、[[《スキルドレイン》]]等をすり抜けてくる可能性がある点は留意しておきたい。~

-公式ホームページで役割が似ている[[《エフェクト・ヴェーラー》]]と比較されどちらを採用するかのワンプッシュ投票が行われたが、こちらは得票率45%で敗れている。~

-上記のような高い[[汎用性]]を持つため[[メインデッキ]]・[[サイドデッキ]]に採用されやすく、役割が似た[[《エフェクト・ヴェーラー》]]とは併用されることも多い。~
ただし、[[《エフェクト・ヴェーラー》]]と同様に[[《マクロコスモス》]]等が存在すると[[発動]]できない点には注意が必要である。~
[[《マクロコスモス》]]で[[《原始太陽ヘリオス》]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]に[[チェーン]]すれば[[破壊]]はできそうではあるが、実際にはできない。~
そもそも、[[カードの発動]]時に[[《原始太陽ヘリオス》]]を[[特殊召喚]]するかどうかを選択するのであって、[[効果の発動]]をして[[特殊召喚]]するわけではないためである。~

-[[禁止カード]]の[[《メンタルマスター》]]を含めなければ、唯一[[通常召喚]]できる[[光属性]]・[[サイキック族]]の[[チューナー]]である。~
他には[[特殊召喚モンスター]][[チューナー]]である[[PSYフレームギア]]が[[レベル]]2の3体と[[レベル]]1の2体、計5種存在している。~

-「幽鬼(ゆうき)」とは、幽霊やお化けのことであるが、普通は『ゆき』とは読まない。~
雪で兎を象った「雪兎(ゆきうさぎ)」と掛けているのだろう。~
[[英語名]]から、単純に鬼とも掛けているようだ。~

-この[[カード]]以降、[[レベル]]・[[攻撃力]]・[[守備力]]が一致した[[手札誘発]][[効果]]を持つ[[チューナー]]が1年間隔で登場するようになった。~
2019年発売の「MONSTER ART BOX」において、同シリーズは「[[妖怪少女]]」と命名されている。~

--後発の[[モンスター]]たちは[[アンデット族]]なのだが、初出のこの[[カード]]のみ[[サイキック族]]である。~
上記の[[カード名]]や、上記シリーズにおける「妖怪」という命名、ゲーム版の「お化け」という括りからすると、これらのシリーズは物の怪の類の模様。~
翌年の[[《浮幽さくら》]]から[[種族]]が[[アンデット族]]に変更されたのはこの設定も踏まえての事だと思われる。~

--また、この[[カード]]のみ[[フィールド]]からも[[効果の発動]]が可能で、[[コスト]]も[[捨てる]]ではなく[[墓地へ送る]]点も異なる。~
シリーズの第1弾のみ後の[[カード]]と法則性が異なるという事例は、[[上級>上級モンスター]][[帝]]における[[《雷帝ザボルグ》]]、[[家臣]]における[[《氷帝家臣エッシャー》]]などにも見られたケースである。~

-中性的な容姿をしているが、[[英語名]]の「[[Ogre>《岩窟魔人オーガ・ロック》]]」は男性を指し、女性は「Ogress」となる。~
しかし、過去に[[《コールド・エンチャンター》]]や[[《ファイヤーソーサラー》]]、[[《シルフィード》]]等の例もあるため、名称から性別を判断する事は難しい。~
また、[[イラスト]]を見る限りではどちらが「Ghost Ogre」でどちらが「Snow Rabbit」かも断定し辛い点も判断が難しい要因であった。~
その後、上述した「MONSTER ART BOX」における紹介文から女性である事が明らかとなった。~

--この[[カード]]などの影響で[[イラスト]]や性別への質問が相次いだのか、そういった質問に関して共通の回答が用意される事となった([[《浮幽さくら》]]参照)~


-原作・アニメにおいて―~
アニメARC-V第60話において、徳松が囚人たちから巻き上げた[[カード]]の中に[[シークレットレア>Secret]]仕様のこの[[カード]]が確認できる。~
また、第67話で徳松が遊矢の部屋に訪れるため、ドアボーイに渡した[[カード]]として再登場している。~

//-コナミのゲーム作品において―~


**関連カード [#card]
-[[妖怪少女]]

-[[《エフェクト・ヴェーラー》]]

-[[《くず鉄の像》]]

//―《幽鬼うさぎ》の姿が見られる[[カード]]

―《幽鬼うさぎ》の姿が見られる[[カード]]
-[[《Live☆Twin チャンネル》]](本人ではなく服装としての出演)

―容姿名称等でウサギをモチーフとする[[モンスター]]は[[《因幡之白兎》]]のページを参照。

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]

**収録パック等 [#pack]
-[[クロスオーバー・ソウルズ]] CROS-JP0XX
-[[クロスオーバー・ソウルズ]] CROS-JP033 &size(10){[[Super]],[[Secret]]};
-[[20th ANNIVERSARY PACK 2nd WAVE]] 20AP-JP100 &size(10){[[Super]]-[[Parallel]]};
-[[RARITY COLLECTION −20th ANNIVERSARY EDITION−]] RC02-JP008 &size(10){[[Ultimate]],[[Secret]],[[Collectors]]};
-[[20th ANNIVERSARY LEGEND COLLECTION]] 20TH-JPC84 &size(10){[[Secret]],[[Ultra Parallel>Ultra]]};
-[[20thシークレットレア SPECIAL PACK>プロモカード#specialpack20thCP]] 20CP-JPS08 &size(10){[[20th Secret>Secret#SE20th]]};
-[[RARITY COLLECTION−PREMIUM GOLD EDITION−]] RC03-JP007 &size(10){[[Ultra]],[[Secret]],[[Collectors]],[[Premium Gold>Gold]]};
-[[PRISMATIC ART COLLECTION]] PAC1-JP014 &size(10){[[Super]],[[Secret]],[[Prismatic Secret>Secret#PS]]};
-[[ストラクチャーデッキ−ALBA STRIKE−]] SD43-JP017
-[[QUARTER CENTURY DUELIST BOX]] QCDB-JP018 &size(10){[[Super]],[[Secret]]};

//**FAQ [#faq]
//Q:~
//A:
**FAQ [#faq]
Q:[[ダメージステップ]]時に[[発動]]できますか?~
A:いいえ、できません。(15/02/13)
//公式DBにて不可

Q:[[対象をとる(指定する)効果]]ですか?~
A:[[対象をとらない効果]]です。(15/02/13)

Q:[[相手]]または[[自分]]の[[モンスター効果]]、既に[[発動]]している[[魔法・罠カード]]の[[効果]]の[[発動]]を[[チェーン]]1・[[チェーン]]2とします。~
  [[チェーン]]3で《幽鬼うさぎ》の[[効果]]を[[発動]]した場合、[[チェーン]]1・2で[[効果]]を[[発動]]した[[モンスター]]・[[魔法・罠カード]]の両方を[[破壊]]できますか?~
A:いいえ、直前の[[チェーン]]の[[カード]]のみ[[破壊]]できます。(15/04/01)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

----
&tag(《幽鬼うさぎ》,レベル3,光属性,サイキック族,チューナー,効果モンスター,攻撃力0,守備力1800,英語名未表記カード);
&tag(《幽鬼うさぎ》,モンスター,チューナーモンスター,効果モンスター,星3/光属性/サイキック族/攻0/守1800);