*【ドラグニティ】 [#y5b7f341]

#contents

**[[デッキ]]の概要 [#r9f36c1c]
 [[DUEL TERMINAL]]で登場した[[カテゴリ>カードの名前]]である[[ドラグニティ]]を用いた[[ビートダウン]][[デッキ]]。~
 [[下級モンスター]]の[[鳥獣族]][[モンスター]]と[[ドラゴン族]][[モンスター]]を駆使して、[[シンクロモンスター]]の[[ドラグニティナイト>ドラグニティ]]を[[召喚]]して[[デュエル]]を進める。

 《ドラグニティ−ドゥクス/Dragunity Dux》
 効果モンスター
 星4/風属性/鳥獣族/攻1500/守1000
 このカードの攻撃力は、自分フィールド上に表側表示で存在する
 「ドラグニティ」と名のついたカードの数×200ポイントアップする。
 このカードが召喚に成功した時、自分の墓地に存在する
 レベル3以下の「ドラグニティ」と名のついた
 ドラゴン族モンスター1体を選択し、
 装備カード扱いとしてこのカードに装備する事ができる。

 《ドラグニティ−ファランクス/Dragunity Phalanx》
 チューナー(効果モンスター)
 星2/風属性/ドラゴン族/攻 500/守1100
 このカードがカードの効果によって
 装備カード扱いとして装備されている場合に発動する事ができる。
 装備されているこのカードを自分フィールド上に特殊召喚する。
 この効果は1ターンに1度しか使用できない。

 《ドラグニティナイト−ヴァジュランダ/Dragunity Knight - Vajrayana》 
 シンクロ・効果モンスター
 星6/風属性/ドラゴン族/攻1900/守1200
 ドラゴン族チューナー+チューナー以外の鳥獣族モンスター1体以上
 このカードがシンクロ召喚に成功した時、
 自分の墓地に存在するレベル3以下の「ドラグニティ」と名のついた
 ドラゴン族モンスター1体を選択し、
 装備カード扱いとしてこのカードに装備する事ができる。
 1ターンに1度、このカードに装備された
 装備カード1枚を墓地へ送る事で、
 このカードの攻撃力はエンドフェイズ時まで倍になる。

 《竜の渓谷/Dragon Ravine》
 フィールド魔法
 1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に手札を1枚捨てる事で
 以下の効果から1つを選択して発動する事ができる。
 ●自分のデッキからレベル4以下の「ドラグニティ」と名のついた
 モンスター1体を手札に加える。
 ●自分のデッキからドラゴン族モンスター1体を墓地へ送る。

**[[デッキ]]構築に際して [#e7263ca2]
 [[ドラグニティ]]は[[鳥獣族]]と[[ドラゴン族]][[モンスター]]で構成されている。~
 構築する際はその両方のバランスに注意する必要があるが、個々の[[カード]]が上手く[[シナジー]]しているので組み立ては比較的簡単にできる。~
 特に[[《竜の渓谷》]]・[[《テラ・フォーミング》]]・[[《調和の宝札》]]・[[《ドラグニティ−ファランクス》]]の4枚は強い相互[[シナジー]]を発揮し事故を起こしにくい。

***[[モンスターカード]]について [#e5b17a4c]
―[[ドラグニティ]]~
 【ドラグニティ】においては性能が頭一つ抜けている以下の4種が主力として活躍する。~
 [[鳥獣族]][[ドラグニティ]]は基本的に[[ドラゴン族]][[ドラグニティ]]を装備し[[戦闘]]を行うのが主となる。~
 [[下級>下級モンスター]][[ドラゴン族]][[ドラグニティ]]は全て[[チューナー]]であり、ほとんどが[[《調和の宝札》]]に対応している。~
 [[鳥獣族]][[ドラグニティ]]と異なりこちらは[[墓地]]に存在する事で真価を発揮する事が多い。~
 [[墓地]]に[[同名カード]]が存在していてもあまり旨味がないが、それ以上に墓地に存在しないことによる弊害と有用性の差が大きいため構築の際は種類を絞って採用した方が良いだろう。~

