*ダメージ計算/Damage Calculation [#n22a69a7] [[バトルフェイズ]]の[[ダメージステップ]]で、[[モンスター]]の[[攻撃力]]・[[守備力]]を確認し計算を行うこと。~ 具体的にどのように[[ダメージ]]を計算するのかは[[ダメージの判定]]を参照。~ -[[ダメージステップ]]は5つのタイミングに細分化されるが、そのうち[[ダメージ計算時]]というタイミングでダメージ計算が行われる。~ [[ダメージ計算時]]でも一部のカードの効果は[[発動]]できるため、[[ダメージ計算時]]に[[発動]]する[[カード]]の処理が全て終わってからダメージ計算を行う。~ --ダメージ計算の結果[[モンスター]]が[[戦闘破壊]]される事が確定しても、すぐにそのモンスターを[[破壊]]する訳ではない。~ [[戦闘破壊]]が確定した[[モンスター]]は[[ダメージステップ終了時]]までは[[フィールド]]に残る。~ 「[[墓地へ送られた]]」時に[[発動]]する[[効果]]も[[ダメージステップ終了時]]までは[[発動]]しない。~ -ダメージ計算の時点で[[戦闘]]を行うはずの[[モンスター]]が[[フィールド]]に存在しなくなった場合、[[戦闘ダメージ]]数値のやり取りは行わずに[[戦闘]]を終える。 --[[《サイファー・スカウター》]]に[[戦士族]]で[[攻撃]]し、[[誘発効果]]に[[《天罰》]]を[[発動]]したとする。~ この場合、どちらの[[プレイヤー]]も[[ダメージ]]を受けない。~ -[[剣闘獣]]などは、ダメージ計算が行われると「戦闘を行った」事になる。~ -かつて、「ダメージ計算時」というタイミングで[[強制効果]]が[[発動]]した場合[[効果]]は[[発動]]しないとされていた。~ が、現在では[[誘発効果]]が[[発動]]し[[効果]]処理が終了した後、 [[戦闘ダメージ]]の計算を行うという裁定が出されている。 (10/06/18)~ --[[相手]]の[[《オネスト》]]に対して[[《天罰》]]を[[発動]]し、[[コスト]]として[[《深淵の暗殺者》]]を[[捨てる]]。この時、[[サルベージ]][[効果]]は発動する。 --[[《ダンディライオン》]]の場合も上記と同様に[[効果]]は発動する。 -かつては[[戦闘破壊]][[耐性]]を持つ[[カード]]に「(ダメージ計算は適用する)」とテキストが補足されていた。~ しかし第5期シリーズ辺りからほとんど見られなくなった。 -原作・アニメにおいて―~ [[OCG]]経験の浅い視聴者に分かりやすくするためか、[[プレイヤー]]に[[戦闘ダメージ]]が通る場合のみを「ダメージ計算」と表現することが多い。~ (例:「[[戦闘]]で[[破壊されなくても>破壊されない]][[攻撃表示]]ならダメージ計算を行う」というように)~ //また上記の例を利用して[[戦闘]]で[[破壊されない]][[攻撃表示]][[モンスター]]がいる[[相手]]に対して大ダメージを仕掛ける[[プレイヤー]]も多い。 --アニメARC-V第3話では、LDSに「ダメージ計算論」という講座が存在する事が確認できる。 ***[[カードの効果]]によるダメージ計算 [#effect] 以下のように、[[テキスト]]に「ダメージ計算を行う」とある[[カード]]は、[[カードの効果]]によりダメージ計算を行うカードである。~ 《工作列車シグナル・レッド/Construction Train Signal Red》 効果モンスター 星3/地属性/機械族/攻1000/守1300 (1):相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。 このカードを手札から特殊召喚し、 その相手モンスターの攻撃対象をこのカードに移し替えてダメージ計算を行う。 このカードはその戦闘では破壊されない。 通常のダメージ計算とはやや処理が異なるため、処理の要点をまとめる。~ -ダメージ計算を行う[[効果]]の[[効果解決時]]に、[[ダメージステップ]]の[[ダメージ計算時]]に移行する。