*【サイバー・ダーク】 [#aa0b7196]

#contents

**[[デッキ]]の概要 [#fac8cdee]
 [[CYBERDARK IMPACT]]で登場した、[[サイバー・ダーク]]系の[[モンスター]]を中心とする[[ビートダウン]]。~
 アニメGXでの活躍から、劇中の名称である「裏サイバー流」と呼ばれることもある。~
 この[[カテゴリ]]自体の[[サポートカード]]は存在しないのだが、[[ドラグニティ]]の登場や[[闇属性]]・[[機械族]]・[[ドラゴン族]]の[[サポートカード]]の充実により、間接的に強化され続けている。~

 《サイバー・ダーク・ホーン/Cyberdark Horn》
 効果モンスター
 星4/闇属性/機械族/攻 800/守 800
 このカードが召喚に成功した時、
 自分の墓地のレベル3以下のドラゴン族モンスター1体を
 選択し、装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
 このカードの攻撃力は、このカードの効果で装備した
 モンスターの攻撃力分アップする。
 このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
 その守備力を攻撃力が超えていれば、
 その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
 このカードが戦闘によって破壊される場合、
 代わりにこのカードの効果で装備したモンスターを破壊する。

 《サイバー・ダーク・エッジ/Cyberdark Edge》
 効果モンスター
 星4/闇属性/機械族/攻 800/守 800
 このカードが召喚に成功した時、
 自分の墓地のレベル3以下のドラゴン族モンスター1体を選択し、
 装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
 このカードの攻撃力は、この効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。
 このカードは相手プレイヤーに直接攻撃できる。
 その場合、このカードの攻撃力はダメージ計算時のみ半分になる。
 このカードが戦闘によって破壊される場合、
 代わりにこのカードの効果で装備したモンスターを破壊する。

 《サイバー・ダーク・キール/Cyberdark Keel》
 効果モンスター
 星4/闇属性/機械族/攻 800/守 800
 このカードが召喚に成功した時、
 自分の墓地のレベル3以下のドラゴン族モンスター1体を
 選択し、装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
 このカードの攻撃力は、この効果で装備した
 モンスターの攻撃力分アップする。
 このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、
 相手ライフに300ポイントダメージを与える。
 このカードが戦闘によって破壊される場合、
 代わりにこのカードの効果で装備したモンスターを破壊する。

 《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン/Cyberdark Dragon》
 融合・効果モンスター
 星8/闇属性/機械族/攻1000/守1000
 「サイバー・ダーク・ホーン」+「サイバー・ダーク・エッジ」+「サイバー・ダーク・キール」
 このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
 このカードが特殊召喚に成功した時、自分の墓地に存在する
 ドラゴン族モンスター1体を選択し、装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
 このカードの攻撃力は、このカードの効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。
 また、このカードの攻撃力は自分の墓地のモンスターの数×100ポイントアップする。
 このカードが戦闘によって破壊される場合、代わりにこのカードの効果で装備したモンスターを破壊する。

**[[デッキ]]構築に際して [#ga0b3dcf]

***[[下級]][[サイバー・ダーク]] [#w28f8711]
 3種類の[[下級]][[サイバー・ダーク]]はそれぞれ3枚ずつ積んでも問題無いだろう。~
 しかし、序盤に装備できる[[ドラゴン族]]を用意できなかった場合などの[[事故]]が怖いならば、6〜8枚程度に枚数を調整しよう。~
***[[モンスター]][[カード]]について [#j274f2a1]
―[[サイバー・ダーク]][[モンスター]]~
 [[下級]][[サイバー・ダーク]]は[[《サイバー・ダーク・ホーン》]]がもっとも扱いやすく、3枚積んでも問題無いだろう。~
 他の2種は安定した[[ダメージ]]を与えられない場合も考えると、採用枚数を抑えても良い。~
 [[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]]も切り札的存在なのだが、[[ドラゴン族]]の[[上級モンスター]]の投入を避ける事で[[手札事故]]の回避に繋がるため、敢えて使わない手もある。~

-[[《サイバー・ダーク・ホーン》]]~
[[貫通]][[効果]]を持ち、[[サイバー・ダーク]]の中では特に優秀。~
枚数調整をする場合はこの[[カード]]を優先して[[積み>積む]]たい。~

-[[《サイバー・ダーク・エッジ》]]~
[[攻撃力]]を半分にすることで[[直接攻撃]]できる[[ダイレクトアタッカー]]。~
状況如何ではそのまま[[フィニッシャー]]になることもできる。~

-[[《サイバー・ダーク・キール》]]~
[[戦闘破壊]]を[[トリガー]]に[[相手]]に[[バーン]][[ダメージ]]を与える。~
[[サイバー・ダーク]]の中では地味な[[効果]]だが、[[攻撃表示]]の[[モンスター]]を[[相手]]にした時は最も[[ダメージ]]を与えることが出来るので、[[《ブラック・ガーデン》]]とは相性が特にいい。~

***[[装備カード]]用[[ドラゴン族]] [#k8ccfd41]
 [[ホーン>《サイバー・ダーク・ホーン》]]・[[エッジ>《サイバー・ダーク・エッジ》]]・[[キール>《サイバー・ダーク・キール》]]の[[装備カード]]としては、[[攻撃力]]1400以上の[[ドラゴン族]]が狙い目となる。~
 [[《仮面竜》]]以上を装備することで[[《サイバー・ドラゴン》]]の[[攻撃力]]を凌駕する。~
 [[《ハウンド・ドラゴン》]]を装備することで各種[[帝]]の[[攻撃力]]2400ラインを超える。~
-[[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]]~
[[《サイバーダーク・インパクト!》]]・[[《オーバーロード・フュージョン》]]を使う事によって、[[手札]]を消費せずに[[融合召喚]]が可能となるが、[[墓地を肥やす]]必要がある。~
[[《サイバーダーク・インパクト!》]]なら[[融合素材]]とした[[サイバー・ダーク]]を[[デッキ]]に戻して再利用できるため、[[アタッカー]]が不足して困る場面も少なくなる。~
また、[[下級]][[サイバー・ダーク]]と違い[[特殊召喚]]時に[[効果]]を[[発動]]するため、[[蘇生]][[カード]]を多めに投入しておくのも良い。~

