*リバース効果/Flip Effect [#f5c8278f]
 カードが[[裏側表示]]から[[表側表示]]になった時に自動的に[[発動]]する[[効果]]。~
 [[プレイヤー]]が[[反転召喚]]する場合と、裏側[[モンスター]]が[[戦闘]]や[[カードの効果]]によって[[表側表示]]になるケースは全て「[[リバース]]」と呼ばれ、リバース効果の[[発動条件]]となる。~
 [[裏側表示]]なので[[相手]]は正体が分からず、うかつに手を出すと[[効果]]が[[発動]]してしまうため[[相手]]にとっては厄介な存在である。~
*リバース&ruby(こうか){効果};/Flip Effect [#top]

-例…[[リバース]]:[[フィールド]]上の[[相手]][[モンスター]]1体を[[破壊]]する。~
#contents

 (公式ルールブック Version 2.1 より引用)
**公式ルールブック解説 [#officialrule]
 カードが[[裏側表示]]から[[表側表示]]になった時に自動的に[[発動]]する[[効果]]です。~
 [[モンスター]]を[[反転召喚]]する場合や、裏側[[モンスター]]が[[戦闘]]や[[カードの効果]]によって[[表側表示]]になる場合はすべて「[[リバース]]」と呼ばれ、リバース効果の[[発動条件]]となります。~
 [[裏側表示]]なので[[相手]]は正体がわからず、うかつに手を出すと[[効果]]が[[発動]]してしまうため[[相手]]にとっては厄介な存在です。~

-旧テキストでは以下のような表記になっている。~
 ○○の表示が表になったとき○○する。
ルール上、このような表記でもリバース効果として扱う。
-例…[[リバース]]:[[相手]][[フィールド]]上の[[モンスター]]1体を選択して[[破壊]]する。~

-全てが[[チェーンブロック]]の発生する[[モンスター効果]]に分類される。~
 (公式ルールブック マスタールール2対応 バージョン 1.2 より引用)

//-全てのリバース効果は[[強制効果]]である。~
//(なお、[[《ニードル・ボール》]]は[[コスト]]の兼ね合いもあり[[調整中]])~
//任意であるリバース効果の場合、[[発動]]時に[[コントローラー]]はリバース効果の適用の有無を選択する。~
//--[[チェーン]]2以降で[[発動]]された[[カード]]の[[効果]]によって[[《ライトロード・ハンター ライコウ》]]が[[リバース]]した場合、一連の[[効果]]処理後に[[《ライトロード・ハンター ライコウ》]]のリバース効果が[[発動]]する。~
//この際、[[フィールド]]上に存在する[[カード]]1枚を[[破壊]]するのであれば[[対象]]を選択し、[[破壊]]しないのであれば[[対象]]を選択しない。~
//--[[《異次元の女戦士》]]が[[戦闘]]によって[[《ペンギン・ソルジャー》]]を[[リバース]]し、[[《異次元の女戦士》]]の任意である[[誘発効果]]を[[発動]]する場合、チェーン1:「[[《ペンギン・ソルジャー》]]のリバース効果、チェーン2:[[《異次元の女戦士》]]の[[誘発効果]]」の順序で[[チェーン]]処理を行う。~
//--[[《ペンギン・ソルジャー》]]が[[リバース]]した場合、[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]の[[誘発即時効果]]は無条件で[[発動]]する。~
//9月1日現在、ペンギン以外確認できないので保留 当該ページに追記しておきます
**説明 [#explain]
 [[マスタールール2]]まで存在した効果分類。~
 [[リバース効果モンスター]]の持つ「[[リバースした]]場合に[[発動]]する[[効果]]」をこう呼んだ。~
 [[マスタールール3]]で廃止され、既存のリバース効果は全て「[[リバースした]]場合に[[発動]]する[[誘発効果]]」として扱うこととなった。~

