*《&ruby(ようがんまじん){溶岩魔神};ラヴァ・ゴーレム/Lava Golem》 [#hc521c81]
 効果モンスター
*《&ruby(ようがんまじん){溶岩魔神};ラヴァ・ゴーレム/Lava Golem》 [#top]
 特殊召喚・効果モンスター
 星8/炎属性/悪魔族/攻3000/守2500
 このカードは通常召喚できない。
 相手フィールド上のモンスター2体をリリースし、
 手札から相手フィールド上に特殊召喚できる。
 自分のスタンバイフェイズ毎に、自分は1000ポイントダメージを受ける。
 相手フィールドのモンスター2体をリリースした場合に相手フィールドに特殊召喚できる。
 このカードを特殊召喚するターン、自分は通常召喚できない。
 (1):自分スタンバイフェイズに発動する。
 自分は1000ダメージを受ける。

 [[新たなる支配者]]で登場した[[炎属性]]・[[悪魔族]]の[[特殊召喚モンスター]]。~
 [[相手]][[モンスター]]を[[リリースして>リリースする]][[特殊召喚]]する[[召喚ルール効果]]と、[[スタンバイフェイズ]]毎に[[コントロール]]する[[プレイヤー]]に[[ダメージ]]を与える[[誘発効果]]を持つ。~
 「[[相手]][[フィールド]]上の[[モンスター]]を勝手に[[リリース]]して[[特殊召喚]]できる」という[[特殊召喚]]方法を持った[[モンスター]]の開祖である。~
 [[相手]][[モンスター]]を[[リリースして>リリースする]][[相手]][[フィールド]]に[[特殊召喚]]する[[召喚条件]]、[[特殊召喚]]する[[ターン]]に[[通常召喚]]できない制約、[[自分]][[スタンバイフェイズ]]に[[ダメージを受ける]][[誘発効果]]を持つ。~

 毎[[ターン]][[相手]]に[[ダメージ]]を与える事ができるが、[[攻撃力]]3000の[[モンスター]]を与えてしまう大きなリスクも伴う。~
 ゆえに一般的な[[ビートダウン]][[デッキ]]では扱いにくいが、[[相手]]の[[攻撃]]自体を封じる戦術を取る[[【ロックバーン】]]とは高相性。~
 中でも[[《魔法の筒》]]や[[《拷問車輪》]]との[[シナジー]]は最高で、かなりの活躍が期待できる。~
 [[相手]][[モンスター]]を強制的に[[リリース]]して[[相手]][[フィールド]]に[[特殊召喚]]される、極めて特殊な[[モンスター]]。~
 この[[特殊召喚]]のための[[リリース]]は[[条件による特殊召喚]]の[[手順>コスト#tejun]]([[コスト]]のようなもの)として扱われるため、[[モンスター効果]]を受けない[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]であろうと容赦なく[[リリース]]できる。~
 また、[[チェーンブロック]]を作らない[[召喚条件]]なので、[[モンスター効果の発動]]が禁止されていても問題なく[[リリース]]できる。~
 さらに、[[召喚条件]]という特性上、[[《神の警告》]]等で[[特殊召喚]]を[[無効]]にされても[[リリース]]した[[モンスター]]は戻らないため、妨害手段が非常に限られる。~
 「どんな厄介な[[モンスター効果]]を持つ[[モンスター]]も単なる[[攻撃力]]が高い[[モンスター]]に変えてしまう」というこの[[カード]]の[[除去]]能力は、数ある[[除去]][[カード]]の中でも間違いなく最強クラスと言える。~

