*貫通/Piercing [#ff4eb28c]
 このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えていれば、
 その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。

 【第9期テキスト】
 このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
*貫通/Piercing [#top]
 (X):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
 その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。

 このような[[テキスト]]で表される[[永続効果]]の通称。(非公式用語)~
 〜[[効果]]、能力、[[攻撃]]、[[モンスター]]と使用される。~
 〜[[効果]]、能力、[[攻撃]]、[[モンスター]]、[[ダメージ]]と使用される。~
 [[Thousand Eyes Bible −千眼の魔術書−]]で登場した[[《猛進する剣角獣》]]及び[[《メテオ・ストライク》]]を開祖として着々と種類を増やしている。~
 非公式用語だが、アニメやゲーム作品でも使用されており、「半公式用語」といえるだろう。(下記参照)~

**貫通[[効果]]を持つ[[モンスター]]で[[相手]][[守備表示]][[モンスター]]に[[攻撃]]した場合 [#e1c2a073]
**貫通[[効果]]を持つ[[モンスター]]で[[相手]][[守備表示]][[モンスター]]に[[攻撃]]した場合 [#attack]

***勝ち [#f502cde4]
***勝ち [#win]
-[[相手]][[モンスター]]の[[守備力]]より[[自分]]の[[モンスター]]の[[攻撃力]]が高かった場合、[[相手]][[モンスター]]を[[破壊]]して[[墓地]]へ送ります。~

-上回った[[攻撃力]]分の数値を[[ダメージ]]として[[相手]]の[[ライフポイント]]に与えます。~
-上回った[[攻撃力]]分の数値を[[戦闘ダメージ]]として[[相手]]の[[ライフポイント]]に与えます。~

***引き分け [#je3bcd39]
***引き分け [#draw]
-[[相手]][[モンスター]]の[[守備力]]と[[自分]]の[[モンスター]]の[[攻撃力]]が同じだった場合、両方の[[モンスター]]に影響はありません。~

-[[お互い]]の[[プレイヤー]]に[[ダメージ]]はありません。~
-[[お互い]]の[[プレイヤー]]に[[戦闘ダメージ]]はありません。~

***負け [#v5196cd0]
***負け [#lose]
-[[相手]][[モンスター]]の[[守備力]]より[[自分]]の[[モンスター]]の[[攻撃力]]が低かった場合、両方の[[モンスター]]に影響はありません。~

-上回った[[守備力]]分の数値が[[ダメージ]]として[[自分]]の[[ライフポイント]]から引かれます。~
-上回った[[守備力]]分の数値が[[戦闘ダメージ]]として[[自分]]の[[ライフポイント]]から引かれます。~

----

-[[トークン]]や[[《マシュマロン》]]・[[《魂を削る死霊》]]等の[[戦闘破壊]][[耐性]]を持つ[[モンスター]]、各種[[リクルーター]]による防御に対して特に有効。~
[[壁]][[モンスター]]越しに[[ダメージ]]を与える能力は[[ダメージ]]レースにおいて[[効果]]が高く、場合によってはそのまま[[フィニッシャー]]となる事もある。~
ただし、この[[効果]]は[[ボード・アドバンテージ]]に一切寄与しない事は注意。~
--[[《スケープ・ゴート》]]が多くの[[デッキ]]で採用された頃は[[羊トークン]]越しに[[ダメージ]]を与える手段として需要が高く、[[《イグザリオン・ユニバース》]][[《スピア・ドラゴン》]][[《天空騎士パーシアス》]]などが[[環境]]で活躍した。~
だが、[[除去]][[カード]]の性能が高まるにつれて[[守備表示]][[モンスター]]を貫通するよりも[[除去]]して[[直接攻撃]]したほうが有効となってしまった。~
そのため、現在は[[《EMスパイク・イーグル》]]のように[[カード]]1枚を使用して得る価値のある[[効果]]とは言えないが、[[エクストラデッキ]]等必要に応じて[[モンスター]]を呼び出せたり、[[表示形式]]等を変更する[[カード]]中心の[[デッキ]]で真価を発揮するといったものが多くなっている。~

