*戻す(戻る)/Return [#top]
 他の[[カード]]を以前に存在していた場所に戻す、または自身の[[効果]]で以前に存在していた場所に戻ることを意味する言葉。~
 上記の他、「めくったカードを元に戻す」のように使われることもある。

-基本的に[[デッキ]]から[[手札]]、[[手札]]から[[フィールド]]、[[フィールド]]から[[墓地]]、[[墓地]]から[[ゲームの外>除外]]へ[[カード]]は推移していく。~
[[フィールド]]から[[手札]]・[[デッキ]]に戻る[[効果]]については[[バウンス]]を参照。

-[[カード]]の移動に関する「戻す(戻る)」の分類
--[[手札]]から[[デッキ]](のどこか)に戻す([[シャッフル]]あり)
--[[手札]]から[[デッキの一番上]]に戻す
--[[手札]]から[[デッキの一番下]]に戻す
--[[フィールド]]から[[手札]]に戻す→[[バウンス]]
--[[フィールド]]から[[デッキ]](のどこか)に戻す([[シャッフル]]あり)
--[[フィールド]]から[[デッキの一番上]]に戻す
--[[フィールド]]から[[デッキの一番下]]に戻す
--[[墓地]]から[[手札]]に戻す→[[サルベージ]]
--[[墓地]]から[[デッキ]](のどこか)に戻す([[シャッフル]]あり)
--[[墓地]]から[[デッキの一番上]]に戻す
--[[墓地]]から[[デッキの一番下]]に戻す
--[[除外]]から[[デッキ]](のどこか)に戻す([[シャッフル]]あり)
--([[特殊召喚]]ではなく)[[除外]]から[[フィールド]]に戻す([[特殊召喚]]は[[帰還]]参照)
--[[除外]]から[[墓地に戻す]]

-[[通常魔法]]、[[速攻魔法]]、[[通常罠]]は、[[カードの発動]]をした場合、「[[手札]]に戻す」[[カードの効果]]は受けなくなる。
//--その[[カードの発動]]に「戻す」[[カード]]を[[チェーン]]で[[発動]]されても、戻す[[効果]]は[[適用]]しない。
//そもそも対象にとれるかどうか裁定が欲しいところ。自信なし。
--[[カード]]を戻す[[効果]]に[[チェーン]]して[[カードの発動]]をした場合、戻す[[効果]]は[[適用]]されず、[[一連の効果処理>一連の効果]]終了時ルールとして[[墓地へ送られる>墓地へ送る]]。
--ごく例外的に[[発動]]を[[無効]]にして[[手札]]に戻す[[カウンター罠]]もある。

-[[コスト]]で落とされた[[墓地]]の[[カード]]が[[デッキ]]・[[手札]]に戻った場合について。~
「[[墓地]]に落とされた際に[[発動]]する[[誘発効果]]を持つ[[カード]]([[《クリッター》]]や[[《ダンディライオン》]]など)」が[[発動]][[コスト]]で[[墓地]]に送られた時、[[誘発効果]]''[[発動]]前''に[[デッキ]]や[[手札]]に戻った場合これらの[[効果]]は[[発動]]しない。~
例:[[《死者転生》]]の[[コスト]]として[[《ダンディライオン》]]を[[捨て>捨てる]]、[[捨てた>捨てる]][[《ダンディライオン》]]自身を[[手札]]に戻した。~
//テキスト上は「手札に加える」ですが、適切な裁定が思いつかないので
--[[コスト]]で落とされた[[墓地]]の[[カード]]を[[発動]]前に''[[除外]]''しても[[効果]]は[[発動]]する。~
例:[[《ダンディライオン》]]を[[コスト]]に[[発動]]した[[《死者転生》]]に[[チェーン]]して、[[《D.D.クロウ》]]で[[《ダンディライオン》]]を[[除外]]した。~
-上記とは別に、[[誘発効果]]の[[発動]]後に[[チェーン]]しても[[効果]]は[[無効]]化されない。~
例えば、[[《クリッター》]]の[[誘発効果]]に[[チェーン]]して、その[[《クリッター》]]を[[デッキ]]や[[手札]]に戻しても[[効果]]は[[適用]]される。~
//-[[コスト]]で落とされた[[墓地]]のカードを[[チェーン]]で[[デッキ]]に戻す場合について。~
//「[[墓地]]に落とされた際に[[強制発動]]する[[誘発効果]]を持つカード([[《クリッター》]]や[[《ダンディライオン》]]など)」を[[発動]][[コスト]]で[[墓地]]に送られた時に[[《転生の予言》]]などを[[チェーン]]してそのカードを[[デッキ]]に戻した際、それら[[強制発動]]の[[誘発効果]]が[[発動]]されない。~
//これは[[《転生の予言》]]に代わって[[《ロスト》]]などで[[除外]]、あるいは[[手札]]に戻した場合にはその[[発動]]が防げないこととは大きく異なる裁定なので注意。~
//[[《クリッター》]]のページのFAQなどを参照。