 [[相手]]の[[モンスター]]を[[除去]]し、[[フィールド]]をがら空きにした状態でこの[[カード]]の[[コントロール]]を奪うのもよい。~
 [[《洗脳解除》]]と合わせれば[[相手]]の[[モンスター]]2体を[[除去]]した上で、[[自分]]は[[攻撃力]]3000の[[モンスター]]の[[コントロール]]を得る事ができる。~
 2体も[[除去]]できれば[[フィールド]]ががら空きになることは多く、[[直接攻撃]]も通りやすい。~
 しかし、[[自分]]が毎[[ターン]]1000[[ダメージ]]を受ける事になるため、[[《強制脱出装置》]]で回収したり、[[《神秘の中華なべ》]]で[[ライフポイント]]に変換したりと、アフターケアはしっかり行いたい。~
 [[《火霊術−「紅」》]]や[[《カタパルト・タートル》]]等で[[射出]]し、[[バーン]]としては破格の[[ダメージ]]を与えれば絶大な[[ライフ・アドバンテージ]]を得られる(これに特化した[[デッキ]]が[[【ゴーレム】]])。~
 [[《マテリアルドラゴン》]]か[[《デス・ウォンバット》]]を[[召喚]]しておくのもいいだろう。~
 変わった所では[[《ウォーター・ドラゴン》]]を用いる[[【水属性】]]に投入し、[[攻撃力]]を0にした上で[[バーン]][[ダメージ]]を狙うのも面白い。~
 後に登場した[[壊獣]]、[[《ラーの翼神竜−球体形》]]等も同様の能力を持ち、それぞれ[[リリース]]する枚数や[[ステータス]]が異なる。~
 この[[カード]]は[[壊獣]]と異なり[[召喚権]]を失い、[[《ラーの翼神竜−球体形》]]と異なり[[特殊召喚]]封じにも引っかかってしまう。~
 そのかわり、2体[[リリース]]するので[[壊獣]]より[[ボード・アドバンテージ]]面で優れ、3体[[リリース]]の[[《ラーの翼神竜−球体形》]]より小回りが利き、[[《ダーク・オカルティズム》]]による[[サーチ]]にも対応しているのが[[メリット]]となる。~

 だが、この[[モンスター]]の真価は[[火力]]や高い[[攻撃力]]よりも、[[特殊召喚]]による[[相手]][[モンスター]]の[[除去]]能力にある。~
 この[[特殊召喚]]は[[チェーンブロック]]をつくらないため、この[[モンスター]]の[[特殊召喚]]を[[無効]]にされても、確実に2体の[[相手]][[モンスター]]を[[リリースして>リリースする]][[除去]]できる。~
 さらに、あくまで[[リリースする]]だけで[[破壊]]ではないため、[[《光と闇の竜》]]の[[蘇生]][[効果]]や[[《ネフティスの鳳凰神》]]・[[《スターダスト・ドラゴン/バスター》]]等の[[自己再生]][[効果]]を[[発動]]される心配も皆無。~
//自分は《浅すぎた墓穴》を失いモンスター1体を得て、相手はモンスター2体を失い《ラヴァゴーレム》1体を得る
//遊戯王OCGでは「行動」の[[発動]]に際して[[チェーン]]する事はできるが、その「行動」を行うために必要な[[コスト]]を支払う段階では[[チェーン]]を組む事ができないため(詳しくは[[チェーン]]を参照)、[[召喚]]を許せば[[リリース]]された[[モンスター]]はほぼ確実に失われる。~
 この特性故にこの[[カード]]の[[除去]]能力は、数ある[[除去]][[カード]]の中でも間違いなく最強クラスと言えるだろう。~
 《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》は[[相手]][[フィールド]]へ[[特殊召喚]]されるのだが、結果的には[[1:1交換]]が成立する点も優秀。~
// [[相手]]にも[[特殊召喚]]を許してしまう[[《浅すぎた墓穴》]]も、この[[カード]]と組み合わせれば0:1交換に持ち込める。~
 [[送りつけ]]た後は毎[[ターン]][[コントローラー]]に[[ダメージ]]を与える事ができるが、[[攻撃力]]3000の[[モンスター]]を与えてしまう大きなリスクも伴う。~
 そのため、[[《魔法の筒》]]や[[《ディメンション・ウォール》]]で[[攻撃]]を跳ね返したり、[[《拷問車輪》]]や[[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]で[[攻撃]]自体を封じたりといった[[【ロックバーン】]]的な戦術と併用するのが望ましい。~
 [[《強制脱出装置》]]や[[《月華竜 ブラック・ローズ》]]で[[バウンス]]するのも有効で、繰り返し利用すれば[[アドバンテージ]]面で優位に立てる。~
 [[リンク素材]]等に消費される可能性もあるので、[[バーン]]については[[スタンバイフェイズ]]に1000[[ダメージ]]を与えられれば良しという割り切り方も必要だろう。~

 [[召喚]]した《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》を[[《強制脱出装置》]]で[[手札]]に[[戻せば>戻す]]、[[《強制脱出装置》]]が[[相手]][[モンスター]]を2体[[除去]]する強力な[[罠カード]]へと変貌する。~
 [[通常召喚]]権を失うものの、代わりに1000[[ダメージ]]のオマケ付きで、[[《ならず者傭兵部隊》]]の倍以上の効率をたたき出せる。~
 それ以上に、再び《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》の[[リリース]]にされる恐怖を[[相手]]に植え付ける副次的作用もある。~
 [[相手]]は[[モンスター]]を2体以上展開するのをためらいがちになるため、[[ボード・アドバンテージ]]を稼ぎやすくなるのである。~
 他にも[[コントロール奪取]]と合わせてこちらの戦力に変えるという手もあり、[[《洗脳解除》]]や[[《所有者の刻印》]]で奪い取ったり、[[《サクリファイス》]]や[[《D−HERO Bloo−D》]]の[[装備カード]]として[[吸収]]すれば、がら空きになった[[相手]]に[[直接攻撃]]を通せる。~
 これに特化した[[デッキ]]が[[【ゴーレム】]]である。~

