*【エンジェル・パーミッション】 [#de88b72a]

 「ENEMY OF JUSTICE」で登場した天使族モンスター中心としたパーミッションデッキ。~
 《豊穣のアルテミス》に加え、《救済のレイヤード》を中心に据え、カウンター罠を効率良く使用して行く。~

 《豊穣のアルテミス/Artemis of Harvest》
 効果モンスター
 星4/光属性/天使族/攻1600/守1700
 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
 カウンター罠が発動される度に自分のデッキからカードを1枚ドローする。

 《救済のレイヤード/Reiyad of Relief》
 効果モンスター
 星4/光属性/天使族/攻1400/守1500
 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
 カウンター罠が発動される度に除外された自分の天使族モンスター2体を手札に加える。

 天使族メインでは構成に無理が出そうな感じだが、天使族のモンスターは(変なカードまで天使族扱いのせいで)種族系でもそこそこの実力を持つため、そこまでバランスは崩れないだろう。~
 デッキの回りを代償として手に入れたフィールド破壊力とペースを握った後の切り返され辛さは【ヴァンダルギオン】を凌駕すると思われる。
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**デッキの基本戦術 [#ibb2caeb]
 デッキの1/3程度を占めるカウンター罠で相手の行動を阻害し続ける【パーミッション】の基本理念は変わらない。~
 手札消費が激しい弱点を、《豊穣のアルテミス》のドロー加速効果、《救済のレイヤード》の回収効果で補う。~

 大きなアドバンテージを呼び込む《救済のレイヤード》の効果を使用するために、自分の天使族モンスターを効率良く[[除外]]して行く。~
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**デッキ構築に際して [#w21261dd]
 まず、墓地に行く筈だったカードを[[除外]]する天使族モンスター、《閃光の追放者》と《光の追放者》起用する。~
 更に、[[除外]]する手段として、発動タイミングを選ばない《マクロコスモス》を起用しておく。~
 (併せて、全体[[除去]]効果を持つ速攻魔法である《グランドクロス》の採用も悪くはない。)~
 天使族限定の[[帰還]]効果を持つ《奇跡の光臨》も有効活用したい。~

 アタッカーとしては、妥協召喚ができる天使族モンスター《光神機−桜火》を採用したい。~
 再利用できる単体[[除去]]としても運用でき、ダイレクトアタック時には大きくライフを削ってくれる。~
しかし壁として作用してくれないので、いざと言う時に頼りにならないのが欠点ではある
 防御面を期待できないのが欠点ではあるが、《人造人間−サイコ・ショッカー》対策としても機能する。~

 多くのカウンター罠を必要とし、肝とするため、可能な限り有効なものを選択したい。~
 《冥王竜ヴァンダルギオン》とは異なり、カウンター罠で「無効にする」必要がないため、採用できるカードは豊富。~
 《神の宣告》や《天罰》、《マジック・ジャマー》等に加え、《キックバック》や《攻撃の無力化》も採用できる。~

 なお、フィニッシャーに《裁きを下す者−ボルテニス》を採用するのも一つの手段。~
 しかし、カウンター罠を発動しても、生け贄がいなければ特殊召喚できないため、有効性は薄い。~
 《光神機−桜火》と共に《突然変異》素材として使用するにしても、少々実力不足は否めない。~
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 《裁きを下す者−ボルテニス》
 効果モンスター
 星8/光属性/天使族/攻2800/守1400
 自分のカウンター罠が発動に成功した場合、
 自分フィールド上のモンスターを全て生け贄に捧げることで特殊召喚する事ができる。
 この方法で特殊召喚に成功した場合、生け贄に捧げた天使族モンスターの数まで
 相手フィールド上のカードを破壊する事ができる。

 どうしても使いたいのならば、 カウンター罠を張り相手の行動を阻害しつつ《豊穣のアルテミス》でドロー加速し手札を保つようにしよう。~
 下地が整ったら《裁きを下す者−ボルテニス》で切り返し、その後もカウンター罠の連打でペースを掌握したまま殴り倒す形式にすると少しはマシになるだろう。~
 なお、《裁きを下す者−ボルテニス》の起動トリガーは《豊穣のアルテミス》らと同じく「カウンター罠を発動すること」である。~
 よって【ヴァンダルギオン】とは異なり《攻撃の無力化》のようにマイナーなカウンター罠でも投入する価値があるが、取捨選択はしっかり行うように。
 どうしても使いたいのならば、オーバーキルでしかないので、《豊穣のアルテミス》によるドロー加速を最優先に考えるべき。~
 フィールドが整ったら《裁きを下す者−ボルテニス》を切り込ませ、その後もカウンター罠の連打で護り抜き、ペースを掌握したまま殴り倒す形式にすると少しはマシになるだろう。~
 なお、《裁きを下す者−ボルテニス》の起動トリガーは《豊穣のアルテミス》らと同じく「カウンター罠を発動すること」であるため、【ヴァンダルギオン】とは異なり《攻撃の無力化》のようなマイナーなカウンター罠でも投入できるが、取捨選択はしっかり行うように。~

**更なる派生 [#w21261dd]
***[[光神>《光神化》]][[暴走>《地獄の暴走召喚》]]型 [#xca6ec46]
 《光神化》などからの《地獄の暴走召喚》で《光神機−桜火》もしくは《光神機−轟龍》を一気に揃え撲殺する形。~
 フィニッシャーが&ruby(ライトニングギア){光神機};シリーズになっているのが特徴、と言うよりはコンボパーツを揃えるための時間稼ぎ兼ドローソースをカウンター罠と《豊穣のアルテミス》で補う型、と言うのが近いだろうか。~
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 フィニッシャーが「&ruby(ライトニングギア){光神機};シリーズ」になっているのが特徴。~
 …と、言うよりはコンボパーツを揃えるまでの時間稼ぎ、兼ドローソースをカウンター罠と《豊穣のアルテミス》で補う型。~
 コンボパーツにデッキスペースを取られるため、カウンター罠をそれほど多く投入できないのが悩みの種。~
 また、コンボが成功したとしてもそれだけでは8000を削るには至らないため、むしろコンボ成功後にカウンター罠を残しておくことこそが重要。~

 また、コンボが成功したとしてもそれだけでは8000を削るには至らないため、1ターンキルとして機能しない。~
 むしろ、コンボ成功後にカウンター罠を残しておくことこそが重要だと言う、少々決め手に欠けるデッキ。~
 構築、運用の両方で非常にバランス感覚を必要とされるデッキと言える。
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**このデッキの弱点 [#ma263427]
 やはり他のパーミッションと同様、《人造人間−サイコ・ショッカー》や《王宮のお触れ》は天敵となる。~
 特に、《人造人間−サイコ・ショッカー》に対抗できる、《光神機−桜火》は温存しておきたい。~
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**代表的なカード [#m15590e4]
-[[《豊穣のアルテミス》]]
-[[《救済のレイヤード》]]

-[[《閃光の追放者》]]
-[[《光の追放者》]]
-[[《マクロコスモス》]]

-[[《光神機−桜火》]]
-[[《裁きを下す者−ボルテニス》]]

**関連リンク [#i56f1a27]
-【パーミッション】
--【ヴァンダルギオン】
--【宣告者パーミッション】
--【ドローゴー】

-【次元天斬】

-[[デッキ集]]