*テキスト [#top]

#contents

**公式ルールブック解説 [#officialrule]
 なお、その能力の内容については[[カード]]テキストに記載されています。~
 (『<[[モンスターカード]]に記載されている能力名について>』より)~

 なお、最新のテキストでは[[特殊召喚モンスター]]は【○○族/特殊召喚/効果】というように記載されています。~
 (『■[[モンスター]]の[[特殊召喚]]について』より)~

 [[カード]]の[[効果]]テキストで使用される「[[1ターンに1度]]」とは、基本的に「その[[カード]]の[[効果]]を使用する[[プレイヤー]]は[[1ターンに1度]]のみ、その[[カード]]の[[効果]]を使用できる」という事を意味しています。~
 (『●[[1ターンに1度]]』より)~

 (公式ルールブック マスタールール2020年4月1日改訂版対応 バージョン1.0より引用)~

**説明 [#explain]
 一般的な意味は、序文・注釈・付録・挿絵に対する文章のこと。~
 遊戯王[[OCG]]では、[[カード]]の使用法や、[[効果]]の[[発動条件]]とその[[効果]]などを記した文章を指す。~

 遊戯王[[OCG]]では、[[カード]]の使用法、[[効果]]の[[発動条件]]やその処理などを記した文章を指す。~
 [[デュエル]]でその通りに動くように命令した文章であり、基本ルールよりも優先され、双方が矛盾する場合はテキストに従って処理する。~
 なお、[[通常モンスター]][[カード]]に書かれている[[デュエル]]とは関係の無いテキストは、俗に[[フレイバー・テキスト]]と呼ばれる。~

-ルールブックでは[[カード]]のテキスト部分のことを、[[モンスター]]については「[[モンスター情報]]」、[[魔法・罠カード]]については「[[効果説明]]」と呼んでいる。~
 テキストから読み取れない処理については、[[遊戯王OCG事務局]]が示した処理方法(俗に[[裁定]]と呼ばれる)に従う。~
 かつての[[OCG]]はテキストから読み取れない事項が多く、[[コストか効果か>コストと効果]]、[[対象をとるか否か>対象をとる(指定する)効果]]、[[チェーンブロックが作られるか否か>チェーンブロック]]、[[効果であるかないか>効果外テキスト]]等はテキストだけでは判読不能であり、「[[遊戯王OCG事務局]]の[[裁定]]こそが真のテキスト」とまで言われる状態であった。~

-遊戯王[[OCG]]では「このようなテキストならこのような処理になる」という一般則が公表される事が極めて少ない。~
//また、似たテキストで異なる処理になったり、異なるテキストで同じ処理になったりする事もある。~
//すぐ下に同じこと書いてる
そのため、[[遊戯王OCG事務局]]の裁定こそが真のテキストだと考える事もできる。~
同じテキストであれば同じ処理になるのが原則だが、中には類似テキストの解釈に反する裁定が出される事もある。(→[[特殊裁定]])~
このような[[カード]]は文意が曖昧な初期のものに多い。~
また、公式裁定に合わせて[[カード]]のテキストが変更されることがある。(→[[エラッタ]])~
--第9期からはテキストの仕様が大幅に変わり、第8期以前よりかなり判読しやすくなり、上記の問題がある程度解消されている。~
[[コストか効果か>コストと効果]]、[[対象をとるか否か>対象をとる(指定する)効果]]、[[チェーンブロックが作られるか>チェーンブロック]]、[[効果外テキスト]]かどうかはテキストを見れば把握できる。~
なお、[[公式サイト>http://www.yugioh-card.com/japan/howto/master_rule_3.php]]にてテキストの読み取り方が公開されている。~
 第9期からはテキストの仕様が大幅に変わり、上記した事項はテキストから把握できるようになっている。~
 なお、一時期[[公式サイトにてテキストの読み取り方が公開されていた>https://web.archive.org/web/20140702121420/http://www.yugioh-card.com/japan/howto/master_rule_3.php#column]]が、2015年11月頃のサイト更新により消滅した。~

-最長テキストは[[《涅槃の超魔導剣士》]]の397文字、最短テキストは[[《深海に潜むサメ》]]の5文字である。~
-ルールブックでは[[カード]]のテキスト部分のことを、[[モンスター]]については「[[モンスター情報]]」、[[魔法・罠カード]]については「[[効果説明]]」とも呼んでいる。~

