*&ruby(ぼち){墓地};/Graveyard [#w0a1e1d3]
*&ruby(ぼち){墓地};/Graveyard [#top]
 [[戦闘で破壊>戦闘破壊]]された[[モンスターカード]]や、使い終わった[[魔法・罠カード]]を表向きで置く場所です。~

 (公式ルールブック マスタールール3対応 バージョン 1.0 より引用)

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-[[《洗脳−ブレインコントロール》]]や[[《エクスチェンジ》]]等で[[コントローラー]]が変わった場合も、元々の[[持ち主]]の[[墓地へ送られる>墓地へ送る]]。~

-[[カード]]は墓地に表向きで置かれる。~
そのため、例えば[[《クリッター》]]が[[裏側表示]]のまま[[破壊]]され[[墓地へ送られた]]としても、墓地では表向きであるため[[効果]]はちゃんと[[発動]]する。~

-基本的に、[[自分]]・[[相手]]などと指定されていない限り、[[お互い]]の墓地を[[効果]]の[[対象]]とすることができる。~
この紛らわしさを解消するためか、「墓地」としか書かれていない[[カード]]は第6期以降の再販時に「[[自分]]または[[相手]]の墓地」と[[エラッタ]]される場合が多い([[《ゾンビ・マスター》]]・[[《戦線復活の代償》]]など)。~
新規収録側も、[[《波動竜騎士 ドラゴエクィテス》]]などの一部を除き「[[自分]]または[[相手]]の墓地」と書かれている。~

-墓地の[[カード]]の順番を入れ替えることはできない。~
だからこそ[[《クイズ》]]や[[《アルカナフォースXXI−THE WORLD》]]等の[[効果]]が存在するのである。~
もし自由に入れ替えられると、[[《クイズ》]]や[[《アルカナフォースXXI−THE WORLD》]]等の[[効果]]に不都合が生じてしまう。~
当然、[[墓地]]の[[カード]]が[[対象]]になった場合でも、目立つ位置に移動するなどということはできない。~
ただし、そのままだと一番上以外の[[カード]]は[[相手]]に見えないため、[[対象]]より上の[[カード]]を一時的にずらすか、[[対象]]の[[カード]]自体をずらして見えるように配慮したい。~

-墓地に置かれている[[カード]]は、[[カード]]記載の情報以外にも様々な情報を持つ。~
その[[カード]]が何の[[モンスター]]の[[シンクロ素材]]として[[墓地へ送られた]]か等がそれに当たる。~
特にどの[[カード]]が[[蘇生制限]]を満たしているかは重要であり、[[デュエル]]中に使用されたものは常に覚えていなければならない。~
[[《死者蘇生》]]等で[[カード名]]を[[宣言]]する場合は、[[同名カード]]の持つ情報の違いに注意し、何枚目の[[カード]]を[[対象]]にとっているか[[お互い]]に確認するのが望ましい。~

-公式ルールブックの通り使い終わった[[カード]]を置く場所であり、他のカードゲームであれば再利用手段が少ない事がほとんどである。~
しかし、このゲームでは墓地を参照する[[カード]]が非常に多く、[[キーカード]]を[[墓地へ送ら>墓地へ送る]]なければ戦術が成り立たない[[デッキ]]さえ存在する。~
これらの詳細は、[[墓地を肥やす]]や[[墓地アドバンテージ]]を参照。~
墓地の[[リソース]]の有用度が増すとともに、その対策となる[[メタカード]]も登場し続けている。~

-原作・アニメにおいて―~
原作では、[[コントロール転移]]された状態で[[墓地へ送られた]][[カード]]は、その時の[[コントローラー]]の[[墓地へ送られる>墓地へ送る]]。~
アニメDMでは墓地に置く[[カード]]は基本的に[[裏側表示]]で置いていた。~
また、[[《ラーの翼神竜》]]をめぐる駆け引きなどでは、墓地の[[カード]]が非[[公開情報]]であるかのような描写も見られる。~
アニメGXでは基本的に[[表側表示]]で捨てているが、「ヨハンvsヘルカイザー亮」戦でヨハンが[[《宝玉の解放》]]、「十代vs遊戯」戦で十代が[[永続魔法]]《亜空間バトル》の[[効果]]で墓地に送った[[カード]]は裏側で捨てている。~
またアニメ5D'sでも基本表側で捨てているが「遊星&鬼柳vsロットン」戦、特殊ルールを用いての「遊星vsクラーク」戦では裏側で墓地に置いている。~