-[[《ドラグニティ−ドゥクス》]]~
[[自分]][[フィールド]]上の[[ドラグニティ]]の数だけ自身の[[攻撃力]]を上昇させる[[効果]]を持つ。~
前半の装備[[効果]]が適用できれば、それだけでも[[攻撃力]]は1900と優秀な[[アタッカー]]となる。~
[[装備カード]]状態の[[ドラグニティ]]も加算されるので、状況によってはかなりの[[攻撃力]]を得ることも。~
[[《ドラグニティ−ファランクス》]]を装備すれば、実質この[[カード]]一枚で[[レベル]]6の[[ドラグニティナイト>ドラグニティ]]を[[シンクロ召喚]]できる。~
この[[デッキ]]においては中核となる[[カード]]であるため、3枚積みが必須となる。

-[[《ドラグニティ−レギオン》]]~
[[自分]]の[[魔法&罠カードゾーン]]に存在する[[ドラグニティ]]を[[コスト]]に[[相手]][[モンスター]]を[[破壊]]する[[効果]]を持つ。~
自身が装備してなくとも[[コスト]]にできるため一度に大量の[[モンスター]]を[[除去]]できる可能性もある。~
特に[[《ドラグニティ−アキュリス》]]を[[コスト]]にした場合は0:2交換という脅威の[[アドバンテージ]]を得られる。~
しかし自身の[[攻撃力]]は低いため、なるべく効率よく[[除去]][[効果]]を使用できる時に[[召喚]]するようにしたい。~
[[攻撃力]]の低さは気になるものの、[[墓地]]の[[ドラグニティ]]を装備できる効果が強力なのは変わらず、フルの採用が望ましい。~
[[レベル]]5の[[シンクロモンスター]]しか出せないが、[[《ドラグニティ−ファランクス》]]との組み合わせも可能。~

-[[《ドラグニティ−ファランクス》]]~
自身が装備されている場合[[フィールド]]上に[[特殊召喚]]できる[[効果]]を持つ。~
自身が[[チューナー]]であるため[[墓地]]にさえ存在していれば[[《ドラグニティ−ドゥクス》]]や[[《ドラグニティ−レギオン》]]1枚だけで[[シンクロ召喚]]を行える[[モンスター]]に変える事ができる。~
【ドラグニティ】で[[シンクロ召喚]]を狙う場合非常に重要な[[カード]]となるため、フル投入が前提となる。~

-[[《ドラグニティ−アキュリス》]]~
[[召喚成功>召喚に成功した]]時、[[手札]]から[[ドラグニティ]]を[[特殊召喚]]できる[[効果]]を持つ。~
[[装備カード]]状態で[[墓地へ送られる>墓地へ送る]]と[[除去]][[効果]]が発動するが、裁定変更によりこの[[効果]]を能動的に使う事が難しくなってしまった。~
それでも[[除去]]ギミックが不足しがちなこの[[デッキ]]にとってかなり手軽な[[除去]]手段であり、[[《調和の宝札》]]の[[コスト]]にもできることを考えると、必ず複数枚積んでおきたい。

―[[シンクロモンスター]]・[[エクシーズモンスター]]~
 [[シンクロモンスター]]である[[ドラグニティナイト>ドラグニティ]]は「[[ドラゴン族]][[チューナー]]+[[チューナー]]以外の[[鳥獣族]][[モンスター]]1体以上」という制約を統一して持っている。~
 【ドラグニティ】では全ての[[チューナー]]が[[ドラゴン族]]であり、素材となる[[鳥獣族]][[モンスター]]も多い。~
 特に[[《ドラグニティ−ドゥクス》]]と[[《ドラグニティ−ファランクス》]]の[[コンボ]]により[[レベル]]6の[[シンクロ召喚]]が狙いやすい。~
 状況に応じて[[シンクロ召喚]]する[[ドラグニティナイト>ドラグニティ]]を選択していきたい。~

-[[《ドラグニティナイト−ヴァジュランダ》]]~
[[装備カード]]を[[墓地へ送る]]事で[[攻撃力]]を倍にする[[効果]]を持つ。~
自身の[[効果]]で[[墓地]]の[[ドラゴン族]][[ドラグニティ]]を装備できるため、使い切りの[[火力]]としての運用も視野に入る。~
[[アタッカー]]として見た場合、[[《ドラグニティ−アキュリス》]]との併用で1枚[[除去]]した上で[[攻撃力]]倍加と抜群の[[シナジー]]を発揮する。~
他方では、[[《ドラグニティ−ファランクス》]]を装備し[[効果]]を[[発動]]する事で、[[レベル]]8の[[シンクロモンスター]]を[[シンクロ召喚]]することが可能である。~
[[レベル]]6なので[[シンクロ召喚]]も容易であり、[[アタッカー]]と後続の[[シンクロモンスター]]への橋渡しを柔軟に使い分けられるため[[汎用性]]が高く、複数枚投入が望ましい。

