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【ジェネクス】

デッキの概要

 DUEL TERMINALで登場したジェネクスと名のついたカード群で構成される、シンクロ召喚を中心としたデッキ
 非常に多くのモンスターが存在するカテゴリであり、どのジェネクスを主軸にするかで戦術も全く違ってくる。
 ジェネクスにはサーチャーが多く存在し、これらを駆使して適切なジェネクスを呼び込むのが基本となる。
 チューナーも多数存在するためアタッカーフィニッシャーにはシンクロモンスターを用いることとなる。

《ジェネクス・コントローラー/Genex Controller》
チューナー・通常モンスター
星3/闇属性/機械族/攻1400/守1200
仲間達と心を通わせる事ができる、数少ないジェネクスのひとり。
様々なエレメントの力をコントロールできるぞ。
《リペア・ジェネクス・コントローラー》
リンク・効果モンスター
リンク1/闇属性/機械族/攻1200
【リンクマーカー:左】
レベル4以下の「ジェネクス」モンスター1体
自分は「リペア・ジェネクス・コントローラー」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
(1):このカードがL召喚した場合に発動できる。
自分の墓地から「ジェネクス」モンスター1体を手札に加える。
(2):「ジェネクス」モンスターがドロー以外の方法で自分の手札に加わった場合に発動できる(同一チェーン上では1度まで)。
「ジェネクス」モンスター1体の召喚を行う。
このターン、自分は「ジェネクス」チューナーをS素材としたS召喚でしかEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。

デッキ構築に際して

 ジェネクス属性種族が統一されておらず、属性種族専用のサポートカードによる恩恵を受けることが難しい。
 一方でジェネクスサーチ効果を持つものが多く、カテゴリ内でサポートし合うことができるため、ジェネクスを多く採用すると良いだろう。

 しかし展開は《リペア・ジェネクス・コントローラー》に頼っているため、《リペア・ジェネクス・コントローラー》を妨害されると展開することができなくなってしまう。
 《リペア・ジェネクス・コントローラー》への妨害を対策できるカードも採用したい。

メインデッキモンスターについて

 【シンクロ召喚】ではあるものの《リペア・ジェネクス・コントローラー》の制約上、シンクロ召喚に使用するチューナージェネクスであることが必要となる。
 さらに非チューナーに関しても、《リペア・ジェネクス・コントローラー》と相性の良いジェネクスが全て非チューナーである。
 そのため、基本的に「メインデッキモンスター」についてはジェネクスを中心に採用することとなる。

―重要なジェネクスモンスター
 《リペア・ジェネクス・コントローラー》による展開を行うために、サーチを行うことができるジェネクスを多く採用したい。
 また《リペア・ジェネクス・コントローラー》の制約上必然的にジェネクスチューナーも必要となる。

―その他のジェネクスモンスター
 主に採用されるジェネクスは先述のとおりであるが、それ以外にも採用が考えられるジェネクスは存在する。
 また下記以外にも様々なジェネクスが存在しているので、各種ページを参考にデッキのバランスを考えながら必要なものを採用したい。

ジェネクス以外のモンスター
 先述のとおり、チューナー・非チューナーともにジェネクスで事足りる。
 特にチューナー《リペア・ジェネクス・コントローラー》の制約の関係上、ジェネクス以外の採用が難しい。
 手札誘発のような一部の強力な効果を持つカードでなければチューナーの採用は見送ると良いだろう。

エクストラデッキモンスターについて

ジェネクスモンスター
 ジェネクスシンクロモンスターは全てシンクロ素材に何らかの縛りがあり、大別してチューナー《ジェネクス・コントローラー》を指定しているものとジェネクスチューナーを指定しているものに分けられる。
 《ジェネクス・コントローラー》を指定しているもので有用なものは少ないが、採用することで《シンクロ・オーバーテイク》を活用することができるようになる。
 またジェネクスシンクロモンスター《レアル・ジェネクス・ウンディーネ》サルベージ効果の条件でもあるため、最低でも1体は採用したい。

ジェネクス以外のモンスター
 《リペア・ジェネクス・コントローラー》による制約は、使用するチューナーにのみかかるためシンクロモンスター自体は比較的自由に使用できる。
 相性の良いシンクロモンスターは次に挙げるとおり。
 それ以外の汎用性の高いシンクロモンスターについては【シンクロ召喚】を参照のこと。

