*《&ruby(カオスエクシーズ){CX}; &ruby(きぼうおう){冀望皇};バリアン/CXyz Barian Hope》 [#top]
 エクシーズ・効果モンスター
 ランク7/光属性/戦士族/攻   0/守   0
 レベル7モンスター×3体以上
 このカードは自分フィールドの、「CNo.101」〜「CNo.107」のいずれかの
 「CNo.」モンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
 (1):このカードの攻撃力は、このカードのX素材の数×1000アップする。
 (2):自分の墓地の「No.」モンスター1体を対象として発動できる。
 相手エンドフェイズまで、このカードはそのモンスターの元々のカード名・効果と同じカード名・効果を得る。

 [[MASTER GUIDE4 付属カード>書籍付属カード#MG04]]で登場した[[光属性]]・[[戦士族]]の[[エクシーズモンスター]]。~
 [[CNo.101〜107>オーバーハンドレッドナンバーズ]]の上に重ねて[[エクシーズ召喚]]できる[[効果外テキスト]]、[[エクシーズ素材]]の数に応じて[[自己強化]]する[[永続効果]]、[[墓地]]の[[No.]]の[[カード名]]と[[効果]]を[[コピー]]する[[起動効果]]を持つ。

 [[CNo.101〜107>オーバーハンドレッドナンバーズ]]はいずれも正規の[[エクシーズ素材]]が[[重く>重い]]、1つ下の[[ランク]]から[[RUM]]等を用いて出すことが前提になっている。~
 このうち、[[《CNo.107 超銀河眼の時空龍》]]のみ[[ランク]]9、それ以外は全て[[ランク]]5なので、正規[[召喚]]を狙うのならば[[ランク]]4・8中心の[[デッキ]]を組むと良い。~
 [[エクシーズ素材]]の数が[[攻撃力]]に比例するので、できるだけ多くの[[エクシーズ素材]]を持った[[CNo.]]を用意し、その上に重ねたい。~
 [[エクシーズモンスターに重ねてエクシーズ召喚できるカード>エクシーズ召喚#kasane]]を用いて[[エクシーズ素材]]を増やした後に[[RUM]]を使用して[[CNo.]]を出し、その上に重ねるのが基本運用となる。~

 [[《N・As・H Knight》]]&[[《CX−N・As・Ch Knight》]]を用いて[[CNo.]]を用意する手段もある(具体的なルートは[[《CX−N・As・Ch Knight》]]を参照)。~
 こちらの場合は[[レベル]]5を2体揃えるだけで済み、[[《カッター・シャーク》]]を用いれば[[下級モンスター]]1体で済むため必要な[[カード]]消費は少なく済む。~
 更に、[[《CX−N・As・Ch Knight》]]の[[効果]]の[[コスト]]で[[エクシーズ素材]]の[[オーバーハンドレッドナンバーズ]]を[[墓地へ送れる>墓地へ送る]]ので[[コピー]][[対象]]も能動的に用意できる。~
 ただし[[エクストラデッキ]]はかなり圧迫するため、半ばこの[[コンボ]]専用で[[エクストラデッキ]]を構築する必要が求められる。~

 [[CNo.101〜107>オーバーハンドレッドナンバーズ]]の中では、[[相手]][[モンスター]]を[[吸収]]して[[エクシーズ素材]]にできる[[《CNo.101 S・H・Dark Knight》]]が最適。~
 [[ランク]]5には[[種族]]等を問わず[[ランクアップ>エクシーズ召喚]]できる[[《RUM−リミテッド・バリアンズ・フォース》]]が存在するため、[[エクシーズ素材]]となる[[ランク]]4は自由に選択できる。~
 [[ランク]]4には「重ねて[[エクシーズ召喚]]」に特化した[[カテゴリ]]である[[十二獣]]も存在し、1[[ターン]]で可能な限り[[十二獣]]を重ねれば[[エクシーズ素材]]を大幅に増やせる。~
 [[下級]][[十二獣]]に[[エクシーズモンスター]]を3枚重ねて[[《RUM−リミテッド・バリアンズ・フォース》]]を使用し、[[CNo.]]を出してこの[[カード]]を重ねるだけでも[[攻撃力]]は5000。~
 素材2体で[[エクシーズ召喚]]できる[[《十二獣ライカ》]]を使えば同様の手順で[[攻撃力]]8000、[[エクシーズ素材]]5つの[[《十二獣ワイルドボウ》]]を使用すれば[[攻撃力]]11000に達する。~
//《十二獣ライカ》スタートの場合、レベル4が2体、《十二獣ライカ》2体、他4種、CNo.1体。《十二獣ライカ》は1体目を正規手順で出したので、2体目を効果で重ねられる
//《十二獣ブルホーン》ドランシア禁止のため、さらに2体減る