 強力な[[除去]][[カード]]であるが故、[[【除去ガジェット】]]に投入するのも手。~
 この[[モンスター]]を[[相手]]の[[フィールド]]上に[[特殊召喚]]した上で[[《ハンマーシュート》]]などで[[除去]]すれば、[[通常召喚]]の権利こそ逃すものの[[《地砕き》]]を2連発した状態にもっていくことができる。~
 [[手札事故]]率も上昇するが、[[サイドデッキ]]にでも投入しておけば[[ホルスの黒炎竜]]や[[《ネフティスの鳳凰神》]]、[[《スターダスト・ドラゴン/バスター》]]等、苦手とする[[モンスター]]達への対抗手段となり得る。~
-この[[カード]]による[[リリース]]への実質的な対処法は、[[プレイ]]そのものを封じることしかない。~
具体的には、[[《禁止令》]]でこの[[カード]]を[[宣言]]する、[[《生贄封じの仮面》]]・[[《霧の王》]]などで[[リリース]]を封じる、[[《虚無魔人》]]等の[[効果]]で[[特殊召喚]]を防ぐ、[[特殊召喚]]される前に[[ハンデス]]する、などが挙げられる。~

 この[[カード]]への実質的な対処法は、[[《禁止令》]]でこの[[カード]]を[[宣言]]する、[[《生贄封じの仮面》]]、[[《霧の王》]]などで[[リリース]]を封じる、[[《フォッシル・ダイナ パキケファロ》]]等の[[効果]]で[[特殊召喚]]を防ぐ、[[特殊召喚]]される前に[[ハンデス]]する、などが挙げられる。~
 [[プレイ]]そのものを[[無効]]化しておかなければ手も足も出ないこの能力はあまりにも恐ろしい。~
-「[[相手]][[フィールド]]の[[モンスター]]を強制的に[[リリース]]して[[特殊召喚]]できる」という[[特殊召喚]]方法を持った[[モンスター]]の開祖である。~

 使い方が特殊で様々な応用が利くが非常に癖が強いため、初心者には少々扱いづらい[[カード]]である。
-[[レベル]]が高いので長らく[[シンクロ素材]]としては処理されにくかったが、[[《星態龍》]]や[[《神樹の守護獣−牙王》]]などの登場で対処手段が増えてしまった。~
また、[[ランク]]8の[[エクシーズモンスター]]を使う[[デッキ]]では、[[エクシーズ素材]]として利用されるリスクもある。~
第10期には[[リンク召喚]]が登場したことにより、これまで以上に[[【ロックバーン】]]の要素を維持することは難しくなった。~

-[[レベル]]が高いので、[[レベル]]を操作する[[カード]]を使用されない限り[[シンクロ素材]]としては処理されにくかったが、[[《星態龍》]]と[[《鬼岩城》]]の登場で対処手段が増えてしまった。~
また、[[ランク]]8の[[エクシーズモンスター]]の存在から、[[エクシーズ素材]]として利用されるリスクもある。~
特に[[《神竜騎士フェルグラント》]]の採用率は高いため、[[相手]]に利用される可能性がある。~
もっとも高[[ランク]]を採用できる[[デッキ]]は自ずと限られており、引導[[火力]]にできる場合を除いて使用を控えれば済む話ではある。~
//-[[【コスモロック】]]打破の隠れた切り札でもある。~
//[[相手]]の[[フィールド]]に[[攻撃表示]]で[[特殊召喚]]できれば、[[おジャマトークン]]で[[自爆特攻]]することで、かなり痛いながらも[[フィールド]]を空けることができる。~
//もっとも[[《生贄封じの仮面》]]を置かれると、[[プレイ]]自体が封じられてしまう。~
//トークンをリンク素材に使うことで簡単に解除できる

