*融合素材代用モンスター/Fusion Substitute Monster [#top]

　下記の[[テキスト]]を持つ、[[融合モンスター]]を[[融合召喚]]する際に[[融合素材]]の代わりとなる[[モンスター]]群の総称。（非公式用語）~

 (1)：このカードは、融合モンスターカードにカード名が記された融合素材モンスター１体の代わりにできる。
 その際、他の融合素材モンスターは正規のものでなければならない。
//沼地の魔神王の最新テキスト(AT06)

-これは分類のない[[効果]]（[[ルール効果]]）であり、[[フィールド]]に[[表側表示]]で存在すると[[《スキルドレイン》]]等に[[無効]]にされる。~
また、この[[効果]]を[[使用]]した[[融合召喚]]は[[正規融合]]として扱われ、[[蘇生制限]]も解除される。~
なお、[[融合素材]]にする際に必ずこの[[効果]]を[[適用]]しなければならないわけではなく、[[種族]]等の条件が合致しているなら「正規の[[融合素材]]」として使える。~

--[[《パッチワーク・ファーニマル》]]が持つ[[効果]]は[[永続効果]]であり、[[フィールド]]でしか[[適用]]されない。~
それ以外の点に関しては[[ルール効果]]のものと差はない。~
また、[[《パラサイト・フュージョナー》]]は「必ずこの[[効果]]を[[適用]]しなければならない」という[[ルール効果]]を持つ。~

-[[適用]]される場所は[[手札]]・[[フィールド]]（[[裏側表示]]も含む）・[[墓地]]のみである。~
[[デッキ]]から[[墓地へ送る]][[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]や、[[除外]]から[[デッキ]]に[[戻す]][[《平行世界融合》]]には使えない。~
また、[[融合召喚]]扱いではない[[ＶＷＸＹＺ]]や[[コンタクト融合]]、最近のものでは[[聖霊獣騎]]や[[《ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》]]には使えない。~

-「この[[カード]]の[[融合召喚]]は上記の[[カード]]でしか行えない」という[[テキスト]]がある[[融合モンスター]]の[[融合素材]]には使用できない。~
これらは文字通り、正規の[[融合素材]]でしか[[融合召喚]]できないことを表している。~
また、「○○族[[モンスター]]」・「「○○」(と名のついた)[[モンスター]]」など固有の[[カード名]]を指定しない[[融合素材]]の代わりには使用できない。~
ただし、[[《影依の原核》]]は[[テキスト]]の特記により、[[カード名]]ではなく[[属性]]を指定した[[融合素材]]の代わりにのみ使用できる。~

-「他の[[融合素材]][[モンスター]]は正規のものでなければならない」という制約は３体以上の[[融合召喚]]にも当てはまり、３体[[融合]]なら他２体、４体[[融合]]なら他３体の正規素材が必要になる。~

-原作・アニメにおいて―~
融合素材代用モンスター自体はアニメDMの時点で[[《破壊神 ヴァサーゴ》]]や[[《心眼の女神》]]等が単体で登場していたが、絵的な問題からかGXの４期までは[[融合素材]]として使われたことは一度も無かった。~
初めて[[効果]]が使われたのは「十代vsミスターＴ」（２戦目）で、ミスターＴが[[《沼地の魔神王》]]と[[《メテオ・ドラゴン》]]で[[《メテオ・ブラック・ドラゴン》]]を[[融合召喚]]している。~
これは[[《真紅眼の黒竜》]]が[[レアカード]]であるとともに、GXメインキャラの一人天上院吹雪のフェイバリット[[カード]]であるための配慮であると思われる。~
アニメARC-Vの公式サイト「熱血！デュエル塾」では、『融合サポートモンスター』と呼ばれていた。~

--融合素材代用モンスターではないが、GXの「十代vs[[ユベル>《ユベル》]]」戦では、[[《Ｅ・ＨＥＲＯ プリズマー》]]が[[融合素材]]と[[同名カード]]になる事で[[融合素材]]の代わりとなった。~
この際、代わりになる[[融合素材]][[モンスター]]に姿を変えており、絵的な問題を解決している。~