魔法・罠カードについて

 魔法・罠カードジェネクスサポートカードは存在しないため、必須カード以外ではジェネクスの展開を補助できるものを採用したい。
 デッキタイプにもよるが比較的数が多くシンクロモンスターが統一されている機械族サーチしやすいジェネクスチューナー闇属性サポートも候補だろう。
 特に《リペア・ジェネクス・コントローラー》を妨害から守る手段は積極的に採用していきたい。
 また魔法・罠カードに頼らない性質を活かして【フルモンスター】及び【ほぼモン】として構築することを考えても良いだろう。

《リペア・ジェネクス・コントローラー》を妨害から守ることができる魔法・罠カード
 《リペア・ジェネクス・コントローラー》を用いた展開は、手札1枚から展開が可能であるが相手の妨害に非常に弱い。
 それらに対抗することができるカードはできるかぎり採用していきたい。

サーチサルベージバウンス
 ジェネクスサーチサルベージバウンスできれば《リペア・ジェネクス・コントローラー》の展開効果トリガーとなる。
 ループ自体が4種のジェネクスを擁するため通常ならばサーチ過剰になりやすいが、【ジェネクス】においては再展開手段にも活用できるため必要最低限であれば腐ることも少ない。

―展開補助
 《リペア・ジェネクス・コントローラー》による展開は強力であるため、基本的にはそちらで事足りる。
 ただし不意の妨害や《リペア・ジェネクス・コントローラー》の展開前の下準備としては採用が考えられる。

機械族サポートカード

通常モンスターサポートカード
 通常モンスターである《ジェネクス・コントローラー》を活用する手段として採用が考えられる。
 しかし対応するのは《ジェネクス・コントローラー》のみであるため、採用するならば投入枚数はよく考えたい。
 詳しくは【通常モンスター】を参照のこと。

―その他のカード

戦術

 《リペア・ジェネクス・コントローラー》の展開効果《ジェネクス・パワー・プランナー》《レアル・ジェネクス・マグナ》《レアル・ジェネクス・クラッシャー》《レアル・ジェネクス・ターボ》の4種のサーチループを活用して大量展開を行う。
 基本的には次の通り展開を行う。

  1. 4種のサーチャーのうち1体を通常召喚、後続のサーチャーサーチ
  2. 通常召喚したサーチャーリンク素材《リペア・ジェネクス・コントローラー》リンク召喚
  3. 《リペア・ジェネクス・コントローラー》効果により、リンク素材としたサーチャーサルベージ
  4. 《リペア・ジェネクス・コントローラー》効果により、サルベージしたサーチャーまたはサーチしたサーチャーのどちらかを召喚
  5. 以降サーチ等が続く限りジェネクスを展開

 《リペア・ジェネクス・コントローラー》による召喚は、手札に加わったジェネクスでなくても良いため必要に応じて変更が可能。
 必要なカードが展開できるように、召喚するジェネクスは適切に選んでいきたい。

 4種のサーチャーは全て非チューナーであるため、フィールドが全て埋まってしまう前にチューナーを確保しておきたい。
 幸いにも《レアル・ジェネクス・クラッシャー》以外のサーチ先にはチューナーが存在するため、サーチを繰り返すうちに1度は必要なチューナーを展開できるであろう。

 また1度展開が止まってしまったとしても、手札ジェネクスが加われば《リペア・ジェネクス・コントローラー》による召喚を再度行うことができる。
 そのため《A・ジェネクス・バードマン》《氷結界の虎王 ドゥローレン》《スモール・ワールド》等のような自分ジェネクスバウンスサーチできる手段は必ず確保しておきたい。

《氷結界の虎王 ドゥローレン》を用いた展開

 《氷結界の虎王 ドゥローレン》は1度に複数体のモンスターバウンスできる。
 通常であれば、自分モンスターバウンスは必要最低限とするものであるが、【ジェネクス】では再展開の都合上自分フィールドをガラ空きに近い形にしても問題ない。
 サーチによってループ外のジェネクスサーチする余裕も生まれるため、展開手段として活用したい。
 シンクロ召喚には《ジェネクス・ウンディーネ》が必須であるため、《ジェネクス・パワー・プランナー》に繋げることをまずは意識したい。

