ブラフ

 虚勢、はったり、こけおどし。
 具体的には手札伏せカードの中に特定のカードがあるように錯覚させ、相手の行動を操作すること。
 英単語の「Bluff」に由来する。

 遊戯王OCGでは以下のような目的で使われる。

  1. 《抹殺の使徒》等、その状況においては役に立たないカードセットする事で、相手の戦略に影響を与える。
  2. モンスター召喚しない事で、手札《サイバー・ドラゴン》があるかのように推測させる。
  3. フィールドに何も出さない事で、手札《冥府の使者ゴーズ》があるかのように推測させる。

 【未来オーバー】等の1ターンキル系のデッキは、フィニッシャーである強力なモンスター召喚出来る状況でも、伏せカード1枚に処理されてしまう危険を考慮して、特に慎重になるものである。
 そのため、それらのデッキに対してのブラフは非常に効果の高いものになる。
 だが、現環境、特に下級モンスター攻撃に対しては伏せカードを警戒して相手攻撃を躊躇するという場面は少ないため、伏せカードをブラフとして使うのは難しい。
 現在はむしろ、《冥府の使者ゴーズ》を警戒させる為にカードを出さない方が相手攻撃の抑止になる事も多い。

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