*《&ruby(ナンバーズ){No.};33 &ruby(オーパーツ){先史遺産};−&ruby(ちょうへいき){超兵器};マシュ=マック/Number 33: Chronomaly Machu Mech》 [#top]
 エクシーズ・効果モンスター
 ランク5/光属性/機械族/攻2400/守1500
 レベル5モンスター×2
 (1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
 元々の攻撃力と異なる攻撃力を持つ相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
 そのモンスターの攻撃力とその元々の攻撃力の差分のダメージを相手に与え、
 このカードの攻撃力はこの効果で与えたダメージの数値分アップする。

 [[RETURN OF THE DUELIST]]で登場した[[光属性]]・[[機械族]]の[[エクシーズモンスター]]。~
 [[相手]][[モンスター]]1体の[[攻撃力]]の変動分[[ダメージ]]を与え、さらにその数値分[[自己強化]]する[[起動効果]]を持つ。~

 やや重い[[ランク]]5でありながら、[[モンスター効果]]はかなり限定的。~
 大体の状況では、同じ[[ランク]]5の[[《No.61 ヴォルカザウルス》]]で[[除去]]しつつ[[効果ダメージ]]を与え、[[《迅雷の騎士ガイアドラグーン》]]につなげて[[攻撃]]した方が有効である。~
 ただ、[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃力]]が大きく変化している状況では容易に[[1ターンキル]]しうる爆発力を秘めた[[カード]]でもあるため、専用[[デッキ]]を組めば大きな活躍が期待できる。~
 特に[[《原始生命態ニビル》]]と相性が良く、[[攻撃力]]が8000以上の[[原始生命態トークン]]に[[効果]]を使用すれば、[[1ターンキル]]が可能となる。~

 [[攻撃力]]の変動は、[[元々の攻撃力]]から変化していればアップ・ダウンのどちらでも構わない。~
 基本的には[[攻撃力]]をダウンさせて[[戦闘ダメージ]]も増加させたほうが有効であり、できるだけ0に近い数値にできる[[カード]]がよいだろう。~
 [[《ミニマム・ガッツ》]]を[[攻撃力]]1900以上の[[モンスター]]に、または[[《魔界の足枷》]]を[[攻撃力]]2900以上の[[モンスター]]に使用し、この[[カード]]の[[効果]]と[[攻撃]]を決めると[[1ターンキル]]となる。~

 [[【ガガガ】]]では[[《ガガガガール》]]を使用して[[エクシーズ召喚]]する筆頭候補であり、[[元々の攻撃力]]が2800以上の[[モンスター]]に対してなら、[[バーン]]と[[攻撃]]で[[1ターンキル]]となる。~
 [[《ガガガマジシャン》]]の他、[[《ガガガシスター》]]の[[効果]]を使えば[[レベル]]5となり[[エクシーズ召喚]]可能。~
 [[《ガガガシスター》]]の場合は[[《ガガガリベンジ》]]を[[サーチ]]できるため、[[蘇生]]から繋ぐこともできる。~

 [[【先史遺産】]]では単体でも活用できる[[《No.36 先史遺産−超機関フォーク=ヒューク》]]や[[《ゴルゴニック・ガーディアン》]]が採用できるため、状況に合わせて[[1ターンキル]]を狙える。~

 特定の[[モンスター]]を[[相手]]にした場合、無類の強さを誇る。~
 [[《力の代行者 マーズ》]]や[[《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》]]等の自身の[[効果]]で[[攻撃力]]を増加させる[[モンスター]]にとっては天敵である。~
 [[《冥府の使者ゴーズ》]]によって[[特殊召喚]]される[[冥府の使者カイエントークン]]や[[《トラゴエディア》]]のような[[モンスター]]にも[[刺さる]]。~