《氷結界の虎王 ドゥローレン》展開例1(《ジェネクス・パワー・プランナー》始動)
 ループによって展開したジェネクス《氷結界の虎王 ドゥローレン》によって全てバウンスすることで、展開と《A・ジェネクス・バードマン》《レアル・ジェネクス・チューリング》の確保を両立できる。

  1. 《ジェネクス・パワー・プランナー》通常召喚《レアル・ジェネクス・マグナ》サーチ
  2. 《ジェネクス・パワー・プランナー》リンク素材に、《リペア・ジェネクス・コントローラー》リンク召喚《ジェネクス・パワー・プランナー》サルベージ
  3. 《ジェネクス・パワー・プランナー》召喚《ジェネクス・ウンディーネ》サーチ
  4. 《レアル・ジェネクス・マグナ》召喚《レアル・ジェネクス・クラッシャー》サーチ
  5. 《レアル・ジェネクス・クラッシャー》召喚《レアル・ジェネクス・ターボ》サーチ
  6. 《ジェネクス・ウンディーネ》召喚《レアル・ジェネクス・ウンディーネ》墓地へ送り《ジェネクス・コントローラー》サーチ
  7. 《ジェネクス・コントローラー》召喚
  8. 《ジェネクス・コントローラー》《ジェネクス・ウンディーネ》により、《氷結界の虎王 ドゥローレン》シンクロ召喚
  9. 《氷結界の虎王 ドゥローレン》により、《ジェネクス・パワー・プランナー》《レアル・ジェネクス・マグナ》《レアル・ジェネクス・クラッシャー》3体をバウンス
  10. 《ジェネクス・パワー・プランナー》召喚《A・ジェネクス・バードマン》サーチ
  11. 《レアル・ジェネクス・クラッシャー》召喚《レアル・ジェネクス・ウンディーネ》サーチ
  12. 《レアル・ジェネクス・マグナ》召喚《レアル・ジェネクス・チューリング》サーチ
  13. 以下省略

《氷結界の虎王 ドゥローレン》展開例2(《レアル・ジェネクス・マグナ》始動)
 ループ内で《ジェネクス・パワー・プランナー》から最も遠い《レアル・ジェネクス・マグナ》からも問題なく《氷結界の虎王 ドゥローレン》に繋がる。

  1. 《レアル・ジェネクス・マグナ》通常召喚《レアル・ジェネクス・クラッシャー》サーチ
  2. 《レアル・ジェネクス・マグナ》リンク素材に、《リペア・ジェネクス・コントローラー》リンク召喚《レアル・ジェネクス・マグナ》サルベージ
  3. 《レアル・ジェネクス・クラッシャー》召喚《レアル・ジェネクス・ターボ》サーチ
  4. 《レアル・ジェネクス・ターボ》召喚《ジェネクス・パワー・プランナー》サーチ
  5. 《ジェネクス・パワー・プランナー》召喚《ジェネクス・ウンディーネ》サーチ
  6. 《ジェネクス・ウンディーネ》召喚《レアル・ジェネクス・ウンディーネ》墓地へ送り《ジェネクス・コントローラー》サーチ
  7. 《ジェネクス・コントローラー》召喚
  8. 《ジェネクス・コントローラー》《ジェネクス・ウンディーネ》により、《氷結界の虎王 ドゥローレン》シンクロ召喚
  9. 《氷結界の虎王 ドゥローレン》により、《ジェネクス・パワー・プランナー》《レアル・ジェネクス・ターボ》《レアル・ジェネクス・クラッシャー》3体をバウンス
  10. 《ジェネクス・パワー・プランナー》召喚《A・ジェネクス・バードマン》サーチ
  11. 《レアル・ジェネクス・クラッシャー》召喚《レアル・ジェネクス・ウンディーネ》サーチ
  12. 《レアル・ジェネクス・マグナ》召喚《レアル・ジェネクス・チューリング》サーチ
  13. 以下省略

《A・ジェネクス・バードマン》を用いた展開

 ジェネクス内で唯一バウンスすることができる《A・ジェネクス・バードマン》の確保は、シンクロモンスターを大量に並べるために重要である。
 《ジェネクス・パワー・プランナー》からサーチ可能であるため、うまく展開の余裕を作ってループから《A・ジェネクス・バードマン》の確保を行いたい。

