《壺魔人/Dragon Piper》 †
効果モンスター
星3/炎属性/炎族/攻 200/守1800
リバース:フィールド上で表側表示で存在する「ドラゴン族・封印の壺」を破壊する。
破壊した場合、フィールド上に表側で存在するドラゴン族は全て攻撃表示になる。
Vol.6で登場した炎属性・炎族の下級モンスター。
リバース効果なのも使用を悩ませる上に、《ドラゴン族・封印の壺》がフィールドになければ意味のない効果なので、とにかく使いにくい。
守備力がそこそこあるので、壁くらいにはならないこともないが、今ひとつ利用価値が不明瞭なカードである。
ヴォルカニックデッキの壁要員にしようにも、《大木炭18》という上位互換が存在するため利用価値は薄い。
- 《ドラゴン族・封印の壺》とセットで原作出身のカード。
しかし、申し訳程度の再現で、どう使えばいいのか迷う効果になってしまっている。
原作通りの効果であっても、2枚によるコンボが必要な割に汎用性は低く使い難いのだが。
- このカードは「つぼまじん」。
《壺魔神》は「つぼましん」となっている。
また、英語名を訳すと「竜の笛吹き」。
《ロード・オブ・ドラゴン−ドラゴンの支配者−》とよく似ている。
- 英語名の「Piper」とは童話「ハーメルンの笛吹き男」に登場する笛を吹く男のことを、作中ではこう呼んでいる。原作では下記の効果を持っていたため、笛の音を聞いた相手を引き付けるという意味合いでは同じである。
しかし外見から壺であることが判断しづらい上に、名前からも壺が無くなってしまったのはいかがなものか。
- コナミのゲーム作品において―
DM4では遊戯・海馬・城之内の3人のデッキでそれぞれカードの使用制限が存在する。
これは原作で本人が使用したかどうか、または相手をしたデュエリストが使用したかどうか、つまり縁の深さにより使用出来るか出来ないかが決まる。
また、一部のモンスターはその種族やイメージにより使用制限がある場合がある。
(原作で縁の無い一部の戦士族に城之内、アンデット族に海馬しか使用出来ないものがある)
他にも《死者の腕》《沼地の魔獣王》のような強力なモンスター効果をもったものも、3人のデッキのバランス調節の為に使用制限が設けられている。
とはいえ、誰にも縁のないカードは、その殆どが3人とも使用出来る。
このカードは遊戯と海馬の両方が相手をしているが、海馬デッキでしか使用出来ない。
それどころか、ビデオ戦「遊戯vsペガサス」でペガサスの使用した《エレキッズ》《ホーリー・ドール》までもが、海馬デッキでしか使用出来ない。
一方で遊戯・海馬vs光と闇の仮面のタッグ戦で登場した《メルキド四面獣》などは、遊戯・海馬の2者のデッキで使用でき、不参加だった城之内は使用出来ない。
こういった例外はこのゲーム中で多く見られる。
関連カード †
―類似系カード(ピンポイントすぎる対策カード)
―色違いモンスター
収録パック等 †