-[[《ヘル・テンペスト》]]の[[発動条件]]を能動的に満たすために大きな役割を果たす。~
//[[除去]]を兼ねて[[特殊召喚]]した後、[[《洗脳解除》]]・[[《強制転移》]]・[[《火霊使いヒータ》]]で奪って[[《火霊術−「紅」》]]で[[射出]]する手もある。~
//-[[《痛み分け》]]・[[《ヴォルカニック・クイーン》]]・[[《アポクリフォート・キラー》]]と共に[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]を直接[[除去]]できる数少ない[[カード]]である。~
//耐性持ちも除去も増えて特記性が薄れているので、コメントアウト。

-[[【ロックバーン】]]では[[《ミスフォーチュン》]]の対象に選択する事で確実に1500ポイントの[[ダメージ]]を与えることができる。~
[[《サクリファイス》]]や[[《D−HERO Bloo−D》]]の[[装備カード]]として[[吸収]]する、[[《傀儡虫》]]等で奪うこともできる。~
-[[特殊召喚]]した[[ターン]]は一切の[[通常召喚]]ができなくなるので、[[《血の代償》]]や[[《二重召喚》]]などは無意味である。~
また、[[通常召喚]]を行った後にこの[[カード]]を[[特殊召喚]]することはできない([[誓約効果]]も参照)。~
なお[[蘇生制限]]をクリアすれば[[蘇生]]や[[帰還]]は可能だが、その場合も[[ターン]]中は[[通常召喚]]できなくなる。~

-[[【コスモロック】]]打破の隠れた切り札でもある。~
[[相手]]の[[フィールド]]に[[攻撃表示]]で[[特殊召喚]]できれば、[[おジャマトークン]]で[[自爆特攻]]することで、かなり痛いながらも[[フィールド]]を空けることができる。~
もっとも[[《生贄封じの仮面》]]を置かれると、[[プレイ]]自体が封じられてしまうのだが。~
-この[[カード]]で[[除去]]できない[[モンスター]]は[[リリース>リリース#NoRelease]]や[[特殊召喚>特殊召喚#meta]]を参照。~

-[[《痛み分け》]]・[[《ヴォルカニック・クイーン》]]と共に[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]を直接倒せる数少ない[[カード]]。~
-2019年7月27日に行われた「遊戯王OCG 10000種突破記念大投票」第3期投票では第7位にランクインした。~
//https://twitter.com/YuGiOh_OCG_INFO/status/1158290291809497089

-[[特殊召喚]]した[[ターン]]は「一切の[[通常召喚]]ができなくなる」。~
つまり、[[《血の代償》]]や[[《二重召喚》]]は無意味である。
-「ラヴァ(lava)」とは、その名の通り「溶岩」の意味である。~
「ゴーレム(golem)」に関しては[[《破壊のゴーレム》]]参照。~

-この[[カード]]で[[除去]]できない[[モンスター]]は[[リリース]]の「リリースが制限されるカード」を参照。~
しかし、現時点では[[《召喚僧サモンプリースト》]]・[[《不死武士》]]・[[《霧の王》]]程度なので、多くの[[モンスター]]を無条件に[[除去]]できる強力な能力であることに変わりはない。
-原作・アニメにおいて―~
「バトルシティ編」の「城之内vs闇マリク」戦において闇マリクが使用。~
城之内の[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]と[[《ベビードラゴン》]]を[[生け贄]]に[[特殊召喚]]し、状況を立て直した。~
その後、城之内は[[直接攻撃]]を行うも[[《モンスターレリーフ》]]によって[[《万力魔神バイサー・デス》]](アニメ版では《プラズマイール》)を[[特殊召喚]]し直して[[壁]]にされた事で失敗に終わり、続けて自身の[[効果ダメージ]]が[[発動]]した。~
最終的に、[[《ギルフォード・ザ・ライトニング》]]を[[生け贄召喚]]するための[[生け贄]]に使用された。~
本来の[[攻撃]]名は「ゴーレム・ボルケーノ」だが、[[城之内>《城之内》]]により「城之内ファイヤー」と勝手に改名された。~
(なお、城之内は「遊戯王R」でも[[同様の改名をしている>《デモニック・モーター・Ω》]])。~

-[[蘇生制限]]をクリアすれば[[蘇生]]や[[帰還]]は可能だが、その場合もやはり[[通常召喚]]はできなくなる。~
[[通常召喚]]した後にこの[[カード]]を[[特殊召喚]]することはできない。~
[[誓約効果]]も参考のほど。
--アニメで初登場した際のフォーマットは現実に存在しない「攻守」表記の第2期フォーマットであった。~

