主に恐竜をはじめとする化石爬虫類がモデルのモンスターが属する種族。
デュエリストパック−レジェンドデュエリスト編−までで86種類が登場している。
環境で活躍したモンスターとしては、扱い易く強力な除去+バーンをこなす《No.61 ヴォルカザウルス》、戦闘破壊時に同名カードをリクルートする効果を持つ《ハイドロゲドン》が属する種族。
初期のエクシーズモンスターの中ではかなり強力な効果を有する《エヴォルカイザー・ラギア》のエクシーズ素材に指定されている事から、マスタールール2の初期には《ジュラック・グアイバ》や《セイバーザウルス》が多用された。
しかしこれ以外に目立った活躍を見せた恐竜族はほとんどなく、マイナーな部類に属する種族である。
属するモンスターの多くが戦闘向きであり、中でも《究極恐獣》・《究極伝導恐獣》・《ジュラック・タイタン》といったパワフルな最上級モンスターの存在が光る。
一方で、魔法・罠カードを除去する効果を持ったものはほとんど存在しない。
種族の総数が少ない中で、《ディノインフィニティ》や《幻創のミセラサウルス》等の除外に関する効果を持つ者の割合も多い。
種族としての発展は遅めで、第4期の《ディノインフィニティ》登場以前は実戦的な【恐竜族】を組む意義はほぼ皆無だった。
第5期に入ってからは種類が増えはじめ、《究極恐獣》など強力なモンスターや魔法・罠カードのサポートカードが続々と登場。
ストラクチャーデッキ−恐竜の鼓動−というこの種族のストラクチャーデッキも登場し、過去最多の8枚の新規カードが追加された。
第6期には恐竜族のカテゴリであるジュラックやサーチカードの《化石調査》が登場し、種族としての強みが確立された。
第7期には自身はドラゴン族ながら優秀な効果を持ち、エクシーズ素材に恐竜族縛りを持つ《エヴォルカイザー・ラギア》が登場し、その素材役としても注目された。
一方《化石調査》の優秀さ故にか、種族全体としては伸び悩む時期が長かった。
第7期・第8期ではテーマデッキ主流時代に入ったため、環境を脅かす水準のインパクトあるカテゴリには恵まれてこなかった。
第9期では恐竜族の新規モンスターがほとんど登場せず、通常パックに限定すれば《幻創のミセラサウルス》のみの登場となるなど他種族に比べて扱いが冷遇されている時期が続いた。
しかし第9期終盤にストラクチャーデッキR−恐獣の鼓動−が登場、続く第10期序盤でもCOLLECTORS PACK 2017に関連カードが登場しており、大きく強化されることになった。
―素材に恐竜族を指定するモンスター
―恐竜族トークン
―恐竜族のチューナー
―恐竜族のペンデュラムモンスター
―恐竜族の融合モンスター
―恐竜族のシンクロモンスター
―恐竜族のエクシーズモンスター
―恐竜族のシリーズモンスター
―その他のリンク