海竜のほか、人魚や巨大なシャチなどの海の怪物が属する種族。
日本未発売1種を含まず、デュエリストパック−レジェンドデュエリスト編−までで60種類が登場している。
古くから水族・魚族の2種族と共に【伝説の都 アトランティス】を構成した、水属性モンスターを中心とした種族。
モチーフが水族やドラゴン族といった他種族のものと重複しているため、必然的に属するモンスターの数も少ない。
一部のカテゴリや第6期からの追加種族であるサイキック族にすら総数で追い抜かされてしまっている。
初期は下級モンスターが《タクリミノス》や《カイザー・シーホース》しか存在せず、長らく数は2桁にも満たなかった。
環境で活躍したモンスターとしては、汎用性の高い効果を持つ《氷結界の龍 ブリューナク》や《ラヴァルバル・チェイン》が存在する。
ほかにも《深海のディーヴァ》・《氷弾使いレイス》・《コダロス》など、第6期以降に登場したものに有用なモンスターが多数存在している。
それ以前のモンスターでは、海デッキの切り札となる《海竜−ダイダロス》・《海竜神−ネオダイダロス》の2体が挙げられる。
水族・魚族と共有する多くのサポートカードが存在するが、海竜族特有のものは《深海のディーヴァ》などをはじめとするごく僅かである。
そのため、敢えてこの種族で統一したデッキを組む意義はほとんどなく、上記の2種族と混合した【水属性】などでの運用が一般的だった。
しかし第8期に入ってストラクチャーデッキ−海皇の咆哮−が登場したことで、単一の種族としての価値も着実に高まりつつある。
第9期以降では、《竜宮のツガイ》や《瑚之龍》等、この種族が妥当だと思われるモンスターでもドラゴン族や幻竜族に流される傾向が強くなり、新規の海竜族モンスターはますます少なくなってしまった。
ただ総数が少ない割には、規制されているカードは勿論の事、それ以外でも《深淵に潜む者》などの様に環境クラスのデッキで活躍するモンスターも見られる。
―海竜族のチューナー
―海竜族のペンデュラムモンスター
―海竜族の融合モンスター
―海竜族のシンクロモンスター
―海竜族のエクシーズモンスター
―海竜族のシリーズモンスター
―その他のリンク