-[[カード]]を[[デッキ]]に戻した場合、「[[デッキの一番上]]に[[置く]]」「[[デッキの一番下]]に戻す」等の例外を除き、[[デッキ]]に戻した後[[シャッフル]]しなければならない。

-[[融合モンスター]]・[[シンクロモンスター]]・[[エクシーズモンスター]]に対して[[手札]]または[[デッキ]]に戻す[[効果]]が[[適用]]された場合、その所在にかかわらず必ず[[エクストラデッキ]]に戻る。

-[[《異次元からの埋葬》]]などは、[[《マクロコスモス》]]の[[適用]]中でも[[使用]]できる。~
(「[[墓地へ送る]]」ではなく「[[墓地に戻す]]」であるため)
--かつては、「[[除外]]から[[墓地に戻す]]」行為は「[[墓地へ送る]]」と同等の行為とみなされ、[[《マクロコスモス》]]などの全体[[除外]][[カード]][[適用]]中は[[除外]]ゾーンから動かすことができないという裁定であった。~
その後[[裁定変更]]がなされ、「[[墓地に戻す]]」は「[[墓地へ送る]]」とは違い、全体[[除外]][[カード]]に影響されず[[墓地]]に置けるというルールになった。

-[[《亜空間物質転送装置》]]など、「一時的に[[除外]]し、その後[[フィールド]]に戻す」効果については[[一定期間だけ除外]]を参照。~

//-''『戻る』''は自動詞、''『戻す』''は他動詞である。~
//[[対象をとる(指定する)効果]]は『戻す』、対象をとらない[[効果]]は『戻る』が使われる。~
//対象を取らなくても戻すが使われる場合はあるため分類できない

-原作・アニメにおいて―~
アニメZEXAL&ruby(セカンド){II};では、[[《CNo.107 超銀河眼の時空龍》]]の効果で[[ターン]]開始時の状態に戻され、[[発動]]前の状態に戻された[[罠カード]]を&ruby(ブイ){V};が同一[[ターン]]中で[[発動]]しようとしている。~
またアニメZEXALIIの[[《No.100 ヌメロン・ドラゴン》]]、アニメARC-Vの[[《DDD双暁王カリ・ユガ》]]の[[効果]]で、その[[ターン]]中に[[破壊]]された[[魔法・罠カード]]を[[フィールド]]に戻した上で同一[[ターン]]で[[発動]]している。~
どうやらアニメにおいて「戻す」という[[効果]]処理は、どの[[ターン]]から[[セット]]されていたか等の全ての情報を元に戻すようであり、再[[セット]]とは決定的に異なるものであるようだ。~
若干[[効果]]は異なるが、[[OCG]]でも[[発動]]した[[罠カード]]を元に戻す[[《誤作動》]]の場合は同一[[ターン]]に再び[[発動]]出来るため、これに準じた扱いなのだろう。~

//**関連カード [#card]

**関連リンク [#link]
-[[サルベージ]]
-[[バウンス]]
-[[墓地に戻す]]

-[[公式用語集]]