 ただし、[[《CNo.101 S・H・Dark Knight》]]を経由する場合[[《FA−クリスタル・ゼロ・ランサー》]]を重ねることもでき、あちらは[[モンスター効果]]の[[無効]]と[[破壊]][[耐性]]を持つ。~
 [[攻撃力]]に関しても[[エクシーズ素材]]6つあるなら[[攻撃力]]5200になり、十分な威力となる。~
 単に高[[攻撃力]][[アタッカー]]が欲しいだけなら[[《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》]]の方が[[エクストラデッキ]]を圧迫しにくく、[[RUM]]も必要ない。~
 [[ランク]]4を出せる[[デッキ]]でこちらを使うなら、高[[攻撃力]]を狙うだけでなく、[[効果]][[コピー]]にも着目したい。~

 [[ランク]]9の[[《CNo.107 超銀河眼の時空龍》]]をベースとする場合、以下の流れで大量の[[エクシーズ素材]]を獲得できる。~
>
+[[レベル]]8[[モンスター]]2体で[[《No.62 銀河眼の光子竜皇》]]を[[エクシーズ召喚]]。([[エクシーズ素材]]2)~
+[[《No.62 銀河眼の光子竜皇》]]の上に[[《CNo.62 超銀河眼の光子龍皇》]]、その上に[[《ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン》]]Aを重ねて[[エクシーズ召喚]]。([[エクシーズ素材]]4)~
//途中でCNo.107を落としても追加効果得られなかったり、No107自体をコピーできない
+[[《RUM−アージェント・カオス・フォース》]]を使用し、[[《CNo.107 超銀河眼の時空龍》]]Aを[[エクシーズ召喚]]。([[エクシーズ素材]]5)~
+[[《CNo.107 超銀河眼の時空龍》]]Aの上に[[《ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン》]]Bを重ねて[[エクシーズ召喚]]。([[エクシーズ素材]]6)~
[[《RUM−アージェント・カオス・フォース》]]を[[サルベージ]]。~
+[[《RUM−アージェント・カオス・フォース》]]を使用し、[[《CNo.107 超銀河眼の時空龍》]]Bを[[エクシーズ召喚]]。([[エクシーズ素材]]7)~
+[[《CNo.107 超銀河眼の時空龍》]]Bの上に《冀望皇バリアン》を重ねて[[エクシーズ召喚]]。([[エクシーズ素材]]8)~
<
 [[攻撃力]]8000となり、[[《ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン》]]の[[効果]]で[[装備カード]]を[[エクシーズ素材]]にした場合はさらに[[攻撃力]]が上がる。~
 途中で[[エクシーズ素材]]の[[No.]]を[[コスト]]に[[《ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン》]]の[[効果]]を[[発動]]すれば、[[効果]]の[[コピー]]も可能。~
 [[《CNo.62 超銀河眼の光子龍皇》]]なら[[攻撃力]]が下がる代わりに[[3回攻撃>2回攻撃]]でき、最初の[[エクシーズ素材]]に[[《銀河眼の光子竜》]]を使っていればさらなる[[強化]]と[[耐性]]も得られる。~
 手順2.までの代わりとして、[[《ナンバーズ・エヴァイユ》]]を始点としても同様の流れができる。~
 こちらは[[コピー]]したい[[No.]]を[[エクシーズ素材]]に含め[[コスト]]にすることでスムーズに[[墓地へ送れる>墓地へ送る]]のが利点。~
//相性のいい[[No.]]を用意できる組み合わせの例としては、[[1>《No.1 ゲート・オブ・ヌメロン−エーカム》]]+[[5>《No.5 亡朧竜 デス・キマイラ・ドラゴン》]]+[[15>《No.15 ギミック・パペット−ジャイアントキラー》]]+[[86>《No.86 H−C ロンゴミアント》]]=[[107>《No.107 銀河眼の時空竜》]]等が考えられる。~