-[[戦闘]]によって[[リバース]]し[[戦闘破壊]]された場合でも、大概のリバース効果は適用する事ができる。~
例外:[[《王座の侵略者》]]、[[《寄生虫パラサイド》]]、[[《ダミー・ゴーレム》]]等~
また、何らかの[[カード]]の[[効果]]によって「[[裏側表示]]のまま」[[破壊]]された場合、そのリバース効果は[[発動]]しない。~
これは[[リバース]]することなく[[破壊]]される扱いのためである。~
ただし、[[《ドリルロイド》]]、[[《硫酸のたまった落とし穴》]]の場合、[[リバース]]してから[[破壊]]される扱いのため[[発動]]する。~
-リバース効果には[[「〜する」「〜できる」>「する」と「できる」]]の表記に関わらず、全て[[強制発動]]するという特殊なルールがあった。~
その内、「〜できる」と書かれた[[効果]]は[[発動]]時に[[適用]]しない事を決めたり、[[対象]]を選択しない事が可能だった。~

-[[戦闘]]によって[[リバース]]し[[戦闘破壊]]された場合、その[[発動]]と効果処理は基本的に[[ダメージステップ]]、フィールド上で行われる。~
故に[[《スキルドレイン》]]で[[無効]]化される。
-[[テキスト]]上では、[[発動条件]]は「[[リバース]]:」とのみ記載されている。~
ただし、第1期の[[テキスト]]では「○○の表示が表になったとき××する」という表記になっている。~
ルール上、このような表記でもリバース効果として扱う。(→[[エラッタ]])~

-[[《ジェノサイドキングデーモン》]]、[[《冥界の魔王 ハ・デス》]]、[[《破邪の大剣−バオウ》]]の[[装備モンスター]]等に[[戦闘破壊]]された場合、[[発動]]されたリバース効果は[[無効]]となる。~
-原作・アニメにおいて―~
5D'sまでは[[表側守備表示]]での[[召喚]]が可能だったため、[[リバース効果モンスター]]自体の出番が全体的に少なかった。~
ZEXALでは[[表側守備表示]]での[[召喚]]ができなくなった事で、リバース効果を[[発動]]する機会は若干増えている。~
英語版アニメZEXALでは、徳之助の名前は[[リバース]]を意味する「Flip」となっている。~

-リバース効果[[モンスター]]には[[レベル]]5以上の[[上級モンスター]]も極少数ながら存在するが、最高[[攻撃力]]は[[レベル]]4の[[《ニュート》]]である。~
そして、最高[[守備力]]は[[レベル]]4の[[《墓守の偵察者》]]である。~
--アニメのバトルシティ編の「城之内vs梶木」戦では、城之内が[[OCG]]仕様の[[《寄生虫パラサイド》]]のリバース効果を熟知していなかった場面がある。~
[[裏側守備表示]]から[[リバースした]]直後に[[戦闘破壊]]された場合はリバース効果が[[不発]]となる[[裁定]]であり、この際に梶木からの一喝が入っている。~

-2008年3月現在、[[海竜族]]・[[恐竜族]]・[[魚族]]・[[ドラゴン族]]にはリバース効果モンスターが存在しない。~
また、もっとも数が多いのが[[魔法使い族]]で、[[悪魔族]]・[[戦士族]]・[[昆虫族]]・[[獣族]]も数が多い。~
[[属性]]面では上位の都合上、[[地属性]]モンスターと[[闇属性]]モンスターがリバース効果モンスターの半数以上を占めている。~
--上述の通り[[マスタールール3]]以降は廃止された分類だが、アニメVRAINSではAiが「リバース効果」という単語を用いている。~
古くからの視聴者やプレイヤーには未だに馴染み深い単語のため、半公式用語として残っているのだろう。~

**関連リンク [#l2a670b7]
-[[公式用語集]]
-[[公式ルールブック:http://www.yugioh-card.com/japan/play/play01.html]]

**関連リンク [#link]
-[[効果モンスター]]
-[[リバース]]
-[[リバースモンスター]]
-[[リバース効果モンスター]]

**リバース効果を持つ[[モンスター]]一覧 [#gfcb113a]
―リバース効果[[モンスター]]~
-[[モンスター]]を[[破壊]]する[[効果]]を持つカード~
--[[《死の4つ星てんとう虫》]]
--[[《深淵の暗殺者》]]
--[[《サイバーポッド》]]
--[[《執念深き老魔術師》]]
--[[《爆弾かめ虫》]]
--[[《人喰い虫》]]
--[[《白い忍者》]]
--[[《使徒喰い虫》]]
-[[モンスター効果]]
//--[[リバース効果]]
--[[永続効果]]
--[[起動効果]]
--[[誘発効果]]
--[[誘発即時効果]]

