通常罠 「貪欲な瓶」は1ターンに1枚しか発動できない。 (1):「貪欲な瓶」以外の自分の墓地のカード5枚を対象として発動できる。 そのカード5枚をデッキに加えてシャッフルする。 その後、自分はデッキから1枚ドローする。
クロスオーバー・ソウルズで登場した通常罠。
墓地のカードをデッキに戻し、その後1枚ドローする効果を持つ。
《貪欲な壺》と異なり魔法カード・罠カードも対象にできるので、発動は難しくない。
フリーチェーンの通常罠なので妨害もされにくく、《サイクロン》などにチェーンして発動できればアドバンテージを得られる。
しかし《強欲な瓶》などと同様に、このカードで直接アドバンテージを得ることはできない。
と言うよりも、このカードは《グラディアル・リターン》と同じで「ディスアドバンテージ無しで墓地のカードをデッキに戻すためのカード」と見るべきである。
特に魔法・罠カードをデッキに戻すことで再利用が狙えるのは貴重。
しかしデッキに戻した場合はサーチしなければ再利用は難しく、2枚目以降の同名カードがあるならデッキに戻す意味もない。
よって、サーチが容易な魔法・罠カードの制限カードを用いるデッキなら採用が見込めるだろう。
例としては《霞の谷の神風》や、《ハーピィの羽根帚》をサーチできる【ハーピィ】などが挙げられる。
【魔力カウンター】等では、使い終えた《トゥーンのもくじ》や《魔力掌握》2枚をデッキに戻す事で発動回数を稼ぐ事ができる。
自分のカードを墓地から戻す手段としては《転生の予言》よりも強力。
また、回収手段が少ない永続罠等をキーカードとするデッキならば、不慮の事故の対策としてピン挿ししてみるのもいいだろう。
他に戻すカードしては《死者蘇生》等の有用な制限カードを戻せば、デッキ枚数が増えるのもそこまでは気にならない。
Q:対象に選択したカードの内1枚が墓地に存在しなくなった場合、残りの選択したカードをデッキに戻す処理は行われませんか?
A:はい、行われず、ドローする処理も行われません。(15/02/14)