-初期の[[カード]]は[[コスト]]、[[デメリット]]の無いシンプルなものが多かった。~
[[コスト]]、[[デメリット]]が無いということはどんな[[デッキ]]タイプにも入るということであり、[[《強欲な壺》]]・[[《天使の施し》]]等、[[環境]]に大きく影響をもたらした[[カード]]は多い。~
//上記の内容は議論によって記述固定されています。過去の議論はhttp://yowiki.yugioh-portal.net/bbs/read.cgi?no=1219
-再録によってテキストの書き方が変わっても、[[効果]]自体は基本的に変更されない。~
これが変更になった場合[[エラッタ]]と呼ばれる。~

-一部の[[カード]]ではテキストに含まれている[[カード名]]を参照する処理がある。~
これらについては「[[カード名が記されたカード]]」のページを参照。~


**テキストの読み取り方について [#howtoread]

 遊戯王では「テキストの読み取り方」という名目での解説はされていないが、ルールブックの記述や事務局の回答などの断片的な情報を集めれば、かなりの精度で読み取ることができる。~
 ただし、テキストが改良される第9期より前の[[カード]]ではこの法則に当てはまらないものも数多く存在するため、それらの[[カード]]は公式サイトを確認するのが望ましい。~

-丸番号がついているテキストが[[効果]]であり、そうでないものは特定の処理が書かれていても[[効果]]ではない。(→[[効果外テキスト]])~
これは「[[効果]]を[[無効]]にする」「[[効果]]で[[特殊召喚]]された場合」などの処理にかかわる。~

-[[効果]]の種別ごとに構文があるので、それを把握していればすぐに判断できる。~
なお、[[効果]]の種別があるのは[[モンスター効果]]のみであり、[[魔法・罠カード]]は全ての[[効果]]が「[[魔法カード]]の[[効果]]」または「[[罠カード]]の[[効果]]」である。~
--[[誘発効果]]~
 ○○した時/場合、△△して発動する/できる。□□する。
--[[誘発即時効果]]~
 ○○した時/場合、△△して発動する/できる。□□する。
 この効果は相手ターンでも発動できる。
--[[起動効果]]~
 △△して発動する/できる。□□する。
--[[永続効果]]~
 □□する。

-[[発動]]する[[効果]]の場合、「[[発動]]する」と書かれているとその[[発動条件]]を満たした時に必ず[[発動]]し、「[[発動]]できる」と書かれていると[[発動]]するかどうかを選べる。(→[[強制効果]]・[[任意効果]])~

--△△の部分に書かれている処理は[[コスト]]であり、□□の部分に書かれている処理は([[コスト]]に対する)[[効果]]である。(→[[コストと効果]])~

---[[効果処理時]]に□□の部分に書かれている条件を満たしていない場合、[[効果]]は[[適用]]されずに終了する。(→[[不発]])~

---[[起動効果]]の場合、[[発動]][[コスト]]がなく[[発動]]タイミングのみが指定されていることも多い(「[[メインフェイズ]]に[[発動]]できる」など)。~

--[[誘発効果]]の中で「○○した''時''、△△して[[発動]]''できる''。」と書かれているものは、○○した後に別の処理が挟まるとタイミングを逃して[[発動]]できない。(→[[「時」と「場合」]]・[[「する」と「できる」]]・[[タイミングを逃す]])~

--条件の中に「[[対象]]として」という言葉があるならその[[カード]]を[[対象]]にとり、そうでないなら選ぶ工程があっても[[対象]]にはとらない。(→[[対象をとる(指定する)効果]])~

---複数枚の[[カード]]を[[対象]]とする[[効果]]は、□□に「その[[カード]]''X枚''を」と書かれているなら1枚でも処理できない[[カード]]があると[[不発]]になり、「その[[カード]]を」と書かれているなら[[不発]]にならない。~

-複数の□□が書かれている[[効果]]の場合、それらが読点(、)で結ばれているなら同時であり、「その後」で結ばれているなら同時ではない扱いとなる。(→[[一連の効果]])~
これは上記の「[[タイミングを逃す]]」にかかわる。~