--[[《スケープ・ゴート》]]の[[羊トークン]]が[[壁]]役として多くの[[デッキ]]で利用された頃は[[羊トークン]]越しに[[ダメージ]]を与える手段として需要が高く、[[《イグザリオン・ユニバース》]][[《スピア・ドラゴン》]][[《天空騎士パーシアス》]]などが[[環境]]で活躍した。~
だが、[[除去]][[カード]]の性能が高まるにつれて[[守備表示]][[モンスター]]を貫通するよりも[[除去]]して[[直接攻撃]]した方が有効となってしまった。~
そのため、今日では「貫通は[[カード]]1枚を使用して得る価値のある[[効果]]とは言えない」というのが大方の評価である。~

--ただし、貫通[[効果]]に更に付加価値があれば話は別であり、例えば貫通[[効果]]と[[戦闘ダメージ]]を[[トリガー]]とする[[効果]]を併せ持つ[[《H・C 強襲のハルベルト》]]の評価は高い。~
また、[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]の貫通[[効果]]は「常に必要な[[効果]]ではないが、必要に応じて呼び出せれば便利」という点から評価が高まる傾向が見られる。~

-1体の[[モンスター]]が貫通[[効果]]を重複して得ることは基本的には無い。~
[[《激昂のミノタウルス》]]と[[《逆ギレパンダ》]]を並べて[[攻撃]]による貫通[[ダメージ]]を2倍にしたり、[[《メテオ・ストライク》]]を複数枚装備して増やすようなことはできない。~
また、元々貫通[[効果]]を持っている[[モンスター]]に[[《メテオ・ストライク》]]等を装備しても、[[ダメージ]]が2倍にはならない。~
[[《激昂のミノタウルス》]]と[[《逆ギレパンダ》]]を並べて[[攻撃]]による貫通[[ダメージ]]を2倍にしたり、[[《メテオ・ストライク》]]を複数枚[[装備]]して増やすようなことはできない。~
また、元々貫通[[効果]]を持っている[[モンスター]]に[[《メテオ・ストライク》]]等を[[装備]]しても、[[ダメージ]]が2倍にはならない。~
ただし、それぞれの[[コントローラー]]が違う場合には両方[[適用]]される。(下記参照)~
[[《メテオ・ストライク》]]や[[《ビッグバン・シュート》]]のページも参照のこと。~

-貫通[[効果]]を持つ[[装備魔法]]を装備した場合、次のようになる。~
--また、[[《ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン》]]など、単体で2倍の数値の[[戦闘ダメージ]]を与える[[効果]]も存在する。~

--[[自分]]の[[《メテオ・ストライク》]]が装備された[[自分]]の[[《サイバー・エンド・ドラゴン》]]が、[[相手]]の[[《千眼の邪教神》]]を[[攻撃]]した場合~
→[[相手]]が4000[[ダメージ]]を受ける(8000にはならない)。~
**[[ダメージ]]を受ける[[プレイヤー]]について [#p2abc1f0]
 貫通[[効果]]を付与された[[モンスター]]は常に、''貫通[[効果]]を持つ[[カード]]の[[コントローラー]]から見て[[相手]]に''[[戦闘ダメージ]]を与える。~
 例えば[[自分]]の[[《メテオ・ストライク》]]を[[装備]]した[[相手]]の[[《青眼の白龍》]]が、[[自分]]の[[守備表示]]の[[《千眼の邪教神》]]を[[攻撃]]した場合、[[相手]]が3000[[ダメージ]]を受ける。~
 [[自分]]の[[《メテオ・ストライク》]]を[[装備]]した[[相手]]の[[《古代の機械巨人》]]([[貫通]][[効果]]を持つ)が、[[自分]]の[[《千眼の邪教神》]]を[[攻撃]]した場合、[[お互い]]に3000[[ダメージ]]を受ける。~
 また、[[《マジック・ランプ》]]等の[[効果]]で、[[自分]]の[[《古代の機械巨人》]]が[[自分]]の[[《千眼の邪教神》]]を[[攻撃]]した場合は、被攻撃モンスターの[[コントローラー]]である[[自分]]ではなく、[[相手]]が3000[[ダメージ]]を受ける。~
 「貫通」というイメージからは想像しにくい挙動なので注意。