-「ラヴァ(lava)」とは、その名の通り「溶岩」の意味である。~
「ゴーレム(golem)」に関しては[[《破壊のゴーレム》]]参照。
--原作では[[コントローラー]]が灼熱の檻に閉じ込められ、毎[[ターン]]垂れ落ちる溶岩で[[ダメージ]]を受けるという演出だった。~
また、[[ダメージ]][[効果]]は[[自分]]の[[バトルフェイズ終了時>エンドステップ]]に[[発動]]し、[[ダメージ]]数値は700だった。~

-原作・アニメにおいて―~
「バトルシティ編」の「城之内vs闇マリク」戦において闇マリクが使用。~
城之内の[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]を[[生け贄]]にし、状況を立て直した。~
原作では[[プレイヤー]]が檻に閉じ込められ、毎[[ターン]]垂れ落ちる溶岩の灼熱で[[ダメージ]]を受けるという設定だった。~
また、[[ダメージ]]は[[バトルフェイズ]]終了時に[[発動]]され、その数値は700だった。~
原作は4000[[ライフ]]制なので、OCGの8000[[ライフ]]制に合わせて強化されたと思われる(ただし、4000[[ライフ]]制における700[[ダメージ]]は8000[[ライフ]]制における1400[[ダメージ]]に相当するが、[[ダメージ]]を受けないことも選択できたため、相対的な弱体化とは言えない)。~
本来の[[攻撃]]名は「ゴーレム・ボルケーノ」だが、[[城之内>《城之内》]]により「城之内ファイヤー」と勝手に改名された(なお、城之内は「遊戯王R」でも[[同様の改名をしている>《デモニック・モーター・Ω》]])。~
//また、この[[カード]]と直接的には関係ないが、「WORLD CHAMPIONSHIP 2008」の城之内の[[直接攻撃]]時のセリフが「城之内ファイアー!」である。
--原作出身で[[OCG]]化された[[カード]]は[[召喚]]時の姿が[[イラスト]]に使われるのが通例だが、この[[カード]]は珍しく原作に登場した[[カード]]の方を元にしている。~

--珍しく[[イラスト]]は原作と同じである。

--アニメGXの「十代vs[[ユベル>《ユベル》]]」戦において登場。~
[[ユベル>《ユベル》]]が[[《チェーン・マテリアル》]]との[[コンボ]]で[[《超融合》]]により[[融合召喚]]しようとした12の次元を統一する超融合神の[[融合素材]]として選んだ[[レベル]]8の[[モンスター]]がこの[[カード]]だった。
[[ユベル>《ユベル》]]が[[《チェーン・マテリアル》]]との[[コンボ]]で[[《超融合》]]により[[融合召喚]]しようとした12の次元を統一する超融合神の[[融合素材]]として選んだ[[レベル]]8の[[モンスター]]がこの[[カード]]だった。~

--アニメ5D's公式サイトのデュエルワンポイントレッスンでは、[[DUEL TERMINAL −混沌の覇者!!−]]での再録に先駆け「この[[カード]]は[[通常召喚]]できない。」「[[リリース]]」等、第6期準拠の[[テキスト]]で紹介されている。
--アニメ5D's公式サイトのデュエルワンポイントレッスンでは、[[DUEL TERMINAL −混沌の覇者!!−]]での再録に先駆け「この[[カード]]は[[通常召喚]]できない。」「[[リリース]]」等、第6期準拠の[[テキスト]]で紹介されている。~

-Vジャンプによるレジェンド[[モンスター]]総選挙の投票結果では全20体中、12位だった。~
--2013年にVジャンプ公式サイトで行われた原作登場[[カード]]の人気投票「レジェンド[[モンスター]]総選挙」では、全20体中12位だった。~