-[[《ドラグニティナイト−ガジャルグ》]]~
[[鳥獣族]]・[[ドラゴン族]]限定ではあるが[[サーチ]]と[[墓地]]肥やしを同時に行える[[効果]]を持つ。~
早期に[[シンクロ召喚]]することで[[墓地]]肥やしが可能になる。~
しかし、類似[[効果]]を持ち[[サーチ]]が容易で[[汎用性]]も高い[[《竜の渓谷》]]が登場したため重要性は下がった。~
[[シンクロ召喚]]する場合の優先順位は下がったが、[[効果]]は扱いやすくて便利なので1枚投入してもいいだろう。

-[[レベル]]8の[[シンクロモンスター]]~
[[《ドラグニティ−ファランクス》]]を装備した[[《ドラグニティナイト−ヴァジュランダ》]]を経由することで、簡単に[[シンクロ召喚]]が可能。~
特に[[ドラゴン族]]は[[《トライデント・ドラギオン》]]につながるためある程度は採用しておきたい。~

-[[《トライデント・ドラギオン》]]~
単体の[[シンクロ召喚]]は得意だが複数体の[[シンクロモンスター]]を並べるのが苦手なのでどうしても[[デッキ]]の速度に限界がある。~
そこで状況がよければ[[1ターンキル]]が狙えるこれを採用しておきたい。~
[[1ターンキル]]せずとも、これがあるかないかで[[相手]]にとってのプレッシャーは大きく変わる。~
ただし大量の[[コスト]]を要求されるため一度防がれると立て直しは困難であり、無闇にこれを出すことよりも堅実に[[アドバンテージ]]を得ることを優先して構築したい。~

-[[《聖刻龍王−アトゥムス》]]~
[[デッキ]]の新たな可能性になりうる[[エクシーズモンスター]]。~
[[《ドラグニティアームズ−レヴァテイン》]]や[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]を採用しておくことで、展開の幅が狙える。~
[[シンクロ召喚]]を活用することで素材は調達でき、[[1ターンキル]]を狙えるので無理をしてでも出す価値はある。~

-[[《虚空海竜リヴァイエール》]]~
[[《連鎖除外》]]等により[[《ドラグニティ−ファランクス》]]がまとめて[[除外]]されてしまった際の対策。~
これ以外の使い道はないに等しいが、万一[[除外]]が通ってしまうと勝ち筋のほぼ全てを失うため、[[メインデッキ]]を圧迫しない保険として投入する意義は大きい。~

―その他の[[モンスター]]~
 [[ドラグニティ]]と相性の良い[[モンスター]]は多く存在するが、[[《竜の渓谷》]]の[[サーチ]]能力の存在から[[モンスター]]の総数はなるべく抑えたい。~
 過剰な投入は[[魔法・罠カード]]のスペースを圧迫することになるため、破格の[[シナジー]]を生む[[《BF−精鋭のゼピュロス》]]以外は環境を見ながら投入を検討することになる。~

-[[《BF−精鋭のゼピュロス》]]~
[[フィールド上のカード]]を[[戻し>戻す]][[墓地]]から[[特殊召喚]]できる[[鳥獣族]][[モンスター]]。~
[[《竜の渓谷》]]を[[戻し>戻す]]もう一度[[発動]]しなおすことで擬似的に[[効果]]を1[[ターン]]に2回使えるようになる。~
使用済みの[[《ドラグニティ−レギオン》]]などを[[手札]]に[[戻し>戻す]]再利用など非常に相性が良い。~
[[サーチ]]手段は乏しいため、複数枚投入することで[[《竜の渓谷》]]の[[コスト]]にする確率を上げることも考慮したい。~
[[デュエル]]中1度の[[効果]]であるがさまざまな[[カード]]との[[コンボ]]が期待でき、[[効果]]の使用後も[[シンクロ素材]]にでき無駄が少ない。~

-[[《Sin スターダスト・ドラゴン》]]~
打点の強化と[[《竜の渓谷》]]の維持が可能。~
[[《スターダスト・ドラゴン》]]も[[汎用性]]が高いため[[腐る]]ことは少ない。~
これと[[鳥獣族]][[ドラグニティ]]を併用することで、[[《トライデント・ドラギオン》]]の[[シンクロ召喚]]と[[効果]]の[[コスト]]の確保を同時に行えるため、[[《ドラグニティアームズ−レヴァテイン》]]より優先して採用したい。~