--[[相手]]の[[《メテオ・ストライク》]]が装備された[[自分]]の[[《青眼の白龍》]]が、[[相手]]の[[《千眼の邪教神》]]を[[攻撃]]した場合~
→[[相手]]の[[《メテオ・ストライク》]]の[[効果]]で[[自分]]が3000[[ダメージ]]を受ける。~
-かつては[[貫通]][[効果]]を示す[[テキスト]]に「[[相手]]に[[戦闘ダメージ]]を与える」と書かれているか、単に「[[戦闘ダメージ]]を与える」と書かれているかで処理が違うとされていた。~
上記の[[《マジック・ランプ》]]と[[《古代の機械巨人》]]の例の場合、[[《古代の機械巨人》]]の最新[[テキスト]]には「[[相手]]に」がついていないため、[[ダメージ]]を受けるのは[[攻撃]]を受けた[[モンスター]]の[[コントローラー]]である[[自分]]であった。~
似たような[[効果]]でも処理が異なってしまう上、同じ[[カード]]でも「[[相手]]に」の有無が時期によって異なり最新[[テキスト]]の確認が必要という厄介な裁定であり、2020年の[[裁定変更]]で上記の形に統一された。~

--[[相手]]の[[《メテオ・ストライク》]]が装備された[[自分]]の[[《サイバー・エンド・ドラゴン》]]が、[[相手]]の[[《千眼の邪教神》]]を[[攻撃]]した場合~
→[[相手]]の[[《メテオ・ストライク》]]の[[効果]]で[[自分]]が4000[[ダメージ]]を受け、[[自分]]の[[《サイバー・エンド・ドラゴン》]]の[[効果]]で[[相手]]も4000[[ダメージ]]を受ける。~
--なお、第9期以降に登場した[[カード]]は「[[相手]]に」がついておらず、第8期以前の[[カード]]も第9期以降に再録される際には「[[相手]]に」が削除されている。~

-[[《マジック・ランプ》]]などによる[[自分]][[フィールド]]の[[モンスター]]同士の戦闘において。~
[[自分]]の貫通能力をもつ[[モンスター]]が、[[自分]]の[[守備表示]][[モンスター]]を[[攻撃]]し貫通能力を発揮できた時、[[相手]]が[[戦闘ダメージ]]を受ける。~
本来[[自分]]の[[フィールド]]上の[[モンスター]]同士の戦闘の場合、[[プレイヤー]]への[[戦闘ダメージ]]も[[自分]]が受けるものであるが、貫通能力はテキスト通り[[相手]]への[[戦闘ダメージ]]として扱われる。~
//-旧裁定について
//--第8期以前の[[モンスター]]や、[[装備魔法]]等の[[モンスター]]に貫通[[効果]]を付与する[[効果]]の[[テキスト]]には「[[相手]]([[ライフ]])に[[戦闘ダメージ]]を与える」と記されている。~
//この[[テキスト]]の場合、[[自分]]の[[守備表示]][[モンスター]]が[[攻撃]]された状況でも[[相手]]に[[戦闘ダメージ]]を与える。~

//---[[自分]]の[[《メテオ・ストライク》]]を[[装備]]した[[自分]]の[[《サイバー・エンド・ドラゴン》]]が、[[相手]]の[[《千眼の邪教神》]]を[[攻撃]]した場合~
//→[[相手]]が4000[[ダメージ]]を受ける(8000にはならない)。~

//---[[自分]]の[[《メテオ・ストライク》]]を[[装備]]した[[相手]]の[[《青眼の白龍》]]が、[[自分]]の[[《千眼の邪教神》]]を[[攻撃]]した場合~
//→[[相手]]が3000[[ダメージ]]を受ける。~

//---[[自分]]の[[《メテオ・ストライク》]]を[[装備]]した[[相手]]の[[《サイバー・エンド・ドラゴン》]]が、[[自分]]の[[《千眼の邪教神》]]を[[攻撃]]した場合~
//→[[お互い]]に4000[[ダメージ]]を受ける。~

//---[[《マジック・ランプ》]]等の[[効果]]で、[[自分]]の[[《暗黒ドリケラトプス》]]が[[自分]]の[[《千眼の邪教神》]]を[[攻撃]]した場合~
//→[[相手]]が2400[[ダメージ]]を受ける。~

//--第9期以降の[[モンスター]]自身が持つ貫通能力は「[[相手]]に」と書かれておらず、上記の[[《マジック・ランプ》]]等の状況でも通常通り[[自分]]が[[戦闘ダメージ]]を受ける。~
//第8期以前の[[モンスター]]でも、[[《イグザリオン・ユニバース》]]や[[《サイバー・エンド・ドラゴン》]]等、第9期以降に再録される際に[[エラッタ]]されている。~
//---という[[裁定]]だったが、上記の状況でこの貫通と付与された貫通が重複している場合に[[ダメージ]]がどの[[プレイヤー]]に与えられるかが長い間[[調整中]]だった。~
//現在は9期以降の貫通でも[[相手]]に[[ダメージ]]が与えられる[[裁定]]で、この分類分け自体がなくなっている。~
----