-コナミのゲーム作品において―~
DM8では「[[自分]]の[[手札]]にこの[[カード]]が存在し、[[相手]]の場に[[モンスター]]が2体以上いる時、その内2体を[[生け贄]]に捧げこの[[カード]]を強制[[召喚]]する」~
DM8では「[[自分]]の[[手札]]にこの[[カード]]が存在し、[[相手]]の[[フィールド]]に[[モンスター]]が2体以上いる時、その内2体を[[生け贄]]に捧げこの[[カード]]を強制[[召喚]]する」~
「この[[カード]]の[[コントローラー]]は[[自分]]の[[ターン]]開始時に700ポイントの[[ダメージ]]を受ける」という2つの[[永続効果]]を持つ。~
前者の[[効果]]は条件が満たされれば、[[自分]]の[[ターン]]で強制的に[[発動]]してしまうので使い辛い。~
[[生け贄]]の[[対象]]は[[相手]]側から見て左側の[[モンスター]]が優先されるが、[[三幻神]]はこの[[効果]]による[[生け贄]]の[[対象]]にはならず、[[相手]]の場の[[モンスター]]の数にも含めない。~
[[WORLD CHAMPIONSHIP 2008>ゲーム付属カード#qe1d54fb]]では[[《冥府の使者ゴーズ》]]と[[タッグ>タッグデュエル]]を組んでいる。~
[[【フルバーン】]]を使用。~
彼やマリクはこの[[カード]]を切り札に設定しているのだが、このゲームでは[[自分]]の[[フィールド]]に[[対象]][[モンスター]]が存在する時にしか切り札特有の演出が出ないため、[[相手]][[フィールド]]に[[特殊召喚]]するこの[[カード]]では演出を見る事ができない。~
[[コントロール]]を奪う等して彼らの[[フィールド]]にこの[[カード]]がある場合は、「貴様に地獄の苦痛を味わわせてやる!」という台詞や派手な演出と共に[[ダメージ]]を受けて叫び声を上げるという、なんとも間抜けな仕様になってしまっている。~

--[[DUEL TERMINAL]]ではその点が修正されており、対戦[[相手]]の闇マリクが[[特殊召喚]]時と[[効果]][[発動]]時の台詞を言い、カットインが入る。~
また、ゲーム内では[[《終焉の焔》]]・[[《メタル・リフレクト・スライム》]]・[[《拷問車輪》]]・[[《悪夢の鉄檻》]]・[[《火炎地獄》]]等を使用し、さらには[[《ボーガニアン》]]まで並ぶことがあるため、[[自分]]の[[ライフポイント]]をあっという間に削られる可能性が高い。~
--[[WORLD CHAMPIONSHIP 2008>ゲーム付属カード#WCS2008]]ではマリクが切り札に設定しているが、このゲームではキャラクター側の[[フィールド]]に切り札[[モンスター]]が存在する時にしか切り札特有の演出が出ないため、[[相手]][[フィールド]]に[[特殊召喚]]するこの[[カード]]では演出を見る事ができない。~
何らかの手段でマリクの[[フィールド]]でこの[[カード]]の[[効果]]を[[発動]]させた場合、「貴様に地獄の苦痛を味わわせてやる!」という台詞と共に[[ダメージ]]を受けて叫び声を上げるという、なんとも間抜けな仕様になってしまっている。~
[[DUEL TERMINAL]]ではその点が修正されており、[[相手]][[フィールド]]に[[特殊召喚]]、および[[相手]][[フィールド]]で[[効果]]が[[発動]]した際に闇マリクがセリフを発するようになった。~

**関連カード [#a0fc95a7]
-[[《マザー・スパイダー》]]
--[[DUEL TERMINAL]]以降のゲームには、城之内の迷ゼリフ「城之内ファイヤー」のボイスが収録されており、城之内にこの[[カード]]を[[送りつける>送りつけ]]という原作をキッチリと再現した方法で聴くことができる。~
なお[[WCS2008>ゲーム付属カード#WCS2008]]では城之内の[[攻撃]]時メッセージが一律で「城之内ファイヤー!」になっており、どんな[[モンスター]]で[[攻撃]]する際にもこう叫んでしまう。~

-[[《エーリアン・スカル》]]
--デュエルリンクスでは闇マリクのイベント報酬として登場。~
[[ライフ]]4000制で[[リンク召喚]]未実装のデュエルリンクスでは非常に強力な[[カード]]で、[[《アマゾネスの剣士》]]らと共に構成された[[地雷]][[デッキ]]は[[環境]]で猛威を振るった。~
強力な[[上級モンスター]]が実装される毎に少しずつ活躍はし辛くなっているが、逆に言うと有効な処理方法が[[リリース]]以外にあまり存在していない。~
高[[レベル]]ゆえに[[シンクロ素材]]としての処理も難しいため、今尚トップ[[環境]]においても意識しておくべき1枚として認知され続けている。~
---この様に初期[[ライフ]]4000ルールでは[[バーン]]の影響が非常に大きかったため、20/09/29に[[バーン]]数値が500に半減するゲーム内のみの[[エラッタ]]が実施された。~
同時に、同日以降に実装される[[バーン]][[効果]]を持つカードは全て[[効果ダメージ]]が[[OCG]]から半減される旨も公表されたが、既に実装済みの[[カード]]で[[バーン]]数値半減の処置が施されたのはこの[[カード]]のみである。~
この[[カード]]が強く公式から警戒されている事が窺える。~

-[[《ヴォルカニック・クイーン》]]

