遊戯王カードWiki - サイバーのバックアップ(No.37)

サイバー/Cyber †

　ストラクチャーデッキ－機光竜襲雷－でカテゴリ化された「サイバー」と名のついた魔法・罠カード群。

属する魔法・罠カード自体は遊戯王デュエルモンスターズII 闇界決闘記　付属カードで《サイバー・ボンテージ》が登場していた。
しかし正式なカテゴリになったのは《サイバー・ドラゴン・コア》が登場した上記シリーズからである。

魔法・罠カードのみの指定であるため、サイバー・エンジェルや《サイバー・チュチュ》などのモンスターカードはこれに含まれない。
- ちなみに「サイバー」と名のついたモンスターは、現在までに実に40体以上もOCGに存在する。
  神属性以外の全属性に、レベル９を除くレベル１～10モンスターが揃う、OCGでも稀有な幅のモンスター群となっている。

《魔界の機械兵》と《デビル・フランケン》は英語名に「Cyber」が付いている。
過去にはガーディアンで一部のカードを除く書き方になったため、それを避けるために魔法・罠カードの指定になった可能性がある。

サイバネティックも同時に指定しており、事実上はこちらも同じカテゴリとなる。
また、英語名ではサイバネティックに「cyber」の単語が含まれているためか、TCGではサイバネティックに属するカードは全て「サイバー」に属している。

カテゴリ化しているものの、属するカードは比較的雑多である。
《サイバー・ドラゴン・コア》とのシナジーやサイバネティックとの関連性を考えると《サイバー・ドラゴン》や機械族のサポートカードが中心なのだろうが、直接関連の無いサイバーダークや《サイバー・ボンテージ》、後に登場したサイバース族のサポートカードも含まれている。

「サイバー(cyber)」とは、英語で「コンピューターの、インターネットの」という意味。
この関係上、コンピューターやネットワークと関連が深いサイバース族のサポートカードにもこのカテゴリに属するカードが存在する。

原作・アニメにおいて―
アニメGXに登場した機械族サポートカードにこのカテゴリのものが見られ、特にメインキャラクターの丸藤亮・翔兄弟は、このカテゴリに属する魔法・罠カードを複数使っている。
未OCG化のものにはアニメGXで翔が使用した通常罠《サイバー・リペアラー》、漫画GXで亮が使用した通常魔法《エマージェンシー・サイバー》・装備魔法《サイバー・ローアー》がある。
また、アニメVRAINSで主人公の藤木遊作/Playmakerが使用するサイバース族サポートカードにも複数登場している。
こちらの未OCG化のものは装備魔法《サイバース・アナイレーション》・通常魔法《サイバース・キャッシュ》である。

なお、漫画・アニメ通して初の使用者は原作・アニメDMの孔雀舞の《サイバー・ボンテージ》である。

アニメ・漫画では、《サイバネティック・ヒドゥン・テクノロジー》・《アーマード・サイバーン》・《サイバー・エルタニン》、《サイバー・エンジェル－那沙帝弥－》が「サイバー」と名のついたモンスターをサポートしていた。
従ってアニメGX、漫画GX、アニメARC-Vではモンスターもカテゴリに含まれている。

コナミのゲーム作品において―
TAG FORCE 4以降では、街中に「SIVER'S GYM」（サイバー流道場）の看板がある。
当然ながら「サイバー」の綴りは「CYBER」であり、これは《ハーピィ・レディ・ＳＢ》のスペルミスをネタにしたものであろう。

関連リンク †

―「サイバー」と名のついた魔法・罠カード

通常魔法
- 《サイバー・リペア・プラント》

速攻魔法
- 《サイバーサル・サイクロン》

装備魔法
- 《サイバー・ボンテージ》

通常罠
- 《サイバース・ビーコン》

永続罠

サイバーダーク

―「サイバー」と名のついた魔法・罠カードに関する効果を持つカード

《サイバー・ドラゴン・コア》

―その他のリンク

サイバネティック

カテゴリ

―「サイバー」と名のついたモンスター