-貫通能力を持つ[[モンスター]]には、槍や角といった刺突型の武器を持った[[イラスト]]で描かれている物が多い。~
[[攻撃]]を完全に防御しきれずに武器が「貫通」し、[[プレイヤー]]に[[ダメージ]]が行き届いてしまうというイメージなのだろう。~
また、その能力を付与する[[魔法・罠カード]]は[[《メテオ・ストライク》]]が開祖であるためか、隕石のイメージを持った[[カード]]も多い。~

-英語版では2011年7月以降、「piercing Battle Damage」という表現が使われるようになった。~
-英語版では2011年7月以降、「piercing Battle Damage」という言葉が公式用語となった。~
和訳すると「貫通[[戦闘ダメージ]]」となる。~
なお、これ以前にも[[《サイバー・ダーク・ホーン》]]にのみこの用語が使われていた。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメでは[[《古代の機械巨人》]]や[[《E−HERO インフェルノ・ウィング》]]の説明などで度々使用されている。~
時折「貫通[[ダメージ]]を与える」や「貫通能力を持っている」という説明で省略することもあるが、多くの場面では「この[[カード]]が[[守備表示]][[モンスター]]を[[攻撃]]した時……」と正確に説明している。~
また、2倍の貫通[[ダメージ]]を与える[[カード]]等も登場しているが、これらは全て[[OCG]]化されていない。~
原作・Rのルールでは[[モンスター]]が[[戦闘破壊]]されなければ[[ダメージ]]も発生しないが、Rにはこの[[効果]]が登場している。~
一方アニメDMでは[[OCG]]通りの仕様となっているため何度か登場しており、メインキャラクターも[[《メテオ・レイン》]]や[[《竜の逆鱗》]]などを使用している。~
シリーズ2作品目のGX以降は[[《古代の機械巨人》]]や[[《E−HERO インフェルノ・ウィング》]]など使用頻度が高くなっている。~
特にアニメ5D'sのメインキャラクターであり[[モンスター]]でのパワーファイトを好むジャックは[[《マッド・デーモン》]]や[[《ツイン・ブレイカー》]]等、この能力を持つ[[モンスター]]を多用していた。~
漫画ARC-Vのライバルキャラである赤馬零児もこの能力を持つ[[モンスター]]及びこの能力を付与する[[カード]]を多用しており、それに伴い[[相手]]の[[表示形式]]を変更する[[カード]]も複数採用している。~

--Rでは[[《メテオ・ストライク》]]の[[上位互換]]である《ネオンレーザーブラスター》が登場している。~
--時折「貫通[[ダメージ]]を与える」や「貫通能力を持っている」という説明で省略することもあるが、多くの場面では「この[[カード]]が[[守備表示]][[モンスター]]を[[攻撃]]した時……」と正確に説明している。~

--アニメ5D'sでは[[《マッド・デーモン》]]や[[《ツイン・ブレイカー》]]等、[[モンスター]]でのパワーファイトを他のキャラより積極的に行うジャックが好んでこの能力を持つ[[モンスター]]を使用する。~

--アニメZEXALでは闇川が貫通を「切れ味」と称していた。~

--アニメARC-Vの「遊矢vs権現坂」(2戦目)では、遊矢が[[《ルーンアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》]]に、権現坂が[[《超重荒神スサノ−O》]]にそれぞれ貫通能力を付与させている。~
その結果、貫通[[効果]]持ちの[[モンスター]]同士の[[戦闘]]という珍しい状況が生じている。~

--アニメGXの「クロノスvsナポレオンvsペガサス」戦においてペガサスが、[[《古代の機械巨人》]]の[[《トゥーン・ブラック・マジシャン・ガール》]]への[[攻撃]]で発生した[[戦闘ダメージ]]を「貫通ダメージ」と言っているが、[[《トゥーン・ブラック・マジシャン・ガール》]]は[[攻撃表示]]であるため発生したのは普通の[[戦闘ダメージ]]である。
--アニメGXの「クロノスvsナポレオンvsペガサス」戦では、[[《トゥーン・ブラック・マジシャン・ガール》]]に対する[[《古代の機械巨人》]]の[[攻撃]]で発生した[[戦闘ダメージ]]をペガサスが「貫通[[ダメージ]]」と発言している。~
しかし、[[《トゥーン・ブラック・マジシャン・ガール》]]は[[攻撃表示]]であるため発生したのは普通の[[戦闘ダメージ]]である。~
また、アニメDMの「闇遊戯&海馬vsダーツ」戦では、[[《メテオ・レイン》]]の貫通[[ダメージ]]を闇遊戯は「ダイレクト[[ダメージ]]」と[[直接攻撃]]のような呼び方をしている。~