-[[《コアキメイル・ドラゴ》]]~
維持[[コスト]]の確保が容易で[[光属性]]と[[闇属性]]の[[特殊召喚]]が少ないため、相手のみに[[デメリット]]を負わせることが可能。~

-[[《魔轟神獣ケルベラル》]]~
[[《竜の渓谷》]]で簡単に[[捨てる]]ことができる[[チューナー]]。~
使い終わった[[《ドラグニティ−レギオン》]]と[[《魔轟神レイジオン》]]の[[シンクロ召喚]]ができることが最大の利点。~
一連の[[コンボ]]が決まれば一度に最大4枚もの[[アドバンテージ]]を得ることができる。~

-[[《BF−疾風のゲイル》]]~
高い汎用性をもつ[[BF]]の[[チューナー]]。~
[[攻撃力]]半減効果は全体的に打点の低いこのデッキの強力なサポートとなる。~
加えて、[[《ドラグニティナイト−ガジャルグ》]]の[[効果]]で簡単に[[サーチ]]できる。~
各種[[BF]]の[[シンクロモンスター]]も使用可能となるが、これだけのために枠を割くのは難しい。

-[[《デブリ・ドラゴン》]]~
[[ドラグニティナイト>ドラグニティ]]は[[ドラゴン族]]であり、[[チューナー]]に[[ドラゴン族]]を指定している。~
[[《デブリ・ドラゴン》]]の[[効果]]で[[鳥獣族]]を[[特殊召喚]]できれば、この[[カード]]1枚だけで[[シンクロ召喚]]を狙える。~
しかし[[《デブリ・ドラゴン》]]の[[効果]]で[[特殊召喚]]できる[[ドラグニティ]]では[[シンクロ召喚]]が行えないため、対応する以下の[[モンスター]]を採用する必要があるがいずれも[[汎用性]]が低く、これでは採用に結びつかない。~
[[必須カード]]である[[《ドラグニティ−ファランクス》]]や相性の良い[[《D.D.クロウ》]]は蘇生でき、[[攻撃力]]も1000なので[[《調和の宝札》]]の[[コスト]]にできるため、今は下火ながら今後採用率が上がる可能性は充分にあるだろう。~

|CENTER:|CENTER:|c
|[[特殊召喚]]する[[モンスター]]の[[レベル]]|対応[[モンスター]]|
//|[[レベル]]1|[[《D.D.クロウ》]]|
//|~|[[《ロードランナー》]]|
//|~|[[《ドラグニティ−トリブル》]]|
|[[レベル]]2|[[《幸運を告げるフクロウ》]]|
|~|[[《シールド・ウィング》]]|
|~|[[《ハーピィ・ガール》]]|
|~|[[《BF−鉄鎖のフェーン》]]|
|~|[[《ユニバード》]]|
|[[レベル]]3|[[《トランスフォーム・スフィア》]]|
|~|[[《BF−二の太刀のエテジア》]]|
|~|[[《BF−熱風のギブリ》]]|

***[[魔法・罠カード]]について [#j726e157]
-[[《竜の渓谷》]]~
[[ドラゴン族]]限定の[[《おろかな埋葬》]]と[[下級]][[ドラグニティ]]の[[サーチ]]を行う[[フィールド魔法]]。~
状況によって[[サーチ]]と[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]を使い分けられるのが最大の利点であり、小回りがよくきくようになる。~
この[[デッキ]]においては[[キーカード]]であり、これを簡単に[[サーチ]]できる[[《テラ・フォーミング》]]もフル投入が前提となる。~
さらに[[手札]]に余ったこの[[カード]]自体を[[コスト]]にできるので[[事故]]を起こしにくい。

-[[《調和の宝札》]]~
【ドラグニティ】では[[デッキ]]を回すのに欠かせない[[カード]]である。~
下級[[ドラゴン族]][[ドラグニティ]]は全て[[チューナー]]であり、主力の2種類がこの[[カード]]の[[コスト]]になるため非常に使いやすい。~
[[《竜の渓谷》]]があるので[[腐る]]事が少ないため、フル投入もいいだろう。~