--アニメARC-Vの「柚子vs真澄」（２戦目）では、[[《クリスタル・ローズ》]]（アニメでは融合素材代用モンスター）を[[お互い]]の[[プレイヤー]]が使用して[[融合召喚]]を行っている。~
[[お互い]]の[[プレイヤー]]が融合素材代用モンスターを使用したのはアニメ・漫画を通して初めてである。~
また、同作に登場するドクトルは自身の洗脳技術に融合素材代用モンスターである[[《パラサイト・フュージョナー》]]を利用している。~
この[[モンスター]]によって洗脳されたリンや瑠璃は[[《ＷＷ−クリスタル・ベル》]]・《&ruby(リリカル・ルスキニア){ＬＬ};−インディペンデント・ナイチンゲール》をそれぞれ[[融合召喚]]している。~

//--多くの[[融合召喚]]が見られたアニメDM・GXでは融合素材代用モンスターを使用した[[融合召喚]]が１度しか見られなかったのに対し、アニメARC-Vでは複数のデュエリストが使用している。~
//一方、ARC-V放送期間における[[OCG]]では特定の[[カード]]を[[融合素材]]に指定する[[モンスター]]が減ったこともあり、かつてに比べて融合素材代用モンスターを使用する[[融合召喚]]は減ってきている。~
//時代の変化が現実とアニメで真逆の方向を見せた例の１つである。~
//融合素材代用が多いとは言えない。現実と逆行する例とは言えない

-コナミのゲーム作品において―~
ゲーム内ではアニメと異なり十代たちも多用している。~

**関連カード [#link]
―融合素材代用モンスター
-[[《沼地の魔神王》]]

-[[《イリュージョン・シープ》]]
-[[《心眼の女神》]]
-[[《沼地の魔獣王》]]
-[[《破壊神 ヴァサーゴ》]]
-[[《パッチワーク・ファーニマル》]]（[[デストーイ]]のみ・[[フィールド]]限定）
-[[《パラサイト・フュージョナー》]]

-[[融合呪印生物]]
--[[《融合呪印生物−光》]]
--[[《融合呪印生物−闇》]]
--[[《融合呪印生物−地》]]

-[[《影依の原核》]]（[[シャドール]]のみ）

―[[融合素材]]代用[[効果]]を付与する[[カード]]
-[[《デストーイ・カスタム》]]

―[[融合素材]]を指定して[[同名カード]]扱いにする[[カード]]は「[[同名カード]]」を参照。~

―その他のリンク
-[[融合召喚]]
-[[融合素材]]

-[[融合モンスター]]
-[[特殊召喚モンスター]]

-[[特定のカード名を参照するカード>カード名#ref]]
// 参照していないと思う
//→《沼地の魔神王》の融合素材代用効果の９期版テキストではカード名を参照しています。
// そのため、《影依の原核》以外の同種効果を持つこれらのモンスターは参照しているものとします。

-[[《置換融合》]]

-[[用語集]]

**FAQ [#faq]
Ｑ：[[ＶＷＸＹＺ]]系[[融合モンスター]]の[[特殊召喚]]や[[コンタクト融合]]の際にこの[[カード]]を使用できますか？~
Ａ：いいえ、できません。(07/09/04)~

Ｑ：[[《スキルドレイン》]]や[[《デブリ・ドラゴン》]]、[[《冥界の魔王 ハ・デス》]]等の[[効果]]で、[[融合素材]]の代わりになる[[効果]]は[[無効]]になりますか？~
Ａ：[[無効]]になります。~
　　[[融合素材]][[モンスター]]の代わりとして使用する事はできません。(10/02/28)~
//↑《沼地の魔神王》から移動

Ｑ：「他の[[融合素材]]は正規のものでなければならない」とありますが、３体以上の[[融合召喚]]では使用できますか？~
　　また、融合素材代用モンスター２体と正規の[[融合素材]]１体での[[融合]]は可能ですか？~
Ａ：３体以上の[[融合素材]]を必要とする[[融合]]でも問題無く[[融合素材]]として使用できます。~
　　しかし、この[[モンスター]]１体以外の[[融合素材]]は全て正規のものが必要となるので、３体[[融合]]なら２体の正規[[融合素材]]が必要となります。

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でＡ：の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『Ａ：（発売をお待ちください）』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。