*《&ruby(ゆ){揺};れる&ruby(まなざ){眼差};し/Wavering Eyes》 [#top]
 速攻魔法(準制限カード、17/10/01から制限解除)
 (1):お互いのPゾーンのカードを全て破壊する。
 その後、この効果で破壊したカードの数によって以下の効果を適用する。
 ●1枚以上:相手に500ダメージを与える。
 ●2枚以上:デッキからPモンスター1体を手札に加える事ができる。
 ●3枚以上:フィールドのカード1枚を選んで除外できる。
 ●4枚:デッキから「揺れる眼差し」1枚を手札に加える事ができる。

 [[クラッシュ・オブ・リベリオン]]で登場した[[速攻魔法]]。~
 [[ペンデュラムゾーン]]の[[カード]]を全て[[破壊]]し、[[破壊]]した枚数に応じた[[効果]]を[[適用]]する複数の[[効果]]を持つ。

 この[[カード]]には、大きく分けて2つの使い方がある。~

+[[ペンデュラム召喚]]の[[サポートカード]]として使用する場合。~
[[自分]]の[[ペンデュラムモンスター]]を[[破壊]]して[[エクストラデッキ]]を肥やし、「●2枚以上」の[[効果]]により任意の[[ペンデュラムモンスター]]を[[サーチ]]する。~
[[ペンデュラム召喚]]につなぎ、先ほど[[エクストラデッキ]]に送った[[ペンデュラムモンスター]]を[[特殊召喚]]して[[アドバンテージ]]を得る。~
+[[ペンデュラム召喚]]の[[メタカード]]として使用する場合。~
[[相手]]の[[ペンデュラムモンスター]]を[[破壊]]し、[[ペンデュラム召喚]]や[[ペンデュラム効果]]を妨害する。~
[[フリーチェーン]]の[[速攻魔法]]である事を活かし、[[相手]]が[[ペンデュラムゾーン]]に2枚の[[カード]]を置いた所で[[発動]]して[[ペンデュラム召喚]]を阻害する。~
また、[[相手]]が[[ペンデュラム効果]]を[[発動]]した時に[[チェーン]][[発動]]すれば、[[ペンデュラム効果]]を[[不発]]にできる。~
加えて、[[破壊]]した枚数に応じてさらなる追加[[効果]]が[[適用]]される。~

 「●2枚以上」の[[効果]]で全ての[[ペンデュラムモンスター]]を[[サーチ]]できるため、[[ペンデュラムモンスター]]を多く採用した[[デッキ]]では[[サーチ]][[カード]]として機能する。~
 [[手札]]に[[ペンデュラムモンスター]]が3枚以上ある時に、そのうち2枚を[[ペンデュラムゾーン]]に置いて[[発動]]し、残った1枚と[[サーチ]]してきた1枚で[[破壊]]した2枚を[[ペンデュラム召喚]]するのが基本的な使い方になる。~
 不都合な[[ペンデュラムスケール]]や状況に合わない[[ペンデュラム効果]]を必要なものに入れ替えることも可能である。~
 [[クリフォート]]の[[デメリット]][[ペンデュラム効果]]を回避し、[[エクシーズ召喚]]等を行うこともできる。~
 ただし、合計3枚の[[カード]]を使用して1枚しか[[サーチ]]できないため、一時的に2枚の[[ディスアドバンテージ]]が生じ、その後の[[ペンデュラム召喚]]が妨害されると辛い展開となる。~

 一方の[[プレイヤー]]が使える[[ペンデュラムゾーン]]は2つだけなので、3枚以上・4枚の[[効果]]は、[[お互い]]に[[ペンデュラムモンスター]]を採用している[[デッキ]]の場合のみ使用可能となる。~
 「●3枚以上」の[[効果]]は[[対象をとらない>対象をとらない効果]][[除外]]という防ぎにくい[[単体除去]]であり、先述した[[ペンデュラム召喚]]の阻害と併せ、[[相手]]の戦略を大きく崩す事が可能である。~
 4枚の場合は[[同名カード]]を[[サーチ]]でき、自分の[[ハンドアドバンテージ>アドバンテージ]]を稼ぎつつ、その後の相手の[[ペンデュラム召喚]]を強く牽制できる。~