-[[魔法・罠>魔法・罠カード]]を[[破壊]]する[[効果]]を持つカード~
--[[《ウェザー・レポート》]]
--[[《壺魔人》]]
--[[《トラップ・マスター》]]
--[[《ドッペルゲンガー》]]
--[[《青い忍者》]]
--[[《赤い忍者》]]
-[[公式用語集]]
//-[[公式ルールブック:https://www.yugioh-card.com/japan/howto/#rule_book]]

--[[《カードを狩る死神》]]
**FAQ [#faq]
Q:[[マスタールール3]]導入に伴いリバース効果が廃止されましたが、これまでリバース効果として扱われてきた[[効果]]の分類はどのような扱いになりますか?~
A:[[マスタールール3]]が導入された2014年3月21日より、全て[[誘発効果]]として扱われます。(14/03/22)~

-[[カード]]を[[破壊]]する[[効果]]を持つカード~
--[[《ライトロード・ハンター ライコウ》]]
Q:従来のリバース効果は全て強制的に[[発動]]していましたが、今後は[[《Dボーイズ》]]や[[《マジカル・アンダーテイカー》]]に関しては[[発動]]するかを[[自分]]で選べますか?~
A:[[《Dボーイズ》]]や[[《マジカル・アンダーテイカー》]]は[[効果]]の[[発動]]を選べる[[効果]]です。(14/03/27)

-[[サルベージ]]・[[蘇生]][[効果]]を持つカード~
--[[《聖なる魔術師》]]
--[[《ダークファミリア》]]
--[[《ダッカー》]]
--[[《魂を呼ぶ者》]]
--[[《デスグレムリン》]]
--[[《闇の仮面》]]
//Q:[[《ペンギン・ソルジャー》]]や[[《派手ハネ》]]は[[効果発動時]]に、[[対象]]を0枚選択する事はできますか?~
//A:それらの[[モンスター]]のリバース効果が[[発動]]した場合、[[カード]]を[[対象]]に選択せず、[[対象]]を0枚とする事ができます。(12/08/25)~

-[[表示形式]]を変更するカード~
--[[《朱い靴》]]
--[[《グラビティ・ボール》]]
--[[《砂バク》]]
//Q:[[《ペンギン・ソルジャー》]]や[[《派手ハネ》]]は[[効果発動時]]に、[[効果]]を[[適用]]しない事を[[宣言]]する事はできますか?~
//A:それらの[[モンスター]]のリバース効果は必ず[[発動]]する[[効果]]であり、[[効果]]を[[適用]]するかどうかを[[宣言]]するものではありません。~
//[[対象]]を1枚も選択しなかった場合は[[カード]]を[[手札]]に[[戻し>戻す]]ませんが、[[対象]]を1枚以上選択した場合に選択した[[カード]]を[[戻さ>戻す]]ないとする事はできません。(12/08/25)~
//おそらく、対象をとる効果なら対象を選択しない事で、そうでないものなら適用しない事を宣言する事で、効果を適用させない事ができるのでしょう

-[[モンスター]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]を持つカード~
--[[《暗黒のミミック LV1》]]
--[[《カオスポッド》]]
--[[《幻想召喚師》]]
--[[《サイバーポッド》]]
--[[《スネークポット》]]
--[[《デスハムスター》]]
--[[《電池メン−ボタン型》]]
--[[《墓守の偵察者》]]

-[[コントロール]]を変更する[[効果]]を持つカード~
--[[《王座の侵略者》]]
--[[《火霊使いヒータ》]]
--[[《幻惑のラフレシア》]]
--[[《電磁ミノ虫》]]
--[[《水霊使いエリア》]]
--[[《X・E・N・O》]]
--[[《ダミー・ゴーレム》]]
--[[《地霊使いアウス》]]
--[[《デーモン・テイマー》]]
--[[《ドラゴン・ライダー》]]
--[[《風霊使いウィン》]]
--[[《ブレイン・ジャッカー》]]