--アニメでは[[コントロール転移]]された状態で[[墓地へ送られた]][[カード]]について、GX以前は原作同様その時の[[コントローラー]]の[[墓地へ送られる>墓地へ送る]]というルールになっていたが、5D'sからは[[OCG]]同様に元々の[[持ち主]]の[[墓地へ送られる>墓地へ送る]]事になっている。~
ただし、劇場版『遊戯王〜超融合!時空を越えた絆〜』における「遊戯&十代&遊星vsパラドックス」戦ではDMの時代にタイムスリップしたため原作同様のルールが採用されており、[[コントロール奪取]]した[[《スターダスト・ドラゴン》]]の[[効果]]を[[発動]]した場合の処理に影響していた。~

--GX以降も相手の墓地の確認を求めるデュエリストは登場しておらず、[[公開情報]]なのか非[[公開情報]]なのかは不明。~
ただ、漫画GXではデュエルディスクに相手の墓地を確認する機能が備わっているようだ。~
アニメ5D'sの「遊星vsジャック」(4戦目)では遊星が[[魔法カード]]《&ruby(スピードスペル){Sp};−エンジェル・バトン》で捨てた[[カード]]をジャックが把握しており、D・ホイールにもこの機能がある模様。~

--遊戯王での墓地の[[英語名]]は「Graveyard」だが、原作では『&ruby(セメタリー){墓地};』と表記されている場面があり、アニメDMでも同様に一部場面で「セメタリー」と発音しているほか、GXのエド・フェニックスも「セメタリー」と呼んでいた。~
アニメZEXALのEDでのクイズにおいても、墓地の欄には「Cemetary」と表記されている。~
//[[墓地]]に関連する[[カード]]の名前も、「セメタリー」と名のつくもののみが存在する。~
//↑グレイヴ・スクワーマーのグレイヴはイラスト的にもgraveyardを指してると思うんだけど。原作のカード名の話?
//[[TCG]]においては宗教上の理由などで変更されているだけで、あくまで本来の英訳はセメタリーなのだろう。~
//↑宗教的なものが理由ならgraveyardの方が宗教的じゃないか?セメタリー・ボムのCemetaryが意図的なのかどうかでも話が変わってくるけど…

--デュエルディスクを使わないデュエルでは、王国編では[[デッキ]]の右側に、Rでは[[デッキ]]の反対側に墓地が存在する。~

--アニメZEXALシリーズでは墓地に[[効果]]が及ぶ[[カード]]が[[発動]]した時、黒い円形の魔法陣が地面に現れ、その中から[[蘇生]]した[[モンスター]]等が出現する。~

-コナミのゲーム作品において―~
近作のコンシューマーゲームや[[遊戯王オンライン]]では、墓地の[[カード]]の[[効果]]が[[発動]]したり、墓地の[[カード]]を[[対象]]に取ったりすると、その[[カード]]が墓地の一番上に移動する。~
これは、[[同名カード]]が複数墓地にあり、そのうちの一つを[[対象にする効果>対象をとる(指定する)効果]]を[[発動]]した場合などに、どの[[カード]]が選ばれたかを判別しやすくする仕様と思われる。~

--しかし、その[[カード]]が墓地に残っていた場合でも順番が元に戻ることはないので、[[OCG]]とは異なる事象が発生する場合がある。~
例えば、[[自分]]の墓地の[[カード]]が上から[[《ワイト》]]・[[《青眼の白龍》]]・[[《ワイト》]]・[[《青眼の白龍》]]となっていたとする。~
この時、[[《青眼の白龍》]]を[[対象]]に[[《死者蘇生》]]を[[発動]]すると、[[対象]]にした[[《青眼の白龍》]]が墓地の一番上に来る。~
ここで、[[《死者蘇生》]]が[[《神の宣告》]]等で[[無効]]にされた場合、[[《青眼の白龍》]]は墓地の一番上に残ったままになる。~
そして、その直後に[[《クイズ》]]を[[発動]]した場合、[[相手]]はどちらの[[《青眼の白龍》]]が上に来たのか判別できず、[[《クイズ》]]の成功率が[[OCG]]より上昇してしまう。~
ただし、[[《死者蘇生》]]が[[無効]]にされた直後(一連の[[チェーン]]処理終了後)のタイミングで墓地を[[確認]]することは出来る。~

//--[[DUEL TERMINAL]]では、第6弾で墓地で[[カードの効果]]が[[発動]]する[[カード]]が収録され、第10弾では[[カードの効果]]を使わなくとも[[プレイヤー]]の墓地が[[確認]]できるようになった。~
//(データ上だけならば[[《ボルト・ヘッジホッグ》]]等が既に存在していた)~
//これらの[[カード]]を[[発動]]させるタイミングが来ると、墓地から赤い「!」マークが光る。~