《A・ジェネクス・バードマン》展開例
 《氷結界の虎王 ドゥローレン》と異なりバウンスできるのは1体であるため、バウンス前にシンクロ召喚等を行いなるべくフィールドを空けておきたい。

  1. 《ジェネクス・パワー・プランナー》通常召喚《レアル・ジェネクス・マグナ》サーチ
  2. 《ジェネクス・パワー・プランナー》リンク素材に、《リペア・ジェネクス・コントローラー》リンク召喚《ジェネクス・パワー・プランナー》サルベージ
  3. 《ジェネクス・パワー・プランナー》召喚《A・ジェネクス・バードマン》サーチ
  4. 《レアル・ジェネクス・マグナ》召喚《レアル・ジェネクス・クラッシャー》サーチ
  5. 《レアル・ジェネクス・クラッシャー》召喚《レアル・ジェネクス・ターボ》サーチ
  6. 《レアル・ジェネクス・ターボ》召喚《リサイクル・ジェネクス》サーチ
  7. 《リサイクル・ジェネクス》召喚
  8. 《リサイクル・ジェネクス》《レアル・ジェネクス・ターボ》《レアル・ジェネクス・クラッシャー》《レアル・ジェネクス・マグナ》により、《A・O・G リターンゼロ》シンクロ召喚
  9. 《ジェネクス・パワー・プランナー》バウンスして《A・ジェネクス・バードマン》特殊召喚
  10. 《ジェネクス・パワー・プランナー》通常召喚《レアル・ジェネクス・マグナ》サーチ
  11. 以下省略

デッキの種類

《ジェネクス・ウンディーネ》

 《リペア・ジェネクス・コントローラー》登場以前の主流な構築。
 その安定した墓地肥やし性能のため水属性モンスターを使用するデッキで広く採用できる。
 後述のデッキの派生に述べられるデッキのほとんどは「《ジェネクス・ウンディーネ》軸」の派生と言える。
 派生デッキにおいても効果を使用するには《ジェネクス・コントローラー》が必須であるため、そちらも合わせて採用する必要があるものの、手札コスト等に使うことができると考えれば悪くはない。

《ジェネクス・ウンディーネ/Genex Undine》
効果モンスター
星3/水属性/水族/攻1200/守 600
(1):このカードが召喚した時、デッキから水属性モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
デッキから「ジェネクス・コントローラー」1体を手札に加える。

 召喚権を使用するものの、コストとして水属性モンスター墓地へ送ることができるため、安定した墓地肥やしが可能。
 ジェネクスにおいては、先述した《水晶機巧−ローズニクス》《素早いアンコウ》を採用すると良いだろう。
 それ以外の水属性を活用する場合には後述のデッキの派生を参照のこと。
 《リペア・ジェネクス・コントローラー》による展開に比べ展開に制約は発生しないため、シンクロ召喚以外にもリンク召喚エクシーズ召喚も可能であるのが最大の利点である。

―採用が考えられるカード

《ジェネクス・ウンディーネ》からの展開例
 《水晶機巧−ローズニクス》を活用することで、《ジェネクス・ウンディーネ》1枚から《リンク・スパイダー》《ジェネクス・ウンディーネ》《ジェネクス・コントローラー》の3枚を展開できる。
 この3体により、リンク2または3リンクモンスターランクエクシーズモンスターレベルシンクロモンスターを任意に使い分けることができる。
 この例では《幻獣機アウローラドン》を展開している。

  1. 《ジェネクス・ウンディーネ》通常召喚し、コスト《水晶機巧−ローズニクス》墓地へ送りつつ《ジェネクス・コントローラー》サーチ
  2. 墓地《水晶機巧−ローズニクス》除外し、水晶機巧トークン1体を生成
  3. 水晶機巧トークンにより、《リンク・スパイダー》リンク召喚
  4. 《リンク・スパイダー》効果手札《ジェネクス・コントローラー》リンク先特殊召喚
  5. 《リンク・スパイダー》《ジェネクス・ウンディーネ》により、《警衛バリケイドベルグ》または《閃刀姫−カメリア》リンク召喚
  6. 《警衛バリケイドベルグ》または《閃刀姫−カメリア》《ジェネクス・コントローラー》により、《幻獣機アウローラドン》リンク召喚
  7. 《幻獣機アウローラドン》により、幻獣機トークン3体を生成

