*《&ruby(ナンバーズ){No.};34 &ruby(でんさんきじゅう){電算機獣};テラ・バイト/Number 34: Terror-Byte》 [#top]
 エクシーズ・効果モンスター
 ランク3/闇属性/機械族/攻   0/守2900
 レベル3モンスター×3
 (1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
 相手フィールドのレベル4以下の攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。
 そのモンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。

 [[GENERATION FORCE]]で登場した[[闇属性]]・[[機械族]]の[[エクシーズモンスター]]。~
 [[エクシーズ素材]]を取り除いて[[レベル]]4以下の[[攻撃表示]][[モンスター]]の[[コントロール奪取]]を行う[[起動効果]]を持つ。~

 [[エクシーズ素材]]に[[レベル]]3の[[モンスター]]を3体も必要としており、[[エクシーズ召喚]]するのはやや難しい。~
 [[《SRベイゴマックス》]]と[[《SRタケトンボーグ》]]を使えば[[召喚権]]を残しつつ[[レベル]]3を2体並べられる。~
 [[《魔界発現世行きデスガイド》]]と[[レベル]]3[[悪魔族]]を使うのも悪くない。~
 [[《ゴヨウ・ディフェンダー》]]を使って[[レベル]]3を3体揃えてもよく、[[自己再生]]する[[レベル]]1[[チューナー]]と[[《ドッペル・ウォリアー》]]を使う場合なら[[召喚権]]も温存できる。~
 [[《ミミミック》]]、[[《マジック・ストライカー》]]等の[[特殊召喚]]しやすい[[レベル]]3に[[《地獄の暴走召喚》]]を使うのも手。~
 それ以外では[[《クレーンクレーン》]]、[[《ギアギアーノ Mk−II》]]などの[[レベル]]3を展開できる[[カード]]を併用したい。~
 アニメ同様に[[《バグマンX》]]・[[《バグマンY》]]・[[《バグマンZ》]]を使うのも手か。~
 [[《オーバーレイ・リジェネレート》]]などがあるなら[[《ギアギガント X》]]に[[《パージ・レイ》]]を使う方が消費を抑えやすく、[[相手]][[ターン]]で[[守備力]]を活かして[[壁]]にもできる。~
 [[ランク]]2の[[闇属性]]に[[《RUM−幻影騎士団ラウンチ》]]を使うことでも重さを軽減できるだろう。~

 [[コントロール奪取]][[効果]]は[[表側攻撃表示]]かつ[[レベル]]4以下に限定され、かつ[[エンドフェイズ]]までである。~
 [[フィールド]]に残る[[モンスター]]は高[[レベル]][[モンスター]]や[[エクシーズモンスター]]・[[リンクモンスター]]であることが多く、この[[効果]]を[[発動]]できる機会は少ない。~
 [[フィールド]]に残る低[[レベル]][[モンスター]]は妨害[[効果]]を持つことが多いのでそもそもこの[[カード]]を[[エクシーズ召喚]]出来ない可能性もあり、そのような[[モンスター]]は[[守備表示]]で出されることが多いため[[コントロール奪取]]出来ない可能性が高い。~
 仮にこの[[効果]]を[[発動]]できたとしても、[[下級モンスター]]を奪った程度ではあまり[[相手]]に被害が出ない場合が多い。~
 奪った[[モンスター]]を[[リンク素材]]などに活用するにしても、そもそも[[エクシーズ素材]]となる3体を使う方が[[モンスター]]数も多くなる。~
 一応[[E・HERO]]や[[シャドール]]、[[召喚獣]]を入れておけば大抵の[[モンスター]]は[[融合素材]]にできるが、併用は難しい。~
 [[《エコール・ド・ゾーン》]]を使えば[[攻撃力]]の高い[[レベル]]1の[[マスクトークン]]が[[相手]][[フィールド]]に残る可能性はあり、[[コントロール奪取]]する価値はあるか。