-[[フィールド]]や[[墓地]]などの領域名の前に「[[自分]]」も「[[相手]]」も書かれていない場合、[[お互い]]の領域をまとめて指している。~

-自身の[[カード名]]を変える[[カード]]は、表記によって変わり方が異なる。~
--この[[カード名]]はルール上「○○」として扱う。:[[デュエル]]の開始から終了まで「○○」という[[カード名]]になり、[[デッキ]]を組む際は「○○」と合わせて3枚までしか投入できない。~
また、「元々の[[カード名]]」が参照される場合も「○○」として扱う。(→[[カード名>カード名#changeName1]])~
--この[[カード名]]はルール上「○○」としても扱う。:[[デュエル]]の開始から終了まで、変更前の名前と「○○」を同時に持ち続ける。~
[[デッキ]]を組む際は「○○」とは別に3枚投入でき、「元々の[[カード名]]」は両方を含む。(→[[カード名>カード名#changeName1]])~
--この[[カード]]の[[カード名]]は、〜に存在する限り「○○」として扱う。:特定領域に存在する場合のみ、「○○」という名前に変更する。(→[[カード名>カード名#changeName2]])~
--この[[カード]]の[[カード名]]は、〜に存在する限り「○○」としても扱う。:特定領域に存在する場合のみ、変更前の名前と「○○」を同時に持ち続ける。(→[[カード名>カード名#changeName2]])~

-他の[[カード]]の枚数に応じて処理する[[効果]]の場合、表記によって柔軟性が変わる。~
--○○の数だけ〜する。:その数ぴったりで処理しなければならず、不足する場合は[[発動]]・[[適用]]できない。~
--○○の数まで〜する。:その数以下の好きな数を選んで処理でき、不足していても[[発動]]・[[適用]]できる。~

-他の[[カード]]を指定している場合、表記によって指すものが異なる。~
--「○○」1枚:○○が[[カード名]]になっている[[カード]]のみ。~
--「○○」[[カード]]1枚:○○を[[カード名]]に含む[[カード]]全般。(→[[カテゴリ]])~
--「○○」[[モンスター]]1体:○○を[[カード名]]に含む[[モンスターカード]]。(→[[カテゴリ]])~
---[[フィールドのカード]]を指定している場合、「○○」[[モンスター]]1体なら[[モンスターゾーン]]にある[[モンスター]]しか含まないが、「○○」[[モンスターカード]]1枚なら[[魔法&罠ゾーン]]や[[ペンデュラムゾーン]]にある[[モンスター]]も含む。(→[[モンスターカード]]・[[モンスター]])~
--「○○」の[[カード名が記されたカード]]1枚:○○を[[テキスト]]に含む[[カード]]。(→[[カード名が記されたカード>カード名が記されたカード#no]])~
--その[[カード]]([[モンスター]])に[[カード名]]が記されている[[カード]]1枚:指定された[[カード]]の[[テキスト]]に、[[カード名]]が含まれている[[カード]]。(→[[カード名が記されたカード>カード名が記されたカード#ni]])~
--[[効果]]テキストに「○○」と記された[[カード]]1枚:○○を[[効果]]テキスト部分に含む[[カード]]。(→[[カード名が記されたカード>カード名が記されたカード#to]])~

-[[カード]]・[[効果]]の使用と引き換えに他の行動を制限するものは、表記によって範囲が異なる。~
--この[[カード]]([[効果]])を[[発動]]する[[ターン]]、〜できない。:その[[カード]]・[[効果]]を使用する前にもできない。(→[[誓約効果]])~
--この[[カード]]([[効果]])の[[発動]]後、〜できない。:その[[カード]]・[[効果]]を使用する前ならできる。(→[[誓約効果]])~
--この[[ターン]]、〜できない。:同上

-一定期間[[フィールドのカード]]に影響を及ぼす[[カード]]は、表記によって範囲が異なる。~
--([[カード]])を(いつ)まで〜する。:[[効果処理時]]に存在する[[カード]]にのみ[[適用]]される。(→[[適用]])~
--(いつ)まで、([[カード]])は〜する。:[[効果処理時]]以降に出た[[カード]]にも[[適用]]される。(→[[適用]])~


