*ブラフ [#hf2724f7] 虚勢、はったり、こけおどし。~ 具体的には[[手札]]や[[伏せカード]]の中に特定のカードがあるように錯覚させ、[[相手]]の行動を操作すること。~ 英単語の「Bluff」に由来する。~ 遊戯王OCGでは以下のような目的で使われる。 +[[《抹殺の使徒》]]等、その状況においては役に立たない[[カード]]を[[セット]]する事で、[[相手]]の戦略に影響を与える。~ +[[モンスター]]を[[召喚]]しない事で、[[手札]]に[[《サイバー・ドラゴン》]]があるかのように推測させる。~ +[[フィールド]]に何も出さない事で、[[手札]]に[[《冥府の使者ゴーズ》]]があるかのように推測させる。~ [[【未来オーバー】]]等の[[１ターンキル]]系の[[デッキ]]は、[[フィニッシャー]]である強力な[[モンスター]]を[[召喚]]出来る状況でも、[[伏せカード]]１枚に処理されてしまう危険を考慮して、特に慎重になるものである。~ そのため、それらの[[デッキ]]に対してのブラフは非常に[[効果]]の高いものになる。~ だが、現環境、特に[[下級モンスター]]の[[攻撃]]に対しては[[伏せカード]]を警戒して[[相手]]が[[攻撃]]を躊躇するという場面は少ないため、[[伏せカード]]をブラフとして使うのは難しい。~ 現在はむしろ、[[《冥府の使者ゴーズ》]]を警戒させる為に[[カード]]を出さない方が[[相手]]の[[攻撃]]の抑止になる事も多い。~ -ブラフを成功させるには、[[デュエル]]の状況もさることながら、表情や仕草などの心理戦や言葉による誘導が必要不可欠。~ これがカードゲームの醍醐味でもあり、CGIでは味わえない駆け引きである。 -[[相手]]から[[攻撃]]された時、さもカウンター系[[カード]]の様に何の関係もない[[カード]]を[[発動]]する事も一種のブラフである。~ -原作・アニメにおいて―~ ｢決闘者王国編｣で闇遊戯が闇のプレイヤーキラーや舞に対し行った事は、まさにブラフの典型である。~ 前者では[[《カードを狩る死神》]]に対し[[罠カード]]を[[セット]]、後者では舞の[[攻撃]]を躊躇させるために[[《モンスター回収》]]を[[セット]]してやり過ごしている。~ その後も闇遊戯は「バトルシティ編」やアニメオリジナルでも度々行っている。~ ~ --遊戯王Rでは、天馬夜行の[[伏せカード]]を海馬がこう呼んでいた。~ --アニメGXにおいては「クロノスvsカミューラ」戦で、クロノスが《不死のワーウルフ》をブラフと言った。~ 「ヨハンvsギース」戦においても、ギースがヨハンに対し[[《貪欲な壺》]]を[[セット]]するという典型的なブラフを行っているが、ヨハンの目は欺けなかった。~ --漫画GXでは｢三沢vsマッケンジー｣戦で、マッケンジーが[[《聖なるバリア−ミラーフォース−》]]を[[セット]]していたにも関わらず[[発動]]しなかった為、三沢は「ブラフだったのか」と言っていた。~ --5D'sでは「遊星vsボマー」戦で、遊星がブラフとして[[《リミッター・ブレイク》]]を[[セット]]したが、ボマーに見抜かれている。~ **関連リンク [#k3fa7b68] -[[用語集]]