-[[《禁じられた聖槍》]]~
[[《ドラグニティ−ドゥクス》]]や[[《ドラグニティ−レギオン》]]を[[《月の書》]]や[[《奈落の落とし穴》]]等の妨害カードから守るために使える。~
【ドラグニティ】における[[魔法・罠カード]]の[[除去]]を間接的に補うのに一役買ってくれる[[カード]]でもある。~
[[攻撃力]]が800下がってしまうが、[[シンクロ召喚]]に繋げたり[[除去]]を行うのが主な運用なので問題ない。~

-[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]~
[[《F・G・D》]]を選択する事で[[ドラゴン族]][[ドラグニティ]]を一気に5体も[[墓地]]に[[落とす]]ことができる。~
[[《竜の渓谷》]]と[[墓地を肥やす]][[効果]]がかぶるが、一度に多くの枚数を落とすことができる点で勝る。~
[[《F・G・D》]]のために[[相手]]に[[除去]]を使わせられれば大きく[[アドバンテージ]]を稼げる。~
しかし主力2種類のみでは腐りやすいので優先度は低く、投入する場合[[《Sin スターダスト・ドラゴン》]]あたりで数を稼ぎたい。~

**戦術 [#ic8fe587]
 [[《ドラグニティ−ドゥクス》]]や[[《ドラグニティ−レギオン》]]と[[《ドラグニティ−ファランクス》]]の[[効果]]を使い、[[レベル]]5・6・8の[[シンクロモンスター]]を出すことが最も基本的で有効な戦術である。~
 多少追い込まれても[[《ドラグニティ−レギオン》]]や[[《ドラグニティナイト−ヴァジュランダ》]]と[[《ドラグニティ−アキュリス》]]の[[効果]]を組み合わせることで、大抵の状況は突破できる。~

 これを補助するのが[[《竜の渓谷》]]による[[サーチ]]及び[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]である。~
 [[《竜の渓谷》]]は[[フィールド魔法]]であるため[[効果]]解決時に[[フィールド]]に存在しない場合[[効果]]は[[発動]]できないので注意したい。~
 状況次第では[[《トライデント・ドラギオン》]]で一気に勝負をかけても良いだろう。~

**[[デッキ]]の派生 [#je3eb549]
***[[《ドラグニティアームズ−レヴァテイン》]]軸 [#l7e25a3f]
 [[《ドラグニティアームズ−レヴァテイン》]]は[[墓地]]の[[ドラゴン族]][[ドラグニティ]]を装備する[[効果]]を持ち、特定状況下で装備した[[モンスター]]を[[特殊召喚]]できる[[最上級モンスター]]。~
 [[相手]]の[[カード]][[効果]]で[[墓地へ送られる>墓地へ送る]]と装備した[[モンスター]]を[[特殊召喚]]できるが、[[相手]]がみすみす[[墓地へ送って>墓地へ送る]]くれるとは考えがたいためおまけ程度に考えた方がよい。~
 自身の[[効果]]での[[特殊召喚]]は場の[[鳥獣族]][[ドラグニティ]]を[[除外]]する必要があり、本来の[[効果]]を生かすことができないため【ドラグニティ】との相性は良くない。~
 採用理由の大半を占めていた[[《ドラグニティ−アキュリス》]]との[[コンボ]]ができなくなり、[[《トライデント・ドラギオン》]]の[[シンクロ召喚]]程度しか活用法がないため[[墓地]]に置いても使われないことが多く現状では採用する意義がほとんどなくなってしまった。~
 しかし[[《聖刻龍王−アトゥムス》]]の登場により、その価値が見直されつつある。~

 [[《ドラグニティアームズ−レヴァテイン》]]は[[《光と闇の竜》]]を装備することで無限[[自己再生]]コンボが可能になり、これを中心に[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]や[[《ミンゲイドラゴン》]]といった[[ドラゴン族]][[サポートカード]]を駆使する[[ビートダウン]][[デッキ]]が考案された。~
 [[《ドラグニティアームズ−レヴァテイン》]]は[[相手]]によって[[墓地へ送られた]]時、装備された[[モンスター]]を[[特殊召喚]]できるので一部の[[魔法・罠カード]]に強い。~
 無限[[自己再生]]コンボ自体は厄介だが対処できる手段が多いため、[[デッキ]]の主役を張るには力不足なのが現状。~
 詳しくは[[《ドラグニティアームズ−レヴァテイン》]]のページを参照。~