**テキストの仕様変更について [#update]

-[[PHOTON SHOCKWAVE]]以降に登場した[[カード]]は、テキストが一部簡略化される傾向が顕著となっている。~
類似した[[効果]]を持つ[[カード]]のテキストや、初登場時と再録を比較するとわかりやすい。~
~
例:~
--「○○する事ができる」→「○○できる」([[《セイクリッド・ポルクス》]]・[[《ヴェルズ・カストル》]]など)~
--「〜を行う事ができない」→「〜を行えない」([[《セイクリッドの超新生》]]など)~
--「〜の○○に存在する△△を…」→「〜の○○の△△を…」([[《リチュア・ビースト》]]など)~
--「フィールド上に○○が表側表示で存在する場合…」→「フィールド上に○○が存在する場合…」([[《滅びの爆裂疾風弾》]]など)
---第9期からは「フィールド上に○○が…」→「フィールドに○○が…」といった変更がされている。~
--「[[自分]]の[[デッキ]]から…」→「[[デッキ]]から…」([[《終末の騎士》]]・[[《召集の聖刻印》]]・[[《多様進化》]]など)~
---主に「[[デッキ]]から…」の表現は[[自分]]の[[デッキ]]からの[[サーチ]]や[[リクルート]]、[[ドロー]]に関わる処理でこのようになっており、[[自分]]の[[デッキ]]の[[カード]]を[[墓地へ送る]]、[[めくる>カードをめくる]]・[[確認]]する処理に関わるものは従来通り「[[自分]]の」という表現が使われている。~
|変更前|変更後|該当例|h
|○○する事ができる|○○できる|[[《セイクリッド・ポルクス》]]・[[《ヴェルズ・カストル》]]など|
|〜を行う事ができない|〜を行えない|[[《セイクリッドの超新生》]]など|
|○○に存在する△△を…|○○の△△を…|[[《リチュア・ビースト》]]など|
|フィールド上に○○が表側表示で存在する場合…|フィールド上に○○が存在する場合…(※1)|[[《滅びの爆裂疾風弾》]]など|
|[[自分]]の[[デッキ]]から…(※2)|[[デッキ]]から…|[[《終末の騎士》]]・[[《召集の聖刻印》]]・[[《多様進化》]]など|

--(※1)第9期からは「フィールド上に○○が…」→「フィールドに○○が…」といった変更がされている。~

--(※2)主に「[[デッキ]]から…」の表現は[[自分]]の[[デッキ]]からの[[サーチ]]や[[リクルート]]、[[ドロー]]に関わる処理でこのようになっており、[[自分]]の[[デッキ]]の[[カード]]を[[墓地へ送る]]、[[めくる>カードをめくる]]・[[確認]]する処理に関わるものは従来通り「[[自分]]の」という表現が使われている。~
[[相手]]の[[デッキ]]を指定する場合は、これまで同様「[[相手]]の[[デッキ]]から…」という表現が使われている。~
[[手札]]に関しては以前から「[[自分]]の」という表現が省略されているものが多く、それに倣った変更だと考えられる。~

-第9期に入り[[マスタールール3]]が施行されてからは、大規模なテキスト改修が行われた。~
詳細は「[[マスタールール3>マスタールール3#text]]」を参照。~

-第12期に収録された[[カード]]には、再び細かなテキスト改修が行われた。~
~
例:~
|変更前|変更後|該当例|h
|(自身が)○○召喚に成功した&br;(自身以外が)○○召喚に成功した|(自身が)○○召喚した(※1)&br;(自身以外が)○○召喚された|[[《BK ヘッドギア》]]など|
|手札・自分フィールドの表側表示の〜|自分の手札・フィールド(表側表示)の〜|[[《珠玉獣−アルゴザウルス》]]など|
|除外されている|除外状態の|[[《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》]]など|
|表側(裏側)表示のカード|表側(裏側)表示カード|[[《覇王門無限》]]など|
|(除外・EXデッキに対する)裏側表示の(で)〜|裏側の(で)〜|[[《強欲で金満な壺》]]など|
|○○以外の(レベル・攻撃力××の)〜|○○を除く、〜|[[《トランスコード・トーカー》]]など|
|効果の対象にならない|効果の対象にできない|[[《オベリスクの巨神兵》]]など|
|(モンスターを)装備カード扱いとして〜|装備魔法カード扱いで〜(※2)|[[《D−HERO Bloo−D》]]など|
|○○の下に重ねてX素材とする|○○のX素材とする|[[《No.79 BK 新星のカイザー》]]など|
|○○を選んで〜する|○○を〜する|[[《焔聖騎士帝−シャルル》]]など|
|持ち主の手札(デッキ)に戻す(戻る)|手札(デッキ)に戻す(戻る)|[[《雙極の破械神》]]など|
|デッキからドローする(できる)|ドローする(できる)|[[《超魔導師−ブラック・マジシャンズ》]]など|
|〜して発動できる。&br;〜する。&br;この効果の発動と効果は無効化されない。(※3)|〜して発動できる(この効果の発動と効果は無効化されない)。&br;〜する。|[[《オルターガイスト・マルチフェイカー》]]&br;[[《えん魔竜王 レッド・デーモン・カラミティ》]]&br;[[《ブレイズ・キャノン》]]など|
|〜して発動できる。&br;〜する。&br;この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。|このターンに墓地へ送られていないこのカードを〜して発動できる。&br;〜する。|[[《マジシャンズ・ナビゲート》]]など|
|〜により降臨。〜〜〜|〜により降臨(改行)&br;〜〜〜|[[《竜儀巧−メテオニス=DRA》]]など|
|〜の降臨に必要。|(削除)|[[《流星輝巧群》]]など|
|○○から、&br;融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを××し、&br;その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する|○○のモンスターを融合素材とし(て××し)、&br;融合モンスター1体を融合召喚する|[[《融合》]]など|
|(○○カード・カード名・カードの種類)または(××カード・カード名・カードの種類)|(○○カード・カード名・カードの種類)か(××カード・カード名・カードの種類)|[[《トリオンの蟲惑魔》]]など|