--漫画ARC-Vで登場したアクション[[カード]]《伏魔殿の&ruby(らんす){螺暈崇};》の[[テキスト]]には「貫通[[効果]]を与える」と書かれていた。~

--Rでは夜行が海馬との[[デュエル]]において、[[壁]]として[[召喚]]した《使い魔アガシオン》が「貫通[[ダメージ]]を0にする」という[[効果]]を持っていた。~
[[効果]]が発揮される機会はなかったので詳細は不明である。~

--アニメでは時折2倍の貫通[[ダメージ]]を与える[[カード]]が登場していたが、長らくその様な[[効果]]は[[OCG]]で登場してなかった。~
第9期になって漸く[[OCG]]でもその様な[[効果]]を持つ[[カード]]が登場している。~

-コナミのゲーム作品において―~
データベースを検索するときに、「貫通」で[[カード]]を抽出することができる。~
ゲーム作品内でも使われているので、半公式用語ともとれる。~
--デュエルリンクスでは竜崎のスキル「恐竜重撃」によって[[恐竜族]]・[[レベル]]6[[モンスター]]1体に貫通[[効果]]を付与できる。~

-その他の商品展開―~
遊戯王[[ラッシュデュエル]]では「貫通」が[[公式用語>公式用語集]]となっており、「この[[モンスター]]の[[攻撃]]は貫通する」のように[[テキスト]]に記載されている。~
[[テキスト]]欄に余裕がある[[カード]]に限り(守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える)との注釈がある。~
そのものずばり[[《貫通!》>RUSH:《貫通!》]]という[[魔法カード]]もある。~
なお上述の[[ダメージを受けるプレイヤーについて>#p2abc1f0]]の[[裁定]]に関しては[[OCG]]と真逆であり、貫通を付与された[[モンスター]]から見て[[相手]]が[[ダメージ]]を受ける。~

**関連カード [#card]
***貫通[[効果]]を持つ[[モンスター]] [#list]
-[[《オーシャンズ・オーパー》]]
-[[《カンツウツボ》]]
-[[《逆ギレパンダ》]]
-[[《幻獣ワイルドホーン》]]
-[[《サイバー・ダーク・ホーン》]]
-[[《転生炎獣Jジャガー》]]
-[[《スピア・シャーク》]]
-[[《スピア・ドラゴン》]]
-[[《穿孔重機ドリルジャンボ》]]
-[[《ソード・マスター》]]
-[[《ツイン・ブレイカー》]]
-[[《D−HERO ドリルガイ》]]
-[[《墓守の長槍兵》]]
-[[《爆炎集合体 ガイヤ・ソウル》]]
-[[《H・C 強襲のハルベルト》]]
-[[《フライファング》]]
-[[《BF−黒槍のブラスト》]]
-[[《マッド・デーモン》]]
-[[《未知ガエル》]]
-[[《猛進する剣角獣》]]
-[[《ランサー・ドラゴニュート》]]
-[[《ランス・リンドブルム》]]

-[[《天空騎士パーシアス》]]
-[[《劫火の槍術士 ゴースト・ランサー》]]
-[[《ストロング・ウィンド・ドラゴン》]]
-[[《セイバー・ビートル》]]
-[[《暗黒ドリケラトプス》]]
-[[《バイトロン》]]
-[[《地獄将軍・メフィスト》]]
-[[《マジオシャレオン》]]
-[[《ライトロード・ドラゴン グラゴニス》]]