**この[[デッキ]]の弱点 [#ab6151f2]
***[[除外>ゲームから除外する(取り除く)]] [#hfd1f59f]
 [[墓地]]を利用する[[デッキ]]の宿命だが、この[[デッキ]]もそれに該当する。~
 [[《マクロコスモス》]]等を1枚張られるだけで[[デッキ]]を展開する[[《ドラグニティナイト−ガジャルグ》]]、[[戦闘]]を補助する[[《ドラグニティナイト−ヴァジュランダ》]]等や[[蘇生]][[カード]]が全て[[腐る]]。

***[[特殊召喚]]封殺 [#nbff837a]
 [[特殊召喚]]を多用する[[デッキ]]なので、[[特殊召喚]]を封じる[[《フォッシル・ダイナ パキケファロ》]]・[[《大天使クリスティア》]]を出されると展開力が低下してしまう。~

***[[モンスター効果]]封殺 [#z924b476]
 [[《スキルドレイン》]]で[[モンスター効果]]を封じられるのも痛いところ。~
 ほとんどの[[モンスター]]がこれ1枚で弱小[[モンスター]]となる。~
 また、[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]を張られると、[[《ドラグニティ−ドゥクス》]]・[[《ドラグニティナイト−ヴァジュランダ》]]などが自身の[[効果]]で[[ドラグニティ]]を装備できなくなる。~
 [[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]は、上書きして[[《竜の渓谷》]]を[[破壊]]することもできるため天敵といえる。~
 ただし[[フィールド魔法]]についてはこちらも上書きが可能なので、弱点となるかは[[相手]]の採用枚数による。~

***[[種族]]変更・[[種族]]縛り [#g4ab8cab]
 [[《DNA改造手術》]]などで[[フィールド]]上の[[種族]]を変更されると、素材が[[種族]]で制限されているため[[ドラグニティナイト>ドラグニティ]]の[[シンクロ召喚]]ができなくなる。~
 特に[[墓地]]における[[種族]]も変更させる[[《アンデットワールド》]]は相性最悪である。~
 また、2種類の[[種族]]を使い分ける構成上、[[《群雄割拠》]]で[[種族]]を縛られると[[モンスター]]の展開や[[シンクロ召喚]]が封じられ身動きが取れなくなる。~

**この[[デッキ]]の歴史 [#j8b00357]
***[[09/03/01>禁止・制限カード/2009年3月1日]] [#bfec4f40]
 [[DUEL TERMINAL −疾風のドラグニティ!!−]]が稼働。~
 [[《ドラグニティ−ファランクス》]]をはじめ優秀な[[カード]]も多く登場したが、【ドラグニティ】として構築するには不足が多く特に安定性に問題があった。~

***[[10/03/01>禁止・制限カード/2010年3月1日]] [#o1010f100]
 [[ストラクチャーデッキ−ドラグニティ・ドライブ−]]が発売。~
 既存[[カード]]と[[《ドラグニティ−アキュリス》]]の相性の良さが注目され、[[《竜の渓谷》]]が安定性の問題を解決し、【ドラグニティ】の基盤が完成する。~

 その後[[《ドラグニティ−アキュリス》]]の裁定が変更されたが、主力[[カード]]と強い[[シナジー]]を形成していたため採用率の変化はなかった。~
 一方[[《ドラグニティアームズ−レヴァテイン》]]等の[[カード]]は大きな影響を受け、採用率は低下の一途をたどることになる。~

**代表的なカード [#ca1eef35]
-[[《ドラグニティ−ファランクス》]]
-[[《ドラグニティ−ドゥクス》]]
-[[《ドラグニティ−アキュリス》]]
-[[《ドラグニティ−レギオン》]]
-[[《ドラグニティナイト−ヴァジュランダ》]]
-[[《竜の渓谷》]]

**サンプルレシピ [#r772909c]
-【ドラグニティ】~
10.06.26 日本代表最終選考会(東日本)予選出場~
http://ocg.xpg.jp/deck/deck.fcgi?ListNo=620~

-【ドラグニティ】~
10.10.10 第2回札幌チャンピオンシップ 4位~
http://syelu.exblog.jp/14188791/

-【ドラグニティ】~
11.07.16 2011年度日本代表選考会 ベスト16~
http://duel-entrance-deck.seesaa.net/article/215164022.html

**関連リンク [#ufeca463]
-[[ドラグニティ]]

-[[デッキ集]]