 これらの[[攻撃力]]の上昇幅が大きい[[モンスター]]を[[《転晶のコーディネラル》]]で[[送りつけ]]、この[[カード]]の[[対象]]にするのも有効。~
 中でも[[《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》]]や[[《アーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》]]を[[送りつけ]]られれば高確率で[[1ターンキル]]となる。~
 [[《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》]]は[[トークン]]を([[リンク]]1を経由する形で)[[《転晶のコーディネラル》]]の[[リンク素材]]にでき、[[《アーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》]]は[[《レイダーズ・ナイト》]]を利用すれば[[レベル]]4[[闇属性]]2体から[[エクシーズ召喚]]できる手軽さが魅力。~
 これらを展開した上で[[ランク]]5であるこの[[カード]]を出さなければならないため構築難度は高いが、そのリターンの大きさから[[【メガリス】]]の様に大会で結果を残す例も見られる。~

-[[《聖騎士の追想 イゾルデ》]]を[[リンク召喚]]できれば、上述の[[《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》]]を[[《転晶のコーディネラル》]]で[[送りつけ]]る[[先攻]][[1ターンキル]]が可能。~
-上述の[[《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》]]を[[《転晶のコーディネラル》]]で[[送りつけ]]る[[先攻]][[1ターンキル]]の例。~
--条件:[[手札]]に[[《超重神童ワカ−U4》]]~
>
+[[《超重神童ワカ−U4》]]を[[ペンデュラムゾーン]]に[[発動]]、[[ペンデュラム効果]]で[[《超重僧兵ビッグベン−K》]]を[[ペンデュラムゾーン]]に[[置き>置く]]自身を[[特殊召喚]]。~
+[[《超重僧兵ビッグベン−K》]]の[[効果]]で[[《超重武者装留ガイア・ブースター》]]を[[サーチ]]、[[《超重神童ワカ−U4》]]に[[装備]]し[[特殊召喚]]。~
+[[《超重神童ワカ−U4》]]と[[《超重武者装留ガイア・ブースター》]]で[[《シトリスの蟲惑魔》]]を[[エクシーズ召喚]]、[[効果]]で[[《トリオンの蟲惑魔》]]を[[サーチ]]。~
+[[《シトリスの蟲惑魔》]]で[[《セラの蟲惑魔》]]を[[リンク召喚]]。~
+[[《トリオンの蟲惑魔》]]を[[召喚]]し[[ホール]]・[[落とし穴]][[通常罠]]を[[サーチ]]、[[《セラの蟲惑魔》]]で[[《ホールティアの蟲惑魔》]]を[[デッキ]]から[[セット]]。~
+[[手札]]の[[ホール]]・[[落とし穴]][[通常罠]]を[[捨てて>捨てる]][[《ホールティアの蟲惑魔》]]を[[発動]]し[[特殊召喚]]、[[《セラの蟲惑魔》]]で[[蟲惑魔]][[モンスター]]を[[リクルート]]。~
+[[《セラの蟲惑魔》]]と[[《ホールティアの蟲惑魔》]]で[[《アロマセラフィ−ジャスミン》]]を[[リンク召喚]]。~
+[[《トリオンの蟲惑魔》]]と[[蟲惑魔]][[モンスター]]で[[《御影志士》]]を[[《アロマセラフィ−ジャスミン》]]の[[リンク先]]に[[エクシーズ召喚]]、[[効果]]で[[《ブロックドラゴン》]]を[[サーチ]]。~
+[[《アロマセラフィ−ジャスミン》]]で[[《御影志士》]]を[[リリース]]し[[《グローアップ・バルブ》]]を[[リクルート]]。~
+[[墓地]]の[[《超重武者装留ガイア・ブースター》]]・[[《シトリスの蟲惑魔》]]・[[《セラの蟲惑魔》]]を[[除外]]して[[《ブロックドラゴン》]]を[[特殊召喚]]。~