《ソーラー・ジェネクス》

 バーン効果を持つ《ソーラー・ジェネクス》《リペア・ジェネクス・コントローラー》を組み合わせて1ターンキルを狙ったデッキ
 ジェネクス内で《ソーラー・ジェネクス》サーチリクルートする手段が乏しいため、種族属性によるもの等汎用性の高いものを利用する必要がある。

《ソーラー・ジェネクス/Genex Solar》
効果モンスター
星7/光属性/機械族/攻2500/守1500
このカードは「ジェネクス」と名のついたモンスター1体をリリースして召喚できる。
また、自分フィールド上に表側表示で存在する
「ジェネクス」と名のついたモンスターが墓地へ送られた時、
相手ライフに500ポイントダメージを与える。

 《ソーラー・ジェネクス》バーンには自分フィールドジェネクス墓地へ送られれる必要がある。
 基本的にはシンクロ素材として墓地へ送ると良いだろう。
 シンクロ召喚先のシンクロモンスターにはループによる再展開を行うことができるものを採用したい。
 なお、《レアル・ジェネクス・ウンディーネ》除外デメリットとの相性は良くない点には注意が必要。

―採用が考えられるカード

《ソーラー・ジェネクス》の展開例
 《新世壊》に繋がる《ヴィサス=アムリターラ》からの展開例となる。
 《ヴィサス=アムリターラ》を使用する場合、チューナー以外のモンスター光属性である必要があるためその点を考慮する必要がある。
 《リペア・ジェネクス・コントローラー》の制約によりチューナージェネクスに縛られるため、レベル5〜7の光属性の確保を心がけたい。
 特に《ルイ・キューピット》は、レベルジェネクスチューナーレベルジェネクスチューナーレベル1またはレベル3非チューナーの3体を用意できれば、自身のレベル上昇と合わせて3体で丁度《ヴィサス=アムリターラ》シンクロ召喚することができる。
 このとき《ジェネクス・ウンディーネ》サーチから《氷結界の虎王 ドゥローレン》シンクロ召喚までにも繋がるため、《ソーラー・ジェネクス》バウンスと再展開の準備へと自然に繋がる。
 サーチをし終わった《ヴィサス=アムリターラ》は展開の邪魔になることが多いため、《氷結界の虎王 ドゥローレン》で一緒にバウンスしてしまって良いだろう。

  1. 《ジェネクス・パワー・プランナー》通常召喚《レアル・ジェネクス・マグナ》サーチ
  2. 《ジェネクス・パワー・プランナー》リンク素材に、《リペア・ジェネクス・コントローラー》リンク召喚《ジェネクス・パワー・プランナー》サルベージ
  3. 《ジェネクス・パワー・プランナー》召喚《A・ジェネクス・バードマン》サーチ
  4. 《レアル・ジェネクス・マグナ》召喚《レアル・ジェネクス・クラッシャー》サーチ
  5. 《レアル・ジェネクス・クラッシャー》召喚《レアル・ジェネクス・ターボ》サーチ
  6. 《レアル・ジェネクス・ターボ》召喚《リサイクル・ジェネクス》サーチ
  7. 《リサイクル・ジェネクス》召喚
  8. 《レアル・ジェネクス・マグナ》バウンスして《A・ジェネクス・バードマン》特殊召喚
  9. 《A・ジェネクス・バードマン》《ジェネクス・パワー・プランナー》により、《ルイ・キューピット》シンクロ召喚レベルを7に
  10. 《リサイクル・ジェネクス》《ルイ・キューピット》により、《ヴィサス=アムリターラ》シンクロ召喚
  11. 《ヴィサス=アムリターラ》により《世壊挽歌》を、《ルイ・キューピット》により《ジェネクス・ウンディーネ》サーチ
  12. 《ジェネクス・ウンディーネ》召喚水属性モンスター墓地へ送り《ジェネクス・コントローラー》サーチ
  13. 《ジェネクス・コントローラー》召喚
  14. 《ジェネクス・コントローラー》《ジェネクス・ウンディーネ》により、《氷結界の虎王 ドゥローレン》シンクロ召喚
  15. 《世壊挽歌》により、《ヴェーダ=カーランタ》サーチ
  16. 《ヴィサス=アムリターラ》により、《レアル・ジェネクス・クラッシャー》破壊
  17. 《ヴェーダ=カーランタ》により、自身を特殊召喚《新世壊》サーチ
  18. 《新世壊》により、《ヴェーダ=カーランタ》破壊《ソーラー・ジェネクス》リクルート効果無効状態)
  19. 《氷結界の虎王 ドゥローレン》により、《ソーラー・ジェネクス》《レアル・ジェネクス・ターボ》《ヴィサス=アムリターラ》3体をバウンス
  20. 以下省略

