*【サイバース族】 [#top] #contents **[[デッキ]]の概要 [#abstract] 第10期に追加された25番目の[[種族]]・[[サイバース族]]を用いた[[デッキ]]。~ 同時に登場した召喚法である[[リンク召喚]]を[[種族]]全体で得意とする。~ **[[デッキ]]構築に際して [#introduction] 現状ではまだ[[サイバース族]]を指定する[[サポートカード]]が少ないので、[[種族]]を統一する必要性は必ずしもない。~ [[《エンコード・トーカー》]]のような素材に[[サイバース族]]を指定する[[リンクモンスター]]にしても、非[[サイバース族]]→[[《プロキシー・ドラゴン》]][[リンク召喚]]→それを素材に[[《エンコード・トーカー》]][[リンク召喚]]と繋げれば[[サイバース族]]以外の[[モンスター]]から[[リンク召喚]]できる。~ ***[[メインデッキ]]の[[モンスター]]について [#monster] ―[[サイバース族]]~ 上から[[《ドットスケーパー》]]までは概ね[[必須カード]]([[通常モンスター]]はどちらか一方で可)。~ これらは[[効果]]が[[サイバース族]]を指定していないものも多く、[[サイバース族]]以外の[[モンスター]]と混ぜても使いやすい。~ それ以降は[[プレイヤー]]の好みに合わせて採用すべき[[カード]]。~ [[サイバース族]]と密な関係を持つ[[効果]]が多く、混成型では使いづらくなる。~ -[[《ビットロン》]]・[[《デジトロン》]]~ [[レベル]]2の[[通常モンスター]]。~ [[《ドラコネット》]]で[[リクルート]]でき、[[《サイバース・ガジェット》]]で[[蘇生]]もできることから、[[リンク素材]]としてたいへん扱いやすい。~ [[《ビットロン》]]は[[守備力]]、[[《デジトロン》]]は[[攻撃力]]に優れるので、どちらを選ぶか、それとも両方採用するかは[[プレイヤー]]次第である。~ -[[《ドラコネット》]]~ [[通常モンスター]]1体を[[リクルート]]できる。~ 特に下準備なく1枚で[[リンク]]2に繋げられる貴重な[[カード]]であり、この[[デッキ]]にとってたいへん重要な存在。~ -[[《サイバース・ガジェット》]]~ [[召喚]]時に[[レベル]]2以下の[[モンスター]]を[[蘇生]]する効果と、[[墓地へ送られた]]場合に[[ガジェット・トークン]]1体を生成する[[効果]]を持つ。~ [[墓地]]に[[レベル]]2以下の[[モンスター]]が落ちている必要こそあるが、1枚で[[リンク]]3を稼ぐ事ができる強[[カード]]。~ この[[デッキ]]の中盤以降の展開・切り返しの要となる。~ -[[《バランサーロード》]]~ 1000の[[ライフコスト]]により[[召喚]]権を増やす(1)の[[起動効果]]が優秀。~ この[[デッキ]]は主力となる[[《ドラコネット》]]・[[《サイバース・ガジェット》]]がどちらも[[召喚]]時に効果を発動するため、[[召喚]]権が不足しやすく、この[[効果]]はたいへん有用。~ 即座に[[リンク素材]]となる事が前提の[[サイバース族]]の中では珍しく維持すれば毎[[ターン]]使える効果の持ち主なので、[[《サイバネット・バックドア》]]で[[一定期間だけ除外]]し生存させるのにも向いている。~ [[除外]]時に[[手札]]から[[下級モンスター]]を[[特殊召喚]]する(2)の効果も、[[《サイバネット・バックドア》]]との[[コンボ]]で活用できる。~ -[[《ドットスケーパー》]]~ [[墓地へ送られた]]場合と[[除外]]された場合にそれぞれ[[デュエル]]中1度だけ[[自己再生]]できる。~ 2回分の[[リンク素材]]となるだけでなく、[[《封印の黄金櫃》]]や[[《おろかな埋葬》]]と併用することで[[リンク素材]]を即効で確保する手段としても使える。~ -[[《スタック・リバイバー》]]~ [[リンク素材]]となった時に、他の[[リンク素材]]を[[蘇生]]できる。