+[[《グローアップ・バルブ》]]と[[《ブロックドラゴン》]]で[[《落消しのパズロミノ》]]を[[リンク召喚]]、[[《ブロックドラゴン》]]で[[《ギガンテス》]]・[[《岩の精霊 タイタン》]]を[[サーチ]]。~
+[[墓地]]の[[《グローアップ・バルブ》]]を[[《落消しのパズロミノ》]]の[[リンク先]]に[[自己再生]]、[[《落消しのパズロミノ》]]で[[レベル]]を8にする。~
+[[墓地]]の[[《トリオンの蟲惑魔》]]・[[蟲惑魔]][[モンスター]]・[[《御影志士》]]を[[除外]]して[[《ブロックドラゴン》]]を[[自己再生]]。~
+[[レベル]]8となった[[《グローアップ・バルブ》]]と[[《ブロックドラゴン》]]を[[墓地へ送り>墓地へ送る]][[《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》]]を[[特殊召喚]]。~
+[[墓地]]の[[《ブロックドラゴン》]]を[[除外]]して[[《ギガンテス》]]を[[特殊召喚]]。~
+[[《落消しのパズロミノ》]]と[[《ギガンテス》]]を[[墓地へ送り>墓地へ送る]][[デッキ]]から[[《憑依覚醒−デーモン・リーパー》]]を[[特殊召喚]]、[[効果]]で[[《グローアップ・バルブ》]]を[[蘇生]]。~
+[[墓地]]の[[《ギガンテス》]]を[[除外]]して[[《岩の精霊 タイタン》]]を[[特殊召喚]]、[[《グローアップ・バルブ》]]と[[《岩の精霊 タイタン》]]で[[レベル]]5[[シンクロモンスター]]を[[シンクロ召喚]]。~
+[[レベル]]5[[シンクロモンスター]]と[[《憑依覚醒−デーモン・リーパー》]]で《No.33 先史遺産−超兵器マシュ=マック》を[[エクシーズ召喚]]。~
<
--条件:[[《聖騎士の追想 イゾルデ》]]の[[リンク召喚]]~
>
+[[《聖騎士の追想 イゾルデ》]]の[[効果]]で[[通常モンスター]]の[[イグナイト]]を[[サーチ]]し、[[《『焔聖剣−デュランダル』》]]を[[コスト]]に[[《焔聖騎士−リナルド》]]を[[リクルート]]。~
+[[《焔聖騎士−リナルド》]]の[[効果]]で[[《『焔聖剣−デュランダル』》]]を[[サルベージ]]し[[発動]]、[[《竜剣士イグニスP》]]を[[サーチ]]。~
+[[通常モンスター]]の[[イグナイト]]と[[《竜剣士イグニスP》]]を[[ペンデュラムゾーン]]に[[発動]]、[[通常モンスター]]の[[イグナイト]]の[[効果]]で[[《焔聖騎士−テュルパン》]]を[[サーチ]]。~
+[[破壊された]][[《竜剣士イグニスP》]]の[[効果]]で[[《竜剣士マジェスティP》]]を[[チューナー]]扱いで[[リクルート]]、[[《天空の虹彩》]]を[[サーチ]]し[[手札]]の[[《焔聖騎士−テュルパン》]]を[[捨てる]]。~
+[[《焔聖騎士−リナルド》]]と[[チューナー]]扱いの[[《竜剣士マジェスティP》]]で[[《源竜星−ボウテンコウ》]]を[[シンクロ召喚]]、[[《魔竜星−トウテツ》]]を[[サーチ]]。~
+[[《源竜星−ボウテンコウ》]]で[[デッキ]]から[[《光竜星−リフン》]]を[[墓地へ送る]]。~
+[[《聖騎士の追想 イゾルデ》]]と[[《源竜星−ボウテンコウ》]]で左下・下・右下に[[リンクマーカー]]を持つ[[リンク]]3[[リンクモンスター]]を[[リンク召喚]]、[[《秘竜星−セフィラシウゴ》]]を[[リクルート]]。~
+[[《天空の虹彩》]]を[[発動]]し、[[《秘竜星−セフィラシウゴ》]]を[[破壊]]し[[ペンデュラムスケール]]3以下の[[オッドアイズ]][[ペンデュラムモンスター]]を[[サーチ]]、[[《秘竜星−セフィラシウゴ》]]で[[《セフィラの神託》]]を[[サーチ]]。~
+[[《セフィラの神託》]]を[[発動]]し[[《智天の神星龍》]]を[[サーチ]]、[[ペンデュラムゾーン]]に[[発動]]し[[《炎獣の影霊衣−セフィラエグザ》]]を[[エクストラデッキ]]に[[加え>加える]][[ペンデュラムスケール]]を7にする。~