--DM4・7・8では[[モンスターカード]]しか[[墓地へ送られ>墓地へ送る]]ず、またお互いに1枚ずつしか墓地にカードが残らない(新たな[[カード]]が[[墓地へ送られた]]とき、前の[[カード]]はなくなる)。~
また、[[コントロール転移]]された[[モンスター]]が[[墓地]]へ送られる場合、その時の[[コントローラー]]の[[墓地]]へ送られる。~

**関連リンク [#hd613760]
**関連リンク [#link]
-[[デュエルフィールド]]
--[[モンスターゾーン]]
--[[魔法&罠ゾーン]]
//--[[墓地]]
--[[デッキゾーン]]
--[[フィールドゾーン]]
--[[エクストラデッキゾーン]]
--[[ペンデュラムゾーン]]

-[[墓地に戻す]]
-[[墓地へ送る]]([[墓地に送る]])
--[[墓地へ送った]]([[墓地に送った]])
--[[墓地へ送られた]]([[墓地に送られた]])
-[[墓地へ捨てる]]([[墓地に捨てる]])
--[[墓地へ捨てられた]]([[墓地に捨てられた]])

-[[サルベージ]]
-[[蘇生]]
-[[墓地アドバンテージ]]
-[[墓地コスト]]
-[[墓地リソース]]
-[[墓地融合]]
-[[墓地を肥やす]]


-[[公式用語集]]
-[[公式ルールブック:http://www.yugioh-card.com/japan/howto/rule_book.php]]

**FAQ [#m072ccd9]
**FAQ [#faq]
Q:[[自分]]の墓地に[[カード]]が同時に2枚以上送られる場合、その順序は[[自分]]が決めることができますか?~
  また、[[相手]]が[[発動]]した[[カード]]の[[効果]]で[[自分]]の墓地に[[カード]]が同時に2枚以上送られる場合、その順序は[[自分]]が決めることができますか?~
A:複数枚の[[カード]]が同時に[[墓地へ送られる>墓地へ送られた]]場合、[[カード]]の[[持ち主]]が墓地に置く順番を決定します。~
  また、[[自分]]で[[発動]]した[[カード]]でも、[[相手]]が[[発動]]した[[カード]]でも、墓地に置く順番を決定する[[プレイヤー]]は、[[墓地へ送られる>墓地へ送られた]][[カード]]の[[持ち主]]になります。(10/01/07)~

Q:[[装備カード]]を装備した[[モンスター]]が[[破壊]]された場合、[[装備モンスター]]と装備されていた[[カード]]は好きな順番で墓地に置く事ができますか?~
A:[[モンスター]]と[[装備カード]]が同時に[[破壊]]されたなら、どちらを上下に置くかは[[プレイヤー]]が決める事ができます。~
  [[戦闘]]や[[効果]]で[[装備カード]]を装備した[[モンスター]]が[[破壊]]された場合は、[[モンスター]]が先に[[破壊]]された事で[[装備カード]]の[[対象]]が無くなって[[装備カード]]が[[破壊]]されるため、[[モンスターカード]]が下、[[装備カード]]はその上となります。(15/10/02)
  [[戦闘]]や[[効果]]で[[装備カード]]を装備した[[モンスター]]が[[破壊]]された場合は、[[モンスター]]が先に[[破壊]]された事で[[装備カード]]の[[対象]]が無くなって[[装備カード]]が[[破壊]]されるため、[[モンスターカード]]が下、[[装備カード]]はその上となります。(15/10/02)~

Q:[[エクシーズ素材]]を持つ[[エクシーズモンスター]]が[[墓地へ送られた]]場合、[[エクシーズモンスター]]とその[[エクシーズ素材]]は好きな順番で墓地に置く事ができますか?~
A:好きな順番で墓地に置く事ができます。(15/10/02)
A:好きな順番で墓地に置く事ができます。(15/10/02)~


Q:墓地の[[カード]]は、全て向きを揃えて置いておく必要はありますか?~
  [[融合素材]]となった[[モンスター]]や[[蘇生制限]]を満たしていない[[モンスター]]を区別する為に向きを変えて置いておいても問題はありませんか?~
A:対戦中において[[カード]]の向きは揃えて置いておく事が望ましく、実際に[[カード]]の向きを揃えずに置く事で対戦相手の方とトラブルに発展した場合には、審判の判断に従ってください。(15/02/19)
A:対戦中において[[カード]]の向きは揃えて置いておく事が望ましく、実際に[[カード]]の向きを揃えずに置く事で対戦相手の方とトラブルに発展した場合には、審判の判断に従ってください。(15/02/19)~

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。