 優先して投入したい[[レベル]]3以下の[[ドラゴン族]]は以下の通り。~
―[[装備カード]]用[[ドラゴン族]]~
-[[下級]][[サイバー・ダーク]]~
[[装備カード]]には[[攻撃力]]1400以上の[[ドラゴン族]]が狙い目となる。~
いずれも[[《竜の渓谷》]]・[[《竜の霊廟》]]の[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]、[[ドラグニティ]][[チューナー]]は[[《竜の渓谷》]]の[[サーチ]][[効果]]にも対応する。~

-[[《仮面竜》]]・・・[[攻撃力]]1500以下の[[ドラゴン族]]を[[リクルート]]できる。~
-[[《ドレッド・ドラゴン》]]・・・自身を含めた装備できる[[ドラゴン族]]全般を[[サーチ]]することができ、[[チューナー]]でもある。~
-[[《ハウンド・ドラゴン》]]・・・[[レベル]]3以下の[[ドラゴン族]]で最大の[[攻撃力]]を持つ。~
-[[《ドラグニティ−ファランクス》]]・・・装備を解除すれば即座に[[レベル]]6の[[シンクロ召喚]]に繋げる事ができる。~
-[[《ドラグニティ−コルセスカ》]]・・・[[サイバー・ダーク]]や[[《ブラック・ボンバー》]]をデッキから[[サーチ]]できる。ただし、[[攻撃力]]の上昇値は高くない。~
-[[《ドラグニティ−アキュリス》]]・・・[[サイバー・ダーク]]の身代わりとなって破壊されたときに[[フィールド]]の[[カード]]1枚を[[破壊]]。[[自爆特攻]]してもいいだろう。~
-[[《ドル・ドラ》]]・・・[[《仮面竜》]]によって[[リクルート]]できる最高[[攻撃力]]であり、[[自己再生]]能力も持つ。~
-[[《デルタフライ》]]・・・[[《ドル・ドラ》]]と並んで[[《仮面竜》]]で[[リクルート]]できる最大[[攻撃力]]を持つ。[[レベル]]3の[[チューナー]]で、実質的に[[レベル]]4[[チューナー]]としても使える。~
-[[《ボマー・ドラゴン》]]・・・[[《仮面竜》]]によって[[リクルート]]できる[[除去]][[モンスター]]であり多方面で活躍する。~
-[[《ドラグニティ−パルチザン》]]・・・[[サイバー・ダーク]]の[[効果]]で装備すれば、[[闇属性]]の[[レベル]]4[[チューナー]]として扱える。~
--[[《ハウンド・ドラゴン》]]~
[[レベル]]3以下の[[ドラゴン族]]で最大の[[攻撃力]]を持つ[[通常モンスター]]。~
装備することで[[上級モンスター]]の[[攻撃力]]2400ラインを超える。~
[[《レスキューラビット》]]・[[《予想GUY》]]で[[リクルート]]、[[《苦渋の決断》]]で[[サーチ]]と[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]が行える。~

 [[《仮面竜》]]はその[[汎用性]]の高さから3枚積んでも差し支えない。~
 特に[[サイバー・ダーク]]の特性から[[モンスター]]の展開が[[通常召喚]]に頼りがちな【サイバー・ダーク】にとって、場持ちが良く単体でも機能してくれる。~
 また[[《ドレッド・ドラゴン》]]も、[[チューナー]]のみならず[[サーチャー]]として[[汎用性]]が高い。~
 [[サイバー・ダーク]]に装備させた場合の[[攻撃力]]も及第点であり、[[《仮面竜》]]とは互いを[[サーチ]]・[[リクルート]]し合えるので、複数積んで問題ない。~
--[[ドラグニティ]][[チューナー]]~
---[[《ドラグニティ−ファランクス》]]~
装備を解除すれば即座に[[レベル]]6の[[シンクロ召喚]]に繋げる事ができる。~
これらの中では戦術の幅を広げるためにも是非採用したい。~

 [[《ハウンド・ドラゴン》]]と[[《ドラグニティ−ファランクス》]]は戦術の幅を広げるためにも是非採用したい[[カード]]だが、[[《仮面竜》]]・[[《ドレッド・ドラゴン》]]とは異なり単体での戦力は心もとない。~
 基本的にこれらは3枚積むのではなく、1〜2枚に抑え[[サーチ]]・[[リクルート]]によって活用していきたい所である。~
---[[《ドラグニティ−コルセスカ》]]~
[[サイバー・ダーク]]や[[《ブラック・ボンバー》]]をデッキから[[サーチ]]できる。~
ただし、[[攻撃力]]の上昇値は高くない。~

***その他の[[カード]]  [#d8bd1433]
---[[《ドラグニティ−アキュリス》]]~
[[サイバー・ダーク]]の身代わりとなって破壊されたときに[[フィールド]]の[[カード]]1枚を[[破壊]]できる。~
準[[アタッカー]]クラスまで上昇するため[[自爆特攻]]を狙うのも良い。~