+[[オッドアイズ]][[ペンデュラムモンスター]]を[[ペンデュラムゾーン]]に[[発動]]、[[エクストラデッキ]]から[[《竜剣士イグニスP》]]・[[《竜剣士マジェスティP》]]・[[《炎獣の影霊衣−セフィラエグザ》]]、[[手札]]から[[《魔竜星−トウテツ》]]を[[ペンデュラム召喚]]。~
+[[墓地]]の[[《焔聖騎士−テュルパン》]]を[[《竜剣士イグニスP》]]に[[装備]]し[[チューナー]]扱いとし、[[《竜剣士マジェスティP》]]と共に[[《アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン》]]を[[シンクロ召喚]]、[[《光竜星−リフン》]]を[[蘇生]]。~
+[[《アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン》]]と[[《光竜星−リフン》]]で[[《パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン》]]を[[シンクロ召喚]]、[[デッキ]]から[[《『焔聖剣−ジョワユーズ』》]]を[[装備]]。~
+[[墓地]]の[[《焔聖騎士−テュルパン》]]を[[自己再生]]、[[《『焔聖剣−ジョワユーズ』》]]で[[《焔聖騎士−リナルド》]]を[[サルベージ]]し[[チューナー]]扱いで[[特殊召喚]]。~
+[[チューナー]]扱いの[[《焔聖騎士−リナルド》]]と[[《焔聖騎士−テュルパン》]]で[[《アクセル・シンクロン》]]を[[シンクロ召喚]]。~
+[[《アクセル・シンクロン》]]で[[デッキ]]から[[レベル]]4の[[シンクロン]]を[[墓地へ送り>墓地へ送る]][[レベル]]を9にする。~
+[[レベル]]9となった[[《アクセル・シンクロン》]]と[[《パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン》]]を[[墓地へ送り>墓地へ送る]][[《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》]]を[[特殊召喚]]。~
+[[《炎獣の影霊衣−セフィラエグザ》]]と[[《魔竜星−トウテツ》]]で《No.33 先史遺産−超兵器マシュ=マック》を[[エクシーズ召喚]]。~
<
-~
いずれも最終盤面が[[エクストラモンスターゾーン]]に[[リンクモンスター]]、[[メインモンスターゾーン]]に[[《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》]]・《No.33 先史遺産−超兵器マシュ=マック》という形になる。~
ここから以下のように展開する。~
>
+[[《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》]]で[[お互い]]の[[フィールド]]に[[邪眼神トークン]]を3体ずつ[[特殊召喚]]。~
+[[邪眼神トークン]]1体で[[《リンク・スパイダー》]]を[[リンク召喚]]、[[リンク]]3[[リンクモンスター]]と[[《リンク・スパイダー》]]で[[《転晶のコーディネラル》]]を[[リンク召喚]]。~
+[[邪眼神トークン]]1体で[[《リンク・スパイダー》]]を[[リンク召喚]]、[[エクストラモンスターゾーン]]の[[リンクモンスター]]と[[《リンク・スパイダー》]]で[[《転晶のコーディネラル》]]を[[リンク召喚]]。~
+[[《転晶のコーディネラル》]]で[[相手]]の[[邪眼神トークン]]と[[《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》]]を[[コントロール交換]]。~
+[[《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》]]の[[攻撃力]]が8000([[《転晶のコーディネラル》]]・《No.33 先史遺産−超兵器マシュ=マック》・[[《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》]]・[[邪眼神トークン]]5体)なので[[1ターンキル]]が成立する。~
<