-[[《古代の機械巨人》]]
-[[《古代の機械巨人−アルティメット・パウンド》]]
-[[《E−HERO マリシャス・エッジ》]]
-[[《U.A.ドレッドノートダンカー》]]
-[[《E・HERO エッジマン》]]
-[[《U.A.ドレッドノートダンカー》]]
-[[《天空聖騎士アークパーシアス》]]
-[[《天空勇士ネオパーシアス》]]
-[[《コアキメイル・ヴァラファール》]]
-[[《真魔獣 ガーゼット》]]
-[[《ダークネス・デストロイヤー》]]
-[[《黄昏の忍者−ジョウゲン》]]
-[[《DDD運命王ゼロ・ラプラス》]]
-[[《DDD超視王ゼロ・マクスウェル》]]
-[[《トゥーン・アンティーク・ギアゴーレム》]]
-[[《炎神機−紫龍》]]
-[[《ブンボーグ007》]]
-[[《光神機−轟龍》]]

-[[《ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン》]]([[ダメージ]]2倍)

-[[《アルティメットサイキッカー》]]
-[[《古代の機械究極巨人》]]
-[[《古代の機械混沌巨人》]]
-[[《E−HERO インフェルノ・ウィング》]]
-[[《E・HERO ダーク・ブライトマン》]]
-[[《E・HERO プラズマヴァイスマン》]]
-[[《古生代化石騎士 スカルキング》]]
-[[《古生代化石竜 スカルギオス》]]
-[[《サイバー・エンド・ドラゴン》]]
-[[《ジェムナイト・ルビーズ》]]
-[[《召喚獣プルガトリオ》]]
-[[《新生代化石竜 スカルガー》]]
-[[《スーパービークロイド−ジャンボドリル》]]
-[[《スーパービークロイド−ステルス・ユニオン》]]
-[[《ダイナレスラー・キメラ・Tレッスル》]]
-[[《中生代化石騎士 スカルナイト》]]
-[[《超魔導騎士−ブラック・キャバルリー》]]
-[[《覇雷星ライジン》]]
-[[《竜破壊の剣士−バスター・ブレイダー》]]

-[[《スターダスト・アサルト・ウォリアー》]]
-[[《TG パワー・グラディエイター》]]
-[[《HSR魔剣ダーマ》]]
-[[《ハイパーサイコガンナー》]]
-[[《B・F−決戦のビッグ・バリスタ》]]
-[[《F.A.ライトニングマスター》]]
-[[《BF−アームズ・ウィング》]]
-[[《フレムベル・ウルキサス》]]
-[[《神聖騎士パーシアス》]]
-[[《白闘気白鯨》]]

-[[《迅雷の騎士ガイアドラグーン》]]
-[[《旋壊のヴェスペネイト》]]
-[[《ダウナード・マジシャン》]]
-[[《電子光虫−ライノセバス》]]

***特定の条件で貫通[[効果]]を得る[[モンスター]] [#sda5e6eb]
-[[《イグザリオン・ユニバース》]]
-[[《デュアル・ランサー》]]
-[[《X・HERO ドレッドバスター》]]
-[[《スリーバーストショット・ドラゴン》]]

***特定の条件で貫通[[効果]]を得る[[モンスター]] [#get_effect]
-[[憑依装着]]
--[[《憑依装着−アウス》]]
--[[《憑依装着−ウィン》]]
--[[《憑依装着−エリア》]]
--[[《憑依装着−ダルク》]]
--[[《憑依装着−ヒータ》]]
-[[《アロマージ−ベルガモット》]]
--[[《憑依装着−ライナ》]]

-[[《イグザリオン・ユニバース》]]
-[[《デュアル・ランサー》]]

-[[《九尾の狐》]]
-[[《ダイナミスト・レックス》]]
-[[《堕天使エデ・アーラエ》]]
-[[《超電磁稼動ボルテック・ドラゴン》]]
-[[《ドラグニティ−アングス》]]

-[[《ダイナミスト・レックス》]]

-[[《古代の機械巨竜》]]
-[[《古代の機械熱核竜》]]
-[[《クリフォート・シェル》]]

-[[《青眼の混沌龍》]]

-[[《ラヴァル・ツインスレイヤー》]]

***[[モンスター]]に貫通[[効果]]を持たせる[[効果]]を持つ[[カード]] [#wd9260b3]
***[[モンスター]]に貫通[[効果]]を持たせる[[効果]]を持つ[[カード]] [#piercing_effect]
※( )は対象となる[[モンスター]]。
-[[《インフェルニティ・ドワーフ》]]
-[[《ウミノタウルス》]]([[魚族]]・[[海竜族]]・[[水族]])