【A・ジェネクス】

 特定の属性を参照することで効果が使えるA・ジェネクスを活かしたデッキ
 全て闇属性機械族ジェネクスであり、種族属性サポートを共有しやすい。

《A・ジェネクス・クラッシャー/Genex Ally Crusher》
効果モンスター
星4/闇属性/機械族/攻1000/守2000
自分フィールド上のこのカードと同じ属性のモンスターが
自分フィールド上に召喚された時、
相手フィールド上のカード1枚を選択して破壊できる。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。

 メインデッキA・ジェネクス《A・ジェネクス・リバイバー》を除き全て下級モンスターなので《ジェネクス・ブラスト》以外では《ギアギガント X》サーチにも対応する。
 《ブリキンギョ》等を採用しデッキ回転を高めると共に【ダークモンスター】寄りの構築も視野に入れたいところ。
 強みとして《ダーク・アームド・ドラゴン》《ダーク・クリエイター》といった闇属性を要求するカードを採用できる。
 《機甲部隊の最前線》を採用し、《可変機獣 ガンナードラゴン》からのA・ジェネクスリクルートを狙うのも手だろう。
 比較的レベル4が多いので《同胞の絆》で展開しても良い。

A・ジェネクス
 A・ジェネクス種族属性が統一されているが、A・ジェネクスのいくつかは自分または相手モンスター属性を合わせることで真価を発揮する。
 そのため、状況に応じて属性変更する手段が必要となってくる。

属性を変更できるカード

デッキの派生

 《ジェネクス・コントローラー》《ジェネクス・ウンディーネ》出張要員としたものが多い。

【ジェネクス帝】

 《黄泉ガエル》墓地へ送ることが可能な《ジェネクス・ウンディーネ》を用いた【帝コントロール】の一種。
 《邪帝ガイウス》を用いての《レアル・ジェネクス・クロキシアン》シンクロ召喚も可能。
 《A・ジェネクス・バードマン》モンスターとの相性も良く、《トラゴエディア》リリース要員かつシンクロ召喚サポートとして活躍できる。
 詳しくは該当ページを参照。

【海皇ジェネクス】

 海皇《ジェネクス・ウンディーネ》《ジェネクス・コントローラー》出張させたデッキ
 海皇コストにしつつアドバンテージ差を広げる。
 詳しくは該当ページを参照。

【クリストロン】

 前述した《水晶機巧−ローズニクス》以外にも《ジェネクス・ウンディーネ》と相性の良い墓地効果を持つクリストロンが多数存在している。
 そのため、《ジェネクス・ウンディーネ》《ジェネクス・コントローラー》のセットが採用できる。
 またクリストロン自体が相手ターンでの展開に優れているため、《リペア・ジェネクス・コントローラー》の制約にもかかりにくく、相性が良い。
 詳しくは該当ページを参照。

【霊使い】

 各種対応する属性モンスターを必要とする効果を持つカードが多く存在する【霊使い】と混合したデッキ
 ジェネクスには魔法使い族も複数存在するため、その点でもサポートカードを共有できる。

 A・ジェネクスと相性の良い属性変更カードによって、レベル霊使いによる相手モンスターコントロール奪取を行いやすい。
 その他任意の属性相手フィールドに用意できる壊獣《粘糸壊獣クモグス》《多次元壊獣ラディアン》などは、一部ジェネクスシンクロモンスターシンクロ素材にも利用できる。
 また前述のとおり憑依覚醒も【ジェネクス】と高相性である。