// まず必須と言えるのが[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]である。~
// これによって指定する[[融合モンスター]]は以下の3種類が挙がるだろう。~
// 1つ目は[[《F・G・D》]]であり、これを指定して[[墓地]]に[[ドラゴン族]]を送り、[[デッキ圧縮]]兼[[サイバー・ダーク]]で装備する[[モンスター]]を用意することができる。~
// 2つ目は切り札の[[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]]である。~
// この場合、下級[[サイバー・ダーク]]をまとめて[[墓地]]に落とせるため、[[《サイバーダーク・インパクト!》]]・[[《オーバーロード・フュージョン》]]で再び[[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]]の[[特殊召喚]]を狙うことができる。~
// 3つ目は[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]を指定し、[[デッキ]]の[[機械族]][[モンスター]]を全て[[墓地]]に落とすことである。~
// これによって[[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]]の[[特殊召喚]]を目的とした[[《サイバーダーク・インパクト!》]]・[[《オーバーロード・フュージョン》]]は複数回の発動が狙えるようになる。~
// ただしこの場合、[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]が[[特殊召喚]]されると[[効果]]で[[フィールド]]が一掃されるため、[[《ダブル・サイクロン》]]などで[[破壊]]しておく必要がある。~
// あるいは[[効果]][[発動]]時に[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]・[[《闇のデッキ破壊ウイルス》]]の[[コスト]]にするという手もあり、どうせ[[自壊]]してくれるからと相手が放置してくれる可能性もあるため成功率は低くない。~
// いずれにせよ[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]は破格の[[デッキ圧縮]]、切り札級[[モンスター]]のノー[[コスト]]での[[特殊召喚]]という強力な能力を持っており、[[必須カード]]と言える。~
// [[制限カード]]であるため、これを[[サーチ]]する[[《封印の黄金櫃》]]も是非投入したい。~
---[[《ドラグニティ−パルチザン》]]~
[[サイバー・ダーク]]の[[効果]]で装備すれば、[[闇属性]]の[[レベル]]4[[チューナー]]として扱える。~
装備することで[[下級]][[アタッカー]]クラスまで[[攻撃力]]が上がる。~

 [[デッキ]]の構築に際し、[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]は優秀。~
 [[除去]]に加えて、[[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]]への布石ともなるため、これを軸にするならば是非投入したい。~
 [[墓地]]の調整も[[サイバー・ダーク]]の効果に加え[[《ダーク・バースト》]]、[[《ブラック・ボンバー》]]等で比較的行いやすく、後述の[[ウイルス]]にも対応する。~
--[[《ドル・ドラ》]]~
[[《仮面竜》]]によって[[リクルート]]できる最高[[攻撃力]]であり、[[デュエル中1度>1ターンに1度#duel]]だけだが[[自己再生]]能力も持つ。~
[[自己再生]][[効果]]は[[装備カード]]の状態で[[破壊]]されても[[使用]]できる。~

 この[[デッキ]]は[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]だけでなく、[[《闇のデッキ破壊ウイルス》]]の[[発動]]も狙いやすい。~
 [[下級]][[サイバー・ダーク]]で[[《ハウンド・ドラゴン》]]を装備すれば簡単に2500の[[攻撃力]]を得られるためである。~
 これらの[[ウイルス]][[カード]]を採用する場合は、[[《メタモルポット》]]・[[《手札抹殺》]]・[[《手札断殺》]]を投入しても面白い。~
 相手の[[手札]]を大きく削れるだけでなく、自分の[[手札]]・[[デッキ]]を高速で[[回転]]させ、早い段階で[[墓地を肥やす]]ことができる。~
 それによって下級[[ドラゴン族]]を[[墓地へ送る]]ことができ、[[《サイバーダーク・インパクト!》]]・[[《龍の鏡》]]の[[発動]]も補助できる。~
--[[《仮面竜》]]~
[[戦闘破壊]]限定だが[[壁]]として扱える[[リクルーター]]で[[攻撃力]]1500以下の[[ドラゴン族]]を[[リクルート]]できる。~
速攻性に難はあるがこの[[カード]]を装備するだけでも[[《サイバー・ドラゴン》]]クラスの[[攻撃力]]を凌駕する。~
ただし[[《ハウンド・ドラゴン》]]は[[リクルート]]できない。~

 その他、ピンポイントで[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]を行う[[カード]]としては[[《竜の霊廟》]]・[[《おろかな埋葬》]]・[[《終末の騎士》]]・[[《竜の渓谷》]]などが挙げられる。~
-[[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]]~

 また、メインカードが[[機械族]]であるから、[[《リミッター解除》]]が切り札として機能する。~
 [[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]]は勿論、[[下級]][[サイバー・ダーク]]でも4000を超える[[攻撃力]]を容易に叩き出すことができる。~
 [[《ハウンド・ドラゴン》]]を装備させておけば、その[[攻撃力]]は5000にもなる。~
 その[[攻撃力]]ならば[[貫通]]はもちろん、[[攻撃力]]を半分にした[[直接攻撃]]も十分な決定打となる。~
--[[《Sin トゥルース・ドラゴン》]]~
装備できる中ではもっとも[[攻撃力]]が高く、[[《竜の渓谷》]]・[[《竜の霊廟》]]以外に[[《終末の騎士》]]や[[《ダーク・グレファー》]]でも[[墓地へ送れる>墓地へ送る]]。~
基本的に[[装備カード]]としての運用で問題ないが、スロットが許すなら[[Sin]][[モンスター]]と併用して[[自己再生]][[効果]]を活かしても良い。~