--(※1)「このカードが○○召喚した」というテキストに変わっているが、それを行うのは[[カード]]ではなく[[プレイヤー]]のままである。~

--(※2)以前から[[装備カード]]のルールとして[[装備魔法]]扱いになっていたので、処理上の違いはない。~

--(※3)[[効果]]が2つ以上で、その1つに制約が掛かる場合、または[[攻撃]]に関する制約がかかる場合。~
「この[[効果]]の[[発動]]に対して、〜」「この[[効果]]を[[発動]]する[[ターン]]、〜」についても同様。~

**その他 [#others]

-初期の[[カード]]は[[コスト]]、[[デメリット]]の無いシンプルなものが多かった。~
[[コスト]]、[[デメリット]]が無いということはどんな[[デッキ]]タイプにも入るということであり、[[《強欲な壺》]]・[[《天使の施し》]]等、[[環境]]に大きく影響をもたらした[[カード]]は多い。~
//上記の内容は議論によって記述固定されています。過去の議論はhttp://yowiki.yugioh-portal.net/bbs/read.cgi?no=1219

-「〜こと」「〜もの」などの意味を伴わない名詞、日本語文法でいう「形式名詞」はひらがなで表記されるのが通例である。~
一方、[[OCG]]の[[テキスト]]では「〜こと」は常に「事」と漢字で表記されており、[[テキスト]]フォーマットが整備された現在でもこれは変わっていない。~
もっとも漢字表記することが間違いとまでは言えず、このWikiでの文章を含め一般にも特に気にせず使っている例は散見されるため、字数の節約のために許容されているのだろう。~
--また、「事」が使われるような[[テキスト]]は簡略化できることが多い(「〜事ができない」→「〜できない」など)ため、近年は「事」のつく[[テキスト]]自体があまり登場していない。~

-テキストの規格が決まっている関係上、日本語としては不自然な文章が一部見られる。~
例えば「その[[モンスター]]の[[攻撃力]]を1000ダウンし、」は、「その[[モンスター]]の[[攻撃力]]を1000ダウンさせ、」の方が自然である。~

--また、一般的に使われる単語を専門用語にしている関係上、初心者でも読みやすいという反面、用語としての意味を知らないと混乱するという問題もある。~
例えば[[「時」と「場合」]]は一般的にほぼ同じ意味で使われるが、テキストでは明確に処理が分かれている。~
また、「[[対象]]」は一般的には「指定したもの・選択したもの」全般を指す言葉であるが、テキストでは「[[対象]]として」と書かれているものしか指していない。~

-英語版の[[カード]]では[[Generation Force]]より"Problem-Solving card text"(問題解決カードテキスト)という手法が取られている。~
「[[発動条件]]:[[発動時の処理>効果発動時]];[[効果解決時の処理>効果解決時]]」とテキストを区分する事で、「[[コストか効果か>コストと効果]]」「[[対象をとる効果か否か>対象をとる(指定する)効果]]」などがわかりやすくなっている。~
[[マスタールール2]]を参照。~
「[[発動条件]]:[[発動時の処理>効果発動時]];[[効果処理時の処理>効果処理時]]」とテキストを区分する事で、「[[コストか効果か>コストと効果]]」「[[対象をとる効果か否か>対象をとる(指定する)効果]]」などがわかりやすくなっている([[マスタールール2]]を参照)。~