-[[効果ダメージ]]の数値分だけ[[攻撃力]]が上昇するため、[[効果ダメージ]]を与えることができなかった場合は[[攻撃力]]も上昇しない。~

//-[[効果]]の[[対象]]は「[[相手]][[フィールド]]上に[[表側表示]]で存在する[[モンスター]]」となっており、[[攻撃力]]が変動しているかどうかは明記されていない。~
//しかし、[[空撃ち]]となってしまうため、[[攻撃力]]が変化していない[[モンスター]]は[[対象]]にできない。~

-[[《勝利の方程式》]]が使える[[環境]]では、この[[カード]]を容易に[[特殊召喚]]可能。~
それ自体は他の[[No.]]も同様ではあるが、この[[カード]]の場合は[[特殊召喚]]の過程を省いた分の余裕で[[1ターンキル]]を狙いやすく、特に相性が良い。~
狙ってみても良いし、逆に狙われる事を考えて対策を取る事も必要となるだろう。~

-参照するのは「現在の[[攻撃力]]−[[元々の攻撃力]]」の絶対値である。~
[[《進化する人類》]]などにより、[[元々の攻撃力]]そのものを変化しただけの[[モンスター]]は[[効果]]の[[対象]]に選択できない。~

-[[イラスト]]では、下部の柱の前面に自身のナンバーである「33」が書かれている。~

-VJの[[《No.6 先史遺産アトランタル》]]の袋とじでは、この[[カード]]の収録パックが[[GAOV>GALACTIC OVERLORD]]と誤記されている。~

-公式サイトの「かーどビング通信」における[[【先史遺産】]]の[[デッキ]]レシピでは、[[キーカード]]として紹介されている。~
2タイプのレシピが挙げられているのだが、いずれも様々な防御[[カード]]で場を持たせながら、[[《ミニマム・ガッツ》]]や[[《魔界の足枷》]]で[[相手]][[モンスター]]を[[弱体化]]させ、この[[カード]]の[[モンスター効果]]で勝負を決める事を目的としている。~
//公式サイト: ttp://www.yugioh-card.com/japan/topics/?20120613

-空中に浮かぶ巨大な建造物、という点は「マチュ=ピチュ」をモチーフにしているものと思われる。~
インカ文明が残した「空中都市」と呼ばれる遺跡で、山裾から確認できない高所に建造されたことからこの名前で称されている。~

--下記の[[攻撃]]名にある「ヴリル(Vril)」とは、[[アトランティス>《伝説の都 アトランティス》]]を霊視したと主張する英国の神秘家ウィリアム・スコット・エリオットが、自身の著作の中で[[オリハルコン>《オレイカルコス・シュノロス》]]製戦闘用飛行船の動力源としたエネルギーである。~
建造物であり[[岩石族]]にも見えるが、[[機械族]]になっているのはそのためだろう。~

-[[英語名]]からは「超兵器」の部分が丸々抜け落ちている。~

-原作・アニメにおいて―~
//複数回召喚モンスターの前例にならって初回と印象的な使用のみにまとめます。
アニメZEXALシリーズにて&ruby(スリー){III};が主力として使用する[[ナンバーズ>No.]]。~
「遊馬&カイトvsIII&&ruby(フォー){IV};」戦で初登場。~
[[《先史遺産モアイ》]]と自身の[[効果]]で[[レベル]]を上げた[[《先史遺産ゴールデン・シャトル》]]を[[エクシーズ素材]]として[[エクシーズ召喚]]される。~
[[永続罠]]《&ruby(ストーンヘンジ・シールド){環状列石の結界};》による[[《銀河眼の光子竜》]]の[[弱体化]]と[[《先史遺産−ピラミッド・アイ・タブレット》]]による自身の[[強化]]を[[トリガー]]に[[効果]]を[[発動]]し[[バーン]]を行った。~
その後も[[《ナンバーズ・ウォール》]]で守られ残り続けていたが、最終的に[[《超銀河眼の光子龍》]]に[[戦闘破壊]]された。~
「遊馬vsIII」戦でも使用され、[[デュエル]]終了後、[[《No.6 先史遺産アトランタル》]]と共にアストラルに回収された。~
ZEXAL&ruby(セカンド){II};では、アストラルから[[No.]]を引き継いだ遊馬が[[《No.6 先史遺産アトランタル》]]と共にIIIに手渡し、「遊馬&IIIvs蝉丸」戦にて使用した。~
[[攻撃]]名は「ヴリルの火」、[[効果]]名は「インフィニティ・キャノン」。~