 また、[[《ダークゾーン》]]を投入し[[下級]][[サイバー・ダーク]]や[[《ハウンド・ドラゴン》]]の[[攻撃力]]を底上げする手も考えられるだろう。~
 その他の[[闇属性]][[サポートカード]]では、[[手札交換]]を行う[[《闇の誘惑》]]、下級[[サイバー・ダーク]]や[[《ブラック・ボンバー》]]を[[サルベージ]]できる[[《ダーク・バースト》]]辺りが有力。~
 [[特殊召喚]]をせずとも高い[[攻撃力]]を持つ[[モンスター]]を出せる為、[[《強欲で謙虚な壺》]]も採用圏内。~
 変わった所で[[《ハウンド・ドラゴン》]]を[[リクルート]]可能な[[《レスキューラビット》]]も採用できる。~
 [[《メカ・ハンター》]]・[[《ブロッカー》]]と併用すれば、無理なく[[ランク]]3と[[ランク]]4を使い分ける事ができ、[[サポートカード]]も共有しやすい。~
 ただし[[通常モンスター]]と[[《レスキューラビット》]]である程度の[[デッキ]]スペースを取り、[[サイバー・ダーク]]とは[[召喚]]権でかち合いやすい点には注意が必要である。~
--[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]~
[[除去]][[効果]]を持ち、[[闇属性]][[モンスター]]を多用するこの[[デッキ]]では[[特殊召喚]]はしやすい。~
自身の[[効果]]以外で[[特殊召喚]]は一切不可能なため、[[墓地へ送られた]]あとは気兼ねなく[[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]]の[[装備カード]]にしてしまえる。~
ただし、[[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]]とは[[下級]][[サイバー・ダーク]]との兼ね合いがあるため、[[除外]][[コスト]]は別の[[カード]]にしたい。~

 [[《マスマティシャン》]]、[[《カーボネドン》]]も優秀であり、[[《マスマティシャン》]]で[[《カーボネドン》]]を落として[[《カーボネドン》]]の[[効果]]を使用。~
 [[《ハウンド・ドラゴン》]]を[[リクルート]]すれば[[墓地]]の[[ドラゴン族]]を確保しつつ、[[ランク]]3を出せる。~
--[[《光と闇の竜》]]~
[[ステータス]]は[[《Sin トゥルース・ドラゴン》]]には遠く及ばないが、[[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]]の身代わり[[効果]]を使い[[破壊]]することで[[蘇生]][[効果]]を使える。~

***[[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]] [#v5cd6ae8]
 3種の[[サイバー・ダーク]]を[[融合]]する事で[[特殊召喚]]できる[[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]]は、この[[デッキ]]の切り札と言える存在である。~
 [[《サイバーダーク・インパクト!》]]・[[《オーバーロード・フュージョン》]]を使う事によって、[[手札]]を消費せずに[[融合召喚]]が可能となるが、[[墓地を肥やす]]必要がある。~
 [[《サイバーダーク・インパクト!》]]なら[[融合素材]]とした[[サイバー・ダーク]]を[[デッキ]]に戻して再利用できるため、[[アタッカー]]が不足して困る場面も少なくなる。~
 [[《オーバーロード・フュージョン》]]を採用するなら[[《サイバー・ドラゴン》]]を投入して[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]を第二の切り札としてもいい。~
 ただしその場合は[[《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》]]には注意したい。~
--[[《カイザー・グライダー》]]~
こちらも身代わりに[[破壊]]することで[[バウンス]][[効果]]を使える。~
[[上級モンスター]]故に重さもそれ程気にならない。~

 [[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]]は[[墓地]]に眠る[[ドラゴン族]]を[[装備カード]]とし、高い[[攻撃力]]を獲得できる。~
 [[デッキ]]に入れる事ができる最も[[攻撃力]]の高い[[ドラゴン族]]は[[《Sin トゥルース・ドラゴン》]]である。~
 [[闇属性]]であるため、[[《終末の騎士》]]や[[《ダーク・グレファー》]]で簡単に[[墓地]]に落とせる。~
 これを装備すれば最低でも6000の[[攻撃力]]が得られるため非常に強力。~
--[[《ライトパルサー・ドラゴン》]]~
上記2種と同様、身代わりに[[破壊]]することで[[レベル]]5以上の[[闇属性]][[ドラゴン族]]を1体[[蘇生]]できる。~
また、[[手札]]の[[《ハウンド・ドラゴン》]]や[[下級]][[サイバー・ダーク]]を[[墓地へ送り>墓地へ送る]]つつ[[自己再生]]にも繋げられる。~
展開力の乏しいこの[[デッキ]]では[[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]]の[[装備カード]]以外にも活用しやすい。~

 その他では[[《マテリアルドラゴン》]]・[[《ライトパルサー・ドラゴン》]]等、単体でも活躍でき[[攻撃力]]の高い[[上級モンスター]]・[[最上級モンスター]]を[[装備カード]]として[[吸収]]させたい。~
 [[《フェルグラントドラゴン》]]は[[シナジー]]の塊である(後述参照)。~
 [[下級モンスター]]を[[装備カード]]とする場合は、[[攻撃力]]が高く[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]にも対応する[[《アックス・ドラゴニュート》]]・[[《ヘル・ドラゴン》]]辺りが狙い目となる。~
 だが、この[[デッキ]]では[[レベル]]4の[[ドラゴン族]][[モンスター]]は[[シナジー]]に欠けるため、それらの[[モンスター]]を[[デッキ]]に入れないという選択肢も存在する。~
 また[[上級モンスター]]・[[最上級モンスター]]に関しても[[手札事故]]を起こしやすいため、[[コンボ]]による爆発力にこそ欠けるものの、後述の[[シンクロモンスター]]・[[エクシーズモンスター]]で賄うほうが安定性は高い。
--[[《暗黒竜 コラプサーペント》]]・[[《輝白竜 ワイバースター》]]~
[[特殊召喚モンスター]]であり[[フィールド]]から離れることで互いに[[サーチ]]し合える[[効果]]を持つ。~
[[墓地コスト]]の兼ね合いはあるが[[モンスター]]を並べやすく、[[下級]][[サイバー・ダーク]]と[[ランク]]4の[[エクシーズ召喚]]を狙える。~