―単体に付与~
-[[《いたずら風のフィードラン》]]
-[[《EMスパイク・イーグル》]]
-[[《EMラクダウン》]]
-[[《先史遺産マッドゴーレム・シャコウキ》]]([[先史遺産]])
-[[《機皇兵ワイゼル・アイン》]](自身以外の[[機皇]])
-[[《クロスソード・ハンター》]]([[昆虫族]])
-[[《激昂のミノタウルス》]]([[獣族]]・[[獣戦士族]]・[[鳥獣族]])
-[[《コイツ》]]([[《アイツ》]])
-[[《漆黒の闘龍》]]([[《闇魔界の戦士 ダークソード》]])
-[[《十二獣サラブレード》]](自身を[[エクシーズ素材]]とした元々の[[種族]]が[[獣戦士族]]の[[エクシーズモンスター]])
-[[《超重武者装留イワトオシ》]]([[装備モンスター]])
-[[《ドリル・シンクロン》]]([[戦士族]])
-[[《ニードル・ガンナー》]](自身を[[シンクロ素材]]とした[[シンクロモンスター]])
-[[《バチバチバチ》]](自身を[[エクシーズ素材]]とした[[エクシーズモンスター]])
-[[《百獣のパラディオン》]]([[パラディオン]][[リンクモンスター]])
-[[《武神器−オハバリ》]]([[武神]])
-[[《暴風竜の防人》]]([[装備モンスター]])
-[[《ライオ・アリゲーター》]]([[爬虫類族]])
-[[《ヤマタコオロチ》]](自身を[[シンクロ素材]]とした[[レベル]]9以上の[[シンクロモンスター]])
-[[《ランサー・デーモン》]]

-[[《アロマージ−ベルガモット》]]([[植物族]])
-[[《甲虫装機 ギガグリオル》]]
-[[《ランスフォリンクス》]]([[通常モンスター]])
-[[《甲虫装機 ギガグリオル》]]([[装備モンスター]])

-[[《A・O・J サンダー・アーマー》]]([[A・O・J]])

-[[《ロケット・ヘルモス・キャノン》]]([[装備モンスター]])

-[[《No.83 ギャラクシー・クィーン》]]
-[[《Gゴーレム・クリスタルハート》]](自身の[[相互リンク先>相互リンク]]・[[地属性]])

-[[《アブソリュート・パワーフォース》]]([[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]])
-[[《ヴァイロン・コンポーネント》]]([[ヴァイロン]])
-[[《H−ヒートハート》]]
-[[《魔神火焔砲》]](元々の[[レベル]]が10以上の[[エクゾディア]])
-[[《機関連結》]]([[機械族]]・[[地属性]])
-[[《草薙剣》]]([[スピリット]])
-[[《幻煌龍の螺旋突》]]([[通常モンスター]])
-[[《剛鬼フィニッシュホールド》]]([[剛鬼]][[リンクモンスター]])
-[[《Kozmo−レイブレード》]]([[Kozmo]]・[[サイキック族]])
-[[《サイクロンレーザー》]]([[《超時空戦闘機ビック・バイパー》]])
-[[《転生炎獣の烈爪》]]([[サラマングレイト]])
-[[《スクラップ・フィスト》]]([[《ジャンク・ウォリアー》]])
-[[《螺旋槍殺》]]([[《暗黒騎士ガイア》]]・[[《疾風の暗黒騎士ガイア》]]・[[《竜騎士ガイア》]])
-[[《憎悪の棘》]]([[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]・[[植物族]])
-[[《大融合》]]
-[[《ビッグバン・シュート》]]
-[[《ヴァイロン・コンポーネント》]]([[ヴァイロン]])
-[[《フォトン・トライデント》]]([[フォトン]])
-[[《メテオ・ストライク》]]
-[[《メメント・ボーン・パーティー》]]

-[[《炎舞−「開陽」》]]([[獣戦士族]]・[[発動]][[ターン]]のみ)
-[[《ストライク・ショット》]]
-[[《超音速波》]]([[幻獣機]])
-[[《超量機神剣−マグナスレイヤー》]]([[装備モンスター]])
-[[《ブラック・アロー》]]

―複数に付与~
-[[《インフェルニティ・ドワーフ》]]
-[[《ウミノタウルス》]]([[魚族]]・[[海竜族]]・[[水族]])
-[[《EMオッドアイズ・ミノタウロス》]]([[EM]]・[[オッドアイズ]])
-[[《先史遺産マッドゴーレム・シャコウキ》]]([[先史遺産]])
-[[《クロスソード・ハンター》]]([[昆虫族]])
-[[《激昂のミノタウルス》]]([[獣族]]・[[獣戦士族]]・[[鳥獣族]])
-[[《サイバース・ウィザード》]]([[サイバース族]])
-[[《スケアクロー・ベロネア》]]([[エクストラモンスターゾーン]]の[[スケアクロー]])
-[[《ドリル・シンクロン》]]([[戦士族]])
-[[《ライオ・アリゲーター》]]([[爬虫類族]])

