通常魔法 自分のフィールド上または墓地から、 融合モンスターカードによって決められたモンスターをゲームから除外し、 ドラゴン族の融合モンスター1体を融合デッキから特殊召喚する。 (この特殊召喚は融合召喚扱いとする)
CYBERNETIC REVOLUTIONで登場した通常魔法。
フィールドまたは墓地のモンスターを除外し、ドラゴン族融合モンスターを融合召喚する効果を持つ。
融合素材とするモンスターは、アドバンテージの面から墓地のカードを使用するのが基本となる。
墓地が肥えていない序盤で手札にこのカードがだぶついた時や、1ターンキルが見えた時ならばフィールド上のモンスターも融合素材にすることも視野に入る。
このカード一枚とそこそこの墓地コストのみで強力なドラゴン族融合モンスターを融合召喚できるのは大きい。
ドラゴン族融合モンスターは強力なステータスや効果を持つカードも多く、融合召喚する対象には困らない。
【ドラゴン族】においてこのカードで融合召喚する筆頭候補は、攻守5000という最高ステータスを誇る《F・G・D》だろう。
墓地のドラゴン族を5体消費するため重さはあるものの、圧倒的攻撃力により1ターンキルすらも可能にする破壊力を持つ。
《竜の霊廟》や《竜の渓谷》などドラゴン族専用の墓地肥やしカードも存在するため、【ドラゴン族】でこのカードを採用する場合はそれらのカードも一緒に投入すると良いだろう。
《仮面竜》は自身を含めたドラゴン族をリクルートできるので、発動条件を簡単に満たすことができる。
ステータスは高くないものの優秀な蘇生効果を持つ《竜魔人 キングドラグーン》も、融合素材代用モンスターを駆使すれば融合召喚は容易である。
その他、《究極竜騎士》・《青眼の究極竜》・《メテオ・ブラック・ドラゴン》など、各種切り札級のドラゴン族融合モンスターの融合召喚にも活用できる。
モンスターが除外されることを生かして帰還カードと組み合わせたり 征竜や《エクリプス・ワイバーン》の効果を能動的に発動させることも可能である。
融合召喚されるモンスターはドラゴン族限定だが、融合素材はどのモンスターでも良いのでメインデッキにドラゴン族が少ない、あるいは全くないデッキでも使用できる。
特に、通常モンスター2体という非常に緩い融合素材でありながら、対モンスターにおいては滅法強い《始祖竜ワイアーム》は幅広いデッキで融合召喚を狙える。
それ以外にも、融合素材がアンデット族2体の《冥界龍 ドラゴネクロ》、闇属性・ドラゴン族+獣族の《ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》、戦士族+ドラゴン族シンクロモンスターの《波動竜騎士 ドラゴエクィテス》なども融合召喚しやすい。
種族や属性が比較的自由に決めやすい【ローレベル】や【凡骨融合】などでは上記のモンスターを状況に分けて融合召喚できるので、複数枚採用しても困ることは少ないだろう。
ただしいずれにせよ墓地アドバンテージを失う事には変わりないので、乱発すると自分の首を絞めかねない点には気を付けたい。
また、《マクロコスモス》などの全体除外や《王宮の鉄壁》による除外封じなど、通常の《融合》よりもメタには弱いのも欠点である。
Q:このカードの効果は対象を指定する効果ですか?
A:いいえ。対象を指定しない効果です。(05/05/26)
Q:このカードの効果でモンスターをゲームから除外するタイミングはいつですか?
A:効果解決時にです。(05/05/26)
つまり、発動を無効にされた場合除外は行いません。
Q:このカードの効果の効果解決時にフィールド上・墓地の両方からモンスターを除外する事ができますか?
A:はい。除外する事ができます。(05/05/26)
Q:融合素材代用モンスターを使用する事ができますか?
A:はい。使用する事ができます。
ただし《F・G・D》を召喚する際はモンスターがドラゴン族ではない場合、ドラゴン族の代わりとしての使用はできません。