 [[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]]を敢えて使わない手もある。~
 [[《サイバーダーク・インパクト!》]]や[[ドラゴン族]]の[[上級モンスター]]の投入を避ける事で[[手札事故]]の回避に繋がる他、[[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]]が無力である[[戦闘破壊]][[耐性]]がある[[モンスター]]も、[[ホーン>《サイバー・ダーク・ホーン》]]や[[エッジ>《サイバー・ダーク・エッジ》]]なら対応できる。~
―その他の[[モンスター]]~
-[[《ブラック・ボンバー》]]~
[[下級]][[サイバー・ダーク]]を[[蘇生]]することで[[レベル]]7の[[シンクロ召喚]]に繋げられる。~
[[《ダーク・バースト》]]で[[サルベージ]]もできるため相性が良い。~

***[[シンクロ召喚]] [#a9cdadae]
 [[ドラゴン族]]や[[機械族]]には優秀な[[チューナー]]や[[シンクロモンスター]]が多く揃っているので、[[シンクロ召喚]]のギミックは是非とも組み込むべきである。~
 中でも[[《ドラグニティ−ファランクス》]]と[[《ブラック・ボンバー》]]は[[下級]][[サイバー・ダーク]]の性質と非常にマッチしており、是非とも投入したい。~
-[[《メカ・ハンター》]]・[[《ブロッカー》]]~
[[下級]][[サイバー・ダーク]]と[[闇属性]]・[[機械族]][[サポート>サポートカード]]を、[[《ハウンド・ドラゴン》]]と[[通常モンスター]][[サポート>サポートカード]]を共有できる。~

 [[《ドラグニティ−ファランクス》]]は[[下級]][[サイバー・ダーク]]で装備する事によって[[特殊召喚]]でき、即[[レベル]]6の[[シンクロモンスター]]に繋ぐ事ができる。~
 特に[[《C・ドラゴン》]]・[[《オリエント・ドラゴン》]]は[[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]]で装備することもできる。~
 変わったところでは[[《DNA改造手術》]]の[[適用]]下で[[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]]を[[融合召喚]]し、これを展開することで[[《トライデント・ドラギオン》]]へ繋ぐことも可能である。
-[[《レスキューラビット》]]~
[[《ハウンド・ドラゴン》]]等の[[通常モンスター]]の[[リクルート]]が可能。~
[[通常モンスター]]との併用で[[デッキ]]スペースを取り、[[サイバー・ダーク]]とは[[召喚]]権でかち合いやすい点には注意が必要である。~

 [[《ブラック・ボンバー》]]は全ての[[下級]][[サイバー・ダーク]]を[[蘇生]]でき、[[レベル]]7の[[シンクロモンスター]]を簡単に出すことができる。~
 特に[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]を手軽に出せる点は嬉しく、[[フィールド]]を一掃後に[[《サイバーダーク・インパクト!》]]などで[[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]]を[[特殊召喚]]し、自身を装備させればほぼ確実に3600もの大[[ダメージ]]を与えられる。~
 [[《ダーク・ダイブ・ボンバー》]]は[[種族]]・[[属性]][[サポート>サポートカード]]を共有でき、[[攻撃力]]も高く、扱いやすい。~
-[[《マスマティシャン》]]~
[[下級モンスター]]であれば何でも[[墓地へ送れ>墓地へ送る]]る扱いやすさを誇る。~
この時[[《カーボネドン》]]を落として[[《ハウンド・ドラゴン》]]を[[リクルート]]すれば、[[墓地]]の[[ドラゴン族]]を確保しつつ[[ランク]]3を出せる。~

 その他では、[[《仮面竜》]]から[[サーチ]]できる[[ドラゴン族]][[チューナー]]、[[《ドレッド・ドラゴン》]]・[[《デルタフライ》]]辺りを採用しても良いだろう。~
 特に[[《デルタフライ》]]は、前述の通り[[下級]][[サイバー・ダーク]]に[[装備>装備カード]]可能な[[モンスター]]の中では[[《ドル・ドラ》]]と並ぶ[[攻撃力]]を持ち、自身の[[効果]]で擬似的に[[レベル]]4の[[チューナー]]として扱えるため、活躍が見込める。~
-[[《終末の騎士》]]・[[《ダーク・グレファー》]]~
[[《ハウンド・ドラゴン》]]や[[下級]][[サイバー・ダーク]]に加え、[[《Sin トゥルース・ドラゴン》]]も[[墓地へ送れ>墓地へ送る]]る。~
やはりこれらも[[《マスマティシャン》]]も[[サイバー・ダーク]]とは[[召喚]]権でかち合いやすい点には注意が必要である。~

