*《&ruby(キョウトウ){KYOUTOU};ウォーターフロント/Kyoutou Waterfront》 [#top]
 フィールド魔法
 (1):フィールドのカードが墓地へ送られる度に、
 1枚につき1つこのカードに壊獣カウンターを置く(最大5つまで)。
 (2):1ターンに1度、このカードの壊獣カウンターが3つ以上の場合に発動できる。
 自分はデッキから「壊獣」モンスター1体を手札に加える。
 (3):このカードが効果で破壊される場合、
 代わりにこのカードの壊獣カウンターを1つ取り除く事ができる。

 [[EXTRA PACK 2016]]で登場した[[フィールド魔法]]。~
 [[カード]]が[[フィールド]]から[[墓地]]へ送られる度に[[壊獣カウンター]]を増やす[[効果]]、自身に乗っている[[壊獣カウンター]]が3つ以上の時に[[壊獣]][[モンスター]]を[[サーチ]]する[[効果]]、自身の[[効果破壊]]を防ぐ[[身代わり]]として[[壊獣カウンター]]を取り除く[[効果]]を持つ。~
 [[カード]]が[[フィールド]]から[[墓地へ送られる>墓地へ送られた]]度に[[壊獣カウンター]]を増やす[[効果]]、自身に乗っている[[壊獣カウンター]]が3つ以上の時に[[壊獣]][[モンスター]]を[[サーチ]]する[[効果]]、自身の[[効果破壊]]を防ぐ[[身代わり]]として[[壊獣カウンター]]を取り除く[[効果]]を持つ。~

 [[壊獣]]が[[効果]]を使うために必要な[[壊獣カウンター]]を溜められる数少ない[[カード]]である。~
 [[壊獣カウンター]]を溜める条件も緩く、いかなる[[カード]]が[[フィールド]]から[[墓地]]に行っても[[壊獣カウンター]]が乗る。~
 そのため、[[永続カード]]以外の[[魔法・罠カード]]で[[相手]]の[[カード]]を[[破壊]]するだけでも2つ[[置く]]ことができる。~
 [[《トゥーンのもくじ》]] や[[《ローンファイア・ブロッサム》]]等を用いて[[同名カード]]の[[サーチ]]・[[リクルート]]を繰り返す事で瞬時に3つ[[置く]]ことも可能である。~
 [[壊獣]][[モンスター]]が一度に消費する[[壊獣カウンター]]は最低でも2つなので、[[お互い]]の[[カード]]をカウントする性質も利用して効率よく増やしたい。~
 [[シンクロ召喚]]を併用し、[[モンスター]]を出しつつ使うのも手か。~
 後述の[[サーチ]][[効果]]の存在もあり、[[【壊獣】]]においては[[必須カード]]である。~

 (2)の[[効果]]は[[壊獣]]の万能[[サーチ]]で、[[発動条件]]にこそ3つ以上の[[壊獣カウンター]]が必要になるが、取り除くわけではないので貯まってしまえば毎[[ターン]]使える。~
 溜まった[[壊獣カウンター]]は[[壊獣]]の[[効果]]の[[コスト]]や自身の[[耐性]]に使う事ができる。~

 (3)の[[効果]]により[[《サイクロン》]]などの[[魔法・罠除去]]にも[[耐性]]を持っているため場持ちも比較的良い。~
 [[《スクラップ・ドラゴン》]]や[[《幻影騎士団ブレイクソード》]]等とは相性が良く、この[[カード]]を[[対象]]にすることで[[相手]]の[[カード]]を一方的に[[破壊]]でき、そのまま[[墓地へ送られ>墓地へ送られた]]れば減った[[カウンター]]も補充できる。~
 [[《スクラップ・ドラゴン》]]や[[《幻影騎士団ブレイクソード》]]等とは相性が良く、この[[カード]]を[[対象]]にすることで[[相手]]の[[カード]]を一方的に[[破壊]]でき、そのまま[[墓地へ送られ>墓地へ送られた]]れば減った[[壊獣カウンター]]も補充できる。~
 [[フィールド魔法]]が重要な[[【地縛神】]]に投入するのもよい。~
 ただし、例によって[[バウンス]]や[[除外]]には[[耐性]]がないので、万全を期すのであれば[[《スキル・プリズナー》]]などの防御[[カード]]とも併用したい。~