-最長テキストは[[《涅槃の超魔導剣士》]]の397文字、最短テキストは[[《深海に潜むサメ》]]の5文字である。~
[[魔法カード]]に限れば最長は[[《クリアー・ワールド》]]の290字、[[罠カード]]に限れば最長は[[《ラストバトル!》]]の274字である。~
//エラッタ前も含めると《虹の古代都市−レインボー・ルイン》の301字がある
--[[ラッシュデュエル]]においては、更に短い[[《いとをかしかなひめ》>RUSH:《いとをかしかなひめ》]](4文字)や[[《草》>RUSH:《草》]](1文字)が登場している。~

-原作・アニメにおいて―~
原作では基本的に記述が曖昧であり、[[《クリボー》]]を筆頭にテキストに記述されていない[[効果]]を用いていることも多い。~
[[相手]]が[[読めない言語>《ラーの翼神竜》]]でテキストが書かれている場合でも、[[相手]]に[[効果]]を説明する必要はないらしい。~
また、アニメ5D'sまでは[[OCG]]化した[[カード]]は再登場する際に[[OCG]]と同じテキスト及び[[効果]]に変更される事があった。~
アニメZEXALシリーズ以降は訴訟や世界観の問題からか、一貫してテキストを変更していない。(他の事情があった[[《RUM−バリアンズ・フォース》]]や、設定と関連があると思われる[[DD]]等を除く)~
--アニメDM〜アニメ5D'sまでは[[OCG]]化した[[カード]]は再登場する際に[[OCG]]と同じテキスト及び[[効果]]に変更される事があった(変更されない[[カード]]も存在する)。~
アニメZEXAL・ARC-Vは、一貫してテキストを変更していない。(他の事情があった[[《RUM−バリアンズ・フォース》]]や、設定と関連があると思われる[[DD]]等を除く)~
アニメVRAINSは再び[[OCG]]と同じテキスト及び[[効果]]に変更する[[カード]]が存在するようになった。~

--アニメで登場した各種[[カード]]は、[[カテゴリ]]を指定する場合を除き、ルビが振られていない。([[OCG]]化が決定していたと思われる[[《無抵抗の真相》]]や、アニメで使用される前に発売された[[カード]]等を除く)~
また、テキストが途中で改行されていることがある。~

--ARC-Vで登場した、[[永続罠]]《&ruby(グラディアルビースト・アサルト・フォート){剣闘獣の強襲城};》は、他の[[カード名]]・種類・[[効果]]を上書きして[[永続魔法]]《&ruby(グラディアルビースト・フォート){剣闘獣の砦};》にするという前例のない[[効果]]を持っている。~
そのため、《剣闘獣の強襲城》としての[[効果]]の後にテキスト欄が線引きされて、続けて《剣闘獣の砦》の[[効果]]も記載されているという、前代未聞のテキスト記載の形式が取られている。~
---類例として、漫画GXに登場した[[速攻魔法]]《イグニション》は[[相手]]が[[発動]]した[[魔法・罠カード]]の[[効果]]を「&ruby(フィールドじょう){場上};のモンスター1体を破壊する」に書き換える[[効果]]だった。~

--「バトルシティ編」の放送中、[[OCG]]ではテキストが第3期の世界統一フォーマットに変更されたが、アニメに登場する[[カード]]の多くは第2期のフォーマットのままであった。~
「ドーマ編」以降は逆に全ての[[カード]]が世界統一フォーマットに統一され、メインキャラクターが序盤から使い続けている[[カード]]も全て世界統一フォーマットのものに変更されている。~
アニメGX以降は第1期・2期のものは世界統一フォーマットに修正されずそのまま登場する場合が多くなったが、まれに例外もある(例:[[《現世と冥界の逆転》]])。~
「チーム・5D's vs チーム・ユニコーン」戦付近から第7期仕様の[[カード]]が[[OCG]]に登場したが、それ以降もアニメ内では第6期までの旧仕様を5D's終了時まで使用していた。~
また「チーム・5D's vs チーム・太陽」戦においてチーム太陽が使用していた[[カード]]には、「強い[[カード]]を持っていない」という設定を意識してか、旧フォーマットのテキスト欄が狭い[[カード]]が多かった。~
また「チーム・5D's vs チーム太陽」戦においてチーム太陽が使用していた[[カード]]には、「強い[[カード]]を持っていない」という設定を意識してか、旧フォーマットのテキスト欄が狭い[[カード]]が多かった。~
アニメZEXALシリーズでは全ての[[カード]]のフォーマットが第7期仕様に変更されているが、ルビが基本的に振られていない。~
アニメARC-Vでは[[カード]]のフォーマット・[[カード]][[効果]]の記述が第9期仕様でありながら、[[カード]][[効果]]の記述の文字の大きさは第7期を踏襲している。~
アニメARC-V・VRAINSでは[[カード]]のフォーマット・[[カード]][[効果]]の記述が第9期仕様でありながら、[[カード]][[効果]]の記述の文字の大きさは第7期を踏襲している。~

