*《&ruby(ヒーロー){HERO};の&ruby(いさん){遺産};/Legacy of a HERO》 [#top]
 通常魔法
 「HEROの遺産」は1ターンに1枚しか発動できない。
 (1):「HERO」モンスターを融合素材とする融合モンスター2体を
 自分の墓地からエクストラデッキに戻して発動できる。
 自分はデッキから3枚ドローする。

 [[PREMIUM PACK 19>PREMIUM PACK#PP19]]で登場した[[通常魔法]]。~
 [[自分]]の[[墓地]]から[[HERO]]を[[融合素材]]とする[[融合モンスター]]を2体[[エクストラデッキ]]に[[戻す]]ことで3枚[[ドロー]]する[[効果]]を持つ。~

 [[墓地]]から[[HERO]]を[[融合素材]]とする[[融合モンスター]]2体を回収しつつ、3枚もの[[ドロー]]が可能となる。~
 [[融合素材]]に[[HERO]]を指定してさえいればよいため、[[《V・HERO アドレイション》]]のような[[HERO]]サポートを受けづらかったものも対応する。~
 また、[[《Dragoon D−END》]]のように[[HERO]]に属していない[[カード]]にも対応する貴重なサポートである。~

 しかし、[[融合モンスター]]に限定されているため、実際には[[墓地]]を整えるための消費は2枚で済むことはまずない。~
 [[融合召喚]]を複数回行うか、[[《轟雷帝ザボルグ》]]等をこのために使用する[[コンボ]]が不可欠であり、相応に消耗してしまう。~
 消費軽減に有効な、1体目の[[融合モンスター]]を[[《ミラクル・フュージョン》]]のために[[除外]]する方法とも噛み合わせが悪い。~
 基本的には、積極的に狙える[[ドロー]]ブーストではなく、[[融合召喚]]を繰り返したことでの[[手札]]消耗の回復用となるだろう。~

 [[通常魔法]]であることを活かし[[【ダイヤモンドガイ】]]に採用するのも良い。~
 [[D−HERO]][[融合モンスター]]は[[融合素材]]の[[縛り]]が緩いので[[融合召喚]]も難しくなく、[[手札]]に来た場合の正規[[発動]]も狙える。~
 [[【E−HERO】]]では[[《覇王城》]]により、容易に[[融合モンスター]]を[[墓地へ送る]]ことができ、[[発動]]しやすい。~

 [[ドロー]]とは別の観点として、[[エクストラデッキ]]に[[融合モンスター]]を回収できるのも大きな魅力となる。~
 [[HERO]][[融合モンスター]]は[[E・HERO]]だけでも15種類を大きく上回っており、複数枚[[積み>積む]]せずに選択肢を増やせる意義は大きい。~
 同様のことは[[《貪欲な壺》]]等でも可能だが、こちらは[[発動]]に必要な枚数が少ないため、最小限でより早く使用できる。~

-現時点で対応しない[[HERO]][[融合モンスター]]は、[[《E−HERO ダーク・ガイア》]]と[[融合素材]]の記載が無い[[M・HERO]]のみである。~

-[[《HERO’S ボンド》]]と同様、[[HERO]]の名を持ちながら[[《マジカルシルクハット》]]で[[モンスター]]化する以外にその[[カード名]]を活かす手段がなかったが、[[《D−HERO デストロイフェニックスガイ》]]の登場によって活かされる様になった。~

-[[イラスト]]では[[《E・HERO フレイム・ウィングマン》]]の右腕と羽だけが描かれている。~
アニメ版[[E・HERO]]のモデルとなったアメコミにおいては、ヒーローの多くは己の肉体に特別な能力を宿しているが、各ヒーローのシンボルとして個性的な衣装を着用している。~
ヒーローが代替わりする場合、そのコスチュームの多くは基本的なデザインを踏襲しつつも、当人のアレンジを加えた独自なものへ変化を遂げるが、先代ヒーローの気高い志は遺産として新たなヒーローへと継承されている。~

-原作・アニメにおいて―~
漫画GXにおいて「十代vs万丈目」(2戦目)にて十代が使用。~
万丈目が切り札である[[《光と闇の竜》]]を[[ドロー]]したことを確信した十代はこの[[カード]]の大量[[ドロー]]で早期の決着を狙うが、[[チェーン]]された[[通常罠]]《ドラゴン・クライ》で[[攻撃]]を封じられてしまう。~
更にこの[[カード]]で[[ドロー]]した3枚は即座に使えない[[魔法・罠カード]]ばかりで[[モンスター]]が無く、展開もできないまま[[ターン]]を渡してしまうことになった。~

--原作では「[[墓地]]に[[レベル]]5以上の[[HERO]]が2枚以上ある時、3枚[[ドロー]]できる」[[効果]]であり、[[墓地]]の[[モンスター]]を[[デッキに戻す]]必要はなかった。~
[[融合モンスター]]の再利用には繋がらないが、[[墓地リソース]]を減らさない点でどちらが良いかは状況によって変わってくる。~
また、[[発動]]制限はなかった。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[HERO]]

―[[イラスト]]関連
-[[《E・HERO フレイム・ウィングマン》]]

**「HERO」モンスターを融合素材とする融合モンスター [#list]
-[[D−HERO融合モンスター>D−HERO#fusion]]
-[[E・HERO融合モンスター>E・HERO#fusion]]
-[[V・HERO融合モンスター>V・HERO#fusion]]
-[[E−HERO融合モンスター>E−HERO#fusion]]([[《E−HERO ダーク・ガイア》]]を除く)

-[[《アームド・ネオス》]]
-[[《C・HERO カオス》]]
-[[《Dragoon D−END》]]
-[[《レインボー・ネオス》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[PREMIUM PACK 19>PREMIUM PACK#PP19]] PP19-JP016 &size(10){([[Secret]])};
-[[PREMIUM PACK 19>PREMIUM PACK#PP19]] PP19-JP016 &size(10){[[Normal]],[[Secret]]};

**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
Q:自分の[[墓地]]の[[《Dragoon D−END》]]を[[エクストラデッキ]]に戻して[[効果]]を[[発動]]できますか? ~
A:はい、可能です。(16/12/17)~
//http://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=5&fid=20364&keyword=&tag=-1

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

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