-[[サーチ]][[効果]]を持つカード~
--[[《ウェポンサモナー》]]
--[[《幸運を告げるフクロウ》]]
--[[《デスハムスター》]]
--[[《墓守の偵察者》]]
--[[《不幸を告げる黒猫》]]
--[[《マシンナーズ・ディフェンダー》]]
--[[《名工 虎鉄》]]

-[[ドロー]]・[[ハンデス]][[効果]]を持つカード~
--[[《悪魔の偵察者》]]
--[[《暗黒のミミック LV1》]]
--[[《エーリアン・グレイ》]] 
--[[《スケルエンジェル》]]
--[[《電池メン−ボタン型》]]
--[[《魔装機関車 デコイチ》]]
--[[《メタモルポット》]]
--[[《リグラス・リーパー》]]

-ライフ[[回復]]・[[ダメージ]]の[[効果]]を持つカード
--[[《雷仙人》]]
--[[《寄生虫パラサイド》]]
--[[《スネークポット》]]
--[[《タイム・ボマー》]]
--[[《ダイス・ポット》]]
--[[《剣の女王》]]
--[[《デス・コアラ》]]
--[[《ニードル・ボール》]]
--[[《ファイヤーソーサラー》]]
--[[《ポイズンマミー》]]
--[[《炎の女暗殺者》]]~

-[[バウンス]][[効果]]を持つカード
--[[《尾も白い黒猫》]]
--[[《聖なる守り手》]]
--[[《トルネード・バード》]]
--[[《墓守の番兵》]]
--[[《爆風トカゲ》]]
--[[《ハネハネ》]]
--[[《ペンギン・ソルジャー》]]
--[[《幻影コオロギ》]]

--[[《派手ハネ》]]

-上記に分類されないリバース効果を持つカード~
--[[《エーリアン・グレイ》]]
--[[《ガード・ドッグ》]]
--[[《混沌の呪術師》]]
--[[《サーチライトメン》]]
--[[《真空イタチ》]]
--[[《水晶の占い師》]]
--[[《ソニックジャマー》]]
--[[《大王目玉》]]
--[[《ダーク・アイズ・イリュージョニスト》]]
--[[《ディメンション・ポッド》]]
--[[《ニードルワーム》]]
--[[《ニュート》]]
--[[《ファイバーポッド》]]
--[[《魔草 マンドラゴラ》]]
--[[《魔導雑貨商人》]]
--[[《闇晦ましの城》]]
--[[《ライトロード・ハンター ライコウ》]]

―リバース効果[[モンスター]]の[[効果]]を[[無効]]にする[[効果]]を持つカード~
-[[《ツインヘッド・ケルベロス》]]
-[[《ハーピィ・レディ2》]]
-[[《ブレイドナイト》]]

-[[《軍神ガープ》]]

-[[《デス・デーモン・ドラゴン》]]

-[[《VWXYZ−ドラゴン・カタパルトキャノン》]]
-[[《VW−タイガー・カタパルト》]]
-[[《E−HERO ダーク・ガイア》]]

-[[《アマゾネスの弩弓隊》]]
-[[《王宮の号令》]]
-[[《停戦協定》]]
-[[《生命力吸収魔術》]]
-[[《誘惑のシャドウ》]]

―リバース効果[[モンスター]]に分類されず、[[リバース]]した時に[[誘発効果]]を[[発動]]するカード~
 (テキストが「[[リバース]]:」で始まらない[[効果モンスター]]。上記のカードで[[無効]]化されない)
-[[《王族親衛隊》]]
-[[《半蛇人サクズィー》]]
-[[《ペンギン・ナイトメア》]]
-[[《フォッシル・ダイナ パキケファロ》]]

-[[《不死王リッチー》]]

-[[《竜宮之姫》]]
-[[《月読命》]]
-[[《磨破羅魏》]]

-[[《砂塵の悪霊》]]

―リバース効果を発揮させることなく[[モンスター]]を[[除去]]する代表的カード
-[[《ミスティック・ソードマン LV2》]]

-[[《シールドクラッシュ》]]
-[[《抹殺の使徒》]]