-[[《アロマージ−ベルガモット》]]([[植物族]])
-[[《月光狼》]]([[ムーンライト]])
-[[《ランスフォリンクス》]]([[通常モンスター]])

-[[《A・O・J サンダー・アーマー》]]([[A・O・J]])
-[[《黄昏の忍者−ジョウゲン》]]([[忍者]])
-[[《堕天使ネルガル》]]([[天使族]])
-[[《ふわんだりぃず×すのーる》]]

-[[《アマゾネス女帝》]]([[アマゾネス]])
-[[《DDD剋竜王ベオウルフ》]]([[DD]])
-[[《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》]]
-[[《メタルフォーゼ・オリハルク》]]([[メタルフォーゼ]]・[[ダメージ]]2倍)
-[[《竜魔導騎士ブラック・マジシャン》]]

-[[《サイバー・エンジェル−荼吉尼−》]]([[儀式モンスター]])

-[[《花札衛−猪鹿蝶−》]]([[花札衛]])
-[[《白き森の魔狼シルウィア》]]([[幻想魔族]]・[[魔法使い族]]の[[シンクロモンスター]]・[[ダメージ]]2倍)

-[[《No.83 ギャラクシー・クィーン》]]

-[[《ペンテスタッグ》]]([[リンク状態]]の[[自分]]の[[モンスター]])

-[[《螺旋槍殺》]]([[《暗黒騎士ガイア》]]・[[《疾風の暗黒騎士ガイア》]]・[[《竜騎士ガイア》]])

-[[《炎舞−「開陽」》]]([[獣戦士族]]・[[発動]][[ターン]]のみ)
-[[《吠え猛る大地》]]([[獣族]])
-[[《メテオ・レイン》]]
-[[《竜の逆鱗》]]([[ドラゴン族]])

**関連リンク [#q1670aed]
**関連リンク [#link]
-[[用語集]]

**FAQ [#h2071bc8]
**FAQ [#faq]
Q:貫通[[効果]]を、[[《メテオ・ストライク》]]などで付与した際の[[戦闘ダメージ]]は、その[[《メテオ・ストライク》]]などによる[[ダメージ]]と考えるのですか?~
A:いいえ、貫通[[効果]]を付与された[[モンスター]]による[[戦闘ダメージ]]と考えます。~
  したがって「この[[モンスター]]が[[戦闘ダメージを与えた]]時」などの条件を満たすことが出来ます。(10/09/19)
  したがって「この[[モンスター]]が[[戦闘ダメージを与えた]]時」などの条件を満たすことができます。(10/09/19)

Q:[[《サブマリンロイド》]]が[[直接攻撃]]し[[守備表示]]になった後に、[[《HSR魔剣ダーマ》]]の[[直接攻撃]]を[[宣言]]しました。~
  この時、[[相手]]に[[《コンフュージョン・チャフ》]]を[[発動]]され、[[《サブマリンロイド》]]の[[守備力]]を[[《HSR魔剣ダーマ》]]の[[攻撃力]]が上回った場合、[[戦闘ダメージ]]は[[自分]]と[[相手]]どちらに与えられますか?~
//A:この場合、[[《サブマリンロイド》]]の[[守備力]]を[[《HSR魔剣ダーマ》]]の[[攻撃力]]が上回ったのであれば、[[《HSR魔剣ダーマ》]]の[[効果]]により、その[[《サブマリンロイド》]]と[[《HSR魔剣ダーマ》]]を[[コントロール]]している[[自分]]が[[戦闘ダメージ]]を受けます。~
//  [[《コンフュージョン・チャフ》]]を[[発動]]した[[プレイヤー]]は[[戦闘ダメージ]]を受けません。(15/11/22)
A:ご質問の状況にて、[[自分]][[フィールド]]で[[表側守備表示]]の[[《サブマリンロイド》]]と[[《HSR魔剣ダーマ》]]が[[戦闘]]を行った場合、その戦闘による[[ダメージ]]は[[相手]]が受けます。(20/03/12)