 上で挙げた以外にも、この[[デッキ]]と相性の良い[[シンクロモンスター]]は多い。~
 [[《スターダスト・ドラゴン》]]・[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]・[[《ダークエンド・ドラゴン》]]等の[[ドラゴン族]]の[[上級>上級モンスター]][[シンクロモンスター]]は比較的[[シンクロ召喚]]しやすく、[[効果]]も強力な上に[[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]]の[[装備カード]]となることもできる。~
 この[[デッキ]]の[[チューナー]]は[[レベル]]2と3が殆どになりがちなので、[[《ドラグニティ−ファランクス》]]等[[レベル]]2[[チューナー]]+[[レベル]]6の[[シンクロモンスター]]や、[[《ブラック・ボンバー》]]+[[《簡易融合》]]で呼び出した[[レベル]]5の[[融合モンスター]]の組み合わせが主流になるだろう。~
 また、[[《デルタフライ》]]を採用すれば[[下級]][[サイバー・ダーク]]との組み合わせで容易に[[シンクロ召喚]]できる。~
 [[レベル]]の組み合わせ次第では[[レベル]]10の[[《魔王超龍 ベエルゼウス》]]・[[《冥界濁龍 ドラゴキュートス》]]も[[シンクロ召喚]]できる。~
-[[《音響戦士ギータス》]]~
[[サイバー・ダーク]]と[[機械族]][[サポート>サポートカード]]を共有でき、その[[ペンデュラム効果]]により様々な動きが可能となる。~
[[音響戦士]][[チューナー]]を[[リクルート]]することで[[シンクロ召喚]]、[[《音響戦士サイザス》]]で[[エクシーズ召喚]]、[[《音響戦士マイクス》]]で追加の[[召喚]]権を得られる。~

***特殊な戦術 [#e2dd2ac8]
 基本的には装備した[[ドラゴン族]][[モンスター]]は[[装備魔法]]扱いとなる。~
 だが、[[《サイクロン》]]等で[[破壊]]された場合、及び装備[[対象]]が[[フィールド]]から離れたことにより[[破壊]]された場合には、「[[フィールド]]上で[[破壊]]され[[墓地へ送られた]]」という扱いになる。~
 そのため、この時[[誘発効果]]を[[発動]]できる[[モンスター]]が存在する。
-[[《ギアギガント X》]]~
[[ランク]]4の[[エクシーズモンスター]]であり、[[レベル]]4以下の[[機械族]]を[[サーチ]]・[[サルベージ]]できる。~
[[下級]][[サイバー・ダーク]]も[[エクシーズ素材]]にできるため、この[[カード]]のために[[《ブリキンギョ》]]や[[《トイナイト》]]を採用するのも良い。~

-[[《ドラグニティ−アキュリス》]]([[装備対象>装備モンスター]]不在で[[破壊]]された場合[[発動]]不可)
-[[《ドル・ドラ》]]
-[[《カイザー・グライダー》]]
-[[《光と闇の竜》]]
-[[《スターダスト・ドラゴン/バスター》]]
-[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン/バスター》]]
-[[《ブラック・ブルドラゴ》]]
-[[《ライトパルサー・ドラゴン》]]
-[[《暗黒竜 コラプサーペント》]]
-[[《輝白竜 ワイバースター》]]
―[[シンクロモンスター]]~
 [[《ドラグニティ−ファランクス》]]+[[下級]][[サイバー・ダーク]]で[[レベル]]6、[[《ブラック・ボンバー》]]+[[下級]][[サイバー・ダーク]]で[[レベル]]7が狙える。~

 [[《ドラグニティ−アキュリス》]]・[[《ドル・ドラ》]]以外は[[レベル]]の関係で、[[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]]専用となる。~
 また、[[誘発効果]]ではないが、装備された[[《フェルグラントドラゴン》]]が[[墓地へ送られた]]場合も「[[フィールド]]上から[[墓地へ送られた]]」という扱いになるため、その[[蘇生制限]]をクリアできる。~
 さらに[[《フェルグラントドラゴン》]]の[[蘇生]]時に[[レベル]]8の[[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]]を指定した場合、4400もの[[攻撃力]]を得ることができる。~
-[[レベル]]6~
--[[《C・ドラゴン》]]~
[[効果]]に実用性は無いが、[[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]]で装備できる[[レベル]]6[[ドラゴン族]][[シンクロモンスター]]の中では最も[[攻撃力]]が高い。~

**[[デッキ]]の派生 [#d5683ab8]
-[[レベル]]7~
--[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]~
[[手札]]1枚から出せる[[全体除去]]として優秀な[[シンクロモンスター]]。~
その後に[[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]]を[[融合召喚]]することで、この[[カード]]を装備しつつ[[直接攻撃]]に繋げられる。~

--[[《邪竜星−ガイザー》]]~
この[[レベル]]帯の高[[攻撃力]][[モンスター]]であり、自身と[[相手]]の[[カード]]を[[除去]]しつつ、[[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]]に繋げられる。~

--[[《ダーク・ダイブ・ボンバー》]]~
[[ドラゴン族]]ではないが[[攻撃力]]が高く、[[属性]]・[[種族]][[サポート>サポートカード]]を共有しやすい。~
[[バーン]][[効果]]も[[相手]]への引導[[火力]]として働きやすい。~

***[[魔法・罠カード]]について [#saa4976c]

―[[サイバー・ダーク]][[サポート>サポートカード]]~
-[[《サイバーダーク・インパクト!》]]~
[[下級]][[サイバー・ダーク]]3種類を[[デッキ]]に戻すことで[[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]]を[[融合召喚]]できるようになる。~
[[手札]]から戻しては[[ディスアドバンテージ]]になるため、なるべく[[墓地]]から戻したい。~
なお、[[《サイバー・ドラゴン・コア》]]からの[[サーチ]]が可能である。~

―[[機械族]][[サポート>サポートカード]]~
-[[《リミッター解除》]]~
[[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]]は勿論、[[下級]][[サイバー・ダーク]]でも4000を超える[[攻撃力]]を容易に叩き出すことができる。~
[[《ハウンド・ドラゴン》]]を装備させておけば、その[[攻撃力]]は5000にもなる。~
その[[攻撃力]]ならば[[貫通]]はもちろん、[[攻撃力]]を半分にした[[直接攻撃]]も十分な決定打となる。~