**関連カード [#card]
-[[《トーチ・ゴーレム》]]

-[[相手モンスターをリリースして特殊召喚するモンスター>リリース#ReleaseOpponent]]

-[[《No.30 破滅のアシッド・ゴーレム》]]

―《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》の姿が見られる[[カード]]
-[[《Card of Last Will》]]
-[[《遺言の札》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#u03a167b]
**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【ロックバーン】]]
-[[【ゴーレム】]]

**収録パック等 [#i80ba0e1]
**収録パック等 [#pack]
-[[新たなる支配者]] 301-051 &size(10){[[Secret]],[[Ultimate]]};
-[[STRUCTURE DECK−マリク編−]] SDM-014 &size(10){[[Ultra]]};
-[[EXPERT EDITION Volume.1]] EE1-JP051 &size(10){[[Ultra]]};
-[[DUEL TERMINAL −混沌の覇者!!−]] DT05-JP006 &size(10){[[Super]]};
-[[GOLD SERIES 2012]] GS04-JP003 &size(10){([[Gold]])};
-[[GOLD SERIES 2012]] GS04-JP003 &size(10){[[Normal]],[[Gold]]};
-[[THE GOLD BOX]] GDB1-JP063 &size(10){[[Gold]]};
-[[デュエリストパック−決闘都市編−]] DP16-JP033 &size(10){[[Super]]};
-[[ストラクチャーデッキ−リバース・オブ・シャドール−]] SD37-JP013
-[[デュエルロワイヤル デッキセットEX ROUND2]] DR02-JPA02 &size(10){[[Normal]],[[Ultra]]};
-[[デュエルロワイヤル デッキセットEX ROUND2]] DR02-JPC02
-[[RARITY COLLECTION −QUARTER CENTURY EDITION−]] RC04-JP001 &size(10){[[Super]],[[Ultimate]],[[Collectors]],[[Secret]],[[Ex-Secret>Secret#ES]],[[Quarter Century Secret>Secret#QCSE]]};

**FAQ [#t6fbcf10]
Q:[[相手]]の[[モンスターカードゾーン]]のどの[[位置>カードの位置]]に[[特殊召喚]]するか選択するのは、どちらの[[プレイヤー]]ですか?~
A:この[[カード]]の元々の[[持ち主]]になります。(09/12/17)
**FAQ [#faq]
Q:[[相手]]の[[モンスターゾーン]]のどの[[位置>カードの位置]]に[[特殊召喚]]するか選択するのは、どちらの[[プレイヤー]]ですか?~
A:この[[カード]]の元々の[[持ち主]]です。(09/12/17)

Q:[[相手]][[フィールド]]上の[[《ネフティスの鳳凰神》]]を[[リリース]]した場合、[[自己再生]][[効果]]は[[発動]]しますか?~
A:いいえ、「[[リリース]]」なので[[蘇生]][[効果]]は[[発動]]しません。
//Q:[[相手]][[フィールド]]の[[《ネフティスの鳳凰神》]]を[[リリース]]した場合、[[自己再生]][[効果]]は[[発動]]しますか?~
//A:いいえ、「[[リリース]]」なので[[蘇生]][[効果]]は[[発動]]しません。

Q:[[相手]][[フィールド]]上の[[《虚無魔人》]]を[[リリース]]し、[[特殊召喚]]することはできますか?~
A:いいえ。[[《虚無魔人》]]が存在するときは[[特殊召喚]]行為ができなくなるので[[《虚無魔人》]]を[[リリース]]したい場合でも[[特殊召喚]]はできません。(08/06/06)
Q:[[相手]][[フィールド]]の[[《虚無魔人》]]を[[リリース]]し、[[特殊召喚]]することはできますか?~
A:いいえ、[[《虚無魔人》]]が存在するときは[[特殊召喚]]行為ができなくなるので[[《虚無魔人》]]を[[リリース]]したい場合でも[[特殊召喚]]はできません。(08/06/06)

Q:[[《冥界の宝札》]][[適用]]中に[[特殊召喚]]した場合、[[ドロー]]することはできますか?~
A:いいえ、できません。この[[カード]]を[[相手]][[フィールド]]に[[召喚]]するのは[[アドバンス召喚]]ではなく[[特殊召喚]]だからです。~
A:いいえ、できません。~
  この[[カード]]を[[相手]][[フィールド]]に[[召喚]]するのは[[アドバンス召喚]]ではなく[[特殊召喚]]だからです。~

