*テキスト [#q51f565f]
 一般的な意味は、序文・注釈・付録・さし絵に対する文章のこと。~
 遊戯王[[OCG]]では、[[カード]]の使用法や、[[効果]]の[[発動条件]]とその[[効果]]などを記した文章を指す。~

-ルールブックでは[[カード]]のテキスト部分のことを、[[モンスター]]については「[[モンスター情報]]」、[[魔法・罠カード]]については「[[効果説明]]」と解説されている。~

-[[デュエル]]でその通りに動くように命令した文章である。~
基本ルールよりも優先され、双方が矛盾する場合はテキストに従って処理する。~

-特に[[通常モンスター]]のテキストは[[フレイバー・テキスト]]と呼ばれる(俗称)。~
他のカードゲームに由来する用語である。~
//こちらはTCG用語もしくは俗語であり、公式に使われたことはない。~

-遊戯王[[OCG]]の場合他のカードゲームに比べてテキストの解釈が難しく、時にテキストの文面に反した公式裁定が出ることもある。~
最終的には事務局の裁定こそが真のテキストと言えるだろう。~
どの[[カード]]が例外になっているかは[[特殊裁定]]を参照。~
公式裁定に合わせて[[カード]]のテキストが変更されることがある([[エラッタ]])。~
//-遊戯王[[OCG]]の場合他のカードゲームに比べてテキストの解釈が難しく、時にテキストの文面に反した公式裁定が出ることもある。~
//最終的には事務局の裁定こそが真のテキストと言えるだろう。~
-遊戯王[[OCG]]では「このようなテキストならこのような処理になる」という一般則が公表される事が極めて少ない。~
そのため事務局の裁定こそが真のテキストだと考える事もできる。~
同じテキストであれば同じ処理になるのが原則だが、中にはテキストや類似カードの解釈に反する裁定が出される事もある([[特殊裁定]])。~
このような[[カード]]はテキストが曖昧な初期のものに多い。~
また、公式裁定に合わせて[[カード]]のテキストが変更されることがある([[エラッタ]])。~

-最長テキストは[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]、最短テキストは[[《深海に潜むサメ》]]である。~

-初期の[[カード]]は[[コスト]]、[[デメリット]]の無いシンプルなものが多かった。~
[[コスト]]、[[デメリット]]が無いということはどんな[[デッキ]]タイプにも入るということであり、[[《強欲な壺》]]・[[《天使の施し》]]等、[[環境]]に大きく影響をもたらした[[カード]]は多い。~
//上記の内容は議論によって記述固定されています。過去の議論はhttp://yowiki.yugioh-portal.net/bbs/read.cgi?no=1219

-[[PHOTON SHOCKWAVE]]以降に登場した[[カード]]は、テキストが一部簡略化されることが多くなった。~
[[ORDER OF CHAOS]]以降はこのような傾向が顕著となっている。~
類似した[[効果]]を持つ[[カード]]のテキストや、初登場時と再録を比較するとわかりやすい。~
~
例:~
--「○○する事ができる」→「○○できる」([[《セイクリッド・ポルクス》]]・[[《ヴェルズ・カストル》]]など)~
--「〜を行う事ができない」→「〜を行えない」([[《セイクリッドの超新生》]]など)~
--「〜の○○に存在する△△を…」→「〜の○○の△△を…」([[《リチュア・ビースト》]]など)~
--「フィールド上に○○が表側表示で存在する場合…」→「フィールド上に○○が存在する場合…」([[《滅びの爆裂疾風弾》]]など)
--「[[自分]]の[[デッキ]]から…」→「[[デッキ]]から…」([[《終末の騎士》]]・[[《召集の聖刻印》]]・[[《多様進化》]]など)~
---主に「[[デッキ]]から…」の表現は[[自分]]の[[デッキ]]からの[[サーチ]]や[[リクルート]]、[[ドロー]]に関わる処理でこのようになっており、[[自分]]の[[デッキ]]の[[カード]]を[[墓地へ送る]]、[[めくる>カードをめくる]]・[[確認]]する処理に関わるものは従来通り「[[自分]]の」という表現が使われている。~
[[相手]]の[[デッキ]]を指定する場合は、これまで同様「[[相手]]の[[デッキ]]から…」という表現が使われている。~
[[手札]]に関しては以前から「[[自分]]の」という表現が省略されているものが多く、それに倣った変更だと考えられる。~

-英語版の[[カード]]では[[Generation Force]]より"Problem-Solving card text"(問題解決カードテキスト)という手法が取られている。~
「[[発動条件]]:[[発動時の処理>効果発動時]];[[効果解決時の処理>効果解決時]]」とテキストを区分する事で、「[[コストか効果か>コストと効果]]」「[[対象をとる効果か否か>対象をとる(指定する)効果]]」などがわかりやすくなっている。~
[[マスタールール2]]を参照。~