-[[《アイアンコール》]]~
[[下級]][[サイバー・ダーク]]や[[《ブラック・ボンバー》]]を[[蘇生]]することで[[シンクロ召喚]]や[[エクシーズ召喚]]に繋げられる。~

-[[《オーバーロード・フュージョン》]]~
[[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]]の[[融合召喚]]方法の1つだが、こちらは[[融合素材]]を[[除外]]してしまう。~
[[デッキ]]に戻す[[《サイバーダーク・インパクト!》]]ともあまり相性は良くない。~
ただし、[[サイバー・ドラゴン]]を採用することで[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]を[[融合召喚]]できる。~

―[[闇属性]][[サポート>サポートカード]]~
-[[《闇の誘惑》]]~
[[手札交換]][[カード]]の一種であり[[闇属性]]の比率が高いこの[[デッキ]]では当然採用しやすい。~

-[[《ダーク・バースト》]]~
[[下級]][[サイバー・ダーク]]や[[《ブラック・ボンバー》]]を[[サルベージ]]できる[[通常魔法]]。~
[[召喚]]時に[[発動]]する[[効果]]を考えると[[蘇生]][[カード]]よりも優先できる。~

-[[ウイルス]][[カード]]~
[[闇属性]][[モンスター]]を[[リリース]]して[[発動]]できる[[罠カード]]。~
[[除去]]手段に乏しいこの[[デッキ]]では貴重な[[除去]][[カード]]となる。~
また、[[《ハウンド・ドラゴン》]]を装備した[[下級]][[サイバー・ダーク]]ならば、[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]だけでなく[[《闇のデッキ破壊ウイルス》]]の[[発動]]も狙いやすい。~

―その他の[[カード]]~
-[[《強欲で謙虚な壺》]]~
[[下級]][[サイバー・ダーク]]は[[特殊召喚]]をせずとも高い[[攻撃力]]を持つ[[モンスター]]を出せるため採用圏内。~

-[[《融合徴兵》]]・[[《融合準備》]]~
[[下級]][[サイバー・ダーク]]を[[サーチ]]・[[サルベージ]]できる[[魔法・罠カード]]。~
[[《融合徴兵》]]は[[発動]]に即効性はあるが[[サーチ]]・[[サルベージ]]した[[ターン]]に[[召喚]]できないので注意。~
[[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]]を[[使用]]しない場合も、これらの[[カード]]のために投入しておきたい。~

-[[《おろかな埋葬》]]・[[《竜の渓谷》]]・[[《竜の霊廟》]]・[[《苦渋の決断》]]~
ピンポイントで[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]を行う[[カード]]であり、[[《おろかな埋葬》]]以外は対応する範囲も変わってくる。~
採用する[[カード]]によって取捨選択したい。~

-[[《手札抹殺》]]・[[《手札断殺》]]~
[[手札]]の[[ドラゴン族]]を[[墓地へ送り>墓地へ送る]]つつ[[手札交換]]できる。~
[[ウイルス]][[カード]]の[[効果]]が[[適用]]されている場合は間接的な[[手札破壊]][[カード]]にもなる。~

-[[《ブラック・ガーデン》]]~
[[攻撃力]]半減の影響を受けにくく、[[ローズ・トークン]]1体で各種[[下級]][[サイバー・ダーク]]を[[蘇生]]可能。~
詳しくは後述の[[《ブラック・ガーデン》]]採用型を参照。~

**[[デッキ]]の種類 [#d5683ab8]
***[[【闇属性】]]特化型 [#cbb0e461]
 [[《仮面竜》]]を使わず、[[《終末の騎士》]]で[[《ハウンド・ドラゴン》]]をピンポイントに落として[[サイバー・ダーク]]の[[攻撃力]]を2500にキープさせる戦術をメインにする。~
 それに加え[[闇属性]]関係の[[カード]]を多数投入する事で、更に幅広い戦略をとる事が可能となる。

 [[《Sin トゥルース・ドラゴン》]]を無理なく搭載できるのもこの[[デッキ]]の特徴である。~
 単体では活用しにくいが、[[《終末の騎士》]]で[[墓地]]に送ったり、[[《闇の誘惑》]]の[[コスト]]にするなどできる。~
 また、[[《究極宝玉神 レインボー・ダーク・ドラゴン》]]を採用する手もあり、こちらは[[闇属性]][[モンスター]]の種類を増やしておくことで、[[手札]]に来ても[[特殊召喚]]のチャンスを作ることが可能。~
 幸い、[[闇属性]]には[[《スナイプストーカー》]]など強力な[[モンスター]]が数多く存在するので、採用候補には困らない。~

 [[《終末の騎士》]]で[[墓地へ送る]]のは[[ドラゴン族]]だけではない。~
 [[手札]]に[[《ダーク・バースト》]]があれば[[サイバー・ダーク]]や[[《ブラック・ボンバー》]]を間接的に[[サーチ]]する事ができる。~
 また[[サイバー・ダーク]]を[[墓地へ送る]]ことで[[《サイバーダーク・インパクト!》]]に繋ぐのが容易となる。~
 ピンポイントで[[融合素材]]を[[サーチ]]できるため、従来の[[デッキ]]よりも[[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]]の活躍の機会は多くなり、パフォーマンスの面でも優れている。~

 また、[[《終末の騎士》]]の代わりに[[《ダーク・グレファー》]]を投入するのも手。~
 [[手札]][[コスト]]が必要なものの、[[《終末の騎士》]]よりも[[攻撃力]]が高く、毎ターン[[効果]]を使用できる。~
 同じく[[サイバー・ダーク]]を[[墓地]]に送れる[[《E・HERO プリズマー》]]を採用するのも悪くない。