--アニメでは、[[フィールド]]上の[[モンスター]]の[[攻撃力]]が変化した時、その数値だけ[[相手]]に[[ダメージ]]を与える[[効果]]だった。~
//モンスターアカデミー第14回より
[[自分]]の[[モンスター]]も[[トリガー]]にできる点、変化した際に即座に[[発動]]できる点、回数制限がない点では[[OCG]]より優る。~
だが、永続的な変化に後出しでも対応できる点や、[[攻撃力]]が上がる[[効果]]が付与されたことを考えれば、全体的に強化されたといえよう。~

--[[《ファントム・オブ・カオス》]]などの[[元々の攻撃力]]が0扱い[[モンスター]]と合わせると即座に4000以上の[[効果ダメージ]]を与えられるので、この変更はやむを得ないとも言える。~

--[[効果]]を[[発動]]した際には壁面から無数の大砲が現れ、[[相手]]に対して一斉掃射し[[ダメージ]]を与える。~
また、[[攻撃]]時には天に向かって光線を放ち、そこから発生した巨大な火球を[[相手]]にぶつける。~
「遊馬vsIII」戦ではこの「ヴリルの火」の他に、塔の先端から発した青い光線での[[攻撃]]も行っていた。~

--主要キャラが使用する[[No.]]では初めて、変形前の姿が登場していない。~

--アストラルがこの[[カード]]と[[《No.6 先史遺産アトランタル》]]から得た記憶は、「人間界に関する様々な知識の記憶」だった。~

--作中でトロンの息子達が使用した[[No.]]の中で、この[[カード]]のみ[[カオス化>CNo.]]していない。~

--アニメ5D'sの「遊星vsアンチノミー」戦にて、遊星が類似[[効果]]を持つ[[下級モンスター]]《バランス・シューター》を使用している。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[No.]]
-[[先史遺産]]
-[[オーパーツ]]

-[[《CNo.103 神葬零嬢ラグナ・インフィニティ》]]

-[[《ブラックフェザー・ドラゴン》]]

―《No.33 先史遺産−超兵器マシュ=マック》の姿が見られる[[カード]]

-[[《No.6 先史遺産アトランタル》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【先史遺産】]]
-[[【ガガガ】]]
-[[【メガリス】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[RETURN OF THE DUELIST]] REDU-JP043 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]]};
-[[コレクターズパック−ZEXAL編−]] CPZ1-JP020 &size(10){[[Rare]]};
-[[No. COMPLETE FILE −PIECE OF MEMORIES−]] NCF1-JP033 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#faq]
Q:[[効果処理時]]に[[相手]][[モンスター]]が[[フィールド]]上に[[表側表示]]で存在しなくなった場合、どうなりますか?~
A:その場合、[[ダメージ]]を与えて[[攻撃力]]がアップする[[効果]]は[[適用]]されません。(12/04/19)

Q:[[ダメージ]]と数値アップは同時に行う扱いですか?~
A:はい、同時に行う扱いです。(12/04/14)

//Q:[[攻撃力]]の変化していない[[モンスター]]を[[対象]]に[[効果]]を[[発動]]できますか?~
//A:いいえ、できません。(12/04/23)

Q:自身の[[効果]]で[[攻撃力]]3000の[[《ワイトキング》]](変動した数値は[[元々の攻撃力]]扱い)を[[対象]]に[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:いいえ、[[発動]]自体ができません。(12/04/23)

Q:自身の[[効果]]で[[攻撃力]]3000の[[《ワイトキング》]]に[[《収縮》]]を[[発動]]し[[攻撃力]]を1500としました。~
  この場合、[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:いいえ、[[《収縮》]]の[[効果]]で半分になっている[[攻撃力]]も[[元々の攻撃力]]として扱いますので[[発動]]できません。(14/04/07)
//A:はい、[[発動]]でき1500の[[ダメージ]]と強化を行います。(12/04/23)

Q:自身の[[効果]]で[[攻撃力]]2400の[[《トラゴエディア》]](変動した数値は[[元々の攻撃力]]扱いではない)を[[対象]]に[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:はい、[[発動]]でき2400のダメージと強化を行います。(12/04/23)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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