 [[効果]]を[[コピー]]する[[No.]]としては以下のものが有力。~
>
//-[[《No.86 H−C ロンゴミアント》]]~
//この[[カード]]を出す過程で[[エクシーズ素材]]を5つ以上にしておけば、あちらの[[効果]]全てを得られる上、この[[カード]]の[[エクシーズ素材]]の数×1000の[[攻撃力]]となり、[[戦闘ダメージ]]も与えやすくなる。~
//また、[[《No.86 H−C ロンゴミアント》]]の「[[エンドフェイズ]]に[[エクシーズ素材]]を取り除く」[[デメリット]][[効果]]の処理よりも先に[[効果]]のコピーを終了する処理を行うことで、[[デメリット]]を無視できる。~
//ただし[[相手]]の[[エンドフェイズ]]から次の[[自分]][[メインフェイズ]]にコピー[[効果]]を[[発動]]するまでは[[耐性]]がないので、その間に[[フリーチェーン]]の[[除去]]や[[効果]]の[[無効]]化を受けるとあっさり無力化されてしまう。~

-[[《No.5 亡朧竜 デス・キマイラ・ドラゴン》]]~
 [[攻撃力]]上昇[[効果]]が倍になり、[[全体攻撃]]も可能になる。~
 更に[[エクシーズ素材]]の補充も行う事ができ、相性がいい。~
[[攻撃力]]上昇[[効果]]が倍になり、[[全体攻撃]]も可能になる。~
更に[[エクシーズ素材]]の補充も行える。~

-[[《No.90 銀河眼の光子卿》]]~
 [[レベル]]8の[[モンスター]]2体から[[《No.90 銀河眼の光子卿》]]→[[《ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン》]]→[[RUM]]で[[《CNo.107 超銀河眼の時空龍》]]と重ねていける。~
 出す過程の[[《ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン》]]の[[コスト]]で自然と[[墓地へ送る]]ことができ、[[墓地へ送る]]手段が不要となる。~
 [[《ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン》]]と[[ギャラクシー]]が素材に含まれるため、[[耐性]]と[[無効]]化の[[効果]]の[[適用]]も問題なくできる。~
 さらに[[エクシーズ素材]]を増やす[[効果]]があるため、[[攻撃力]]も[[強化]]できる。~
[[レベル]]8の[[モンスター]]2体から[[《No.90 銀河眼の光子卿》]]→[[《ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン》]]→[[RUM]]で[[《CNo.107 超銀河眼の時空龍》]]と重ねていける。~
出す過程の[[《ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン》]]の[[コスト]]で自然と[[墓地へ送る]]ことができ、[[墓地へ送る]]手段が不要となる。~
[[《ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン》]]と[[ギャラクシー]]が素材に含まれるため、[[耐性]]と[[無効]]化の[[効果]]の[[適用]]も問題なくできる。~
さらに[[エクシーズ素材]]を増やす[[効果]]があるため、[[攻撃力]]も[[強化]]できる。~