 総じて正規手順では出しにくい上に[[効果]]も使いづらく、自身の戦闘能力もないことも相まって、[[ランク]]3の中でも非常に扱いづらい[[モンスター]]である。~
 一応、[[捕食カウンター]]を併用すれば高[[レベル]][[モンスター]]も奪えるが、[[下級モンスター]]の[[《捕食植物プテロペンテス》]]や[[《憑依するブラッド・ソウル》]]でも同じことができる。~
 他の[[ランク]]3を差し置いてまで採用する価値はまずないだろう。~
 上述の[[《ゴヨウ・ディフェンダー》]]を使う場合は必然的に低[[レベル]][[モンスター]]や[[チューナー]]を採用するため、低[[レベル]]の[[特殊召喚]]サポートで奪った[[モンスター]]で更なる[[シンクロ召喚]]に繋げられ、扱い辛さは改善できる。~

-「電算機」とはコンピューターの日本語表記である「電子計算機」の略称である。~
「バイト(Byte)」は、コンピュータにおける情報量の単位で、[[カード名]]の「テラバイト(Terabyte)」は約一兆バイトを表す。~
また、[[英語名]]を見る限り恐怖を意味する「Terror」ともかけているようだ。~

-[[イラスト]]では、右端のプレートに自身のナンバーである「34」が書かれている。~
//「算数」との語呂合わせか、もしくは後述のアニメZEXALで第3話〜第4話にかけて登場、活躍したことが影響しているのだろうか。~
//議論によりコメントアウト
//解禁により他の要素も加えたうえで復帰
//議論板に出さないとダメ
他の[[No.]]とは「3」の字体が異なっている。~

-[[GENERATION FORCE]]の発売が2011年4月16日、[[Vジャンプ2011年6月号>書籍付属カード#VJ2011]]の発売が2011年4月21日と、たったの5日で再録されてしまった[[カード]]。~
当然[[OCG]]では再録の最短記録となり、同じような立場で登場した[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]に二週間以上の差をつけた。~
ちなみに[[GENERATION FORCE]]収録のこの[[カード]]は[[守備表示]]状態の[[イラスト]]、[[Vジャンプ2011年6月号>書籍付属カード#VJ2011]]付属のこの[[カード]]は[[攻撃表示]]状態の[[イラスト]]違いになっている。~

--[[遊戯王ゼアルOCG>遊戯王ゼアル オフィシャルカードゲーム]]期間中に新規[[カード]]として登場した[[カード]]の中で、[[イラスト]]違い[[カード]]を有するのはこの[[カード]]だけである。~
また、放送終了後も含めても、10周年となった2021年現在、アニメZEXAL出身で[[イラスト]]違いが存在するものは、この[[カード]]以外には主人公エースの[[《No.39 希望皇ホープ》]]のみであり、謎の待遇である。

--[[ANIMATION CHRONICLE 2021]]で再録[[カード]]に抜擢されている。~
近い時期の[[No. COMPLETE FILE −PIECE OF MEMORIES−]]でも再録されているのだが、そちらとこちらでは異なる[[イラスト]]となっている。~
//上述の通り[[No.]]では珍しい2種[[イラスト]]持ちであり、両方の[[イラスト]]を同時期に再登場させるために再録されたのだと思われる。
---[[No. COMPLETE FILE −PIECE OF MEMORIES−]]の仕様に合わせて[[ウルトラレア>Ultra]]仕様となっているが、封入は[[ノーマルレア>N-Rare]]の枠で行われていると言う、特殊な[[レアリティ]]での収録となる。