-[[壊獣カウンター]]は[[カード]]が[[フィールド]]から[[墓地へ送られる>墓地へ送られた]]と即座にこの[[カード]]に乗るため、[[《ゴッドバードアタック》]]などの[[コスト]]が払われた際はその[[効果]]の[[適用]]より前に[[耐性]]を得て凌ぐことができる。~

-[[イラスト]]には京都タワーの上に東京タワーが乗ったような塔が描かれているため、「KYOUTOU」とは「京都(KYOTO)」と「東京(TOKYO)」をもじった都市名と考えられる。~
1954年の映画『ゴジラ』で[[ゴジラ>《怒炎壊獣ドゴラン》]]が上陸して以来、東京はたびたび怪獣の襲撃を受けており、日本一怪獣が出現した地域となっている。~
一方の京都は『ゴジラvsメカゴジラ』『ガメラ3』などで襲撃を受けているものの、怪獣出現回数は東京と比べ大幅に少ない。~

--怪獣映画の怪獣は都市に出現すると、その地域のランドマークとなる建造物を破壊する傾向がある。~
東京タワーはその代表的存在であり、完成からわずか2年半で[[モスラ>《怪粉壊獣ガダーラ》]]が繭を作った事で倒壊し、その後も[[ガメラ>《海亀壊獣ガメシエル》]]などにたびたび破壊されている。~

--「ウォーターフロント」という言葉は「水辺地帯」や「海岸通り」を意味するが、近年では新規に開発された臨海都市といったニュアンスで用いられることが多い。~
[[イラスト]]にも海に面した近代的なビル群が描かれていることから後者の意味であり、名前から「東京ウォーターフロント」がモチーフと思われる。~
東京ウォーターフロントに明確な定義は存在しないが、メディアにおいては汐留・天王洲・臨海副都心・葛西等東京湾沿いの再開発区域を指す場合が多い。~
『ゴジラ』にて品川が記念すべき[[ゴジラ>《怒炎壊獣ドゴラン》]]初上陸の地点となって以来、怪獣映画の怪獣が東京を襲撃する際は、東京湾よりこれらの地域を破壊しながら上陸するのが一種のセオリーとなっている。~

--2017年の世界大会に関連して放送された番組で「[[カード]]の[[イラスト]]にちなんだ観光名所に世界大会出場者を案内しおもてなしする」という企画が行われたのだが、この[[カード]]で示唆された場所は東京タワーではなく東京スカイツリーだった。

-怪獣映画において、都市や巨大建造物は破壊されることが常である。~
しかし、この[[カード]]は[[破壊]]されるどころか[[破壊]]に対して[[耐性]]を持っている上に、[[壊獣]]の[[効果]]を[[発動]]させるための[[壊獣カウンター]]を溜めて破壊に協力までしてしまっている。~
ただし、破壊こそされるものの都市としての壊滅にまで至る例は少なく、上記の通り過去に襲撃された都市が再び襲撃されるパターンは多い。~
このため単純な[[壊獣]]のサポートとしてよりも、[[壊獣カウンター]]により[[破壊]]されても[[壊滅>墓地へ送る]]せず[[フィールド]]に残り続け、[[壊獣]]の[[サーチ]]で何度も怪獣が[[現れる>特殊召喚]]様を意識しているのだろう。~

-元々は、[[TCG]]版[[Clash of Rebellions]]で追加された10種の海外新規[[カード]]の内の1枚である。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[壊獣]]

-[[壊獣カウンター]]

―《KYOUTOUウォーターフロント》が見られる[[カード]]
-[[《壊星壊獣ジズキエル》]]
-[[《怪粉壊獣ガダーラ》]]
-[[《怒炎壊獣ドゴラン》]]
-[[《粘糸壊獣クモグス》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【壊獣】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[EXTRA PACK 2016]] EP16-JP029

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

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