-[[《No.93 希望皇ホープ・カイザー》]]~
 この[[カード]]を重ねられる[[CNo.]]と、[[効果]]をコピーしたい[[No.]]を容易に[[フィールド]]に出せる。~
 この方法で[[特殊召喚]]しても[[エクシーズ素材]]は1つしかないが、[[《No.100 ヌメロン・ドラゴン》]]の[[効果]]をコピーすれば[[攻撃力]]7000以上になる。~
 また、この[[カード]]で[[《No.93 希望皇ホープ・カイザー》]]をコピーしてさらに[[No.]]を展開することもできる。~
 ただし、戦力にならない[[《No.100 ヌメロン・ドラゴン》]]と[[CNo.]]を出した時点で、[[相手]]にこちらの意図を読まれてしまう。~
 [[相手]]が[[《No.100 ヌメロン・ドラゴン》]]を[[除去]]する可能性は低いので、[[自分]]で能動的に[[墓地へ送る]]手段と、[[エクシーズ素材]]になる[[CNo.]]を守る手段を用意する必要があるだろう。~
この[[カード]]を重ねられる[[CNo.]]と、[[効果]]をコピーしたい[[No.]]を容易に[[フィールド]]に出せる。~
この方法で[[特殊召喚]]しても[[エクシーズ素材]]は1つしかないが、[[《No.100 ヌメロン・ドラゴン》]]の[[効果]]をコピーすれば[[攻撃力]]7000以上になる。~
また、この[[カード]]で[[《No.93 希望皇ホープ・カイザー》]]をコピーしてさらに[[No.]]を展開することもできる。~
ただし、戦力にならない[[《No.100 ヌメロン・ドラゴン》]]と[[CNo.]]を出した時点で、[[相手]]にこちらの意図を読まれてしまう。~
[[相手]]が[[《No.100 ヌメロン・ドラゴン》]]を[[除去]]する可能性は低いので、[[自分]]で能動的に[[墓地へ送る]]手段と、[[エクシーズ素材]]になる[[CNo.]]を守る手段を用意する必要があるだろう。~
<

 このように「大量の[[エクシーズ素材]]を確保して高[[攻撃力]]で[[特殊召喚]]する」のは比較的容易であり、その上で相性の良い[[No.]]を[[コピー]]できれば高い[[制圧]]力を得られる。~
 [[No.]]を効率的に[[墓地へ送る]]方法としては、[[《ゼアル・フィールド》]]で[[エクシーズ素材]]にしてから[[墓地へ送る]]、[[《おろかな重葬》]]を使うといった方法が挙げられる。~

-[[《轟雷帝ザボルグ》]]を用いて、[[No.]]を[[墓地へ送り>墓地へ送る]]つつこの[[カード]]を[[特殊召喚]]する[[コンボ]]の一例。~
>
+[[《捕食植物キメラフレシア》]]3体を[[墓地へ送り>墓地へ送る]]、[[《簡易融合》]]・[[《ブリリアント・フュージョン》]]・[[《超越融合》]]を[[サーチ]]
+[[《ブリリアント・フュージョン》]]の[[効果]]で[[《ジェムナイト・ラズリー》]]と[[光属性]][[レベル]]5[[通常モンスター]]を[[融合素材]]にして[[《ジェムナイト・セラフィ》]]を[[特殊召喚]]
+[[《ジェムナイト・ラズリー》]]の[[効果]]で[[光属性]][[レベル]]5[[通常モンスター]]を[[手札]]に[[加える]]~
+[[《ジェムナイト・セラフィ》]]を[[リリース]]して[[光属性]][[レベル]]5[[通常モンスター]]を[[召喚]]
+[[《簡易融合》]]で[[《メタルフォーゼ・アダマンテ》]]Aを[[融合召喚]]
+[[《超越融合》]]でそれらを素材に[[《メタルフォーゼ・アダマンテ》]]Bを[[融合召喚]]~
+[[《超越融合》]]の[[墓地]]で[[発動]]する[[効果]]で[[《メタルフォーゼ・アダマンテ》]]Bの[[融合素材]]を[[蘇生]]~
(これで[[フィールド]]に[[レベル]]5の[[モンスター]]が3体)
+それらを素材に[[CNo.101>《CNo.101 S・H・Dark Knight》]]・[[103>《CNo.103 神葬零嬢ラグナ・インフィニティ》]]・[[106>《CNo.106 溶岩掌ジャイアント・ハンド・レッド》]]のいずれかを[[特殊召喚]]してこの[[カード]]に繋げる
<
//《再融合》つかうよりもこちらの方が構築の幅が広がると思ったのでこちらにしました
//新マスタールール対応
//《ジェムナイト・セラフィ》Bの融合召喚条件を満たしていなかったので、モンスターを変更し修正しました。
 そのまま出しても4体、[[《CNo.101 S・H・Dark Knight》]]の[[効果]]で[[モンスター]]を吸収できれば5体の[[エクシーズ素材]]を持てる。~
 [[《簡易融合》]]、[[《ブリリアント・フュージョン》]]は[[【帝王】]]でもそれなりに使いやすい[[カード]]であり狙いやすい。~

