「スタンバイフェイズ時」や「モンスターが破壊された時」など、そのモンスターカードが定めたタイミングで発動する効果です。
相手に事前に察知されやすく対策されてしまいやすい効果ですが、他のカードの効果や自分のプレイング次第でその発動条件を引き出し、狙ったタイミングに発動させることも可能です。
(公式ルールブック バージョン 1.0 より引用)
- まず、「そのタイミングで発動しうる誘発効果」を同時に複数のカードが発動した場合に従って発動させチェーンブロックを組む。
- 誘発効果のチェーンが組み終わった後、「そのタイミングでチェーン発動可能なカード・効果」の発動のチェーンブロックを組む。
「そのタイミングで発動」限定のカードの他、フリーチェーンのカードがある。
- 例えば、《落とし穴》《地獄の暴走召喚》などの「召喚行為」成功時に発動するカードは「誘発効果にチェーンする形で」発動することになる。
- 発生した一連のチェーン処理が完了するまで、チェーン発動できないカード(起動効果や通常魔法などスペルスピード1のもの)は使用することができない。
- 手札誘発は少し特殊である点に注意。(旧ルールで起こり得た状況)
以前のルールでは、通常の状態において相手が召喚を行い優先権により起動効果を発動した場合、それにチェーンする形で手札から誘発効果を発動する事になっていた。(通常の誘発効果では起動効果にチェーンなどあり得ない。)
他に誘発効果が無い場合、手札誘発系は相手の「召喚→起動効果発動」の間には割り込めなかったのだ。
しかし、現在のルールではこのような状況は起こりえない。