--前作で出て[[OCG]]化した[[カード]]が登場する場合は、基本的に[[OCG]][[効果]]となっている。~

--ZEXALシリーズに登場する「[[No.]]」は、[[カード名]]やテキストが独特の文字で書かれている。~
--アニメGXの「十代vs神田」戦ではテキストの文字数を参照する[[カード]]《クイズ・パネル・&ruby(き){ラー};の20》が登場している。~

--ZEXALシリーズに登場する「[[No.]]」は、[[カード名]]やテキストが「アストラル文字」と呼ばれる独特の文字で書かれている。~
後にアストラル文字仕様になった[[《No.39 希望皇ホープ》]]が登場した。~

--アニメ・漫画において、[[相手]]の[[カード]]のテキストを確認できるか否かはかなり曖昧な描写となっている。~
これについては[[公開情報]]を参照のこと。~
//このページが長いことと、テキストに直接かかわる内容ではないので移動

--漫画版5D'sでは原作の流れを汲み、[[《閃こう竜 スターダスト》]]がテキストに記載されていない[[能力>チューナー]]を持っていた。~
作中のキャラクターが必ずしも把握しているわけではないようで、所有者の遊星は当初その能力に気づいていなかった。~

--ARC-V 最強デュエリスト遊矢!!では、[[カード]]画像は実物と同様のものが使用されているが、テキストは省略されている。~
[[モンスターカード]]は[[攻撃力]]・[[守備力]]の値([[ペンデュラムモンスター]]の場合は加えて[[ペンデュラムスケール]])が、[[魔法・罠カード]]は簡易なテキストが記されているのみである。~
作中では省略されている[[効果]]は基本的に[[使用]]されないが、[[カード]]によっては記されていない[[効果]]も使用されている。(例:[[《魔神王の契約書》]])~

--テキストに誤字が見られる場合は、DVDや再放送の際に若干修正を加える場合があり、テキストが同話でも少し書き換えられる事がある。~
また、テキストの内容と作中での[[カードの効果]]に明らかに矛盾が見られることが時折生じている。(例:アニメ5D'sの[[永続罠]]《分岐−ディヴァジェンス》等)~
その様な[[カード]]の一部は後のDVD収録時や再放送時にテキストが書き直されている場合がある。(例:アニメ5D'sの[[通常罠]]《メタル・コート》)~
また、5D's以降のアニメ公式ホームページでは劇中で使用された一部の[[カード]]のテキストが確認できるが、やはり作中[[効果]]と矛盾する内容を持つテキストの[[カード]]が一部に存在する。~
その様な場合は後にテキストが変更されるケースも存在する。(例:[[《デストーイ・シザー・ベアー》]])~

---類例として、放送最序盤で主要キャラクターが使う[[カード]]など、前もって[[OCG]]化している[[カード]]の場合、テキストと[[効果]]が一致しないものが多い。~
当初のアニメ[[効果]]の設定後に、作画の際に[[OCG]]の[[カード]]を流用してしまったためと思われる。~
この現象は5D'sでよく見られた。~

--アニメARC-V123話では、[[慣れない支給品のデッキ>ストラクチャーデッキR−機械竜叛乱−]]を使っていたユーリが、使用する[[カード]]のテキストをいちいち[[確認]]しながら[[プレイ]]を進めていた。~
---上記の逆のケースとして、アニメ[[効果]]から[[OCG]][[効果]]に変更されているのにテキストはアニメ仕様のままという例も見られる。~
(アニメ5D'sにおける[[《インフェルニティ・デストロイヤー》]]・[[《ウィキッド・リボーン》]]、アニメARC-Vにおける[[《ダグラの剣》]]、アニメVRAINSにおける[[《剛鬼ザ・マスター・オーガ》]]・[[《サイバース・クロック・ドラゴン》]]等)。~

--アニメARC-V123話では、[[慣れない支給品のデッキ>ストラクチャーデッキR−機械竜叛乱−]]を使っていたユーリが、使用する[[カード]]のテキストをその都度[[確認]]しながら[[プレイ]]を進めていた。~
ただ、実際には事前に[[デッキ]]レシピを把握していたことや[[《超融合》]]をオリジナルで挿入していたことを踏まえると、全て把握していた上での演技の可能性が高い。~