-[[エクシーズ召喚]]について―~
--[[ランク]]6の[[エクシーズモンスター]]に[[《RUM−アージェント・カオス・フォース》]]を使っても出せる。~
[[《CNo.101 S・H・Dark Knight》]]を用いる場合、[[《FA−クリスタル・ゼロ・ランサー》]]を重ね、さらにこの[[カード]]を重ねることで[[エクシーズ素材]]を1つ上乗せできる。~

--重ねられる[[対象]]は[[エクシーズモンスター]]に限られていないため、「[[CNo.101〜107>オーバーハンドレッドナンバーズ]]」の[[カード名]]をコピーした[[《ファントム・オブ・カオス》]]などに重ねることも可能。~

--[[《陽炎獣 バジリコック》]]や[[《牙鮫帝シャーク・カイゼル》]]等と同様に[[エクシーズ素材]]の数を任意で選べる[[エクシーズモンスター]]であるが、それらと違い素材にする数の上限がない。~
[[新マスタールール]]以降は[[エクストラモンスターゾーン]]が存在するためこの差は意味を持ち、この[[カード]]は6体を素材に[[エクシーズ召喚]]可能。~

--[[墓地]]の「[[CNo.101〜107>オーバーハンドレッドナンバーズ]]」の[[カード名]]を[[コピー]]した場合、2枚目の《CX 冀望皇バリアン》を重ねることができる。~
しかしこの場合、2枚目は[[コピー]][[効果]]を使用できないため、[[攻撃力]]を上げたい場合にのみ有効な手となる。~

-初の[[No.]]に属さず[[No.]]に関する[[効果]]を持った[[エクシーズモンスター]]である。~
もっとも、[[効果]]を[[発動]]すれば、[[No.]]の[[カード名]]を得られるので、[[No.]]のサポートを受けることができる。~

-特定の[[エクシーズ素材]]を持つ時に追加[[効果]]を得る[[CNo.]]の[[効果]]を得た場合は、当然ながら指定された[[エクシーズ素材]]を持っていなければその[[効果]]は[[使用]]できない。~

-[[《No.86 H−C ロンゴミアント》]]が[[禁止カード]]になる前はあちらが[[コピー]]対象としては最有力だった。この[[カード]]を出す過程で[[エクシーズ素材]]を5つ以上にしておけば、あちらの[[効果]]全てを得られる上、この[[カード]]の[[エクシーズ素材]]の数×1000の[[攻撃力]]となり、[[戦闘ダメージ]]も与えやすくなる。~
 また、[[《No.86 H−C ロンゴミアント》]]の「[[エンドフェイズ]]に[[エクシーズ素材]]を取り除く」[[デメリット]][[効果]]の処理よりも先に[[効果]]のコピーを終了する処理を行うことで、[[デメリット]]を無視できる。~
 ただし[[相手]]の[[エンドフェイズ]]から次の[[自分]][[メインフェイズ]]にコピー[[効果]]を[[発動]]するまでは[[耐性]]がないので、その間に[[フリーチェーン]]の[[除去]]や[[効果]]の[[無効]]化を受けるとあっさり無力化されてしまう。~

-[[《No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン》]]を中心とした末期の[[【征竜】]]では[[最上級]][[征竜]]3体から正規[[召喚]]されることもあった。~
[[墓地]]の[[ギャラクシーアイズ]]を[[コピー]]することで3枚目の[[《No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン》]]を呼び出すのが役割であった。~
詳細は[[【ダークマター征竜】>【征竜】#se46b4f9]]参照。~