~ 効果自体は優秀だが、[[リクルート]]等の手段にやや困るのが欠点か。~ [[レベル]]の低さを活かして[[《レスキューフェレット》]]と併用するなど工夫したい。~ -[[《バックアップ・セクレタリー》]]~ 「[[自分]][[フィールド]]に[[サイバース族]]が存在する」という非常にゆるい条件で[[手札]]から[[特殊召喚]]できる。~ [[カード]]消費はともかく出しやすさはピカ一であり、[[リンク素材]]数の調整にこまる場合には採用してもよいだろう。~ -[[《ブート・スタッガード》]]~ [[サイバース族]][[モンスター]]の召喚時に[[手札]]から[[特殊召喚]]できる[[レベル]]5[[モンスター]]。~ [[攻撃力]]2300と高く、[[戦闘ダメージ]]を与えることで[[トークン]]1体を生成できる。~ -[[《ROMクラウディア》]]~ [[召喚]]時に[[サイバース族]]を[[サルベージ]]、[[破壊]]時に[[下級]][[サイバース族]]を[[リクルート]]できる[[リクルーター]]。~ [[アドバンテージ]]面では及第点で、[[リンク召喚]]できない状況でも[[リクルート]]効果で次の一手に繋げられる。~ 反面、[[《ドラコネット》]]・[[《サイバース・ガジェット》]]と[[召喚]]権を食い合う欠点がある。~ ―[[サイバース族]]以外の[[モンスター]]~ 非[[サイバース族]]だが[[リンク召喚]]と相性の良い[[カード]]を搭載すれば、より[[リンク召喚]]を円滑に行うことができる。~ その代償に[[種族]][[デッキ]]としての統一性は失われるので、[[《スタック・リバイバー》]]等の運用は難しくなる。~ -[[《BF−朧影のゴウフウ》]]:[[召喚]]権を使うことなく一気に[[リンク]]3を出せる、[[リンク召喚]]と相性抜群の[[制限カード]]。~ -[[《創造の代行者 ヴィーナス》]]+[[《神聖なる球体》]]:1500LPを支払うことで、1枚で[[リンク]]4に繋げられる。~ -[[《輝白竜 ワイバースター》]]+[[《暗黒竜 コラプサーペント》]]:[[召喚]]権を使わず、継続的に[[リンク素材]]を供給できる。~ ***[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]について [#extradeck] -[[リンク]]1 --[[《リンク・スパイダー》]]~ [[通常モンスター]]1体で[[リンク召喚]]できる。~ [[リンクモンスター]]の中には[[リンク素材]]を「[[効果モンスター]]」または「[[トークン]]以外の[[モンスター]]」に限定しているものがあるが、[[通常モンスター]]を素材に一旦[[《リンク・スパイダー》]]を[[リンク召喚]]すればこの[[縛り]]をクリアできる。~ [[手札]]の[[通常モンスター]]を[[リンク先]]に[[特殊召喚]]する[[効果]]も持ち、[[手札]]に来ると持て余しがちな[[通常モンスター]]の展開手段としても有用。~ --[[《リンク・ディサイプル》]]~ [[下級]][[サイバース族]]1体で[[リンク召喚]]可能と軽いが、[[モンスター効果]]の有用性は低い。~ しかし、余った[[サイバース族]][[モンスター]]を素材に[[リンク召喚]]し、[[相互リンク]]数により効果が強化される[[《ファイアウォール・ドラゴン》]]や[[《トライゲート・ウィザード》]]をサポートする使い道はある。~ -[[リンク]]2~ --[[《ハニーボット》]]~ 素材は[[サイバース族]]×2。~ [[リンク先]]に[[対象をとる効果]]と[[戦闘破壊]]への[[耐性]]を与えられる。~ [[メインモンスターゾーン]]に2枚を横に並べる事で相互に[[効果]]を適用し、[[壁]]とするのが主な運用となる。~ [[守備表示]]にできない[[リンクモンスター]]の特性上[[戦闘ダメージ]]はシャットアウトできないが、[[攻撃力]]は1900あるので[[《ワイトキング》]]のような極端な[[攻撃力]]の持ち主でなければかなり[[ダメージ]]は抑えられる。