速攻魔法 (1)：お互いのＰゾーンのカードを全て破壊する。 その後、この効果で破壊したカードの数によって以下の効果を適用する。 ●１枚以上：相手に５００ダメージを与える。 ●２枚以上：デッキからＰモンスター１体を手札に加える事ができる。 ●３枚以上：フィールドのカード１枚を選んで除外できる。 ●４枚：デッキから「揺れる眼差し」１枚を手札に加える事ができる。
クラッシュ・オブ・リベリオンで登場した速攻魔法。
ペンデュラムゾーンのカードを全て破壊し、破壊した枚数に応じた効果を適用する効果を持つ。
破壊枚数が１枚の場合、微弱なバーンのみであり、引導火力となる以外は狙う状況はあまりない。
しかし、ペンデュラムゾーンは２枚１セットで使用されることから、２枚以上破壊することは難しくない。
破壊枚数が２枚の場合、ペンデュラムモンスター全体という広範囲のサーチを行えるため、ペンデュラムモンスターを多く採用したデッキでは強力なサーチカードとなる。
不都合なペンデュラムスケールや状況に合わないペンデュラム効果を必要なものに入れ替えることができ、破壊したものもペンデュラム召喚で再利用可能。
特に、クリフォートをはじめ多くのペンデュラムスケール１と８以上に見られるデメリットを回避しエクシーズ召喚等に繋ぐにはもってこいの高相性となる。
ただし、２枚を破壊し１枚しかサーチできないため、手札にもう片方のストックがなければサーチからすぐにペンデュラム召喚はできない点に注意。
３枚以上・４枚の効果は自分のカードだけでは達成できないが、それぞれ１枚のアドバンテージに繋がる。
３枚の場合は種類を問わず除外でき、破壊処理後に適用されるかが決まる性質から対象をとらない効果のため、非常に強力である。
４枚の場合は同名カードをサーチでき、自分の次の手に繋ぎつつ、相手のペンデュラム召喚を牽制できる。
３枚以上の効果を適用するには自分だけでなく相手もペンデュラム召喚を駆使するデッキである必要があり、確実性が低い。
よって、自分のカードのみで２枚破壊での効果を積極的に使える構築で採用し、相手もペンデュラム召喚を用いる場合には発動させるタイミングを調整するのが好ましい。
優秀なサポートとして機能しつつ、相手のメタもこなせるため、ペンデュラム召喚を多用するデッキでは非常に有用な１枚と言える。
―イラスト関連