//-[[イラスト]]は[[オーバーハンドレッド・カオスナンバーズ>オーバーハンドレッドナンバーズ]]を[[融合]]させたようなデザインとなっており、武器や鎧など、数々の意匠にそれらの名残が見られる。~
//CNo.101〜107の意匠が残っているようには見えない

-「冀望」は「希望」とほぼ同じ意味であり、アニメ公式サイトの「必勝! モンスターアカデミー」でも説明されている。~
遊馬達の[[《No.39 希望皇ホープ》]]と同様に「バリアン世界を背負ったナッシュ及びバリアン七皇の希望の[[カード]]」とされている。~

--[[英語名]]では「ホープ」の名を冠しているが、あちらでは「[[希望皇ホープ]]」は"Utopia"と訳されているため、日本語名よりも[[希望皇ホープ]]との関連性を感じさせなくなっている。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメZEXAL&ruby(セカンド){II};の「遊馬vsナッシュ」戦でナッシュが使用した「バリアン七皇の真の力」。~
遊馬及びナッシュの[[フィールド]]に存在する7体の[[カオスオーバーハンドレッド・ナンバーズ>オーバーハンドレッドナンバーズ]]を[[レベル]]7の[[エクシーズ素材]]として[[エクシーズ召喚]]される。~
[[攻撃力]]7000となりさらに[[カオスオーバーレイユニット>エクシーズ素材]]となった[[カオスオーバーハンドレッド・ナンバーズ>オーバーハンドレッドナンバーズ]]の[[効果]]を次々と使い攻め立てるが、遊馬の決死の防御により[[ライフ]]を削り切れなかった。~
次のナッシュの[[ターン]]で[[《No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ》]]の[[戦闘破壊]]を狙ったが、[[通常罠]]《オーバーレイ・ウィーカー》・《ダメージ・リアクター》により[[攻撃力]]を上回られ、返り討ちで[[戦闘破壊]]された。~
その直後、[[戦闘ダメージ]]回避のため[[《七皇転生》]]により[[エクシーズ素材]]ごと[[除外]]され、次の遊馬の[[ターン]]に[[《七皇再生》]]によって[[エクシーズ素材]]3つの状態で[[帰還]]。~
最終的に[[通常罠]]《ドロー・リセット・バトル》により、遊馬のエース[[モンスター]]である[[《No.39 希望皇ホープ》]]と最後の攻防を繰り広げた。~
遊馬が[[《No.39 希望皇ホープ》]]と[[《ZW−天風精霊翼》]]の[[効果]]で[[戦闘]]を中断させた後、[[速攻魔法]]《&ruby(グローリアス・セブン){栄光の七皇};》により[[戦闘破壊]][[耐性]]と[[戦闘ダメージ]]反射を付与された上で[[エクシーズ素材]]7つの状態に戻ったが、[[エンドフェイズ]]に《栄光の七皇》の「[[相手]][[ライフ]]の変動した数値に[[自分]][[ライフ]]を合わせる」[[効果]]によりナッシュは敗北した。~
遊馬が[[戦闘]]を中断したのは、ナッシュを見捨てないという信念から来るものであり、ナッシュはそのタイミングで《栄光の七皇》を[[発動]]せねば《ドロー・リセット・バトル》の[[効果]]によりいずれにしても敗北していた。~
[[攻撃]]名は「ランドチャリオッツ スラッシュ」。~