―採用が考えられるカード

【魔法使い族】

 《ジェネクス・ブラスト》とそこからサーチできる《A・ジェネクス・バードマン》のセットが採用される。
 《召喚僧サモンプリースト》からリクルートし、サーチした《A・ジェネクス・バードマン》でどちらかをバウンス《アーカナイト・マジシャン》等のレベルシンクロモンスターシンクロ召喚に繋げるといった動きが可能。
 《ジェネクス・パワー・プランナー》魔法使い族であり、こちらも《A・ジェネクス・バードマン》につながるため、安定してシンクロ召喚を行うことができる。

 他にはチューナーである《レアル・ジェネクス・コーディネイター》《レアル・ジェネクス・チューリング》《レアル・ジェネクス・オラクル》魔法使い族である。
 チューナーとしてはどれもジェネクス前提の効果となっており、同ステータスチューナーには対抗馬が多いため採用は見送られやすい。

【セルフ・バウンス】

 《ジェネクス・パワー・プランナー》等の召喚時にアドバンテージを得る事ができるジェネクスを、【セルフ・バウンス】のギミックを用いて、使い回すもの。
 元々ジェネクスには《A・ジェネクス・バードマン》が存在しているため、組み込み易い。
 またこれまでに述べた《リペア・ジェネクス・コントローラー》による展開でも【セルフ・バウンス】の要素は取り入れている。
 詳しくは該当ページを参照。

【神風ジェネクス】

 【セルフ・バウンス】の派生であり、《ジェネクス・ブラスト》《A・ジェネクス・バードマン》のセットを採用し、《霞の谷の神風》で展開していく。
 詳しくは該当ページを参照。

【起爆獣ヴァルカノン】

 《レアル・ジェネクス・マグナ》サーチできる《レアル・ジェネクス・クラッシャー》との2体で《起爆獣ヴァルカノン》《重爆撃禽 ボム・フェネクス》融合召喚を狙うデッキタイプ。
 上述のループ内で融合素材を揃えられ、《ジェネクス・パワー・プランナー》も採用カードによっては融合素材としての融通がある程度効くのも特徴である。
 詳しくは該当ページを参照。

ハンデス

 《リペア・ジェネクス・コントローラー》の展開力を用いて、ハンデス効果を持つシンクロモンスターを複数体シンクロ召喚することで可能な限りハンデスを行うデッキ
 該当するシンクロモンスター《PSYフレームロード・Ω》《XX−セイバー ガトムズ》《氷結界の龍 トリシューラ》が汎用性が高い。
 ジェネクス内では《A・ジェネクス・トライアーム》風属性効果も該当する。

 《XX−セイバー ガトムズ》は、非チューナー地属性限定でありやや厳しいものの、《レアル・ジェネクス・クラッシャー》が該当する。
 《レアル・ジェネクス・クラッシャー》レベル2であるため、《A・ジェネクス・アクセル》《D・イヤホン》等でチューナーにすると丁度レベルが一致する。
 また《A・ジェネクス・アクセル》《レアル・ジェネクス・クラッシャー》蘇生できるため、展開の中でシンクロ召喚しやすく扱いやすい。

 《A・ジェネクス・トライアーム》風属性効果チューナー《ジェネクス・コントローラー》を要するため、非チューナーレベル風属性が必要となる。
 ジェネクス内では《ジェネクス・ワーカー》《A・ジェネクス・チェンジャー》効果を自身に使用)が該当するがやや扱いにくいため、幻獣機トークン等の扱いやすいレベル風属性モンスターを用意するとよい。

【フルモンスター】

 ジェネクスサポートカードモンスターしか存在しないため、カテゴリとしては魔法・罠カードを採用する必要がない。
 その点を活用し、【フルモンスター】及び【ほぼモン】として構築することが可能である。

 同様にシンクロ召喚を中心としながら【フルモンスター】としての側面を持つ【超重武者】との相性が良く、組み合わせやすい。
 また《A・ジェネクス・バードマン》と高相性の《星見獣ガリス》【フルモンスター】で活かしやすいカードであるため、【ガリス1キル】の要素を追加することもできる。

このデッキの弱点

 基本的な構成は【シンクロ召喚】であるため、そのメタがほぼ刺さる。
 このデッキの場合は特にメインデッキモンスターの戦闘力が低いため、特殊召喚モンスター効果を封じるメタカード先攻で出されると最悪詰みかねない。

