*&ruby(ヒーロー){HERO};/HERO [#i988fe46]
 [[週刊少年ジャンプ(2006年35号) 付属カード>書籍付属カード#ba88fac6]]で登場した「HERO」と名のついた[[モンスター]]群。~
 さらに細かい[[カテゴリ>カードの名前]]として、「[[E・HERO]]」、「[[D−HERO]]」、「[[E−HERO]]」、「[[M・HERO]]」が存在する。~
 またいずれにも属さないものとして、現在[[《V・HERO トリニティー》]]と[[《V・HERO アドレイション》]]が存在する。~

 「[[E−HERO]]」と漫画GXで初登場した一部の「[[E・HERO]]」以外は[[戦士族]]で構成されている。~
 [[E−HERO]]は[[悪魔族]]であり、漫画GXの[[E・HERO]]は[[植物族]]・[[炎族]]・[[雷族]]を含んでいる。~

-[[《ダーク・ヒーロー ゾンバイア》]]・[[《オシロ・ヒーロー》]]・[[《ヒーロー・キッズ》]]は「HERO」ではないため、この[[カテゴリ>カードの名前]]のサポートは受けられない。~
また、現時点では[[モンスター]]に関する[[効果]]しか存在しないが、[[《マジカルシルクハット》]]を活用することで[[《HERO’S ボンド》]]もこの[[カテゴリ>カードの名前]]のサポートを受けることができる。

-かつて、英語版の[[《E・HERO エアーマン》]]・[[《E・HERO オーシャン》]]は、「『HERO』と名のついた」を「"[[Elemental Hero>E・HERO]]" or "[[Destiny Hero>D−HERO]]"」と表記していた。~
"Hero"としなかったのは、[[《ヒーロー・キッズ/Hero Kid》>《ヒーロー・キッズ》]]や[[《オシロ・ヒーロー/Oscillo Hero》>《オシロ・ヒーロー》]]を対象にしないための措置である。~
その後、[[Gladiator's Assault]]にて新たなHEROとして[[E−HERO]]が登場し、海外の[[テキスト]]では[[E−HERO]]を対象にすることができないという事態になっていた。~
今まで[[カードの名前]]に関する[[効果]]は日本語版に準拠されたためか、「"[[Elemental Hero>E・HERO]]", "[[Destiny Hero>D−HERO]]" or "[[Evil Hero>E−HERO]]"」と[[エラッタ]]された[[《Elemental Hero Stratos》>《E・HERO エアーマン》]]が登場し、"[[Evil Hero>E−HERO]]"を追加する形で問題の解決が図られた。

-その後、[[Generation Force]]にて[[M・HERO]]やV・HEROが登場するに伴い、既存の3種のHEROの[[カードの名前]]を"[[Elemental HERO>E・HERO]]", "[[Destiny HERO>D−HERO]]", "[[Evil HERO>E−HERO]]"とこれまでの"Hero"から全て大文字表記の"HERO"に変更、「HERO」の[[カテゴリ>カードの名前]]名を"HERO"に変更する[[エラッタ]]が出され、公式サイトで「これらもこれまでの3種のHEROと同様、[[効果]]の[[対象]]にできる」と告知された。~
同時に、[[《HERO’S ボンド/Hero's Bond》>《HERO’S ボンド》]]と[[《ヒーローフラッシュ!!/HERO Flash!!》>《ヒーローフラッシュ!!》]]の[[カード名]]も日本語版に合わせて[[《HERO’S ボンド/HERO's Bond》>《HERO’S ボンド》]]と[[《ヒーローフラッシュ!!/Hero Flash!!》>《ヒーローフラッシュ!!》]]に変更されることとなり、この[[カード名]]の変更によって根本的な解決を図ることとなった。
//ttp://www.konami.com/yugioh/articles/?p=2915#more-2915