--アニメでの[[テキスト]]は以下の通り。
 エクシーズ・効果モンスター
 ランク7/光属性/戦士族/攻   0/守   0
 レベル7モンスター×3体以上
 このカードをエクシーズ召喚する場合、
 フィールド上の「CNo.10X」と名のつくモンスターエクシーズを
 レベル7のエクシーズ素材として扱う事ができる。
 (Xは1〜7の任意の数値)
 このカードの攻撃力は、このカードのエクシーズ素材の数×1000になる。
 このカードのエクシーズ素材1つを選択し、選択したエクシーズ素材を取り除く、
 または400ライフポイント払って発動する事ができる。
 選択したエクシーズ素材の「エクシーズ素材を取り除いて発動する効果」を発動する。
 このターン、選択したエクシーズ素材をこのカードの効果で再度選択する事はできない。
[[OCG]]では[[CNo.101〜107>オーバーハンドレッドナンバーズ]]に重ねて[[エクシーズ召喚]]できるため、[[エクシーズ召喚]]自体は容易になった。~
だが[[コピー]][[効果]]は大幅に変更され、[[コピー]][[対象]]は[[エクシーズ素材]]の[[エクシーズモンスター]]ではなく[[墓地]]の[[No.]]となり、[[ライフコスト]]での肩代わりが削除され[[1ターンに1度]]の制約が付いた。~
総合的に使い勝手は悪化し[[弱体化]]されているが、[[エクシーズ素材]]を取り除かない[[効果]]も[[コピー]]できるようになった。~
また、[[イラスト]]には他のアニメ版[[CNo.]]同様の渦巻模様が濃く描かれていたが、[[OCG]]化にあたり残りはしたものの薄くなっている。~

--[[エクシーズ召喚]]時の口上は「混沌の具現たる軍神よ、切なる望みを我が元へ!集え、七皇の力!《CX 冀望皇バリアン》!」。~

--[[CX]]でありながら[[カオスオーバーレイユニット>エクシーズ素材]]は[[CNo.]]と同じ形状で、七皇の姿が浮かび上がっており、[[効果]]を[[発動]]した際にはそれぞれの[[CNo.]]に対応した七皇の姿が現れ、ナッシュと共に[[発動]]を[[宣言]]している。~
更にナッシュはこの[[カード]]の[[エクシーズ素材]]を使うことを避けており、全ての[[効果]]の[[発動]][[コスト]]を自らの[[ライフポイント]]で賄っていた。~
遊馬とアストラルは、これらの[[カオスオーバーレイユニット>エクシーズ素材]]は七皇の魂であると推測している。~

--[[CX]]としては唯一進化前にあたる[[モンスター]]が存在しない。~
なお、[[OCG]]では[[《No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ》]]に[[RUM]]を使用することで[[特殊召喚]]が可能。~

--[[カオスオーバーハンドレッド・ナンバーズ>オーバーハンドレッドナンバーズ]]のうち、自身の切り札でもあった[[《CNo.101 S・H・Dark Knight》]]の[[効果]]だけは使っていない。~
アニメでは[[エクシーズ素材]]全てと引き換えに[[《No.101 S・H・Ark Knight》]]を[[蘇生]]させる[[効果]]があった。~

--劇中でナッシュは[[《CNo.102 光堕天使ノーブル・デーモン》]]と[[《CNo.103 神葬零嬢ラグナ・インフィニティ》]]の[[コンボ]]で遊馬への[[ダメージ]]を狙っている。~
この際、最初から[[《CNo.105 BK 彗星のカエストス》]]の[[効果]]を使えば、[[ライフコスト]]1回分を節約した上で同じ[[ダメージ]]を与えられ、更に[[破壊]]もできていた。~
ただし、アニメでも[[OCG]]でも言えることだが、[[破壊]]という[[除去]]は[[カウンター]][[カード]]や防御[[カード]]が数多く存在しているため、防がれにくさという観点ではあながち悪手とも言い難い。~
---なお、この時の遊馬の[[手札]]の関係上、どちらのルートをナッシュが選んでもナッシュの[[ライフ]]以外の結果は変わっておらず、最終的な[[デュエル]]結果にも影響はしていない。~

--[[仲間のエースを束ねて召喚する>《シューティング・クェーサー・ドラゴン》]]、[[仲間の効果を扱う>《E・HERO ゴッド・ネオス》]]など、どちらかと言うと主人公側が扱うような切り札である。~
そもそも本来の主人公・遊馬からして、使い手のナッシュを決して「悪」とは見ておらず、ナッシュも仲間であった遊馬と望まぬ戦いを強いられている中での[[デュエル]]であり、まさに世界を代表する「正義」同士の戦いである暗示なのかも知れない。~

---対照的に、対戦[[相手]]である遊馬の[[《No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ》]]は[[1枚のカードから出され、固有の凶悪な効果・耐性を持つ>パワーカード]]など、敵側のボスが扱うような[[モンスター]]だった。~

-コナミのゲーム作品において―~
ゲーム作品では、複数の処理が同時に行われる際、自動的に順番が決まるのが通例となっている。~
この[[カード]]はその弊害を受けており、TAG FORCE SPECIALで[[《No.86 H−C ロンゴミアント》]]を[[コピー]]した場合は、[[コピー]]が切れる前に[[エクシーズ素材]]を取り除く[[効果]]が[[発動]]してしまう。~

**関連カード [#card]
-[[CX]]
-[[エクシーズ]]

-[[No.]]