~ 相手[[ターン]]をこれで凌ぎ、自分[[ターン]]には[[《ファイアウォール・ドラゴン》]]等の[[リンク素材]]として反撃に出たい。~ --[[《プロキシー・ドラゴン》]]~ 「[[モンスター]]2体」という極めて緩い[[リンク素材]]が最大の特長。~ [[通常モンスター]]も[[トークン]]も[[サイバース族]]以外も素材にできるので、これらをまとめて「[[サイバース族]]の[[効果モンスター]]」に変換し、[[リンク素材]]の[[縛り]]をクリアできる。~ -[[リンク]]3~ --[[《デコード・トーカー》]]~ [[リンク素材]]は[[効果モンスター]]2体以上。~ [[リンク先]]に[[モンスター]]が存在するだけで[[攻撃力]]を2800まで引き上げる事ができ、[[アタッカー]]として扱いやすい。~ [[コード・トーカー]]なので、[[《リコーデッド・アライブ》]]に対応するのも大きなメリット。~ --[[《エンコード・トーカー》]]~ [[リンク素材]]は[[サイバース族]]2体以上。~ [[《オネスト》]]と同等の[[単体強化]][[効果]]を持ち、相手[[モンスター]]を突破する能力に優れる。~ こちらも[[コード・トーカー]]なので、[[《リコーデッド・アライブ》]]を重視する場合は[[《デコード・トーカー》]]と共に主力の双璧となる。~ --[[《トライゲート・ウィザード》]]~ [[リンク素材]]は[[トークン]]以外の[[モンスター]]2体以上。~ 自身と[[相互リンク]]している[[カード]]の数によって[[効果]]が強化される。~ 2枚以上で得られる[[除外]]による[[単体除去]]と、3枚で得られる[[パーミッション]]能力が強力で、どちらもこの[[デッキ]]では他に使い手が居ない。~ 単体では[[バニラ]]なので、大量に[[リンクモンスター]]を並べるチャンスで出したい。~ -[[リンク]]4~ --[[《ファイアウォール・ドラゴン》]]~ 素材指定は[[モンスター]]2体以上とゆるい。~ [[表側表示]]で存在する限り一度だけ、[[相互リンク]]している[[カード]]の数だけ[[バウンス]]または[[サルベージ]]を[[フリーチェーン]]で行うことができる。~ 上下左右の[[リンクマーカー]]を持つため、最大で3枚の[[バウンス]]・[[サルベージ]]が可能。~ 高い[[コントロール>コントロール#top2]]性能を持つことに加え、[[サルベージ]]できる[[カード]]に一切の制限がないのも魅力で、[[《増殖するG》]]など[[手札誘発]][[カード]]の再利用も可能。~ --[[《トポロジック・ボマー・ドラゴン》]]~ 3000という[[攻撃力]]に加え、お互いの[[メインモンスターゾーン]]への全体[[除去]]と、[[《E・HERO フレイム・ウィングマン》]]に近い[[バーン]]効果を持つパワフルな[[カード]]。~ しかし[[全体除去]]が自軍を巻き込む上、[[リンク先]]に[[特殊召喚]]が行われると自動で[[発動]]してしまうので、[[自分]]のプレイングも大きく制限されてしまう。~ [[フィニッシャー]]として運用するのが望ましい。~ **魔法・罠カードについて [#magic_trap] 現状ではまだ[[サイバース族]]の[[サポートカード]]は少ない。~ [[汎用性]]のある[[魔法・罠カード]]を中心に採用することになるだろう。~ ―[[サイバース族]]関連~ -[[《サイバネット・バックドア》]]~ 場の[[サイバース族]]1体を[[一定期間だけ除外]]させ、[[サイバース族]]1枚を[[サーチ]]する[[速攻魔法]]。~ 展開の要である[[《サイバース・ガジェット》]]や[[《ドラコネット》]]を[[サーチ]]できる貴重な手段であるため、フル投入が推奨される。~ [[一定期間だけ除外]]する効果も、[[除去]]の回避、[[リンクマーカー]]を活用しやすい場所への移動、[[《ファイアウォール・ドラゴン》]]の(1)の効果を再度使用可能にする、[[《バランサーロード》]]の(2)の[[効果]]の[[トリガー]]など使い道は多い。