-原作・アニメにおいて―~
アニメZEXALの「遊馬vs右京」戦において右京が使用。~
[[《バグマンX》]]・[[《バグマンY》]]・[[《バグマンZ》]]を[[エクシーズ素材]]として[[エクシーズ召喚]]される。~
[[効果]]によって[[《ゴゴゴゴーレム》]](2回)と[[《アチャチャアーチャー》]]を[[コントロール奪取]]した。~
また、それに[[《ウィルスメール》]]と[[《クラッキング》]]を組み合わせ、[[コントロール奪取]]した[[モンスター]]を[[相手]]に返さず[[ダメージ]]を与える「テラバイトコンボ」で遊馬を窮地に追い込んだ。~
さらに[[通常罠]]《バグ・スイッチ》によって[[攻撃表示]]になり[[《スーパーバグマン》]]の[[効果]]で[[攻撃力]]と[[守備力]]を反転する。~
しかし、[[《スーパーバグマン》]]を[[破壊]]され[[攻撃力]]が0になったところを[[《No.17 リバイス・ドラゴン》]]に[[戦闘破壊]]された。~
[[デュエル]]終了後はアストラルに回収され、遊馬の[[エクストラデッキ]]に加わった。~
WDC決勝の「遊馬vsトロン」戦では遊馬が使用。~
[[フィールド魔法]]《スフィア・フィールド》の[[効果]]により[[《フルエルフ》]]と[[《タスケルトン》]]を[[エクシーズ素材]]として[[守備表示]]で[[エクシーズ召喚]]された。~
次の遊馬の[[ターン]]に[[通常魔法]]《セブンストア》の[[効果]]で[[リリース]]された。~
アニメZEXAL&ruby(セカンド){II};の「遊馬vs片桐大介」戦でも遊馬が使用し、[[《ライライダー》]]・[[《ズババナイト》]]・[[《ミミミック》]]を[[エクシーズ素材]]として[[先攻]]1[[ターン]]目に[[エクシーズ召喚]]された。~
しかし特に[[効果]]を使う機会もなく、[[《RUM−バリアンズ・フォース》]]の[[効果]]で[[《CX 熱血指導神アルティメットレーナー》]]に[[エクシーズ素材]]を全て奪われ[[戦闘破壊]]された。~
アニメの[[No.]]ではそこそこ出番はある方だが、最初以外は[[効果]]を活かせたことはなく、[[壁]]や[[コスト]]要員にされるだけとかなり不遇な扱いである。~
--「遊馬vs片桐大介」戦では、遊馬は大介のデッキが[[【ベン・ケイ1キル】]]であることを昼間の授業で知っていたため、[[No.]]共通の[[戦闘破壊]][[耐性]]と[[コントロール奪取]]で対抗するためにこの[[モンスター]]をチョイスしたと思われる。~
--「遊馬vs片桐大介」戦では、遊馬は大介の[[デッキ]]が[[【ベン・ケイ1キル】]]であることを昼間の授業で知っていたため、[[No.]]共通の[[戦闘破壊]][[耐性]]と[[コントロール奪取]]で対抗するためにこの[[モンスター]]をチョイスしたと思われる。~

--[[効果]]名は「バグ・ウィルス」。~
なお、この[[効果]]名はアニメ本編では公開されず、アニメ公式サイトの[[モンスター・エクシーズ>エクシーズモンスター]]図鑑で明かされた。~

--アニメ[[効果]]は[[No.]]共通の[[戦闘破壊]][[耐性]][[効果]]に加えて[[対象]]を取らないものだったため、[[OCG]]化に際して弱体化されている。~

--次回予告では[[レベル]]3・[[守備力]]2800となっていたが、本放送時には修正された。~

--アストラルが得たこの[[カード]]の記憶の内容は「アストラルはアストラル世界からやって来た」というものだった。~

--[[エクシーズ召喚]]時はブロックキューブのような姿で出現し、そこから展開される事で[[イラスト]]の姿となった。~

--漫画ZEXALの21話では、この[[カード]]と同じ数字が[[No.]]の説明で登場している。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[No.]]

-[[《大邪神 レシェフ》]]

//―《No.34 電算機獣テラ・バイト》 の姿が見られる[[カード]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[GENERATION FORCE]] GENF-JP041 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]]};
-[[Vジャンプ(2011年6月号) 付属カード>書籍付属カード#VJ2011]] VJMP-JP060 &size(10){[[Ultra]]};
-[[No. COMPLETE FILE −PIECE OF MEMORIES−]] NCF1-JP034 &size(10){[[Ultra]]};
-[[ANIMATION CHRONICLE 2021]] AC01-JP049 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#faq]
Q:[[コントロール]]が[[相手]]に戻る際に[[チェーンブロック]]が作られますか?~
A:いいえ、作られません。(11/04/17)

Q:[[効果処理時]]に[[対象]]に選択した[[相手]][[モンスター]]が[[裏側表示]]になった場合でも、[[コントロール]]を移す[[効果]]は[[適用]]されますか?~
A:はい、[[適用]]され、その[[モンスター]]の[[コントロール]]は[[エンドフェイズ]]時に戻ります。(11/04/17)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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