-[[【ペンデュラム召喚】]]全般においてサポートとして機能するのみならず、対[[【ペンデュラム召喚】]]の[[ミラーマッチ]]では[[相手]]の[[メタ]]としても使える。~
第9期の[[【ペンデュラム召喚】]]同士の[[ミラーマッチ]]においては、[[お互い]]にこの[[カード]]を使用するタイミングが勝敗を大きく左右すると言っても過言ではない状態であった。~
[[新マスタールール]]導入に伴い[[エクストラデッキ]]からの大量[[ペンデュラム召喚]]が難しくなったことで、現在は実質的にかなり弱体化している。~

--この[[カード]]の全盛期には、[[チェーン]]して[[相手]]に[[同名カード]]を[[発動]]される事が強く警戒された。~
[[相手]]の《揺れる眼差し》は[[ペンデュラムゾーン]]の[[カード]]を全て[[破壊]]し、複数の[[効果]]を使用して[[アドバンテージ]]を獲得。~
逆に[[自分]]は1枚も[[ペンデュラムゾーン]]の[[カード]]を[[破壊]]できないため[[不発]]に終わり、更に多大な[[ディスアドバンテージ]]を負ってしまう。~

--「●3枚以上」の[[効果]]までを[[適用]]されると多大な[[ディスアドバンテージ]]を負うことから、[[【ペンデュラム召喚】]]の[[ミラーマッチ]]ではできるだけ[[ペンデュラムゾーン]]を空けてから[[相手]][[ターン]]に回すのが定石であった。~
[[ペンデュラムゾーン]]の[[カード]]を[[破壊]]しながら[[手札]]を増強できる[[《EMリザードロー》]]や[[イグナイト]]・[[《EMペンデュラム・マジシャン》]]などがこれを得意とする。~

-[[相手]]が[[ペンデュラムモンスター]]を使わないと「●3枚以上」の[[効果]]を使えず、[[自分]]の[[カード]]だけ[[破壊]]すると1枚分の[[ディスアドバンテージ]]になる点から、登場直後は全ての[[【ペンデュラム召喚】]]で[[必須カード]]とは言えなかった。~
この[[カード]]が特に真価を発揮したのは1枚だけ[[サーチ]]しても戦況を大きく変えられる[[《EMモンキーボード》]]を持つ[[【EM】]]であり、この場合はメインから3枚積まれるほどの[[必須カード]]となっていた。~
この[[カード]]を無理なく採用できない他の[[【ペンデュラム召喚】]]がこの[[カード]]に脅威に晒されることとなり、[[【EM】]]の強さを更に助長させる結果となってしまったため、[[16/04/01>リミットレギュレーション/2016年4月1日]]に[[制限カード]]となってしまい「●4枚」の[[効果]]の使用は非常に困難であった。~
その後、[[新マスタールール]]の導入に伴い[[ペンデュラム召喚]]が弱体化したことで、[[17/07/01>リミットレギュレーション/2017年7月1日]]に[[準制限カード]]に緩和された。

//これにより、「●4枚」の[[効果]]の使用が非常に困難となってしまった。~
//[[相手]]の《揺れる眼差し》を[[《墓荒らし》]]で奪った場合などを想定すれば完全に使用不能になった訳ではないが、実戦で使用できる機会はまずないだろう。~
//[[制限カード]]となった後は[[ペンデュラム召喚]]を利用せず、[[《エキセントリック・デーモン》]]等を採用している[[デッキ]]が[[サイドデッキ]]に採用する事が多くなっている。~

--[[TCG]]では[[16/04/11>海外の禁止・制限カード/2016年4月11日]]にて更に厳しい[[禁止カード]]への指定が成されている。~
その後、[[2017/09/18>海外の禁止・制限カード/2017年9月18日]]において一気に[[制限解除]]となった。~

-[[イラスト]]では、[[《ヒュプノシスター》]]が[[《召喚師ライズベルト》]]に何らかの幻覚か催眠術をかけているものと思われる。~
この影響か、穏やかな雰囲気だった[[《召喚師ライズベルト》]]が後の[[《調星師ライズベルト》]]や[[《覚星師ライズベルト》]]では一転して禍々しい様相となっている。

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[《ペンデュラム・ストーム》]]

-[[《精神統一》]]
-[[《トゥーンのもくじ》]]
-[[《魔力掌握》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《召喚師ライズベルト》]]
-[[《召喚師セームベル》]]
-[[《ヒュプノシスター》]]
-[[《揺るがぬ絆》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【EM】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[クラッシュ・オブ・リベリオン]] CORE-JP066
-[[ストラクチャーデッキ−ペンデュラム・エボリューション−]] SD31-JP025

//**FAQ [#faq]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

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