~ また[[一定期間だけ除外]]した[[モンスター]]は[[フィールド]]に戻った[[ターン]][[直接攻撃]]できるため、[[攻撃力]]の高い[[モンスター]]を[[除外]]すれば[[フィニッシャー]]にもなりうる。~ -[[《リコーデッド・アライブ》]]~ [[コード・トーカー]]の[[サポートカード]]。~ [[リンク]]3の[[サイバース族]]を[[除外]]して[[コード・トーカー]]1体を[[エクストラデッキ]]から[[特殊召喚]]する(1)効果、自身を[[墓地]]から[[除外]]して[[エクストラモンスターゾーン]]に[[コード・トーカー]]を[[帰還]]させる(2)効果を持つ。~ [[連続攻撃]]、[[サクリファイス・エスケープ]]、緊急時の[[壁]]の提供など多彩な使い方が可能なテクニカルな[[カード]]。~ ―その他~ -[[《予想GUY》]]・[[《苦渋の決断》]]~ [[通常モンスター]]の[[サポートカード]]。~ 前者は自分フィールドに[[モンスター]]が存在しない場合に[[下級]][[通常モンスター]]1体を[[リクルート]]、後者は[[下級]][[通常モンスター]]1枚を[[墓地へ送り>墓地へ送る]]、その[[同名カード]]1枚を[[手札]]に加えられる。~ 早めに[[《デジトロン》]]または[[《ビットロン》]]を[[墓地]]に落としておくことで、[[《サイバース・ガジェット》]]の蘇生先に困らない状態にできる。~ **戦術 [#strategy] 展開の基本は[[《ドラコネット》]]と[[《サイバース・ガジェット》]]で、この2枚を軸に[[モンスター]]を場に並べて[[リンク召喚]]につなげていく。~ [[メインデッキ]]の[[モンスター]]はとにかく[[モンスター]]を並べるだけなので、[[戦闘]]も[[除去]]も防御もほぼ[[リンクモンスター]]に一任することになる。~ [[リンクモンスター]]が主役となる上、[[リンク先]]や[[相互リンク]]と密接な関係を持つ[[カード]]が多いので、「どこの[[モンスターゾーン]]を空け、どこの[[モンスターゾーン]]にどの[[カード]]を配置すれば、望ましい[[相互リンク]]数を確保できるか」といった、これまでの[[デュエル]]とは全く異なる思考が要求される。~ ベテランの[[プレイヤー]]でも、使いこなすには相当の慣れが必要だろう。~ //**[[デッキ]]の種類 [#decktype] //***《カード名》軸 [#decktype1] //特定のカードを軸とする場合。 //**[[デッキ]]の派生 [#variation] //***【デッキ名】[#variation1] //特定の種族や属性、コンセプトへ派生する場合。 //また、他のデッキと混合する場合。 **この[[デッキ]]の弱点 [#weakpoint] 攻守が低めの[[モンスター]]を[[特殊召喚]]で並べて[[リンク召喚]]で戦う[[デッキ]]であり、[[メタカード]]は刺さりやすい。~ [[特殊召喚]]封じ、[[墓地]]封じ、[[エクストラデッキ]]封じなどは軒並み有効である。~ 目下の課題は[[手札]]消費の激しさで、[[手札]]から展開する効果が多い割に[[手札]]を補充する手段が乏しい。~ このためあっという間に[[手札]]を使い果たしてしまい、そのままリカバリーが効かずにジリ貧に陥りがちである。~ また主力展開手段の[[《ドラコネット》]]・[[《サイバース・ガジェット》]]が、どちらも[[召喚]]時限定で[[特殊召喚]]からでは[[発動]]できない効果なため、ここを狙われると脆い。~ //**この[[デッキ]]の歴史 [#history] //カードプールの変遷でデッキ構築が著しく変化している場合、それに触れる。 //**代表的なカード [#keycard] //-[[《》]] //**サンプルレシピ [#sample] **関連リンク [#link] -[[デッキ集]]