 下級[[サイバー・ダーク]]の装備対象が[[《ハウンド・ドラゴン》]]に絞られるため、[[《闇のデッキ破壊ウイルス》]]も[[発動]]しやすくなる。~

***【ブラック・ガーデン採用型】 [#o03db689]
***[[《ブラック・ガーデン》]]採用型 [#o03db689]
 通称【裏庭】と呼ばれる[[《ブラック・ガーデン》]]を採用したタイプ。~
// 通称【黒庭】と呼ばれる[[《ブラック・ガーデン》]]を採用したタイプ。~
//裏サイバーと黒庭(《ブラック・ガーデン》)を合わせて【裏庭】なのでは?
 [[下級]][[サイバー・ダーク]]は、[[元々の攻撃力>元々の攻撃力(守備力)]]が800と低いので一般的な[[アタッカー]]より[[《ブラック・ガーデン》]]の影響を受けにくく、[[ドラゴン族]][[モンスター]]を装備することで[[攻撃力]]をさらに上昇させることができるため、相性がよい。~
 [[《ハウンド・ドラゴン》]]を[[装備>装備カード]]すれば[[相手]]の[[攻撃力]]4200未満の[[モンスター]]は一方的に[[破壊]]できる。~
 また、[[サイバー・ダーク]]の[[召喚>モンスターの召喚]]時に[[チェーン]]1で[[サイバー・ダーク]]、[[チェーン]]2で[[《ブラック・ガーデン》]]の順で[[チェーンブロック]]を作る事により、[[《天罰》]]などから[[サイバー・ダーク]]を守る事ができるというのも大きな利点である。~

 加えて、[[効果]]こそ利用できないものの、[[ローズ・トークン]]1体で各種[[下級]][[サイバー・ダーク]]を[[蘇生]]可能。~
 [[《ブラック・ガーデン》]]の影響下では威力が落ちやすい[[シンクロ召喚]]や[[エクシーズ召喚]]につないで一気に攻勢に務めるといった動きが可能である。

 [[《ブラック・ガーデン》]]が[[フィールド魔法]]ということを活かし[[Sin]][[モンスター]]を採用するのも面白い。~
 [[Sin]][[モンスター]]は多くが[[ドラゴン族]]であるため[[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]]の[[装備カード]]としては勿論のこと、[[《Sin スターダスト・ドラゴン》]]は[[《ブラック・ガーデン》]]を[[破壊]]から守ることができる上、[[《Sin トゥルース・ドラゴン》]]は、[[《ブラック・ガーデン》]]影響下でも2500と十分な[[攻撃力]]に加え[[破壊]][[効果]]で[[トークン]]共々[[相手]][[フィールド]]を一掃できる。~

**この[[デッキ]]の弱点 [#ma657580]
 [[墓地]]利用・[[装備魔法]]・[[モンスター効果]]と様々なギミックに依存するため、[[メタ]]の存在が多く対策が難しい。~
 [[墓地]]依存度の高さ故、[[除外]]系の[[デッキ]]に対しては脆い。~
 [[サイバー・ダーク]]は[[カードの効果]]等に[[耐性]]を持つ[[モンスター]]がおらず、装備[[対象]]とする[[ドラゴン族]]を[[《D.D.クロウ》]]で[[除外]]されたり、[[《サイクロン》]]などで[[破壊]]されて返り討ちになることもある。~
 [[《奈落の落とし穴》]]・[[《収縮》]]には強いものの[[《畳返し》]]・[[《スキルドレイン》]]、・[[《月の書》]]には無力である。~
 基本的に[[召喚]]権を消費するため、そのタイミングで妨害されると打つ手が無くなり、展開力の乏しさが露呈してしまう。~
 [[《エフェクト・ヴェーラー》]]・[[《幽鬼うさぎ》]]・[[《強制脱出装置》]]・[[《スキルドレイン》]]・[[《月の書》]]にも無力である。~

 また、全体的に[[攻撃力]]が低いため、[[《王虎ワンフー》]]を出されると[[モンスター]]を展開できなくなる。~
 [[《オシリスの天空竜》]]も厳しい相手であり、[[墓地]]に10体の[[モンスター]]がいなければ[[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]]も出せなくなる。~
 装備した[[モンスター]]が[[破壊]]されてしまうと[[攻撃力]]は元に戻ってしまう為、[[攻撃力]]が高く[[全体攻撃]]能力を持つ[[モンスター]]には注意が必要。~
 [[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]・[[《アンデットワールド》]]・[[《エンド・オブ・アヌビス》]]などの[[墓地]]封鎖・操作系[[カード]]も[[サイバー・ダーク]]を死に札にする。

 一枚一枚対策するのは困難であるため、使われる前に[[ウイルス]][[カード]]で[[破壊]]するのも良いかもしれない。~
 あるいは[[《ライトロード・ハンター ライコウ》]]・[[《ライトロード・マジシャン ライラ》]]を起用するのも悪くない。~
 [[墓地へ送る]][[効果]]との相性も良いため[[墓地を肥やす]]までのつなぎ目としても活躍できるだろう。

**代表的なカード [#mbcd1e5a]
-[[《サイバー・ダーク・ホーン》]]
-[[《サイバー・ダーク・エッジ》]]
-[[《サイバー・ダーク・キール》]]
-[[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]]
-[[《サイバーダーク・インパクト!》]]

-[[《ハウンド・ドラゴン》]]
-[[《仮面竜》]]
-[[ドラグニティ]]

**関連リンク [#l241a95b]
-[[【機械族】]]
-[[【ドラゴン族】]]
-[[【サイバー・ドラゴン】]]
-[[【ドラグニティ】]]
-[[【闇属性】]]

-[[デッキ集]]