Q:[[《奈落の落とし穴》]]は[[発動]]できますか?できる場合は、どちらの[[プレイヤー]]の[[特殊召喚]]に[[発動]]できますか?~
Q:[[《奈落の落とし穴》]]は[[発動]]できますか?~
  できる場合は、どちらの[[プレイヤー]]の[[特殊召喚]]に[[発動]]できますか?~
A:[[相手]]が[[特殊召喚]]した場合に[[発動]]できます。~
  [[自分]]の[[フィールド]]に[[特殊召喚]]された場合でも、「[[相手]]が[[特殊召喚]]した」扱いであるため[[発動]]できます。
  [[自分]][[フィールド]]に[[特殊召喚]]された場合でも、「[[相手]]が[[特殊召喚]]した」扱いであるため[[発動]]できます。

Q:[[《昇天の黒角笛》]]は[[発動]]できますか?できる場合は、どちらの[[プレイヤー]]の[[特殊召喚]]に[[発動]]できますか?~
A:[[相手]]が自分[[フィールド]]上に[[特殊召喚]]する際に、自分は[[発動]]できます。(09/01/03)
Q:[[《昇天の黒角笛》]]は[[発動]]できますか?~
  できる場合は、どちらの[[プレイヤー]]の[[特殊召喚]]に[[発動]]できますか?~
A:[[相手]]が[[自分]][[フィールド]]に[[特殊召喚]]する際に、[[自分]]は[[発動]]できます。(09/01/03)

Q:《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》を[[特殊召喚]]した際、[[相手]]は[[《昇天の角笛》]]を発動させようとしました。~
Q:《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》を[[特殊召喚]]した際、[[相手]]は[[《昇天の角笛》]]を[[発動]]させようとしました。~
  この時の[[発動]][[コスト]]として、今[[特殊召喚]]された《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》を選択することはできますか?~
A:できません。[[発動]]する場合には他の[[モンスター]]を選択する必要があります。(08/11/12)
A:できません。~
  [[発動]]する場合には他の[[モンスター]]を選択する必要があります。(08/11/12)

Q:[[《超魔神イド》]]が[[自分]][[フィールド]]上に存在している場合、[[特殊召喚]]することはできますか?~
A:[[特殊召喚]]自体が行えないため、[[特殊召喚]]することはできません。(08/11/12)
Q:[[《超魔神イド》]]が[[自分]][[フィールド]]に存在している場合、[[特殊召喚]]できますか?~
A:[[特殊召喚]]自体が行えないため、[[特殊召喚]]できません。(08/11/12)

Q:[[自分]][[フィールド]]上のこの[[カード]]の[[ダメージ]]を受ける[[効果]]に[[チェーン]]して[[相手]]がこの[[カード]]の[[コントロール]]を奪いました。~
Q:[[自分]][[フィールド]]のこの[[カード]]の[[ダメージ]]を受ける[[効果]]に[[チェーン]]して[[相手]]がこの[[カード]]の[[コントロール]]を奪いました。~
  [[ダメージ]]を受けるのはどちらの[[プレイヤー]]ですか?~
A:その場合、この[[カードの効果]]を[[発動]]した[[自分]]が[[ダメージ]]を受けます。(12/03/15)

Q:[[ダメージ]]を受ける[[効果の発動]]が[[《光と闇の竜》]]によって[[無効]]にされた場合、その後再び[[発動]]しますか?~
A:[[相手]]に[[ダメージ]]を与える[[効果]]は[[スタンバイフェイズ]]毎に1度だけ[[発動]]する[[効果]]であるため、[[《光と闇の竜》]]に[[無効]]にされた場合、その[[スタンバイフェイズ]]中には再び[[発動]]しません。(12/10/26)

Q:[[《スキルドレイン》]]が存在する場合、[[ダメージ]]を受ける[[効果]]はどうなりますか?~
A:[[ダメージ]]は[[コスト]]ではないので無効化されます。(11/06/13)
A:[[ダメージ]]は[[コスト]]ではないので[[無効]]化されます。(11/06/13)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
Q:正規の手順で[[特殊召喚]]した[[墓地]]のこの[[カード]]を[[対象]]に[[《リビングデッドの呼び声》]]を[[発動]]しました。~
  [[《サイクロン》]]を[[チェーン]]されて[[不発]]になったり、[[《リビングデッドの呼び声》]]の[[発動]]や[[効果]]が[[無効]]となった場合、[[通常召喚]]を行えますか?~
A:その場合、[[自分]]はこの[[ターン]]中[[通常召喚]]できます。(14/02/28)~

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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&tag(《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》,特殊召喚モンスター,効果モンスター,モンスター,星8/炎属性/悪魔族/攻3000/守2500);