--日本語版で[[カテゴリ>カードの名前]]に含まれない[[カード]]が英語版では含まれてしまう場合、「○○を除く〜」という表現がなされることが多いのだが、「HERO」でそのような形がとられなかった理由として、[[魔法・罠カード]]の存在が挙げられる。~
「HERO」に関する[[効果]]を持つ[[カード]]の中には、[[《マジカルシルクハット》]]を利用することで、「HERO」と名のついた[[魔法・罠カード]]も対象とすることができる場合がある。~
(「HERO」と名のついた[[魔法・罠カード]]には[[《HERO’S ボンド》]]が存在する)~
しかし、"Hero"で指定してしまうと、[[《ヒーロー見参/A Hero Emerges》>《ヒーロー見参》]]等まで含まれてしまうため、これらを除外しなければならない。~
本来[[モンスター]]のみを指定しているところでわざわざ[[魔法・罠カード]]を除くような[[テキスト]]にすると、「[[《ヒーロー見参》]]を除く[[モンスター]]」のような不自然な[[テキスト]]になってしまう。~
そのため、矛盾を避けるには[[E−HERO]]の時のように1種類ずつ追加するか、今回のように大規模な[[カード名]]の変更をするか、[[デーモン]]のように対応する[[モンスター]]のリストを作るかしかない状況だった。~

--以下は、[[エラッタ]]が行われる前の[[《Elemental HERO Divine Neos》>《E・HERO ゴッド・ネオス》]]の[[召喚条件]]に関するテキスト。
 This card cannot be Special Summoned except by a Fusion Summon
 of any 5 "Neos", "Neo-Spacian", "Elemental Hero", "Destiny Hero"
 or "Evil Hero" monsters including at least 1 "Neos" monster, 1 "Neo-Spacian"
 monster and 1 "Hero" monster.
[[テキスト]]量の軽減や直前で三種を列挙しているなど、いくつか理由は推測できるが海外版で"Hero"と一語で表記された唯一の[[カード]]となっている。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメ・漫画GXの十代とエド、漫画GXの紅葉が[[デッキ]]の主軸としている[[モンスター]]群。~

--十代は[[《ヒーロー見参》]]や[[《ヒーロー・キッズ》]]等、この[[カテゴリ>カードの名前]]に当てはまらない「ヒーロー」[[カード]]も使用。~
([[《ヒーロー・キッズ》]]は[[《キッズ・ガード》]]があり、アニメでは[[《E・HERO バブルマン・ネオ》]]の[[融合素材]]だったので関連[[カード]]といえるが)~
幼少期に[[《ユベル》]]を使っていたときも[[《オシロ・ヒーロー》]]を使っていた。~

--十代が捨てられた[[おジャマ]]を[[デッキ]]に入れようとしたときに、ヒーロー気分の[[おジャマ]]が自分たちを「&ruby(オーヒーロー){O・HERO};」と呼んでいた。~

--「十代vsエド」(2戦目)にて十代が「[[D>D−HERO]]と[[E>E・HERO]]がいるんだぜ、もっと他にもいる気がするけどな」と発言している。~
この発言はネオスペーシアン登場の伏線と思われるが、その後[[E−HERO]]が登場した。~
さらに漫画GXにて[[M>M・HERO]]やVが登場している。~

--アニメでは「HERO」と名のついた[[モンスター]]全般の[[サポートカード]]として[[通常罠]]《ヒーローズ・ガード》、[[永続罠]]《ヒーロー・シールド》が登場している。~
なお、どちらも作中で十代が使用した。~


**関連リンク [#l129f004]
―「HERO」と名のついた[[モンスター]]
-[[E・HERO]]
-[[D−HERO]]
-[[E−HERO]]
-[[M・HERO]]

-[[《V・HERO アドレイション》]]
-[[《V・HERO トリニティー》]]

―「HERO」に関する[[効果]]を持つ[[カード]]
-[[《E−HERO ヘル・ブラット》]]
-[[《E・HERO エアーマン》]]
-[[《E・HERO オーシャン》]]
-[[《幻影の魔術士》]]

-[[《E・HERO アブソルートZero》]]
-[[《E・HERO ゴッド・ネオス》]]
-[[《M・HERO 剛火》]]
-[[《M・HERO ダイアン》]]

-[[《HERO’S ボンド》]]
-[[《マスク・チェンジ》]]

―その他のリンク
-[[カードの名前]]