--アニメVRAINSの「「遊作/Playmaker vsボーマン」(3戦目)において使用された《アローザル・ハイドライブ・モナーク》は、[[効果]]の説明時にテキストの一部のみが大きく表示されるという変わった演出が取られたことがある。~
なお《アローザル・ハイドライブ・モナーク》のテキストは「vs Soulburner」戦で画面内に表示されているため、テキストの一部のみが公開されていた状態が続いていたというわけではない。~

--現在のところ、テキストが確認できる[[カード]]で最多のテキスト量は、アニメARC-Vに登場した[[永続罠]]《&ruby(グラディアルビースト・アサルト・フォート){剣闘獣の強襲城};》の677文字である。~
[[モンスターカード]]ではアニメZEXAL&ruby(セカンド){II};に登場した[[《CNo.6 先史遺産カオス・アトランタル》]]の491文字が最長となる。~
[[モンスターカード]]では同じくアニメARC-Vに登場した[[《覇王龍ズァーク》]]の533文字が最長となる。~

--原作・アニメ・[[OCG]]とも例外なく[[効果]]テキストは文章体であるが、唯一アニメDMでペガサスが使用した[[通常罠]]《人魚の涙》のみ、「人魚の涙があらゆる敵を封じ込め''ます''」とですます調になっていた(原作における同[[カード]]は文章体である)。~

--OCGストラクチャーズを除いた漫画作品での[[カード]]テキストは、基本的に簡略化されたテキストが記されるが、漫画GXの「十代vs紅葉」戦のみ[[OCG]]化済みの[[カード]]は全て[[OCG]]の丸写しとなっていた。~
なお、同[[デュエル]]においては通常省略されることが慣例となっている[[通常モンスター]]の[[フレイバー・テキスト]]も記載されていた。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[DUEL TERMINAL]]の[[第9弾>DUEL TERMINAL −ヴァイロン降臨!!−]]以降のゲーム作品では、ゲーム内に登場する[[カード]]テキストが第7期仕様に変更された。~
[[DUEL TERMINAL]]の[[第9弾>DUEL TERMINAL −ヴァイロン降臨!!−]]以降のゲーム作品では、ゲーム内に登場する[[カード]]テキストが第7期仕様に変更されている。~
また、デュエルリンクス等では、再販されておらずわかりづらいテキストを持つ[[カード]]や[[特殊裁定]]を抱えた[[カード]]が、[[OCG]]とは異なる理解しやすいテキストに修正されている。~

--マスターデュエルでは2022年8月5日のアップデート以降、[[カード]]詳細画面では[[効果]]に付加されている番号ごとに改行されて表示されるようになり、見やすくなっている。~
また、第8期以前のテキストでも[[効果]]ごとに改行されて表示されるようになっている。~

--デュエルリンクスでは2024年3月のアップデートにより、《プラズマ戦士エイトム》や《恋する乙女》などのゲーム[[オリジナルカード]]を含めた全[[カード]]のテキスト形式改訂が行われ、全てが第12期仕様の形式となっている。~
なお「シンクロ・ストームレイズ」など、このアップデート以降に実装されたスキルについてもテキスト形式が第12期の[[カード]]と同じになっている。~

**関連リンク [#link]
-[[遊戯王OCG事務局]]

-[[カード名が記されたカード]]

-[[モンスター情報]]
-[[効果説明]]

-[[エラッタ]]
-[[裁定変更]]
-[[調整中]]
-[[特殊裁定]]

-[[フレイバー・テキスト]]
-[[効果外テキスト]]

-[[遊戯王OCG事務局]]

-[[公式用語集]]

//-[[用語集]]
//ルールブックで用語の使用を確認したので、公式用語集へ移動。~

**FAQ [#faq]
Q:[[《古代の機械掌》]]と[[《ライトイレイザー》]]のように、テキストが酷似していても処理が違う[[カード]]がありますが、テキストが全く同じ場合であっても、カードが異なる場合は処理が違う事もあるという事でしょうか?~
Q:[[《古代の機械掌》]]と[[《ライトイレイザー》]]のように、テキストが酷似していても処理が違う[[カード]]がありますが、テキストが全く同じ場合であっても、[[カード]]が異なる場合は処理が違う事もあるという事でしょうか?~
A:[[カード]]ごとにその都度お問い合わせ下さい。(13/01/06)~