*《&ruby(りゅう){竜};の&ruby(けいこく){渓谷};/Dragon Ravine》 [#cgnb2s2a]
 フィールド魔法
 1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に手札を1枚捨て、
 以下の効果から1つを選択して発動できる。
 ●デッキからレベル4以下の
 「ドラグニティ」と名のついたモンスター1体を手札に加える。
 ●デッキからドラゴン族モンスター1体を墓地へ送る。
//テキストはSD25より

 [[ストラクチャーデッキ−ドラグニティ・ドライブ−]]で登場した[[フィールド魔法]]。~
 [[手札]]1枚を[[コスト]]に[[ドラグニティ]]の[[サーチ]]か[[ドラゴン族]]の[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]が行える。~

 前半の[[効果]]は[[レベル]]4以下[[ドラグニティ]]の[[サーチ]]であり、状況に応じて様々な[[モンスター]]を[[手札]]に加えられる。~
 [[【ドラグニティ】]]では主軸となる[[《ドラグニティ−ドゥクス》]]を毎[[ターン]][[サーチ]]し、[[シンクロ召喚]]を行える。~
 [[手札]][[コスト]]や後半の[[効果]]によって、装備する[[ドラグニティ]]を[[墓地へ送る]]と効果的。~
 [[《調和の宝札》]]の[[コスト]]とする[[チューナー]][[モンスター]]を安定して確保することも可能である。~

 後半の[[効果]]は[[ドラゴン族]]専用の[[《おろかな埋葬》]]である。~
 [[墓地へ送る]][[モンスター]]の[[レベル]]を問わず、[[召喚]]権や[[《スキルドレイン》]]等の兼ね合いから[[《ドラグニティ−トリブル》]]よりも使いやすい。~
 この[[効果]]を使うのであれば、[[征竜]]・[[《真紅眼の飛竜》]]・[[《ミンゲイドラゴン》]]・[[《伝説の白石》]]・[[《Sin トゥルース・ドラゴン》]]辺りが狙い目だろう。~
 [[鳥獣族]][[ドラグニティ]]で装備する[[モンスター]]や、[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]によって[[蘇生]]させる[[モンスター]]を[[墓地]]に[[落とす]]のにも有効。~
 [[ドラゴン族]]を[[コスト]]とした場合は、1度に2体というスピードで[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]ができるので、[[《龍の鏡》]]の[[発動条件]]も満たしやすくなる。~
 [[通常召喚]]を行っていない[[ターン]]、[[コスト]]と[[効果]]で[[《真紅眼の飛竜》]]と[[レッドアイズ]]を[[墓地]]へ送れば[[エンドフェイズ]]に[[《真紅眼の飛竜》]]の[[効果]]を[[発動]]できる。~

 [[手札]]に[[ドラゴン族]][[ドラグニティ]]が存在すればそれを[[手札コスト]]に前半の[[効果]]を[[発動]]して[[鳥獣族]][[ドラグニティ]]を[[サーチ]]できる。~
 逆に[[鳥獣族]][[ドラグニティ]]が存在する場合は後半の[[効果]]で[[ドラゴン族]][[ドラグニティ]]を[[墓地]]へ送りそれを装備できる。~
 このように[[【ドラグニティ】]]では2つの[[効果]]を状況に応じて利用でき、[[必須カード]]となる。~
 [[フィールド魔法]]のため[[サーチ]]が容易である点も嬉しい。~
 後半の[[効果]]が有用なので、[[【ドラグニティ】]]に限らず、[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]重視の[[【ドラゴン族】]]とその類型や[[【サイバー・ダーク】]]でも活躍が見込める。~

-[[《テラ・フォーミング》]]とは相性が良い。~
もし[[サーチ]]対象の《竜の渓谷》を先に引いても、[[《テラ・フォーミング》]]は[[手札コスト]]として無駄なく利用できる。~
あるいは[[《テラ・フォーミング》]]で2枚目を[[サーチ]]して上書きすれば同一[[ターン]]内でもう一度[[効果]]を使用できる。~

//手札コストになるから相性最高っておかしくないですか?
//普通はフィールドを先に引くとテラフォが腐る。しかしこのカードの場合このカード自身で利用できるため、テラフォのデメリット部分が限りなく消え、本当の意味で実質6枚体制に近い

-他の[[フィールド魔法]]以上に[[《サイクロン》]]等が痛手となる。~
[[効果]]に[[《サイクロン》]]等を[[チェーン]]され[[破壊]]されると、[[効果]]が不発になった挙句、[[手札コスト]]の分[[ディスアドバンテージ]]を負ってしまうためである。~

-[[ドラゴン族]]に関する[[効果]]を持った[[フィールド魔法]]は[[《山》]]以来、実に11年振りである。~
また、[[ストラクチャーデッキ]]に収録された[[フィールド魔法]]は[[《魔法都市エンディミオン》]]以来1年半ぶりとなる。~

-DTマスターガイドによると、《竜の渓谷》は[[ミスト・バレー]]の奥深くにあるらしい。~

-[[イラスト]]で空を飛んでいる3体の竜は、頭部や羽を見るからに[[《ドラグニティ−アキュリス》]]だろう。~

-[[英語名]]の「Ravine」はそのまま渓谷の事を指す単語だが、バレー(valley)よりもより深く狭く、両側が絶壁になっているものを言う。~
[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]の[[イラスト]]と見比べても、こちらは[[イラスト]]内で地面を確認する事ができず、非常に高いことが伺える。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#f275b04e]
-[[ドラグニティ]]

-[[《ダーク・グレファー》]]
-[[《ドラグニティ−トリブル》]]
-[[《ドラグニティナイト−ガジャルグ》]]

-[[《増援》]]
-[[《おろかな埋葬》]]
-[[《コア転送ユニット》]]
-[[《竜の霊廟》]]

//―《竜の渓谷》が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

―[[イラスト]]関連
-[[《ドラグニティ−アキュリス》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#j7842701]
-[[【ドラグニティ】]]
-[[【サイバー・ダーク】]]

**収録パック等 [#nd9749aa]
-[[ストラクチャーデッキ−ドラグニティ・ドライブ−]] SD19-JP020
-[[ストラクチャーデッキ−青眼龍轟臨−]] SD25-JP023

**FAQ [#fb68fe64]
Q:[[チェーンブロック]]を作りますか?~
A:はい、作られます。(10/06/19)

Q:[[手札]]を[[捨てる]]のは[[コスト]]ですか?~
A:[[コスト]]です。(10/06/19)

Q:[[相手]]もこの[[効果]]を使用できますか?~
A:いいえ、できません。(10/06/19)

Q:[[手札]]を捨てた時に[[《サイクロン》]]等で[[破壊]]された場合、どうなりますか?~
A:《竜の渓谷》の[[効果]]を処理する事はできません。(10/06/19)

Q:一度[[効果]]を使用して新たにこの[[カード]]を[[発動]]した場合、[[効果]]を使用できますか?~
A:はい、できます。(10/06/19)

Q:[[手札]]や[[セット]]されたこの[[カード]]を[[発動]]する際に、同時に[[ドラグニティ]]を[[手札]]に加える[[効果]]または[[ドラゴン族]]を[[墓地]]へ送る[[効果]]は[[発動]]できますか?~
A:いいえ、[[発動]]できません。(10/07/04)

Q:どちらの[[効果]]を[[発動]]するか選択するのはどのタイミングですか?~
A:[[コスト]]として[[手札]]の[[カード]]を1枚捨てた時に選択します。(10/07/07)


//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。