~ その後、[[ダメージの判定]]を通常通りに行う。~ --通常の戦闘は[[バトルステップ]]→[[ダメージステップ開始時]]→[[ダメージ計算前]]→[[ダメージ計算時]]という流れを踏んでダメージ計算に入るが、[[カードの効果]]によるダメージ計算はこれらの過程を経ず直接[[ダメージ計算時]]に移行し、ダメージ計算を行う。~ これにより、幾つかのタイミングがスキップされてしまう。~ ---上記の[[《工作列車シグナル・レッド》]]の場合、[[バトルステップ]]の[[攻撃宣言]]時に[[発動]]し、そのまま[[ダメージ計算時]]内の[[ダメージの判定]]に入ってしまうため、[[ダメージステップ開始時]]・[[ダメージ計算前]]・[[ダメージ計算時]]に[[発動]]する[[効果]]はこの戦闘では使用できない事になる。~ [[《お注射天使リリー》]]の[[直接攻撃]]時に[[《工作列車シグナル・レッド》]]を[[発動]]、[[攻撃表示]]で[[特殊召喚]]された場合、[[《お注射天使リリー》]]は[[ダメージ計算前]]に[[発動]]する効果を使用できず、[[戦闘破壊]]されてしまう。~ --[[ダメージ計算時]]に「[[発動]]」する[[効果]]を使うタイミングはないが、[[《摩天楼 −スカイスクレイパー−》]]など[[ダメージ計算時]]に[[チェーン]]を作らず適用される[[効果]]は通常どおり適用される。~ -[[効果解決時]]に行うのは「ダメージ計算」だけである。~ 該当[[効果]]の処理が終了した後、[[ダメージ計算後]]と[[ダメージステップ終了時]]は通常どおり行われ、[[戦闘破壊]]された[[モンスター]]も通常どおり[[ダメージステップ終了時]]に[[墓地へ送られる>墓地へ送る]]。~ -ダメージ計算を行う[[効果]]を[[チェーン]]2以降で[[発動]]した場合、[[戦闘破壊]]や[[戦闘ダメージ]]が[[チェーン]]2以降のチェーンブロック上で発生する事がありうる。~ これにより、通常であれば[[タイミングを逃す]]事のない「戦闘で[[破壊された]]時に発動できる」または「戦闘で[[破壊した]]時に発動できる」等の[[効果]]が[[タイミングを逃す]]可能性が発生する。~ ただ、[[チェーン]]2以降にこれらの[[効果]]が発動タイミングを満たした場合に[[タイミングを逃す]]のか否かは[[カード]]によって裁定がまちまちである。~ --[[チェーン]]2で[[発動]]した[[《進化への懸け橋》]]の[[効果]]で[[《エヴォルド・ゲフィロス》]]が[[戦闘破壊]]された場合、[[《エヴォルド・ゲフィロス》]]の効果は[[タイミングを逃す]]。(14/10/20)~ --[[チェーン]]2で[[発動]]した[[《ガガガガンマン》]]の(2)効果によって[[《BF−蒼炎のシュラ》]]が[[《ガガガガンマン》]]を[[戦闘破壊]]した場合でも、[[タイミングを逃さない>タイミングを逃す]]。(14/10/19) **関連カード [#pd5195b3] ―[[ダメージ計算時]]に発動するカードは[[ダメージ計算時]]を参照。~ ***[[カードの効果]]でダメージ計算を行う[[カード]] [#effect] -[[《幻影の妖精》]] -[[《マジック・ランプ》]] -[[《ガガガザムライ》]] -[[《イクイップ・シュート》]] -[[《異次元トンネル−ミラーゲート−》]] -[[《コンフュージョン・チャフ》]] -[[《ヒロイック・アドバンス》]] -[[《マジックアーム・シールド》]] -[[《ラスト・カウンター》]] ―[[モンスター]]を[[特殊召喚]]した後に[[ダメージ計算]]を行う -[[《工作列車シグナル・レッド》]] -[[《デコイドラゴン》]] -[[《進化への懸け橋》]] -[[《双龍降臨》]] **関連リンク [#g50dd296] -[[ダメージステップ]] -[[ダメージ計算時]] -[[ダメージの判定]] -[[公式用語集]]