-原作・アニメにおいて―~
原作では基本的に記述が曖昧であり、[[《クリボー》]]を筆頭にテキストに記述されていない[[効果]]を用いていることも多い。~
[[相手]]が[[読めない言語>《ラーの翼神竜》]]でテキストが書かれている場合でも、[[相手]]に[[効果]]を説明する必要はないらしい。~
また、アニメ5D'sまでは[[OCG]]化した[[カード]]は再登場する際に[[OCG]]と同じテキスト及び[[効果]]に変更される事があった。~
アニメZEXALシリーズでは一貫してテキストを変更していない。(他の事情があった[[《RUM−バリアンズ・フォース》]]を除く)~

--アニメで登場した各種[[カード]]は、テキストが途中で改行されていることがある。~

--「バトルシティ編」の放送中、[[OCG]]ではテキストが第3期の世界統一フォーマットに変更されたが、アニメに登場する[[カード]]の多くは第2期のフォーマットのままであった。~
「ドーマ編」以降は逆に全ての[[カード]]が世界統一フォーマットに統一され、メインキャラクターが序盤から使い続けている[[カード]]も全て世界統一フォーマットのものに変更されている。~
アニメGX以降は第1期・2期のものは世界統一フォーマットに修正されずそのまま登場する場合が多くなったが、まれに例外もある(例:[[《現世と冥界の逆転》]])。~
「チーム・5D's vs チーム・ユニコーン」戦付近から第7期仕様の[[カード]]が[[OCG]]に登場したが、それ以降もアニメ内では第6期までの旧仕様を5D's終了時まで使用していた。~
また「チーム・5D's vs チーム・太陽」戦においてチーム太陽が使用していた[[カード]]には、「強い[[カード]]を持っていない」という設定を意識してか、旧フォーマットのテキスト欄が狭い[[カード]]が多かった。~
アニメZEXALシリーズでは全ての[[カード]]のフォーマットが第7期仕様に変更されているが、ルビが基本的に振られていない。~
アニメARC-Vでは[[カード]]のフォーマット・[[カード]][[効果]]の記述が第9期仕様でありながら、[[カード]][[効果]]の記述の文字の大きさは第7期を踏襲している。

--ZEXALシリーズに登場する「[[No.]]」は、[[カード名]]やテキストが独特の文字で書かれている。~

--アニメでは「遊星vsZ-ONE」戦などを見る限り、[[相手]]の[[カード]]のテキストを知らない場合、[[相手]]に説明されるまでは[[確認]]する事はできないようである。~
このため、[[戦闘]]においては無敵の[[モンスター]]に[[戦闘]]を仕掛けるなど、現実の[[OCG]]のデュエルではまず起こらないやり取りも非常に多い。~
アニメGXの「十代vsダークネス」戦において、ダークネスが十代の[[《ユベル》]]を[[コントロール奪取]]してはじめて[[効果]]を把握していることから、[[コントロール]]を得ればテキスト及び[[効果]]が確認できる模様である。~
アニメZEXALの「遊馬vsドロワ&ゴーシュ」においても、[[《No.39 希望皇ホープ》]]によって攻撃を止められた際にドロワが「だがこれでホープの[[効果>モンスター効果]]はわかった!」と叫んでいた。~
一方で、漫画版GXでは十代が[[相手]]の[[《The supremacy SUN》]]の[[効果]]を確認しようとしており、漫画版ZEXALでは遊馬が[[相手]]の[[《No.22 不乱健》]]のテキストをデュエルディスク(D・パッド)で確認している。~

--テキストに誤字が見られる場合は、DVDや再放送の際に若干修正を加える場合があり、テキストが同話でも少し書き換えられる事がある。~
その中で特殊な例として、アニメ5D'sでロットンが使用した[[通常罠]]《メタル・コート》は、放送当時は全く[[テキスト]]に書かれていない[[効果]]を使用し、物議を醸した。~
その後DVD及び再放送時にはテキストが大幅に変更されている。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[DUEL TERMINAL]]の[[第9弾>DUEL TERMINAL −ヴァイロン降臨!!−]]以降のゲーム作品では、ゲーム内に登場する[[カード]]テキストが第7期仕様に変更された。~

**関連リンク [#p92c15d4]
-[[遊戯王OCG事務局]]

-[[モンスター情報]]
-[[効果説明]]

-[[エラッタ]]
-[[裁定変更]]
-[[調整中]]
-[[特殊裁定]]

-[[フレイバー・テキスト]]

-[[公式用語集]]

//-[[用語集]]
//ルールブックで用語の使用を確認したので、公式用語集へ移動。~

**FAQ [#l937e078]
Q:[[《古代の機械掌》]]と[[《ライトイレイザー》]]のように、テキストが酷似していても処理が違う[[カード]]がありますが、テキストが全く同じ場合であっても、カードが異なる場合は処理が違う事もあるという事でしょうか?~
A:[[カード]]ごとにその都度お問い合わせ下さい。(13/01/06)~