 そのため、如何にバランスを崩さずに打開策サイドデッキから投入出来るかが鍵となる。
 《リペア・ジェネクス・コントローラー》の展開は手札1枚から可能であるため、環境に対応できるカードの採用を検討したい。

代表的なカード

サンプルレシピ

関連リンク


【粛声】

デッキの概要

 粛声を軸にした光属性系統の【儀式召喚】デッキ
 ドラゴン族・戦士族で光属性の儀式モンスターに関する効果が多く、採用する儀式モンスターも主にそれらとなる。

デッキ構築に際して

メインデッキモンスターカードについて

粛声効果モンスター

ドラゴン族または戦士族光属性儀式モンスター
 下記以外にも存在するが、カードパワーやデッキとのシナジーを踏まえると採用はファンデッキに限られるか。
 《オッドアイズ・ペンデュラムグラフ・ドラゴン》を除いた3体は《粛声なる祈り》の(2)による特殊召喚に対応する。

―相性の良いモンスター

エクストラデッキモンスターについて

 多くの【儀式召喚】と同様にあまりエクストラデッキは重視されておらず、必須カードと呼べるのは《虹光の宣告者》程度くらい。
 チューナーもおらず、レベルも分散しがちなので、純構築では基本的には汎用リンクモンスターで埋まりやすいだろうか。
 《オッドアイズ・ペンデュラムグラフ・ドラゴン》を採用している場合はあちらの(2)で展開できるオッドアイズを何枚か採用しておくのも良いだろう。
 【ドラグマ】混合型では墓地効果を持つものに枠を割いておきたい(候補については【ドラグマ】参照)。

リンクモンスター

魔法・罠カードについて

粛声

―相性の良いカード
 下記以外にも【儀式召喚】のページを参照して貰いたい。

戦術

 《粛声なる守護者ローガーディアン》《粛声の祈り手ロー》を並べるのがこのデッキの基本にして王道の布陣となる。
 これだけでも4000超えのアタッカーと1妨害の構えとなり、これに他のカードの妨害や守りを加えれば安定した防御の構えで相手ターンを迎えられる。
 《粛声なる結界》キーカード集めと同時にこれらのモンスター戦闘効果から守れるため、極力適用した状態で相手ターンを迎えたい。

 《粛声の祈り手ロー》は(このデッキでは)緩い条件で自己再生できるので、あえてメインフェイズ2リンク素材等で墓地へ送り相手ターンに再展開を狙っても良いだろう。
 特殊召喚時に(1)を再び利用できるためアドバンテージを得られるが、墓地にいる際に《墓穴の指名者》《D.D.クロウ》等を受けないようには注意したい。

このデッキの派生

【ドラグマ】混合構築

 エクストラデッキが重視されず、儀式召喚のギミックも持ち、光属性サポートも共有可能なドラグマとはシナジーが強い。
 最小限のスペースで済ませるのならば《天底の使徒》と1〜2枚のドラグマモンスターだけでも事足りるが、ドラグマの方が先に手札に来ると《天底の使徒》腐る点は気を付けたい。
 (この場合の最有力候補は《天底の使徒》墓地へ送ったモンスター除外して特殊召喚でき、(2)も利用可能な《教導の大神祇官》となるだろう。)
 もう少し枠を割く場合はサーチ効果を持つ《教導の聖女エクレシア》制圧にも利用可能な《ドラグマ・パニッシュメント》等も候補となる。
 枠を多少圧迫するが、《エルシャドール・アプカローネ》《影依の偽典》も採用すればより制圧力は増す(こちらも参照)。

このデッキの弱点

 基本的な弱点は【儀式召喚】に通じ、サーチメタ特殊召喚メタに弱い。
 固有の弱点としては元々の攻撃力が全体的に低いためモンスター効果無効化にも弱く、特に対象を取らない上に永続的に無効化してくる《スキルドレイン》は天敵。
 墓地リソースも比較的重要なので墓地メタも厄介であり、総じて一般的なメタが大体刺さりやすいのが欠点と言える。
 先に展開できれば《粛声なる守護者ローガーディアン》《粛声なる威光》効果でそれらをカウンターできるが、相手に先にメタカードを使用されると苦戦は免れない。
 その意味ではメインデッキ以上に、後攻時の切り返しを踏まえたサイドデッキの構築がトーナメントでの鍵を握ると言えるだろうか。

代表的なカード

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