-[[CNo.101〜107>オーバーハンドレッドナンバーズ]]

―類似[[効果]]・[[召喚条件]]
-[[《CNo.5 亡朧龍 カオス・キマイラ・ドラゴン》]] 
-[[《No.21 氷結のレディ・ジャスティス》]]

-[[エクシーズモンスターに重ねてエクシーズ召喚できるカード>エクシーズ召喚#kasane]]

-[[カード名と効果をコピーできるモンスター>コピー#name_effect]]

―[[カード名]]関連
-[[《冀望郷−バリアン−》]]

―《CX 冀望皇バリアン》の姿が見られる[[カード]]
-[[《七皇再生》]]
-[[《七皇転生》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[MASTER GUIDE4 付属カード>書籍付属カード#MG04]] MG04-JP002 &size(10){[[Ultra]]};
-[[HISTORY ARCHIVE COLLECTION]] HC01-JP032 &size(10){[[N-Parallel]],[[Ultimate]],[[Secret]]};

**FAQ [#faq]
Q:[[《CNo.107 超銀河眼の時空龍》]]を選択し、その[[効果]]を得ました。~
  この[[カード]]が[[《No.107 銀河眼の時空竜》]]を[[エクシーズ素材]]として持っていない場合、[[連続攻撃]]の[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:いいえ、この[[カード]]が[[《No.107 銀河眼の時空竜》]]を[[エクシーズ素材]]としてなければその[[効果]]は[[発動]]できません。(14/03/20)

Q:《CX 冀望皇バリアン》の[[コピー]][[効果]]を使った後に《CX 冀望皇バリアン》の[[効果]]が[[無効]]化された場合、[[攻撃力]]はどうなりますか?~
A:《CX 冀望皇バリアン》の『この[[カード]]の[[攻撃力]]は、この[[カード]]の[[エクシーズ素材]]の数×1000ポイントアップする。』[[効果]]は[[無効]]となり、《CX 冀望皇バリアン》の[[攻撃力]]は0となります。(14/06/25)

Q:この[[カード]]が[[《No.39 希望皇ホープ》]]の[[名前>カード名]]と[[効果]]を得ています。~
  [[《No.69 紋章神コート・オブ・アームズ》]]がこの[[カード]]を[[対象>対象をとる(指定する)効果]]に[[効果]]を[[発動]]した場合、[[《No.69 紋章神コート・オブ・アームズ》]]の[[名前>カード名]]と[[効果]]はどうなりますか?~
A:《CX 冀望皇バリアン》の[[名前>カード名]]と[[効果]]を得ます。~
  この[[カード]]が得ていた[[《No.39 希望皇ホープ》]]の[[名前>カード名]]と[[効果]]は得る事ができません。(14/08/23)

Q:この[[カード]]が[[《No.86 H−C ロンゴミアント》]]をコピーした場合、[[相手]][[エンドフェイズ]]時にどちらの[[効果]]が優先されますか?~
A:この[[カードの効果]]を先に処理する事ができます。~
  先にこの[[カードの効果]]を処理した場合、[[《No.86 H−C ロンゴミアント》]]の[[効果]]を得ていない状態になり[[エクシーズ素材]]を取り除く必要はありません。(14/09/22)
//↓ルールを知っていればわかるような単純な事なのに、嘘の裁定まで書いて編集しないように。
//A:[[《No.86 H−C ロンゴミアント》]]の[[効果]]で[[エクシーズ素材]]を取り除いた後に、この[[カード]]の[[効果]]のコピーがなくなります。(14/09/15)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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